theHunter:Call of the Wild記事。個別の狩りについて。
目次
カナダガン
ヒルシュフェルデンとユーコンバレーでカナダガン狩りをして得た知見まとめ。
2024年12月更新。鳥関連の見直しアップデートがあり、狩猟感がかなり変わった。結果として鴨系統との狩猟感がかなり近くなったため、この記事は鴨狩りにも適用できる。
装備
呼び笛
呼ぶと近くに降りてきてくれるので必須。
クラス1用武器
私のメインはカチャトーラ。次弾準備高速化と反動抑制レベル3のパークを持ってるとぽんぽん撃てる。
マップDLCについてきたクルマン(クラス1対応ライフル)も適宜使用。後述する70m以上でも威力が安定しているのはありがたい。ボルトアクションのため連射はやや遅い。
弓枠としては威力の高い(らしい)トラディショナルアローを撃てるアレクサンダーロングボウを使用している。照準の癖は強いが、20~40m程度なら大体狙った位置に飛ばせるので問題にはならない。(狙った位置へ放ったにも関わらず臓器に届かず悲しくなることはある。)
三脚(DLC)
狩猟圧を下げる効果が便利。また、物理的なY軸ずらし、そして視認性の抑制で飛び立たれるまでの時間も長くなる。(多分)
これが無くてもしゃがんでいればちゃんと降りてきてくれるが、2羽取り3羽取りすると狩猟圧が高くなるので注意。(3羽取りしたときの狩猟圧は三脚なしと比べ1/5程度になる)
携帯ブラインド(DLC)
初稿時に三脚を持っていなかったため、その頃に使っていた。狩猟圧低下が主な使用目的。
射点が低く地形や障害物に邪魔されやすいこと、上空を確認しにくいことなど、鳥撃ちには向いてない点が多い。
2024年冬アップデートによる降下行動の変更以降に使用してないが、デコイによる降下地点指定があればむしろ使用しやすくなったのではないかと予想する。
デコイ(DLC)
必須ではないが便利。カナダガン用DLCか、レボントゥリ海岸のマップDLCを購入すると追加される。(私は後者の購入)
使用感としては常に笛を吹いた状態になる。さらに笛を併用することで、ある程度狩猟圧が高まった状態でも群れを呼んで来ることができる。
2024年冬アップデートにより降下地点の指定ができるようになったため、有用性が増した。これにより撃ちやすい距離の地面に対象を降ろすことができる。
デコイの欠点としては、狩り場が固定されてしまうという点が挙げられる。携帯狩猟用構造物を持ち運ぶことで行っていた狩猟圧分散はできないので、狩猟圧がある程度高まったら別所の狩りに移行することになる。狩猟圧の仕様上、重ならない狩り場を3箇所用意すれば無限ループできる計算になる。
なお、デコイは常時有効なため、1ターン撃ち終わって獲物を回収している間にも群れが飛んで来ることがある。(デコイによって)獲物は見える地点に固まっているはずなので、後でまとめて回収しよう。
ラブラドールレトリバー
クラス1の獲物をプレイヤーの側まで持ってきてくれる狩猟犬。大きな鳥を必死に持ってきてくれる姿はとてもかわいい。
正直な話、平常時の回収にはさほど役に立たない。しかしながら、逃げる対象を対空射撃したときには結構役に立つ。
使い方としては、近距離の獲物を回収し終えたあと、自身も回収に向かいながら獲物の居るであろうおおよその方向へ回収指示を出す。すると探索範囲内であれば正確に獲物へ向かい回収に掛かる時間を短縮できる。
ただしこれはレベル最大で探索範囲やスタミナが揃ってできる芸当ではあると思う。なのでそれまでの間は見えている獲物も回収させて訓練をすれば良い。幸い、カナダガンは狩りやすくお金の面のメリットも大きいので、この訓練には適していると言える。(犬アップデートが来る前に特に意味も無く3頭のレトリバーをレベルMAXにした私からのアドバイスだ)
場所
利用したことがある場所を列挙。ヒルシュの並び順は北から。笛への反応が悪くなったら別のところへ移動する。
ヒルシュフェルデン
- メラーウォルド西部アウトポスト
- 無名の麦わら畑
- アウトポストすぐそばに畑がある
- 付近の川はダマジカ・アカシカの水場
- メラーウォルド・アウトポスト
- ペータースハイン・アウトポスト
- 無名のトウモロコシ畑(アウトポスト北)
- 傾斜も強く標的も視認しづらい
- 付近の湖はダマジカ・アカシカほかの水場
- シェーンフェルト・アウトポスト
- 「シェーンフェルトの麦わら畑」
- アウトポストからやや遠い
- シェーンフェルト東部アウトポスト
ユーコンバレー
狩猟手順
適当な平地を選びデコイを設置する。その付近に対して撃ちやすい位置に三脚を設置する。セッティングは以上。
そして三脚に上って笛を継続的に吹くと獲物はデコイ付近に着陸してくれる。
狩るタイミングは自身の持つ武器やパークに合わせて適宜調整する。連射による2羽取り3羽取り目指し、後述の弓使用による多群対応等、やり方は色々ある。
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旧方式 - クリック展開 |
旧方式
まず、携帯ブラインドを置き、呼び笛を吹く。カナダガンの群れが現れたらブラインドに入りもう一度笛。あとは降りてくるまで適当に笛を吹く。少なくとも30秒に1回は吹いておくこと。
降りてきたら適当に撃つ。ただし、少なくとも2羽、できれば3羽取りたいため、1羽だけ降りてきたときに撃つかどうかははトロフィースコア等をみて判断する。慣れてなかったり、装備やパークが不十分なうちは2羽を目標にしてもいいかもしれない。ちなみにカバーシャムでもリロードを挟んで3羽取りできるときがある。
狩猟圧分散のため、狩ったらブラインドを回収して次の畑へ移動する。
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降下地点
かつてはプレイヤー風下のあいまいな範囲に降りる仕様だったが、これは風下から着陸アプローチするという仕様に変更された。
そして呼び笛を吹けば基本的にプレイヤーに向かって突撃してくるような軌道で飛んでくる。この軌道によりプレイヤーに近づきやすく、警戒によりそのまま去って行くことも少なくない。一方、デコイを設置している場合はその付近へ向かって風下からアプローチして着地する。
執筆時点で非デコイに関する検証はあまり行っていないが、方向が分かっているため、そのアプローチに対してショットガンを放てば良い結果が得られると思う。
かつては近くのニードゾーンに吸われてそちらへ集合してしまうこともあったが、これが変更されているかどうかは未検証。
ショットガンの射程
ショットガン(12Gバードショット)は距離による威力減衰が大きい。スペック射程の25mに対し、50mだと半分以下の威力になる。これは(以前のバージョンで)リザルト画面で表示されるヒット数(クイックキル100%時)による推定。80m以上になるとさらに威力が落ち、散弾の拡散も相まって長距離飛ばれることになりがち。(ちなみに105m程度で弾が消失する)
かつては降下地点が70mを超えることも珍しくなかったが、2024冬アップデートによりその心配はなくなったと言える。プレイヤーに突っ込んでくるか、プレイヤーのすぐそばに降り立つか、決められたデコイの位置で撃つことになるからである。
もちろん、後述の対空射撃を行う際はショットガンの射程に注意する必要がある。遠方で弾が数個当たった程度だと長距離を追跡するはめになり、また鳥特有の現象で血痕が消えて追跡できなくなる場合すらある。結果、時間を浪費したり連続狩猟ボーナスが途切れたりと、ろくなことがない。
対空射撃
上記のように飛んでいる個体を撃つのは非推奨だが、撃ち落とすのはとても楽しいので、その手法について説明する。
まず、動いている標的に対しては(弾速のあるライフルでさえ)偏差射撃を行わないとちゃんと当たらない。ショットガンを使う場合、弾が遅いためさらに大きめの偏差射撃が必要となる。カナダガンの場合、もちろん距離や角度にも依るが、体長の2~3倍ぐらいの位置を撃つと上手く当たる。(ことが多い)
プレイヤーにお尻を向けて飛んでいるときは偏差射撃が少なくて良いため、比較的撃ち落としやすい。
ショットガンでカナダガン相手の対空射撃をすると距離減衰で追走距離が長くなりがちなため、クラス1対応ライフルの使用を推奨する。ことクルマンの場合、100m以内ならソフトポイント弾を当てるとその場で落ちる。ショットガンで中途半端になるよりかは精神的にも楽だし、なにより飛ぶ鳥を単発弾で落としたときの達成感がやみつきになる。
なお、クルマンを持っていなくても初期ライフルの無料弾で同様の楽しみ方ができる。もちろん狩猟基準は満たせないが、弾薬費を気にせず撃てるし、さらに遠距離でもかすりさえすれば落ちる。
偽物
双眼鏡で拡大したとき動きのfpsが低い(カクカク)している飛び方の群れは、背景扱いの偽物。ただし、これが現れるところは基本的に呼び笛が有効なので、狩り場の目安にはなる。しかしながらこの偽物が現れる範囲でも、特定の畑に関しては降りてこない印象が強い。単なる偶然や、私の行動の癖などからくるものかもしれないが、一応書いておく。
また、実体から偽物へと変わる瞬間も目撃したことがある。スコープで狙っていた獲物が急に向きを変えカクカクした飛び方になるのだ。ある程度狩猟圧が高まった場所で逃げる標的に対して何度も撃ち外したとき、この現象が発生したのを目撃した。したがって、これの条件は何らかの警戒度のようなものが上限値を超えることにあると予想している。
弓
限定的ではあるが、1羽だけ降りてきたときは弓で対処してもよい。上空にまだほかの群れがいて銃を撃つと逃げてしまう、といったケースへの対応択。もちろん1羽だけである必要はないが、ショットガンで2羽以上落とせるメリットを考えると、上空の群れを残すかどうかという部分が焦点となる。
クラス1対応の矢は威力の低さが問題だったが、いつだかのアップデートでそこは改善された。とりあえず当てておけばその場で仕留められる。
もっとも、クラス1は的が小さいこと、横風の影響を受けること、距離による上下補正が必要なことなど、基本的な難しさはある。そのため、弓の採用は自身の腕と運用思想に合わせて決めること。
収入
ゲーム内通貨の呼び方が分からない(Hの飾り文字)のでとりあえず通貨単位をHとする。(後に確認したところ公式には"Hunter Bucks"と呼ぶらしい)
カナダガンは比較的狩りやすい鳥にも関わらず種族ボーナスが50%であるため、序中盤のお金稼ぎとしては割と優秀な部類。
トロフィースコアと収入はおおよそ直線の関係にあり、統計結果から近似式を計算したところ、「y=50.3x+388」となった。(スコアx、収入y、なお決定係数0.997) これは即ち、スコア5で640H程度、スコア7で740H程度ということである。(連続狩猟100%かつクイックキル100%時かつ狩猟基準を満たすとき)
また、トロフィースコアの平均値は5.42であり、収入の平均値は661H程度であった。
ところで、連続狩猟ボーナスとクイックキルボーナスについても副産物的に調査できたため、こちらも記しておく。どちらに関しても0%だと(カナダガンの場合)120H程度減り、100%との間は直線的な関係を示す。ただし両方とも非100%の場合はそれらの合計ほど収入が落ちないので、別途数式があるのだと思う。
これを考えると、連続狩猟ボーナスが途切れて回復するまでの間(0%,20%,40%,60%,80%)で失うのは360Hほどであり、はっきり言って誤差みたいなものになる。したがって、連続狩猟ボーナスが途切れること自体にはさほど神経質にならなくていい。仮にもっと単価の高い生物であっても高々900H程度という計算になり、アカシカのメス1頭で十分なお釣りがくるぐらいである。
最終更新:2025年07月19日 01:49