コタツコントローラ



作った動機

冬場コタツを丁度いいくらいの強さに調整していると、寝起きで寒い朝や仕事から帰ってきた時にあったまるまで時間がかかります。かといって電源を入れる度に強さを最大にすると逆に暑すぎてしまうことも。そんな煩わしさを解消するために作りました。

回路図



ソース


仕様とか

温度センサLM35の電圧出力は1℃ = 10.0mVとなっています。このままではPICのAD変換で読めないのでOPアンプで5倍に増幅し、乗ったノイズをLPFで除去してからPICのAD変換で取り込んでいます。
コタツの電源は秋月のSSRキットを利用して電力制御をしています。
電力制御はサイクル方式で、5サイクルを1周期とし、6段階(全サイクルOFF、1サイクルon、2サイクルon・・・全サイクルON)となっています。サイクル制御方式を使うためには、交流のゼロクロス点(=電圧が0)をPICにて検出する必要があります。そこでフォトカプラの発光側を交流側に接続して、フォトカプラの出力をPICに接続することによってゼロクロス点を検出するようにしています。
PICのプログラムの主な機能は以下のようになっています。
  • 温度表示
  • 出力の割合表示
  • 設定温度変更
  • 設定温度に基づいたSSRの制御
設定温度に基づいたSSRの制御は比例制御のみを使っています。(本当ならIとかD入れてみようか考えていたところが、案外うまくいってしまったので入れてない)

今後に向けて

回路的にも、ソフト的にも温度センサのノイズをキャンセルしようとしても取りきれていないのでデジタルタイプの温度センサにしようかなと考えています。基板も起こしてキットとして頒布することも考えたり・・・

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最終更新:2013年03月25日 22:56