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エルピナス銀河系 - (2014/07/20 (日) 04:04:42) のソース
---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- リーヴァス・アヴィエラ銀河団に属している銀河系の一つ。 アトラス銀河系からは4600万光年離れた距離にあり、アトラス銀河系から来る場合、 数年以上、最低でも2年以上はかかる。 楕円銀河に円盤が食い込んだような奇妙な形状をしているのが特徴であり、 暗黒星雲の帯が存在している。 主に中心付近に超宙域が存在しており、 この影響を受けてザイオノイドとなった種族も多数存在する。 数多くの勢力が存在するが代表的な大型の勢力はクェンディアスを盟主とするアノール銀河共同体、 イルムイランを盟主とするイルメチック同盟、リオフォルスを盟主とするラスティカン連邦の3大勢力で それぞれ違った思想の元に展開しているが近年においては衝突した事はないようだ。 歴史の長い種族が多く、それぞれが協力し合い、支え合っている。 現在でこそ比較的平和な銀河系であるがかつては(それも数十万年以上昔になるが)領域を巡り、 それぞれの勢力間で戦争があった。 この戦争で独立したのがデュローズ公国であり、 平和な情勢になった現在でもイルメチック同盟やアノール銀河連合とは 距離をとって接するようである。 だが全体的な雰囲気で言えば明るく、開放的であり、情熱的な銀河系とも言われるほどである。 その為、暗く、静かなディオナ銀河系とは正反対と言われる事も多い。 他方、陰険な所はあまり見られないように見えるがある黒歴史を抱えている。 実はアナクゾーディ、ヴァルドゥーラに並ぶ凶悪な犯罪組織とも称されるルゴル・ドーヴァス発祥の 銀河という負の一面があるのである。 **星間連合 ***アノール銀河連合 エルピナス銀河系のトップを務める共同体。 盟主はクェンディアスで彼らの意向から伝統と様式美を重んじる保守派な 勢力となっている。 元々はクェンディアスの種族共同体であったようであり、 殆どの人員が同族で構成されていたようだが その統治が上手かったようであり、次第にクェンディアス以外の 傘下種族が増えていき、現在に至るようだ。 が、それまでには苦労があり、政治的誤解でドワムノーンと一触即発の状態となったり、 デュランシーの離反などが相次ぎ、そう簡単に上手くは行かなかったようである。 また、自由、開放的とは言われているがある理念が存在しており、 それに関しては非常に厳格である事で知られる。 この勢力のルールというのが『他の勢力の統治宙域を侵略しない、させない』と いうもので、一見シンプルに見えるものだが深いわけがある。 イルメチック同盟がラスティカン連合と繰り広げた銀河内内紛の際に 彼らは中立として静観に徹していたが両勢力の戦いは止まることを知らず、 周辺宙域を巻き込みながら事態は悪化していく一方であり、 とうとうアノール銀河共同体統治宙域をも巻き込んでの紛争となった。 この事態を重く見たクェンディアスは当時同組織でナンバー2であったイルムイランに介入を依頼した。 紛争は激しく、介入も困難を極めたがなんとか介入すると調停のため、 両勢力のトップの元へ訪れ、停戦協定を結ばせた。 そして同じ悲劇を繰り返さぬよう、あるルールを掲げた。 それが「他の勢力の統治宙域を侵略しない、させない」というものだった。 そしてイルムイラン自身がイルメチック同盟の盟主となる事で、彼らを正しい方向へ導いていくことを決めた。 この理念が年月を重ねるにつれ、やがてエルピナス銀河系の社会に浸透していったのである。 情熱的で自由を重んじると称される銀河系の裏にはこういった話がある事を忘れてはならないのだ。 ***イルメチック銀河同盟 エルピナス銀河系の三大勢力の内の一つ。 現在の盟主はイルムイランであり、文明主義の勢力。 統治領域はアノール銀河共同体に比べて小さいものの、 団結力では同等で仲間意識が非常に強いことで知られる。 三大勢力の中では最も新しい勢力であり、 数十万年程前に原型となる組織が完成している。 元々は開発者種族(具体的には未定)達の共同体であり、 当時は完成して間もなかった為、開拓欲にあふれた勢力であった。 宙域や星の開発も最初こそ自分たちの領域内で留めていたのだが次第に自分達の領域内では 飽き足らなくなり、とうとうラスティカン連邦の統治宙域にまで手を出すようになってしまった。 ラスティカン連邦も度々警告を出していたのだが彼らは聞く耳も持たなかった。 その時遂に悲劇は起こった。 ラスティカン連邦が侵略とみなし、開拓艦隊を撃沈するという強硬手段に出たのだ。 その上、これに激怒したイルメチック同盟が報復としてラスティカン連邦の 統治宙域へ進撃を開始したのである。 両勢力の争いは次第に激化し、その戦渦はやがてアノール銀河連合統治宙域まで 巻き込む事態となった。 事態を重く見たアノール銀河共同体の盟主であるクェンディアスは 調停の為当時の同組織ナンバー2であったイルムイランに介入を許可し、派遣した。 凄まじい激戦の為、介入は困難であったがなんとか介入すると 両勢力のトップに停戦協定を結ばせた。 そしてイルムイラン自らがイルメチック同盟の盟主となる事で正しい方向へ導いていく事となった。 ***ラスティカン連邦 アノール銀河連合、イルメチック同盟に並ぶ第三の勢力。 盟主格は四つの腕を持つ獣人型神族リオフォルス。 この共同体は他の共同体にはあまり見られない少し変わった一面がある。 それは自由を重んじており、なおかつ開放的な事だ。 この体制はエルピナス銀河系に少なからず影響を与えており、 エルピナス銀河系が明るく情熱的な銀河系と称されるのはこの組織無しでは語れない。 実はエルピナス銀河系の中で最も歴史が長い勢力であり、 かつてのエルピナス銀河系の中心はこの勢力であったようだ。 かつては非常にテリトリー意識が強い組織だったらしく、 (未定)年程前に自分達の領域を侵してきたイルメチック同盟の開拓艦隊を 侵略とみなし、これを撃沈した事を皮切りに戦争となったこともある。 無論いきなり攻撃を仕掛けるわけほど問答無用ではなく、何度か警告をしていたのだが。 イルメチック同盟がこれを無視したため、強硬手段に出たのである。 この戦争は時が経つにつれて激しさを増していき、遂にはアノール銀河共同体統治宙域まで 巻き込まれる事態となった。 これにはさすがの中立派として静観に徹していたクェンディアスも介入せざるを得ず、 当時アノール銀河連合で№2であったイルムイランを派遣、介入させた。 なんだかんだで停戦協定は結ばれたが現在でも三大勢力それぞれの所属種族がいがみ合う事があるという。 |種族名|種族評価|系統|出身|説明|モデル| |クェンディアス|監視者|エルリアス系統人属|エゼリア|アノール銀河共同体の盟主を務めるヒューマノイド種族。長い耳と白い肌を持ち、すらりとした体つき。ややお堅い気質で時に傲慢に振る舞う事がある。|エルフ| |イルムイラン|監視者|エルリアス系統人属|イルメス|イルメチック同盟の盟主を務めるヒューマノイド種族で2mを優に超える巨体を誇る。元々はアノール銀河共同体所属だったようだが過去にイルメチック同盟が起こした戦争の停戦調停の際にクェンディアスによってお目付け役として盟主となった経歴を持つ。その巨体は極寒の環境に適応したことが要因のようだ。|マギより、イムチャック人| |リオフォルス|監視者|麟属系|リオフォーラ|ラスティカン連邦の盟主を務める麟人系の種族。四本の腕を持ち、全身を羽毛のような器官に覆われたライオンに似た顔つきの種族。彼らの強い正義感や誇り高さの源流となっている独自の神話と古典的な宗教文化を持つがクェンディアスが開発者時代にこれを侮辱し、傲慢な態度を見せつけた一件があり、この事から両種族とはあまり相性がよろしくない(さすがにネヴィリアンとセラムほど険悪ではないのだが)G-ma氏提案|ライオン&グリフォン(ライオン顔版)| |ラルタロック|監視者|エルリアス系統人属|リクトラム|ラスティカン連邦所属のヒューマノイド種族。同組織における№2のポジションを持つ種族でリオフォルスの女房役を務める。ギョロッとした目に鋭い歯の生えた姿とやや異様な姿をしているのが特徴だがれっきとした監視者である。|アステカ神話より、雷神トラロック| >&bold(){感想}:モチーフはM104ことソンブレロ銀河。 >コンセプトは西洋風の銀河系であり、 >クェンディアス(エルフ)、ドワムノーン(ドワーフ)、 >ジガンフィム(ゴリアテ、またはネフィリム)、デュランシー(バンシー)等ヨーロッパの >伝承をモチーフ元とする種族を考案している。 >ある意味ではアジア風の種族が多いシャルバロン銀河系とは対を成す銀河系かもしれない。 >ちなみにラスティカン連邦のモチーフはアメリカを含むラテン文化がモチーフだったりします。 >名前の由来はエウロペ+アルビオンから。