放送の声が木霊する。
しかし、彼らは死者を意に介さない。
彼らにとって大切な者などこの会場には存在しないのだから。
「とおりゃあ!」
気合一徹、ワイアルドの金属バットが振り下ろされる。
対するモズグスは、防御の構えをとることもなくそれを頭部で受け止める。
無傷。モズグスの岩石と化した頭部にはかすり傷すらもつけられない。
「ほあああああああ!!」
一撃で足りぬのならば、と、ワイアルドは己の身体を独楽のように回しながらバットを振るう。
絶え間なく振るわれる凶器は、モズグスに反撃の目を許さない。
ダメージこそは微小ながらも、その腕力そのものは殺しきれず、モズグスの身体は徐々に後退していく。
「新必殺技!ワイアルドトルネード!!」
最大にまで高まった遠心力のまま叩きつけられるワイアルドの腕が、モズグスの喉へと極まる。
そのパワーとスピードから放たれるラリアットはモズグスの岩石の身体にすら衝撃を通す。
「ヌゥッ!」
しかし、痛みと向き合い行く候。モズグスはこれしきの痛みで怯む教祖ではなし。
「神・千手砲(ゴッド・センジュカノン)!!」
翼が岩石の拳に変化する。
暴風のように振るわれる岩石の拳にさしものワイアルドも怖気づく。
対処できる速さではある。が、しかし、一撃でも受ければただでは済まないだろう。
ビビッて防御に入るのも癪、反撃も割に合わないとなれば避けるのみ。
しかし、周囲は炎に巻かれているため派手な動きもとりにくい。
(メンドくせえなぁ〜、俺はこういう戦いは嫌いなんだよ)
ワイアルドの好きな戦いはあくまでも蹂躙であり、自分が気持ちよく戦えない戦などクソくらえである。
(それにコイツの身体...気のせいか、段々硬くなっていってねえか?)
ワイアルドの心配は杞憂ではなかった。
モズグスの身体は徐々に岩石に染まっていっている。それだけでなく、数多の戦場を経験しているワイアルドとは違い、モズグスは戦闘においてはまだ発展途上。
いわば未知数。成長の伸びしろを見ればワイアルドの才能を上回っている。
「こりゃワリに合わねえや」
そう呟き、ワイアルドはあっさりと踵を返し走り去っていく。
もともと、雑魚を相手に遊び余裕があればゾッドを殺す、程度の戦闘スタンスだ。
敗けるつもりはないがここで正面衝突し深手を負うようなリスクはとりたくない彼がここで走り去るのも当然のことだ。
「愚か者!私が罪人を逃がすとでも思うてか!!」
モズグスもまた叫び、走り出す。
普段ならば足の痛みで走れないが、岩石で象られた今ならそれも可能。
ましてや、なるべく炎を避けつつ走らなければならないワイアルドと、炎を突っ切ってでもとにかく彼を追えばいいモズグス。
その距離が縮まっていくのは必然といえよう。
こりゃたまらん、といわんばかりにワイアルドは眼前の教会へと駆けこんだ。
「ムムッ!」
教会。それはモズグスにも馴染みのある、神の声を授かる神聖な場所である。
よもやこんなところにも建っているとはわからないものだ。
そんな感慨に浸るも、なればこそ早急にあの不届きものを追い出さねばならない。
扉を破壊、するようなことはなく懇切丁寧に開き、一礼一拝と共に淑やかに足を踏み入れる。
立ち並ぶ長椅子や長机を検めるも、ワイアルドの姿は見えない。
どこに隠れたというのか...
カッ カッ カッ
足音をモズグスの耳はとらえ、出所へと振り返る。
階段だ。
ワイアルドは階段を登ったのだ。
「逃がさん...神に許しを請いなさい。そして、心を改めるのならば罪を受け入れ神の与えし試練を乗り越えなさい!」
ズン、ズン、と重厚な足音を立て、モズグスもまたワイアルドの後を追う。
「!」
降り注ぐ石造りの彫像を、モズグスはその石頭で破壊する。
足こそは一旦止まるものの、怪我はなくダメージもさほどない。
「味な真似を!」
一定の間隔を置き投げつけられる彫像や瓦礫などを砕き、徐々に距離を詰めていく。
やがて、さしかかる最上階への梯子。
それに手をかけのぼるも、モズグスの背中の巨大な石の拳が邪魔をし、出口から出られない。
「...神よ。お許しを」
拳で屋根を撃ち、穴を広げて登る。
「おーおー、ご苦労さんなこって」
巨大な十字架に背を預けたワイアルドが、モズグスを嗤って迎えた。
モズグスは、煽りに苛立つことも憤ることもなく、淡々と告げる。
「観念なさい...神のお膝元にて、邪教徒が幅を利かせられることはなし」
「へっ、使途の身体を手に入れてずいぶんご機嫌なことだな教祖様よ。いや実際、その硬さは大したもんだぜぇ」
言いながら、ワイアルドは己の胸当てを外し、デイバックへとしまい込む。
まだ抵抗の意思があるのか、とモズグスは身構え、気づく。
煙。ワイアルドの身体から、煙が漏れ出していた。
「だがなぁ。所詮てめぇは使途擬き。本物の使途様には勝てねえってこと、教えてやるぜ!」
ゴウッ。
ワイアルドの煙がモズグスの視界一帯を覆う。
「小癪な...このようなまやかしが私に通じるとでも」
炎を吐き周囲を纏めて攻撃しようとした矢先。彼の足元が、崩れ落ちた。
「ムオ!?」
モズグスの身体が浮遊感と共に宙に投げ出される。
視界から煙が遠ざかるのを認識し、彼は自分の足元が崩れ落ちたのを理解した。
この教会は屋根から地面まで直線の吹き抜けとなっている。
このまま落ちれば少なくないダメージを受けてしまう。だが、翼は石の腕に変わってしまったため飛ぶことはできない。
ならば壁にでも腕を突きさして落下を防ぐ。伸ばされた手は、しかし壁に届かず。
巨獣に変身したワイアルドの太く毛深く逞しい腕がモズグスを捉えていた。
「行かせるワケねーだろ...そらっ!」
ワイアルドの巨腕が振り下ろされ、モズグスを地面へと叩き落とす。
いかに岩石の如き頑丈さといえど、高所からの落下とワイアルドの剛腕による投げ飛ばしのダメージは防ぎきれない。
バァン、と一際大きい衝突音と共に地面と共にモズグスの身体が欠け、彼の吐血さえ隠れるほどの砂ぼこりが舞い上がった。
一方のワイアルドは、壁に腕を突きさし落下を防ぎ、使徒の姿を解くことで質量を減らすことで腕にかかる負担を軽くした。
これならば、飛び降りてダメージを負うようなことはなく、安全な場所まで壁を伝うことができる。
「ごっ...ごっ...」
モズグスは咳き込みながら、ふらふらと立ち上がり、しかし眩暈と共に倒れそうになる。
その身体がなにかに支えられた。
眩暈から回復した彼の視界に入るのは華奢な腕。その身を包む黒服と、不健康そうな眼の下の隈。
「おぉ...あなたでしたか。よくぞご無事で」
モズグスは彼女、ハードゴア・アリスが己を支えてくれたことを認識し柔らかにほほ笑んだ。
「他の方々は何処へ?」
「......」
「...そうですか。無事であればよいのですが」
アリスの反応でさやか達とは逸れたことを察し、モズグスは彼女たちの無事を祈る。
名前も知らぬ少女たちではあるが、罪人でなければ無事を願うのは当然のこと。
また再会し、共に神の示す職務を説いていきたいものだ。
「さて。あの罪人への刑を執行せねば。お嬢さん、しばし離れていなさい」
「......」
モズグスの呼びかけに答えず、自分を見つめるアリスに、モズグスは疑問符を浮かべる。
なぜ彼女は逃げないのか。なぜ自分を見つめているのか。
「...スノーホワイト」
ポツリ、とアリスの口から小さく漏れる。
「白い魔法少女...スノーホワイトを知りませんか?」
問いかけられたのは、一人の少女の名前だった。
「スノーホワイト...白い魔法少女...?」
モズグスは、彼女の探し人を、己の記憶に照会するために呟かれた名前を反芻する。
「白い魔法少女...白い...」
その特徴に当てはまる者を探し出す為に、もう一度。
「魔法少女...魔法...少女...」
その反芻により、彼は解答を得た。
「魔女...!」
彼にとって、災厄を齎す悲劇の種を。
「魔女!魔女!まあじょぉ!!許すまあじ!!」
ビキビキと顔面の至る箇所に青筋が走り、モズグスの叫びが教会に木霊する。
魔女、それは彼にとって忌むべき存在、邪教徒の象徴である。
神々の齎した教典にも語り継がれており、現に彼が連れてこられる前も、魔女は異形の怪物を塔に放った。
スノーホワイトとやらがあの魔女と同一のものかはわからぬが、もしもあのような事態を起こせる可能性を秘めた者ならばやはり断罪すべきである。
「やはりこの島には異教徒が蔓延っておるか!!いいでしょう、私は何物の挑戦も受け付けます。かかってきなさぁい!!」
彼の信仰はただ己の保身や安全を保証するためのものではない。
浄も不浄も、神の要求であればその身を捧げる覚悟で答え、やり遂げる信念である。
神が異教徒を滅ぼせと言えば、己が如何な状況に陥ろうとも疑わず遂行する。
盲目的なほどのそれこそが、彼の信仰の強さであり、使徒擬きでありながら、それに劣らぬ強さを発揮できる礎になっている。
だからこそ。
「...させない」
彼は不覚をとることになる。
前方からの不意打ちに反応する間もなく、ドズリ、と、彼の左胸を細腕が貫いた。
岩石染みた彼の身体を貫くのは、使徒といえども困難である。
ならば、その頑強さを超える力があればいい。
魔法少女のただでさえ強力な力に、超常的な力を齎すなにかが加わればそれも可能である。
「がふっ...不覚」
モズグスの口から血が零れる。
スノーホワイトの名前を口にした時から、真っ先に疑うべきは、アリスの立ち位置だった。
彼女が魔女を探しているのはなぜか。なぜ魔法少女などという遠回しな言い方をしたのか。
だが、彼はそれに気づけなかった。
邪教徒がその名の知られた『血の教典のモズグス』に存在を知られるリスクを冒してまで、あんなにも平静に魔女の存在を訪ねるはずがない。
皮肉にも、彼の強さの証である盲目的な信仰こそが、アリスへの疑念を遠ざけてしまったのだ。
「よもや...私が見誤るとは...神よ、今より御許に参ります」
モズグスは、己の体内で心臓が握りつぶされるのを実感し、死を悟った。
「しかし」
だが、それで彼の信仰が終わることはない。
『信仰とは死ぬことと見つけたり』。
そんな彼が、己の命が尽きる程度で、神の意思に背くことはない。
「せめて、この神敵を道連れに、我、最期の命の炎で邪悪を焼き尽くさん!!」
モズグスの口元に炎が溜め込まれていく。
察したアリスが、彼の胸から腕を引き抜こうとするも、しかし胸の筋肉と掴まれた両腕に阻まれる。
「ゴォォォォォォォッド!!!ブレェェェェェェェェェェス!!!!!」
吐き出された炎が、モズグスとアリスを包み、椅子や壁に燃え移り、瞬く間に教会は浄化の炎に包まれた。
☆
「ッア―――ッ、エライ目こいたぜたっくよぉ!」
身体のところどころに焦げ目がついたワイアルドが、毒づきながら教会から離れていく。
壁を伝いながら、モズグス達の様子を伺っていたワイアルドは、いち早くその異変に気が付き、壁を破壊し咄嗟に逃げる判断を下した。
それが幸いし、炎が回りきる前に脱出し、軽傷にとどまった。
「あの火の勢いじゃあ2匹とも死んじまっただろうが...どうにも気に入らねえ。エンジョイ&エキサイティングが俺の主義だってのによォ」
ボリボリ、と不満げに眉を潜めながらこめかみをかく。
犯すのを邪魔され。
ムカつく牛バカには返り討ちにされて。
オイシイところを横取りされて。
この殺し合いに招かれてから、どうにもスッキリとした気分になれない。
好きに殺り好きに犯る。
それが使徒の、なにより自分のモットーのはずなのに。
「まあ、コイツは俺の虐殺ショーじゃなく殺し合いなんだ。使徒が圧倒的な強者じゃつまらねえってことかい」
仮に自分が主催ならばそう思う。殺し合いだというのに使徒が一人勝ちしている姿など面白くもなんともない。
だから、この殺し合いには使徒にも張り合える者たちが多く、それゆえにスッキリしきれないのだ。
「よーし決めた。俺はもう遊ばねえ。赤首輪見つけたらとっととオサラバしてやるぜ」
こんな戦いはワリに合わない。使徒ならもっと欲望のままに振舞う方が性に合う。
ゾッドへの復讐もガッツとの闘いも、奴らが脱出できたらやればいい。もし脱出する前に死ぬのならその程度の奴らだったというだけだ。
ぼうぼうと燃え盛る教会を眺めつつ、まあこの火ならあの二人も死ぬだろうと見切りをつけ、ワイアルドは新たなる獲物を求めて歩き出した。
☆
ゴ オ オ オ オ オ ォ ォ ォ ォ
燃え盛る教会をワイアルドが後にしてから30分ほどが経過した頃。
教会が崩れ落ち、炎は更に勢いを増した。
その炎の中で、蠢く影が一つ。
「......」
ハードゴア・アリス。
モズグスの炎の直撃を受けた彼女は一度は黒炭になるほど身体が焼かれたものの、彼女の魔法により再生し、再び万全な身体に戻った。
「......」
燃え盛る炎が改めて己の身体を焼くのも構わず、彼女は無言のまま歩を進める。
彼女の手に握られるのは、モズグスの赤首輪。その感触が、否が応でも自分の行いを思い知らされる。
ハードゴア・アリスは人を殺したのだと。
殺し自体は初めてではない。殺し合いの前にも、スノーホワイトを助けるためとはいえマジカロイド44を殺害したし、不死に準ずる能力者の男も、実質はアリスが殺したようなものだ。
だから嫌悪感などはなく、むしろスノーホワイトの為には正しいことだと思っている。
本来ならば、モズグスに加勢しワイアルドを共に倒す予定だった。
しかし、なにが琴線に触れたのか、彼はスノーホワイトを害する旨のことを叫び始めた。
この瞬間、アリスの予定は大幅に変わった。
ワイアルドはあからさまな危険人物であり、あのままでも多くの参加者に警戒されることは間違いなく、スノーホワイトも遭遇すれば逃げることを考えられるだろう。
だが、モズグスは違う。普段が温厚だからこそ、急な豹変が非常にやっかいだ。加えて、アリスの目から見ても、彼は戦闘中にどんどん変化し力を増していた。
このままワイアルドと戦っている最中に更なる成長を遂げれば、自分どころか、さやか達や幻之介らの手を借りても手に負えなくなるかもしれない。
以上の点から、スノーホワイトにとって危険なのは、ワイアルドよりもモズグスだと判断した。
だから殺した。彼が成長しきる前に殺す判断を下した。
「......」
焼かれながらも再生を続けながら、アリスは教会から出た。
炎の届かぬ場所まで向かった彼女は、そこでようやくモズグスの赤首輪を起動した。
『おめでとうございます!あなたは見事赤首輪赤い首輪を手に入れました!』
鳴り響く陽気なファンファーレ。そして浮かび上がってくる巨大な黒球。
『くろうさぎ。
めにゅ〜
1.元の世界に帰る。
2.武器を手に入れる
3.情報をひとつ手に入れる。
4.その他(参加者の蘇生は駄目よ)』
その画面に浮かび上がるメニューをアリスは注視する。
1番。スノーホワイトがいない世界に帰る意味はない。却下。
2番。自分にはまともに武器を扱うような技量はない。振り回すだけならそこらの標識でも充分だ。却下。
3番。スノーホワイトの現在地は知りたい。保留。
4番。参加者の蘇生以外のなにか。欲しいのは一つだけ。
モニターに触れる。
アリスが選んだのは4番だった。
欲するモノと書かれた画面に切り替わったので、アリスは躊躇うことなく望みを口にした。
「スノーホワイトを今すぐ元の場所に帰してください」
『えらー』
「スノーホワイトを今すぐ元の場所に帰してください」
『えらー』
「スノーホワイトを今すぐ元の場所に帰してください」
『えらー』
「...スノーホワイトをこの特典で帰すのは無理ですか?」
『【すのーほわいとをこのとくてんでかえすのはむりですか?】このしつもんへのこたえでよいですか?』
「......」
アリスは『いいえ』のボタンを押した。
再び元のめにゅー画面に戻る。
アリスは考える。4番の選択肢ではスノーホワイトを帰すことはできなかった。
つまり、彼女が生きて帰るにはやはり彼女自身が首輪を手に入れなければならない。
自分が代わりに赤首輪を倒すだけでは駄目なのだ。
やはり使うのは自分の首輪が最適だ。ちょうど、完全な人殺しになってしまったのだ。
恐らくスノーホワイトは嫌がるだろうが、こんな自分の首ならば多少は彼女の罪悪感も紛らわせるだろう。
ならば、この特典の使い道はひとつ。
「スノーホワイトの居場所を教えてください」
3番に触れ、望みを告げる。
すると、黒球からか細い光線が放たれ、ジジジ、という電子音と共に小さな球が徐々に姿を現していく。
現れたソレを、アリスは手に取った。
球には小さなモニターがついており、テレビ番組や漫画で見るようなレーダーのように、円形状の線が上方向から流れ始めた。
説明書でもないものか、と黒球に目を向けた瞬間、それは音もなくあっという間に消え去ってしまった。
モニターを見て、アリスは考える。このレーダーは恐らくスノーホワイトの居場所を教えてくれている。
これを信じるのならば、彼女がいるのは北の方角。
音波の間隔が広いのは、いまはそこまで近くにいないからで、近づけば恐らく音波の感覚も狭まっていくのだろう。
それを認識したアリスは、すぐに駆け出し燃え盛る教会を後にした。
【モズグス@ベルセルク 死亡】
【H-5/一日目/朝】
※H-5に生えてきた教会@彼岸島が燃えて倒壊しました。
【ワイアルド@ベルセルク】
[状態]:全身にダメージ(大)、疲労(大)、ボコボコ、全身に軽い火傷
[装備]:
[道具]:金属バット@現実、基本支給品、不明支給品0〜1
[思考・行動]
基本方針: エンジョイ&エキサイティング!
0:そろそろスッキリしたい
1:鷹の団の男(ガッツ)を見つけたら殺し合う。
2:ゾッドはどうにか殺したい。
3:さっきのガキ共を見つけたら殺してこの殺し合いから脱出する。
※参戦時期は本性を表す前にガッツと斬り合っている最中です。
※自分が既に死んでいる存在である仮説を受け入れました。
【H-5/一日目/朝】
【ハードゴア・アリス(鳩田亜子)@魔法少女育成計画】
[状態]全身にダメージ(中、再生中)
[装備]なし
[道具]基本支給品×2、ランダム支給品1、元気が出る薬(残り2粒)@魔法少女育成計画。薬師寺天膳の首輪、モズグスの首輪(使用済み)
スノーホワイトの居場所がわかる小型レーダー(赤首輪の特典)
[行動方針]
基本方針:スノーホワイトを探し、自身の命と引き換えに彼女を脱出させる。
0:スノーホワイトのいる方角へ向かう
1:「スノーホワイトに会えないと困る」という強い感情を持ちながら会場を回る。
2:襲撃者は迎撃する。ただしスノーホワイトとの遭遇優先のため深追いはしない。
3:自身の脱出はほぼ諦めた。
4:ワイアルドは始末しておきたい
※蘇生制限を知りました。致命傷を受けても蘇生自体は行えますが蘇生中に首輪を失えば絶命するものだと捉えています。あるいは、首輪の爆発も死ぬと考察しています。
【元気が出る薬@魔法少女育成計画】
怪我とかは治らないけどテンションがマックスになる薬だよ。
平たく言えばドーピングのようなもの。
本編では寿命を3年先払いすることで手に入れることが出来る。
このロワでは3粒支給されており、寿命の先払いの代わりに、3粒飲んだ場合1時間以内にその参加者は死ぬ代償がある。
最終更新:2021年08月08日 15:47