三本の剣が創りし世界、ラクシア。
いくつもの文明が盛衰を重ねてきたこの世界ですが、
第一の剣ルミエルの眷属、人族の文明は、第二の剣イグニスの眷属、蛮族の脅威に常に晒されてきました。
大破局(デアボリック・トライアンフ)と呼ばれる大戦争から300年。
人族の文明は今、復興の途上にあります。
ここは、人族が栄えるテラスティア大陸の東部、小規模な都市国家や村落が点在する「ジュク地方」。
その中ではもっとも大きな都市国家である「ワフール」で、物語は始まります。
――いえ、正確には、もう始まってしまっています。
パーティメンバー
イオニア 人間 14歳 女性 グラップラー・プリースト・スカウト・レンジャー
ウラニス ナイトメア 16歳 男性 コンジャラー・フェンサー
チョッチ ドワーフ 34歳 男性 ファイター・プリースト
ペペ タビット 14歳 男性 フェアリーテイマー・シューター・セージ
実は、記念すべきこのパーティの最初の冒険は、音声データが残っていません。ICレコーダーがなかったんです。
記憶を頼りに・・・という訳にもいかないのが
リプレイというものです。実際、1年近く前の話ですし・・・。
というわけで、このリプレイ、第2話から始まるという微妙なスタートを切ることになってしまいました。
中途半端な始まり方はともかく、楽しんでいただければ幸いでございます。
第2話「荒野のマギテック・キャノン」
前回の冒険でちょっとした洞窟探検を経験し、古代文明の遺産を狙うこそ泥三人組を撃退したイオニア一行。
今日も冒険者の店「765亭」で一部メンバーがくつろいでいるようです。
ペペ とりあえずモロキュウでも齧ってるぜ。
GM モロキュウ・・・ウサギが・・・ニンジンじゃなくて?
ペペ まあキュウリに加えてニンジンとセロリがグラスにささってるわけだ。
チョッチ ボクはそこに合い席させてもらうんだな。
ペペ いよゥ、また会ったな。
実はこのパーティ、まだ明確にパーティを組んでいるわけではありません。
GMが当番制になっているため、全員が揃うことはない、という理由もあるのですが、
メンバーの間では、「三匹が斬る方式」として、毎回たまたま同じようなメンバーが集まる、
というスタイルをとることが定着しつつあるのです。
GM 渋いのが二人(笑)
ペペ さて、ワインでも飲むか。つまみも合わせて20G分くらい呑んでることにしよう。
ウラニス 結構呑んでますね(笑)
そして今回、そこに新たなメンバーが。
GM ぐだぐだやってるうちに全員集合したということで。
イオニア はい。
ウラニス じゃ僕が、前回魔術師ギルドに持っていったマジックアイテムの代金を
みんなに分配しようとすると・・・あれ、一人多い。
エドガー ん?ああ。
チョッチ 誰が連れてきたんだな?(笑)
ウラニス はじめましてですね。
エドガー おぉ、ハ・ジ・メ・マ・シ・テ。
今回から加入の新メンバー。エドガーの登場です。
エドガー ルーンフォーク 男 30歳 マギテック・シューター・セージ
エドガー ワイルドな外見の割には、意外と打たれ弱いんだぜ。
チョッチ 相変わらず前衛は二人なんだな。
ルーンフォークは魔動機文明時代に作り出された人造人間の末裔です。
総じて人間並かそれ以上の身体能力を持ちますが、敏捷度と精神力に欠けるところがあり、
また神の声を聞くことが出来ず、妖精も見ることが出来ません。
GM さて、冒険者の店のオーナーから新しい依頼がありました。依頼人が直接この店に出向いているそうです。
と言って、GMがイラストを差し出します。
GM この、ヤクザな感じのおっさんが・・・
イオニア え"!?
チョッチ ぶッ(笑)
エドガー これは・・・大○明夫の素顔だ!
GM 彼の名前はジロール・アーサー・ダニアン。ワフール騎士団の窓際騎士で、
騎士の地位を金で買ったとさえ噂される希代のヤクザ騎士です。
「よう、あんたらがマスターの言ってたパーティか。」
イオニア まだパーティを組んだつもりはないけど。
GM (いいのか、今の発言いいのか・・・?)
「・・・ま、とりあえず聞いてくれ。長くなるんだが、頭から話すぞ。
先日、ワフール郊外のガッカンという村近くの砦に、孤立した蛮族がいるという報告があった。
奴等はその砦をアジトにしているようだが、構成はゴブリンが5、6匹といったところ、という話だった。
それで、ファイターレベル5の俺が一人で殲滅任務を遂行することになったんだ。」
ウラニス ジロールさんレベル高いですね。
仮に冒険者でレベル5と言えば、そろそろ都市単位で名前が知られるようになるほどの実力です。
そしてゴブリンといえば、ファンタジー世界ではおなじみの最弱モンスターですね。
SW2.0の世界では最弱でこそありませんが、レベル2の、やはり雑魚モンスターです。
GM 「ところが、いざ出発しようって時に、知り合いのマンダリン・カンダリンゲンっていう学者が・・・。」
ペペ おいおいちょっと待てィ、聞き覚えのある名前だ。
イオニア 前回の依頼主じゃない。
前回の冒険は、マッドサイエンティストであり、
挨拶のときにサボテンダーみたいな妙なポーズで人差し指を突き上げる変人マンダリン・カンダリンゲン氏の依頼により、
魔動機文明時代の遺跡を調査し、遺品を持ち帰るというもの。
成果は旧文明当時の女性型ルーンフォークの二の腕でした。
GM「ああ、そうらしいな。で、あのオヤジが、姪のカーラって女を俺に同行させろと言ってきたんだ。」
ウラニス 姪御さんなんて居たんだ。
カーラ・カンダリンゲン女史はかなり研究熱心なマギテックで、
現在は魔動機文明時代から伝わっていてマギテックとも関連深い『銃』の改良に取り組んでいるそうです。
なんでも、『銃』を大型化させて、より大きな弾丸を発射できる兵器を開発しようとしているとか。
カーラは、その「マギテック・キャノン」の試作品の試し撃ちをやらせてくれないか、とジロールに頼んできたわけです。
GM「俺としては、楽できるに越したことはないと思ってな。女が足手まといにならないか、ちと不安ではあったが。
例の試作兵器にしても、あの女が破壊力は折り紙つきだって言うし、
どうせ相手はゴブリン5、6匹。大した事はなかろうと思っていたんだ。ところがだ・・・
アジト近くの森で夜を明かそうとテントを張っていたら、上空から・・・爆撃を受けてな。」
ウラニス ば、爆撃!?
チョッチ おー
この攻撃によりジロールは全治二週間の怪我を負い、おまけに分解して運んでいたマギテック・キャノンの部品が
森の中にバラバラに散らばってしまったというのです。更に悪いことには、彼の任務の期限がちょうど二週間後。
このままでは彼の地位も危なくなってきます。
GM「そこで、あんたらに俺の任務を手伝って欲しい。
依頼の最低条件は、二週間以内にアジトに潜伏している蛮族を殲滅すること。
成功すれば一人頭1000Gは約束しよう。
もうひとつが、散らばった例の大砲の部品を集めて組み立て直し、奴らのアジトを目標に試射、
その結果を記録することだ。もちろんカーラは同行させるが、最低でも彼女の身の安全は確保してくれ。」
イオニア 最低でもカーラさんに怪我をさせず、2週間以内にモンスターを排除する必要があるのね。
ペペ とりあえず目的地付近の地理と、そこまでかかる時間を教えてくれィ。
GM 舞台となる森林エリアまでは徒歩で3時間。森林エリアは九つに分かれており、
中心には細い道、中央に当たる5番ブロックにジロールが野営中に爆撃を受けた広場があります。
その先に分かれ道があり、キャノンを運ぶ予定だった高台と、砦がある高台にそれぞれ続いています。
森の入り口までは3時間ほどです。
ウラニス あ、結構近いんですね。
GM 森の中では隣のブロックに行くのに2時間、その先の分かれ道からは、キャノンを運ぶ予定だった高台まで1時間。
砦がある高台までは2時間の距離です。
ペペ パーツを回収して高台に運んで撃つ・・・
GM キャノンに自走能力はないので、パーツの状態で運んで高台で組み立てる必要があります。
チョッチ 組み立てには何か技能が要るんだな?
GM マギテック技能が必要です。特殊な品ですから、組み立てはカーラでないと出来ません。
エドガー マギテックならここにも一人いるぜ。
GM ああ、エドガーが一緒にいれば、より効率よく作業できるでしょうね。
ペペ 問題は例の爆撃だなァ。
ウラニス そうですね、油断してると上空から・・・
ペペ 迅速に回収しなきゃァならんなあ。
エドガー 撃ち落とすのも厳しそうだぜ。
エドガーは銃を持っていますが、この世界の銃の射程は長くても50m、標準的には30mです。
上空を飛んでいる対象に当てるのはあまり現実的ではありません。
GM 他に質問がなければ、皆さん準備を始めてください。現在は初日の午後2時とします。
イオニア 出発はいつにしましょう?
ウラニス 今から行くと、すぐ日が暮れちゃうね。
エドガー 暗視持ちの俺が言うのもなんだが、夜間行動は避けるべきだぜ。
ウラニス じゃ、早朝に出発ってことにしましょうか。朝5時でいいですかね。
チョッチ 早起きするんだな。
ペペ 恐らく酒が抜けてねえなァ。
チョッチ 二日酔いだな(笑)まあ、少し酒が入ってた方が適度にぶれてよく当たるかもしれないんだな。
GM その代わり【精密射撃】無効、とか(笑)
結局この二日酔い設定は忘れ去られることになります。あっても面白かったかもしれませんが、
【精密射撃】無効のペナルティは怖すぎるので忘れてて正解でした(笑)
ウラニス じゃ、とりあえず保存食を1週間分買い足しておきます。
エドガー あー、何も買えん。武器が高くついたからなあ。
GM お金がない人は冒険者の店から冒険者ローンで借りられますよ。
ウラニス ほら、ルーンフォークは栄養カプセルで1週間持つじゃないですか。
ペペ 何といゥ10秒チャージ(笑)
エドガー フン、あんな味も素っ気もないもので食った気になれるか。GM、300Gほどツケといてくれ。
GM 了解です。あ、そうそう、誰か紙とペンを記録用に持っておいてください。
試験射撃の記録用です。カーラさんも一応持ってますけど、第三者の記録もあった方がいいので。
ペペ 記録係はァ・・・ああ俺か。
ウラニス 知力トップですもんね。一応僕も持っておきます。
GM じゃ、みなさん、他に買い物はありますか?
チョッチ 大丈夫なんだな。
イオニア 問題ないでーす。
GM はい、それでは次の日の朝。冒険者の店に集合したところで見知らぬ女性が近づいてきます。
チョッチ 来たんだな。
GM、再びイラストを提示します。
ウラニス あれ、予想外にかわいい(笑)
ペペ アレの姪とは思えん・・・。
エドガー ほぅ、悪くねえなあ。
GM「コンニチワー!」(マンダリン博士の例のポーズをとりながら)
一同 えー!?(爆笑)
ウラニス 血なんですね。
ペペ 血かァ。
GM「皆さんそろってるね。じゃ、行きましょう!」
と言うわけで出発です。移動手段は徒歩ですね。
ウラニス 誰も馬とか持ってないですからね。
エドガー あー、早く魔動バイクが欲しいぜ。
移動中は特に何も起こらず、歩くこと3時間で目的の森林の前に到着しました。
GM 到着しました。現在朝8時です。現在地はブロック8の目の前です。
イオニア 道幅はどれくらいなの?
GM 道は大人二人が並んでぎりぎりですね。道が通っていない場所は場所はうっそうとした森。
中央のブロック5のみ、開けたところになっています。ここでならちゃんとした睡眠がとれます。
チョッチ とりあえず、ブロックごとに虱潰しで探していくしかないんだな。
GM カーラが言うには、「キャノンは全部で20のパーツに分けて運んでいたんだ。
一つでも欠けると安定した発射は出来ないよ。」ということです。
ウラニス 20ですか!
チョッチ まあ、2週間もあるんだな。気長に行くんだな。
イオニア どのブロックから始めます?
GM 最初の一歩はどこに入ってもいいですよ。斜めの移動でも時間は同じです。
チョッチ 虱潰しに行くなら、7あたりからザクザクいくんだな。
GM では7に入ったと言うことで。探索判定してください。
イオニア 誰かレンジャーいないの~?
ウラニス いやいやイオニアちゃん何言ってんの!(笑)
ペペ 唯一のレンジャーだろうがよゥ(笑)
イオニア エヘヘ、いきまーす・・・11!
GM お、それなら1個発見です。
ペペ 俺も平目でやってみるぜィ。・・・8ィ。
エドガー 9だ。
チョッチ 6なんだな。
ウラニス 9・・・全滅ですか。
GM そうですね。
流石に、技能を使うことが前提の判定に平目で挑むのは厳しいものがあります。
イオニアはレンジャーレベル1と知力ボーナス3を加えることが出来るので、2dの期待値は11まで上がりますが、
他のメンバーは7止まり。この冒険ではイオニアが最重要
キャラクターと言えます。
GM では、移動と探索で3時間経過・・・11時になりました。全員7番のブロックですね。
ウラニス ひとつのブロックにパーツがいくつあるかわからないのが怖いですね。
チョッチ レンジャースキル持ちがもう一人いれば二手に分かれられるのに、だな。
イオニア 現状、私だけが頼りって感じですわね(笑)
チョッチ この場所でもっと探すことも出来るんだな?
GM もちろんです。
チョッチ じゃ、もう一回やってみるんだな。
ウラニス そうですね。でもイオニアちゃんは成功率が高いから、他の場所を探してもらった方が・・・。
イオニア そうね・・・二手に分かれます?
チョッチ 蛮族や獣が出るといけないんだな。前衛はバラけた方がいいんだな。
ウラニス 前衛はチョッチさんとイオニアちゃんと、僕ですね。
GM あ、レンジャーが前衛だ(笑)
ペペ あとはァ・・・カーラさん、戦えるのかィ?
GM ああ、期待しないでください。マギテックレベルは高いですが、シューター技能がないんです。
ウラニス それじゃしょうがないですね。
ペペ それならァとりあえず、探索を手伝ってくれィ。平目でいいからよォ。
GM「わかったよ。」と言ってます。
チョッチ ペペ、カーラさんを口説こうとしてるんだな。
GM あ、じゃあカーラさんの攻撃「ジュゥゥゥゥゥ・・・」
ウラニス ひぃぃ!(笑)
ペペ バカヤロゥ!俺様の絹の服に穴が開いたらどうすんだァ!
いろいろあって、パーティーメンバーは二手に分かれることに。
片方のチームには唯一のレンジャー技能所有者イオニアを筆頭にウラニス、カーラ。
もう片方にはパーティ内最高知力を誇るペペに加えチョッチ、エドガー。
ウラニス こんな感じですかね。
チョッチ あれ、女の子みんな連れて行くんだな。いいんだなー。
ウラニス え、あ・・・。
ペペ ほゥ、そういう魂胆かァ(笑)
ウラニス そ、そういうつもりは・・・!
エドガー ヘッ、この色男め。いいぞもっとやれ(笑)
ウラニス ・・・と、とにかくこっちのチームは隣の4番に移動します!(わなわな)
イオニア 大丈夫よ、他意はないのはわかってるから(笑)
その後、二手に分かれての捜索が続きます。しかし、探索判定を平目で行うぺぺ班はかなり不振。
イオニア班もいまいち出目が振るわず、パーツはなかなか集まりません。
ペペ 次は5番だが・・・開けてるからなァ、長居はしたくない。
チョッチ でも一応調べてみるんだな。木が少ないから探索も簡単かもしれないんだな。
GM そうですね、森の中よりは見つけやすいでしょう。
ペペ でェは・・・9。
チョッチ お、10なんだな。
エドガー 俺も10だ。
GM はい、1個発見しました。このブロックにはこれ以上はないようですね。
チョッチ やったんだなー!
ペペ さァて、長居は無用だ。移動しようぜィ。
GM あ、砦の方から何か飛んできましたよ。
エドガー ん?
GM 森の上空50mちょっと上くらいをゆっくり周回して、また砦に戻っていきました。鳥にしては大きいですね。
イオニア 私たちからも見えたかしら?
GM ええ、全員から見えてます。
ウラニス ちょっと待って、5番にいた3人、見つかっちゃったんじゃ・・・?
チョッチ あ~・・・
ペペ 貴様ァ、見ているな・・・!
イオニア あれは一体何なの?
GM ああ、魔物知識判定できますよ。どうぞ。
エドガー ふむ・・・6ゾロだ。
一同 おおー!
GM 何でもわかりますね。どうやら竜化しているドレイクのようですが、体格は少し小さいですね。
一瞬、沈黙が流れます。
ウラニス ・・・え?
チョッチ 小さい、ドレイクなんだな?
ウラニス いや、小さいって言ったって・・・ドレイクでしょ!?
エドガー 相当厄介な相手ではあるな・・・。
ペペ 人間形態でレベル6、竜化すると7。中ボス級ってェところか。
ドレイク。この作品においてはドラゴンの仲間ではなく、ドラゴンに近い姿をとる蛮族です。
普段は角と羽を生やした人間に近い姿をしていますが、必要に応じてドラゴンに似た真の姿を現します。
変身すると本体と2枚の羽で1ターンに3回の攻撃を行い、範囲攻撃であるブレスまで吐く強敵。
はっきり言って、五体満足の相手ならば2回目の冒険で相手に出来るレベルではありません。
イオニア ・・・今何時だったかしら?
GM 午後5時ですね。
イオニア とりあえず探索を続けましょう。次は1番ブロックね。・・・10。
ウラニス ・・・僕もダメだ。
GM はい、出ませんね。現在20時。そろそろ日が暮れてきます。たいまつの準備をしてください。
チョッチ あ、暗視メンバーがこっちに固まっちゃってるんだな。
この世界ではエルフ、ドワーフ、ルーンフォークが暗視を持ち、夜目が利きます。
たいまつがほぼ標準装備とはいえ、やはり日が暮れてからの捜索は昼間のようには行きません。
GMも暗視を持たないメンバーにはペナルティをかけているようです。
チョッチ 嫌な予感がするんだな。
ペペ 合流した方がいい気がするぜィ。
エドガー 今更なんだが、向こうのチームとの連絡手段がないぞ。どこにいるかもわからん。
イオニア あ、こちらからも調べようがありません・・・。
チョッチ イオニアの匂いを辿るんだな。
イオニア まだ初日よ。匂いなんてしません!
GM まだ、ね(笑)
ペペ 待て、ウィンドボイスで怒鳴るっていゥ手がァある。本来はァ相手が視界に入ってないと使えんが、
全方位に向けて使えば、何とかなるんじゃァないか?
GM そうですね。じゃ、四方に撃つってことでMPを4倍消費してください。
ペペ 了解ィ・・・おゥ、行使判定はァ問題なしだ。おーいイオニア、こっちから合流するからそこで待ってろィ。
イオニア わかりましたー!
ペペ ウィンドボイスはァ相手の声を聞くことも出来る。これでイオニアがいる方向はァつかめたな。
チョッチ よし、移動するんだな。
GM 移動で2時間経過ですね。
ペペ いよゥ、久しぶり。
ウラニス 半日振りですね。
イオニア 成果はどうでした?
チョッチ こっちは一つだけなんだな・・・。
ウラニス こちらは4つでしたね。
イオニア あらあら・・・うふふ(苦笑)
チョッチ ・・・。
GM イオニアちゃん、いいなー(笑)
ウラニス まだ全体の1/3にも達していませんね・・・。
チョッチ まだ1日目なんだな。結構集めた方だと思うんだな。
ウラニス ああ、そうか、確かに2週間ありますからね。
これ以降はたいまつを使わないと探索もままならない上、暗視がなければペナルティがついてしまいます。
しかも、たいまつ一本の持続時間は2時間。一回の探索で燃え尽きてしまいます。
ペペ ん?魔動機術に明かりをつける呪文がァなかったか?
エドガー フラッシュライトのことだな?
ウラニス (ルールブック参照中・・・)えー、フラッシュライト、マギスフィアから白色の光を放つ。
時間は・・・6時間!
GM 明かりの大きさはどれくらい?
ウラニス 半径10m、とありますが。
GM じゃあ砦からも見えるなあ。
一同 ・・・。
チョッチ 今夜はもう寝るんだな。
交代で見張りを立てつつ、今日はもう休むことにしました。最初の見張りはチョッチです。
GM えーと、チョッチさん2d振ってください。
チョッチ ・・・8だな。
GM んー、何かが道沿いを通った気がしましたが、何なのかよくわかりません。
チョッチ ん・・・?気のせいなんだな。
GM 一応気づいてはいますよ(笑)
さて、結局何事もなく朝になりました。探索再開です。
GM 現在朝5時です。
チョッチ 今度はブロック2から攻めるんだな。
ウラニス ああ、でもまだ現在地のブロック1で探索に成功してませんよ。
イオニア じゃ、ここで一度探してみましょう。
ウラニス 全員でやっちゃいます?
チョッチ 実際その方が効率いいんだな。
一同 せーの・・・
チョッチ 8なんだな。
エドガー ・・・3。
ペペ ・・・3かァ。
ウラニス ・・・3。
イオニア ・・・10だわ。
ウラニス 3が3人もいる・・・。
GM うーん、出ませんねえ。ああでも、連続で探していると「ここにはない」っていう目星が付き始めて、
だんだん効率が良くなってきますよ。目標値下がってます。
イオニア じゃあ、ここからは分かれて行動しましょうか。
チョッチ そうするんだな。
ペペ 暗視持ちが固まるのはァ良くねェな。編成を変えようぜィ。
チョッチ 暗視持ちはボクと・・・エドガーなんだな。この二人が分かれるのがいいんだな。
ボクは目標値が低いところを狙って探すんだな。
ウラニス じゃ、僕はチョッチさんについていきますね。
エドガー 俺はイオニアについていこう。それとカーラさんをこっちへ。
ペペ じゃ、チョッチの班に俺を入れてェ3-3で分かれる、と言うことだな。
エドガー 今度は野郎ばかりだな少年(笑)
ウラニス だからさっきの編成は別に他意があったわけじゃないんですってば。
ぺぺ まァ、若いうちは無意識にィそういうことをやっちまうもんさァ(笑)
ウラニス (年下に何てこと言われてんだ僕は・・・。)
再び2班に分かれて探索を続けます。今回は目標値が低いところを狙ったのと、出目が良かったこともあり、
平目チームも結構な成果をあげています。
イオニア 2にも5にももう無いのよね・・・5を経由して、3に移動します。
GM ああ、それじゃ5に移動したところで、レンジャー技能+知力ボーナスで判定をお願いします。
イオニア はーい。・・・11です。
GM はい、小さい足跡が3匹ぶん、歩き回った後があります。
別行動中のウラニス ああ、昨日の。
別行動中のチョッチ でも、ボクはよくわからなかったんだな。
エドガー 魔物知識判定、いけるか?
GM いいですよ。どうぞ。
エドガー ・・・9だ。
GM ならわかります。ゴブリンですね。砦から一度下ってきて、また戻っているようです。
エドガー フン、見たか俺の知識力!
別行動中のウラニス 達成値9で何を・・・。
やはり昨夜、森の中央の道をゴブリンが巡回していたようです。
その後も探索を続け、見つけたパーツの数は日没までに13になりました。
ウラニス 掘りつくしたのが・・・
GM 2番、5番、8番、9番ですね。
ペペ よし、そろそろ暗くなってきたなァ。ウィンドボイスで位置を確認してェ合流するぞ。
エドガー チ、時間か。両手に花のプレシャスタイムもここまでだな。
GM いいキャラしてんなー(笑)
ウラニス 絶対こんな大人にはならないぞ・・・。
この日の夜もゴブリンが砦から森に降りてきました。
が、起きていたエドガーとイオニアの出目が悪く、詳しい状況までは把握できず。
エドガー 一緒に起きてちゃルパン式ダイブもできねえぜ。
寝てるウラニス 絶対こんな大人には(ry
そして朝5時、起床。
ウラニス ゴブリンは毎晩出かけて何してるんだろう。あまり鉢合わせはしたくない・・・。
イオニア でもゴブリンでしょ?数の暴力で一方的にヤってしまえばいいと思うわ。
ウラニス (この子、結構怖いな・・・。)
この日の午前中の探索で更に7つを発見。これでマギテック・キャノンのパーツはすべて揃いました。
GM これで全部ですね。
チョッチ やったんだな!早速高台に持っていって組み立てるんだな。
ペペ 時間はどれくらいかかるんでィ?
GM カーラのマギテック技能レベル+知力ボーナスで目標値10の判定、
2回成功で完成、失敗するごとに30分延長、でいきます。
エドガー 俺が助手をやるとどうなる?
GM ああ、ボーナス修正つけましょう。
ウラニス おお、素晴らしい。
エドガー フフフ、たまんねえぜこの反動吸収機構・・・(じゅるり)
ウラニス ・・・撤回。絶対こんな(ry
さて、これから高台へパーツを運ぶのですが。
ウラニス 分かれ道のあたりで待機するメンバーがいた方がいいと思います。ゴブリンがキャノンに向かうのを阻止できるし。
チョッチ うまくすれば砦に篭城させて、そこにキャノンを打ち込むなんて戦法も取れるんだな。
GM ああ、カーラさんからもうひとつ頼みごとが。「このキャノンはあくまで臼砲で、間接射撃用の武器なんだ。
出来れば、着弾したところを直接見て観測してくれる人が欲しいんだけど・・・。」
チョッチ じゃあ、砦のすぐ近くで出てくる奴らを迎え撃つ体制を取ればいいんだな。
GM まあ、観測結果を即座に報告する方法が無いですが。
ウラニス ・・・ウィンドボイス(ペペを指差して)
GM あ。
ペペ ボエーーーーーーーーーーーーーーーって俺はスピーカーかよゥ!(笑)
ウラニス いやぁ、妖精魔法便利ですね。
結局、発射チームと着弾観測チームの二手に分かれて行動することに。
発射チームはカーラ、イオニア、エドガー。
観測チームはペペ、チョッチ、ウラニスに決まりました。
チョッチ 発射チーム、ちょっと心許ないんだな。
エドガー ま、何か来たら俺が蜂の巣にするまでさ。イオニアちゃん、回復は任せるぜ。
イオニア はーい。
エドガー フン、そして死力を尽くしながら「ウフフこの男、カッコつけて命張っちゃってバカみたい」とか
イオニア嬢に思われるわけだ。
イオニア クスクス(苦笑)
GM なんじゃそりゃ(笑)
ウラニス ますますこんな大人には(ry
GM 各班持ち場に着いたところで、現在15時ですね。では砦側の三人、隠密判定してください。
ペペ 全員平目じゃねえか。
エドガー イオニアちゃんが来るべきだったかもしれないんだな。
ウラニス 一人だけレンジャーあっても意味ないですよ。
3人 ははは・・・。
ペペ 7。
チョッチ 7なんだな。
ウラニス ななー。
GM はい、気づかれてしまったようです。見張り台にゴブリンが二匹ほど、現れました。
ウラニス あららー。
ペペ 一応汎用蛮族語は判るぜィ。何てェ言ってるんだ?
GM 「きっとあいつらゴブ!二晩探しても見つからなかったゴブ!」「とりあえず姫様に報告ゴブー!」
ウラニス 姫様?
ペペ あのドレイクのことかァ・・・そいつァまずい。さっさと仕留めちまおうぜィ。
戦闘#1
遠隔攻撃手段のないチョッチは棒立ち。
ウラニスとペペが魔法で攻めますが、一匹逃がしてしまいます。
GM 「姫様~」と叫びながら奥へ逃げていきました。
ペペ よし、とりあえず茂みに身を隠して様子を見るぜィ。
GM じゃ、もう一度隠密判定を。
ウラニス ・・・6です。
ペペ ・・・3じゃバレバレじゃねぇか。
チョッチ ・・・3なんだな。
GM ゴブリンたちが再び見張り台に出てきます。一瞬きょろきょろしてますが、すぐに気づきますね。
チョッチ リーゼントが突き出ちゃってるんだな。
ペペ 耳が隠しきれなかったかァ。
ウラニス 僕はこの中では背が高すぎましたね。
GM ゴブリンたちは臆病なので打って出てはきませんよ。
チョッチ 膠着状態なんだな・・・。
ウラニス でも、時間が稼げればいいわけで、この状況は僕らにとっては有利ですよ。
で、膠着状態のまま30分が経過。
GM はい、マギテック・キャノン「カーラ魔動臼砲」が完成しました。
じゃ、シューター技能を持ってるエドガー、命中判定を。
エドガー え、トリガー俺?
GM うん、カーラさん、シューター技能ないから。
エドガー なるほど・・・フフフ、たまんねぇぜ!
GM ノリノリだ(笑)
ペペ 俺たちに当てんじゃねぇぞゥ。
エドガー わかってるよ。いくぜ・・・フォイヤー!!
トリガーハッピー状態のエドガーにより、次々と砲弾が砦に打ち込まれていきます。
そもそも木造な上にたいした規模でもない敵の砦はあっけなく崩壊、瓦礫の山と化しました。
エドガー ヘッ、ちょろいもんだぜ。
ペペ ふむ・・・ひとまずはァ、向こうの三人と合流する必要がァある。
ウラニス そうですね。一度分かれ道まで戻りますか。
イオニア じゃあ、私たちも分かれ道のところまで降りましょう。
GM はい、それで1時間・・・分かれ道に全員が集合すると、17時ですね。
ペペ もう夕方かァ。連中が壊滅したかどうかをゥ確認したいが・・・。
GM 生き残った蛮族もいるようですね。荷物を運び出そうとする様子がかすかに見えます。
エドガー 任務の内容は殲滅だったな。
イオニア ヤってしまいましょ。殲滅殲滅♪
チョッチ (ビクッ!)
GM では砦跡に移動ですね。2時間経過して・・・19時。ゴブリンが4匹ほど、砦跡でなにやら話し合っています。
チョッチ お?
GM 皆さんに気づくと大慌てで、瓦礫の山の向こうに見える洞穴の中に入っていきました。それほど深い穴ではないようですね。
エドガー 暗くなってきたな。とりあえずフラッシュライトを焚いておくぜ。
ペペ おゥ、ありがてェ。では、作戦会議といこう。
洞窟に逃げ込んだゴブリンは4匹。加えて、昼間に上空を飛んでいたドレイクも気になります。
例の「姫様」がそのドレイクのことなのかどうかは、まだはっきりとはしません。
瓦礫の中を探索してみますが、ゴブリンの死体が2つ出てきたのみ、ドレイクの死体は発見できませんでした。
洞窟の中にドレイクが潜んでいるのは間違いなさそうです。
ペペ ィよゥし、突入準備だ!
ウラニス カウンターマジックとプロテクションを全員にかけますよー。
チョッチ 隊列を決めるんだな!
イオニア ワクワク♪
もっとも硬いチョッチを先頭に、前列にウラニス、イオニア、後列にペペ、エドガーを配置。
前衛が防ぎ、フリーな後衛が撃つ、という理想的なスタイルで洞窟へ突撃します。
と、ここでまたGMがイラストを提示します。またもやかわいい女の子。
チョッチ ん~、ああ、人間形態なんだな。
GM なんか皆さんよりちょっと上のほうの壁面辺りを見ながら、
「よくきたなじんぞくども!ここがきさまらのはかばじゃー!」
ペペ カンペあるのかよゥ(笑)
戦闘#2
調整によって弱体化されているとはいえ圧倒的な力を持つはずのドレイクでしたが、
魔法に弱いという弱点が増大されていたため、魔法ダメージ扱いの「銃」が凄まじい威力を発揮。
相手のブレスがそれほど多くの味方を巻き込まなかったこともあり、それほど危なげなく勝利することができました。
ペペ まさかドレイクに勝つとは・・・
エドガー 案外あっさりカタがついちまったもんなあ。
チョッチ でも、ちょっと焦ったんだな。あと一発ブレスを喰らってたら危なかったんだな。
イオニア 自分たちと同じレベルの敵が、自分たちと同じ人数出てきたら、ちょっと危ないかもしれないわね。
ウラニス 確かに。数に押されると危ないかもね・・・。
GM カーラさんは、「観測員が必要な間接射撃は戦術としてまだまだ研究の余地がありそうだね。
あと、輸送があまりに大変だから、次の試作品には自走能力をつけてみようかと思ってるんだ。
それにしても今回はありがとう。また研究を手伝ってね!」と言って帰っていきました。
今回も段違いの強敵が出てきたはずだったのですが、難なく撃破してしまいました。
現在までのところ全くの苦戦知らずなどんそくず。果たしてこの快進撃、どこまで続くことやら・・・。
次のGM(ぺぺ) よし、ちょっと敵強化してくる!
ウラニス このパーティ強すぎますもんねー。
最終更新:2009年03月13日 04:22