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ありのままに今起こった事を書くぜ……

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匿名ユーザー

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ありのままに今起こった事を書くぜ……  ◆j5zhx6iDe.





         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは承太郎達とDIOを追っていたと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったらいつのまにか殺し合いに巻き込まれていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    催眠術だとか超スピードだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…




誰にでも言うでもなく、俺はありのままに今起こった事を自分に言い聞かせるように言う。
本当に文字通り頭がどうにかなりそうだった。

「百歩譲って、俺が一人で居た時に拉致られたのなら分かる。だが、あの場には承太郎にジョースターさん、それに花京院も居たんだ。
 あいつらに気付かれず俺を攫うなんて出来るか? いやそれともあいつらまでこの場に来ちまってるのか?」

だとすれば承太郎達も、この殺し合いに参加させられている事になる。
やはり、この殺し合いはDIOによるものなのか?
それともDIOとは何の関係も無い、別の者の仕業なのか?
だとすればDIOも、この殺し合いに呼ばれているのではないか?

考えても考えても分からない。
取りあえず、今は思考を停止する事にする。
考えても分からない事を考えても時間の無駄だ、それよりも支給品の確認をするのが得策だ。

普段なら武器なんか無くてもスタンドで応戦出来るが、今はヴァニラ戦での疲労や負傷のせいで思うようにスタンドが操れ――

「!? 体の傷が癒えてやがるッ?」

思えば体の痛みや疲れたときの独特の重みみたいなもんも消えてやがる。
どういう事だ? 疲れはともかく、あんな短時間で完治できるような傷じゃなかった筈だ。

「あいつらのスタンドか」

それ以外に考えようが無い。
まあ傷を治してくれたことには感謝しておく。
このまま殺し合いを中止して、DIOの元へ送ってくれれば上出来なんだがな。

「これがPDAって奴か、まあこいつは置いておいて他には地図、コンパス、筆記用具、水、食料、時計、ランタン……よし全部あるな」

あのひろゆきって奴が言ったとおり、基本支給品は一通り揃ってるみたいだ。
後はランダムに支給されるという武器の確認だ。

「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!」

その時だった。
見たところ日本人の中年のおっさんが奇声を上げて襲い掛かってきやがった。

「シルバーチャリオッツッ!!!!」

俺はすぐさまチャリオッツを出して応戦する。
すぐに殺すなん事は流石にしないが、身動きは封じさせて貰う。
おっさんの足にチャリオッツのレイピアを向けそのまま切りつける。

「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!」

「何ィ!!!」

だがおっさんはチャリオッツのレイピアに気付きながらも、そのまま突っ込んできやがった。
足の傷なんて気にもしていねえ。
急所を外しているとはいえ、転びこそすれそのまま突っ込むなんて滅茶苦茶だ。
いや待て、そもそもなんでおっさんはチャリオッツに気付いているんだ?
スタンドはスタンド使いにしか見えない筈。
このおっさんもスタンド使いなのか? いやそれなら俺がチャリオッツを出した時点で、同じくスタンドで応戦しないとおかしい。
クソッ! 訳がわからねぇ!!!

「なっ、こいつ俺の血をッ!!」

気付けばおっさんに間合いに入られた俺の首元には既におっさんの指が突っ込まれていた。
そこから何と俺の血を吸いだしているのだ!
間違いない! こいつはDIOと同じく吸血鬼! なら容赦はしねえ!!

「チャリオッツッ!!!!」

俺の叫びに反応してチャリオッツは瞬速で吸血鬼の腕を斬りおとす!
吸血鬼が苦しそうにもがいている内に、俺はバックを拾い上げると全力で走り出した。
相手が吸血鬼とはいえ、チャリオッツでも倒せない事は無いかもしれないが、やはりこの短時間に色々あり過ぎた。
こんな混乱に似た状態じゃまともな戦闘が出来るかも分からないし、ましてや相手は吸血鬼だ、油断は出来ない。
今は頭を整理して冷静になる時間が欲しかった。


【E-4/1日目・深夜】

【ポルナレフ@AA(ジョジョの奇妙な冒険)】
[状態]:疲労(小)、首元に血を吸われた跡
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品(1~3)
[思考・状況]
0:吸血鬼から逃げて頭を整理する。
1:承太郎達を探す。
2:DIOも居るようなら倒す。
3:なんでスタンドがスタンド使い以外にも見えたのか疑問。
※制限でスタンド使い以外にもスタンドが見えます。




獲物を逃がした吸血鬼……いや田代まさしは切り落とされた腕を拾い、切断面にまるでのりをつけるかのようにくっつけた。
すると、驚く事にそれだけで切り落とされた腕は再び田代の体の一部として再生した。

田代に支給された武器は石仮面。

それは人を吸血鬼へと変える道具。
かつて柱の男と呼ばれる者たちが作り出した吸血鬼製造道具である。
それを田代は被ったのだ。

結果彼は永遠に太陽の元に出れない体になったかわりに、人の身では手に入れることの出来ない強靭な力と肉体を手に入れた。

田代は歩く。

次の獲物を狩りに。

次は若い女であると期待しながら――。


【E-4/1日目・深夜】

【田代まさし@ニュー速VIP】
[状態]:吸血鬼化
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品(0~3)、石仮面@ジョジョの奇妙な冒険
[思考・状況]
基本:獲物を探す。
1:出来れば若い女がいい。
※再生力や不死性が制限されています。
※人をゾンビにする能力も制限されています。


【支給品紹介】

【石仮面@ジョジョの奇妙な冒険】
仮面を被り血を浴びせると骨針が飛び出して脳を刺激し、人間の未知なるパワーを引き出して吸血鬼にする道具。
なお吸血鬼は日の光に弱く浴び続けていると灰になる。


No.18:バトルロワイアル?サバンナでは日常茶飯時だぜ! 時系列順 No.20:( ^ω^)と嵐を呼ぶクマーのようです
No.18:バトルロワイアル?サバンナでは日常茶飯時だぜ! 投下順 No.20:( ^ω^)と嵐を呼ぶクマーのようです
ポルナレフ No.48:一つ星シェフ
田代まさし No.44:グンマーの大冒険 VS吸血鬼編

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