ここは「COLORS」試験運用研究所に近いどこだか
エル「琴里。本当におごりでいいの?」
琴里「うん。お給料もあるし、このためのお駄賃も貰ったから…!」
アル「でも琴里…。こう言ってはなんだけど、エルは…」
イヴェリア「そうだよ琴里ねえちゃん!! エルってば、ここら一帯のご飯屋を順々に出禁にされてるんだよ!?」
リア「僕もにわかには信じられなかったけど、イヴェリアの言う通りみたいなんだ…。だから無理は……」
ミカ「まあまあ。三人とも、琴里ちゃんが言ってるなら、スポンサーは隊長さんだと思うし、大丈夫だと思うよ? たぶん」
セトカ「私もメルクーリ卿より聞き及んでおります。なので、心配は無用でしょう」
8人は皆私服で街に出向いていた
別に特別な事ではない。単に琴里が声を掛け、たまたまスケジュールが合ったのが彼女たちだったというだけだ
別に特別な事ではない。単に琴里が声を掛け、たまたまスケジュールが合ったのが彼女たちだったというだけだ
エル「さっきからみんな失礼ね…。まるで私が道場破りが趣味のフードファイターみたいじゃない」
リア「そりゃあ、賞金が出る場所は全部エルが出向いて潰しちゃったから…」
エル「なんで!? そう書いてたから行っただけだし、全部残さず美味しく食べたでしょ!!?」
イヴェリア「……賞金倍にするからやめてくれってお店、何件あったけ??」
アル「私が話で聞いただけでも、この地方だけでも何十件だったか覚えてないよ
エル、やりすぎだって…」
エル、やりすぎだって…」
イズナ「私が眠っている間にそんな面白い事になってたなんてね」
ミカ「エルちゃん。何事もほどほどにだよ~」
セトカ「ええ。お店の企業努力まで無にしてしまうのはいただけませんね」
エル「うう…!? そんなに責めなくても……」
琴里「…だから、今回はお店のペースで食べられる所を選んだんだよ」
と、連れ立った美少女8人衆は、とある店の前まで辿り着いた
イヴェリア「えっと……ローリングスシチェーン。『水陸両用ウエア郎』…!!」
リア「ああ、回転寿司か。確かにこれならお店のペースで食べる事も出来るね」
セトカ「……スシが…回っているのですか?」
ミカ「セトカちゃん、ひょっとして、回転寿司来た事ないの?」
セトカ「欧州の戦闘の後、スシは御馳走になった事はありますが、あいにく回転とは縁が…」
イズナ「私も、話には聞いてるけど来るのは初めてね」
アル「私は、お父さんに連れられて行った事が何回かあったよ」
エル「まあこれは見た方が早いわ!! 突撃よ!」
琴里「…うん。とりあえず入ろっか♪」
そう言って白の少女に続くように、色彩の少女たちは自動ドア付きの暖簾をくぐった
『いらっしゃい!! 何名様で……ってぇ子供ばっかじゃねえか。ちゃんと銭は持ってるのか? あぁん!?』
暖簾の先にはアルトの仮面のようにも見えるモノを被った、店員らしき人物?が、8人にガンを飛ばしてくる…!
リア「うわ!? あ、怪しい!!?」
店員アルト仮面「おうおう! こちとら冷やかしは困るんだ!!
銭を持ってるのか持って無いのかハッキリしな嬢ちゃん達!!」
銭を持ってるのか持って無いのかハッキリしな嬢ちゃん達!!」
イヴェリア「な、なんだよ!? いきなり喧嘩腰とか、ひど、い…?」
スッ…と、仮面店員と緑の少女の間に、透明の少女が割って入る
店員アルト仮面「ああ? ちっこい嬢ちゃん。おねえちゃんを庇おうって……」
その時、彼女が取り出したがま口の中から、閃光が迸る…!!
琴里「お財布からドロー…!
『黄昏に耀く金融札(隊長から預かったカード)』…!!」
『黄昏に耀く金融札(隊長から預かったカード)』…!!」
店員アルト仮面「ナ、ナニィ…!??」
セトカ「おお」
イズナ「へえ、やるわね琴里…!」
店員アルト仮面「は~い♪ お客様8名ごあんな~い!
テーブルとカウンター、どちらになさいますか?」
テーブルとカウンター、どちらになさいますか?」
支払い能力があると判った途端、店員の態度がコロッと変わる
琴里「今回はカウンターで…
そして、レーン上流にエルをセット…!
更に、カウンター席に私達を連続配置…!」
そして、レーン上流にエルをセット…!
更に、カウンター席に私達を連続配置…!」
店員アルト仮面「ほほう。この嬢ちゃんがそっちの最高戦力って訳……」
店長ポルタ仮面「おらあ!! バイトォ!! いつまで油売ってんだ!!! さっさとお客様案内して皿洗いしやがれッ!!」 店員アルト仮面「は、はいぃ! ただいまッ!?!」
店長ポルタ仮面「おらあ!! バイトォ!! いつまで油売ってんだ!!! さっさとお客様案内して皿洗いしやがれッ!!」 店員アルト仮面「は、はいぃ! ただいまッ!?!」
リア「って! バイトだったの!? あの態度で!!?」
エル「ふふっ。琴里、私をここに配置するなんて…
ヒデヒサもしたこと無い戦術よ…?」
ヒデヒサもしたこと無い戦術よ…?」
琴里「目一杯食べていいよって言われてるから、たぶん大丈夫だよ
みんなは欲しいの注文しよう、ね?」
みんなは欲しいの注文しよう、ね?」
イヴェリア「琴里ねぇちゃん、大胆過ぎない!?」
リア「イヤイヤイヤ!
入店早々どこからツッコだらいいのさ!?」
入店早々どこからツッコだらいいのさ!?」
イズナ「スヤァ……」
ミカ「こっちは座ったとたんに寝ちゃったよ~!?」
セトカ「仕方ありませんね…
では、この日替わりケーキからいただきましょうか」
では、この日替わりケーキからいただきましょうか」
アル「あ、このプリン美味しそう…
じゃあなくて、最初はお寿司からにしときましょう?」
じゃあなくて、最初はお寿司からにしときましょう?」
エル「じゃあ遠慮なく…」ひょいぱくひょいぱくひょいぱく
リア「ひ、一つもこっちに流れて来ない…!!」
イヴェリア「すごいよエル…。あ~、私お茶汲んでくる。琴里ねえちゃん、適当に頼んでおいて」
琴里「ありがとう、頼んでおくね…。店員さん、マグロと卵2つずついいですか?」
ミカ「あ、じゃあ私も琴里ちゃんと同じのと、エビとサーモン追加で!」
セトカ「メニューだけでも目移りしてしまいますね。色とりどりで、鮮やかで…まるで私たちの色みたいに……」
アル「うん。私も、好きだなぁ。お父さんも美味しそうに食べてたし……。店員さん、中トロとイクラお願いします」
イズナ「……う~ん…、むにゃむにゃ……」
エル「ご馳走様。そしていただきます」
カシャンカシャンとどんどん皿が積み上がってゆく
イヴェリア「ただい…ってぇ!? もうこんなに食べたの!?」
エル「ああ。ありがとう。お冷そこに置いておいて」もぐもぐ
リア「すっごいなぁ……。アレ? ここに穴が…?」
リアの視線の先には、『お皿を入れてね』と書かれた穴がカウンターに備え付けてあった
イヴェリア「あ。知ってる! これにお皿を…えいッ!」
イヴェリアはエルが平らげた皿を次々に投入してゆく
すると……
琴里「あ……」
ふと上を見ると、天井に達する程の巨大な透明の容器に、カプセルがギッチリと詰まっている
そこからコロコロと、穴の隣にある受け皿にカプセルが降って来た
ミカ「わぁ!! なになに??」
イヴェリア「これを開ける…と」
ポンっと中からロイロイを模した人形が飛び出て来た
アル「あ。カワイイ…♪ 前にお父さんと来た時は無かったなぁ」
セトカ「へえ…。面白い仕掛けですね」
リア「これは…マクシオンのロイロイ? 最近確認され始めたのに早いなぁ」
イヴェリア「でも、これは新規のレアかも? やったね!!」
琴里「おお~。すごいねぇ」
イヴェリア「…うん♪ みんなも食べたらここに…」
ハッハッハ!!
と、突如店内に高笑いが木霊する
リア「だ、誰だッ!!?」
『フフフ…。まさかこのボクの声を忘れたというのかい?
まったく、同族でも優劣の差はあるとはいえ、度し難いなぁ』
まったく、同族でも優劣の差はあるとはいえ、度し難いなぁ』
イヴェリア「お、お前は…!?」
彼女たちが座るカウンターの真後ろで、深い蒼の長髪を編んだ少女が脚組みをしながら佇んでいた…
アル「ビギンズ…!!」
ビギンズ「そうだよ02…、いや、今はアルか。まあ、君にも用はあるけど、あいにく先に始末したい方が居てね。後でもいいかい?」
そう言って、彼女はコンベアの上流に視線を向ける
エル「もぐんぐ!?
ごっくん。…何よ。せっかくのご馳走なの。用なら後にしてくれる?」
ごっくん。…何よ。せっかくのご馳走なの。用なら後にしてくれる?」
ビギンズ「フン。相変わらずだね01
お前の言葉はいちいちボクの癇に障る…!!」
お前の言葉はいちいちボクの癇に障る…!!」
リア「な、なんで君がこんな所に!?」
ビギンズ「COLORSが世界の頂点に立つのは決定事項だけど、それを支える優秀な民族くらいは残さないといけないからね
神たるボクの選別を受けられるこの店を選ぶとは…。さすがとだけ言っておこうか」
神たるボクの選別を受けられるこの店を選ぶとは…。さすがとだけ言っておこうか」
カウンターに頬杖を突きながら、いつもの高圧的な態度を彼女は示す
セトカ「相変わらず傲慢な…。EXMが無くとも、ここで決着をつけても構わないのですよね?」
ビギンズ「まあまあ。ボクも目を付けた店を消滅させるのは惜しいさ
という訳で、君たち好みの平和的な決闘を申し込もうじゃないか…!」
という訳で、君たち好みの平和的な決闘を申し込もうじゃないか…!」
アル「一体、何をする気なの…?」
ビギンズ「なあに。簡単だよ
この『水陸両用ウエア郎』限定。10皿毎に引ける、『わくわくロイロイワールドガチャ』に本日投入された【ゴールデンロイロイ】と【シルバーロイロイ】を先に引き当てた方が勝ち、というのはどうかな?」
この『水陸両用ウエア郎』限定。10皿毎に引ける、『わくわくロイロイワールドガチャ』に本日投入された【ゴールデンロイロイ】と【シルバーロイロイ】を先に引き当てた方が勝ち、というのはどうかな?」
ミカ「ええ? そんなのが入ってるの?」
イヴェリア「そ、そんなの! あらかじめそっちが確保してる可能性だってあるじゃないか!!」
ビギンズ「この二つはこの『O島店』に先行入荷し、どこよりも早く投入されている…!
誓って不正は無いと約束しよう
人数はそちらに合わさせてもらうが、こちらはボク以外はただの信徒だ
そもそも、上位種たるCOLORSでも最上位であるこのボクにかかれば、この程度ハンデですら無いけどね!!」
誓って不正は無いと約束しよう
人数はそちらに合わさせてもらうが、こちらはボク以外はただの信徒だ
そもそも、上位種たるCOLORSでも最上位であるこのボクにかかれば、この程度ハンデですら無いけどね!!」
ずらりと、極東の伝統芸能めいた七人が、ビギンズの隣に整列し座る
スモー。ゲイシャ。ケンドー。ジュウド―。キュウドー。ショドー。オンミョードー…! あえてニンジャは居ないヤッター!!
スモー。ゲイシャ。ケンドー。ジュウド―。キュウドー。ショドー。オンミョードー…! あえてニンジャは居ないヤッター!!
ミカ「そんなぁ!?
こっちには小食の琴里ちゃんに、寝ちゃってるイズナちゃんも居るんだよ!? こんなの勝てっこないよ!!」
こっちには小食の琴里ちゃんに、寝ちゃってるイズナちゃんも居るんだよ!? こんなの勝てっこないよ!!」
イヴェリア「そ、それにあいつら…!!」
七人それぞれ懐から金塊を取り出し机に置く
カネに糸目は付けないとの意思表示だ…!!
カネに糸目は付けないとの意思表示だ…!!
リア「か、仮に同じ勢いで食べても、僕らの渡された資金じゃあ…!!」
隊長から渡されたカードには4万クレジットしか入っていなかった
まあ、後はお小遣いでも足りるだろうという事だったのだが…
まあ、後はお小遣いでも足りるだろうという事だったのだが…
琴里「追加ドロー…!
『常闇に顕れる漆黒札(お姉ちゃんからもしもの時のために持たされたカード)』…!!」
『常闇に顕れる漆黒札(お姉ちゃんからもしもの時のために持たされたカード)』…!!」
イヴェリア「ま、まさか…! 琴里姉ちゃんッ! それはぁ!?」
琴里「上限、無いって♪」
ビギンズ「フフッ…! 隊長さんには気の毒だが、舞台は整ったようだね!!」
エル「ええ!! 勝負は【ゴールデンロイロイ】と【シルバーロイロイ】が出るまで…!」
ビギンズ「ただ食べればいいという事でもない!
運も味方につけた神たるボクに敵うのかなァ、01ッ!!」
運も味方につけた神たるボクに敵うのかなァ、01ッ!!」
エル&ビギンズ『スシ…ファイトッ!!』
こうして、彼女たちの戦いの火蓋が切って落とされた…!!
―――――――
イズナ「………ぅうん…? よく寝た…ってみんな!?」
起きた彼女の目に映ったのは、大量の開けたカプセルが床中に転がる異様な風景だった
見知った者と全く見知らぬ者たちがぐったりとして倒れる中、ガツガツと回ってくるスシを平らげる戦士が、いまだ己の信念を賭けて戦っていた…!!
イズナ「な、ナニ!? この状況…!!? ついさっきまで、何か大変な夢を見ていたような気がしたんだけど……」
ミカ「…ぁ……。イズナ、ちゃん…。お、おはよう…。起きてくれたんだぁ…」
死屍累々とする店内で、ぐったりと横たわる少女を、イズナは抱き起こす
イズナ「ミ、ミカ!? 私が眠っている間に、一体何があったの!?」
ミカ「…まあ、説明すると、短いんだけど…。とりあえずお皿を集めて、そこの穴に入れてくれないかなぁ…」
イズナ「ええ!? 一体どういう…」
ビギンズ「…フ、フフフ……ッ! 01……。ボクはもう『シルバー』を引いている……。対して君はどちらも引けてないィぃ……。そろそろ負けを……」
エル「ナニ言ってんの!? 私はまだまだこれからよ!!」
ビギンズ「も、もうスモーも倒れたというのに……なんてヤ、ツ……
かくなる上は…! さっき当てたダークブルーロイロイ人形を触媒にこの店全てのコンベアを【量子演算】!! 無理やりにでもカロリーを消費してもっと食べてやる…!!」
かくなる上は…! さっき当てたダークブルーロイロイ人形を触媒にこの店全てのコンベアを【量子演算】!! 無理やりにでもカロリーを消費してもっと食べてやる…!!」
セトカ「ハッ!? そうかその手があったか!! このサーモンで…【ブラインド・ゼロ】!!
これでまだまだァ…!!」
これでまだまだァ…!!」
イヴェリア「だ、だったらこの緑茶で…! 【乾坤一擲】!!! ……うう、消化が追っつかない……」
リア「む、紫のネタってナニ!? しょうゆ…とか? でも【加速】して食べても、イヴェリアと同じく消化が出来ないよ……」
アル「こ、この海苔巻きで…【マナ】よ…!! ……しょ、消化に割り振るなんて、やったことないから勝手が……」
琴里「ええっと……イカは…微妙だなァ…。あ、お冷でいいのか…【共振増幅】…エル! 頑張ってぇ…!!」
イズナ「わ、訳がわからないわ…! 夢の光景とも違うし……。とりあえず、お皿を入れればいいのよね?」
彼女は立ち上がると、エルの隣に山積みにされている皿を、穴へと…
アル「そ、そうだ!! 【マナ】よ!! イズナの運へ……!! 琴里ィ…!!」
琴里「…あ! わかったよ、アル! 【共振増幅】!! イズナ! そのまま!!」
イズナ「え? ええ??」…ストンッ
黒と透明の光に包まれた銀の少女が抽選した『わくわくロイロイワールドガチャ』は、二つの光輝くカプセルを吐き出す…!!
ビギンズ「なっ…!?」
ミカ「やったァ!! 【ゴールデンロイロイ】と【シルバーロイロイ】!! 両方同時に出ちゃったよ!!」
そこには、カプセルの中からでも、金と銀に輝くロイロイが神々しく輝いていた…!!
ビギンズ「……フフッ…。こ、今回は潔く負けを認めようかな……!
こんなモノはボクらの強さの証明には全く関係無いしね……!!
うう……、胸焼けがァ……」
こんなモノはボクらの強さの証明には全く関係無いしね……!!
うう……、胸焼けがァ……」
ふらぁと倒れるビギンズを抱え、信徒七人衆はすたこらと店を去っていった…!!
アル「ああ……。なんとか、なったのかなぁ……」
琴里「うん…。そうだねぇ……」
セトカ「ええ…。恐ろしい相手でした……。今度会ったら…別の形で……」
イヴェリア「も、もうスシは当分見るのもやだなぁ……」
リア「ぼ、僕もだよ……」
エル「そう? じゃあ私はもう少しいただくわね」
ミカ「ええ……。エルちゃんまだ食べれるのォ……??」
店長ポルタ仮面「な、なあ。嬢ちゃんたち。そろそろおあいそにしてくれねぇか?」
奥から先程奥で怒鳴っていたポルタ仮面が出てくる
エル「え? なんで??」
店長ポルタ仮面「あんたたち二組がこんなに食べちまうから…もう、食材がねぇんだ…すまんなァ……」
エル「……ああ~~んッ!! もう!! ビギンズが勝負なんて挑んでくるからァ!!」
―――――――
エル「……ああ。もうちょっとでお腹いっぱい食べられたのに…」
イヴェリア「…うん。これは出禁になるよ」
アル「…でしょう?」
リア「ちょっとそこのベンチで休んでいかない?」
セトカ「そうですね。少し休んで、腹ごなしに歩きましょう」
ミカ「さんせー♪ あ、琴里ちゃん。お会計大丈夫だった?」
琴里「うん。お姉ちゃんから預かったカードでなんとかなったよ…!」
イズナ「……ハッ!! あの時の夢は……まさかッ!?」
銀の少女の掌で、【シルバーロイロイ】が反応し、先程までの朧げなビジョンが鮮明に浮かぶ…!!
グラサンの男が明細を片手に机に突っ伏し、帽子を被った女性が傍らで笑っている光景を……