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**作品概要
1994年稼働開始のアーケード2D格闘ゲーム。近未来、地球とスペースコロニー連合との紛争が戦いの舞台。
往来の格闘ゲームはストリートファイターや鉄拳等で代表される生身の人間、またはそれに類するスタイルでの戦いが主流だが、
サイバーボッツは人間が巨大ロボット(VA=ヴァリアント・アーマー)に搭乗して戦うスタイルをとっている。
そのロボットにも様々な構造の物が揃い、ブーストダッシュやサブウエポン攻撃、相手機体の腕引きちぎり(アームリッパー)などVAならではの新鮮なアクションを楽しむ事ができる。
**登場キャラクター
***・デビロット・ド・デスサタンⅨ世
宇宙にそびえる悪の非合法コロニー、サイド666こと「ヘルドラド」を治める暗黒大帝の一人娘。
その血筋を受け継ぎ、悪の華としての矜持を持ちつつも、正義漢に惚れて
交際を反対する父を倒してしまうなど、己の感情に真っ直ぐ従っている。
またパロディネタやメタ発言・悪役の美学を語ったりとコメディパートを一手に担っており、硬派でシリアスな世界観の原作においてひとり異彩を放つキャラクターとなっている。
原作ではタコのような外見の専用VA・スーパー8を駆る「デビロット一味」という三人一組トリオで登場。
「地獄大使」「Dr.シュタイン」という二人の下僕を従え、悪事とわがままの限りを尽くしていく。
そして、そのモデルはタツノコプロの人気アニメ「タイムボカン」シリーズでお馴染みの三悪として有名。
PXZでの戦闘時には『サイバーボッツ』の主人公ジン・サオトメの乗機ブロディアや、
『サイドアーム』のプレイヤー機をデフォルメしたキャラ、モビちゃん等、カプコン作品のロボットを召喚して攻撃する。
cv:小桜エツコ
**その他
-デビロット一味がタイムボカンの三悪のパロディというのはカプコン公認ではあるのだが、&br()キャラデザを担当した西村キヌ自身は「ドラクエ4のアリーナ王女一行のイメージから作った」と語っている。&br()(ちなみにタツノコvsカプコンのドロンジョEDにおいて「元ネタを倒せばオリジナルを名乗れる」という理屈で勝負を挑んだ事がある)
**シリーズ一覧
-ゲーム
--サイバーボッツ(1994 AC/PS/SS)