5900番台(PKG-LV234L2)は2010年に導入され、2024年に改造された大型ノンステップバスである。
「脱炭素社会の実現」が叫ばれる中、世界的に電気自動車(EV)化へのシフトが進んでおり、バスも各国でEV化が加速している。その中で国際興業でも、すでに福岡県の西鉄バスに導入されている車両と同様に、既存のバスを改造した「レトロフィット電気バス」が登場した。
レトロフィットとは旧型の機械や装置を改造して新しい技術を組み込むことを指す。既存のバスからディーゼルエンジンを取り外し、モーターやリチウムイオンバッテリーに交換して電動化されている。種車は池袋所属の5200番台5240号車で、社番も5901に改められた。今後もEVへの改修が順次拡大される見込みである。
今回の車両導入により池袋営業所に急速充電器が設置され、1回の充電で約150km走行可能となっている。従来のディーゼルバスと比較して1台あたり年間約48%減のCO2削減が見込まれる。
ひと目で「レトロフィットEVバス」と分かることをコンセプトに車体ラッピングが施されている。全体的に黄色を配色するとともに「雷」や「電池」を模したマークが配置され、また曲線デザインにより充電コードをイメージしている。既存の直線的な塗装との違いが強調されているが、一方でレトロフィット要素も多いデザインとなっており、伝統的な若草色のカラーや旧社名フォント、往年のイルカマークが復活した。
車両後面の右下には給電口が新たに設置されている。
運転席後部と元優先席部にバッテリーパックが入った白い機器箱が設置された。中ドア横には100Vのコンセントボックスが搭載されている。
運転席には電気メーターが新設され、既存のものは廃止された。
池20(池袋駅西口~高島平操車場)と池21(池袋駅西口~高島平駅)の2路線で運行される。
社番 | 所属 | 登録番号 | 転属履歴 | 摘要 | 出入口表示 | 登録月 |
5901 | 池袋 |
練馬200か2335 →練馬200か3779 |
元5240 2024.4改番 |
FPG | 5→3 |