批評空間 第2期1号-10号

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第2期『批評空間』 『季刊思潮』(1988-1990 思潮社)、『批評空間』(1991-1994 福武書店)の後続季刊誌。 編集委員:浅田彰、柄谷行人、編集顧問:Paul Andrer、Harry Harootunian、市川浩、磯崎新、岩井克人、Frederic Jameson、Masao Miyoshi、Edward Said、酒井直樹、鈴木忠志、編集人:山村武善(1-5号)、内藤裕治(6-25号)、発行人:高瀬幸途、発行所:株式会社太田出版 &bold(){II-1, 1994.4} ・ 小林康夫・絓秀実・西谷修・福田和也・山城むつみ・浅田彰・柄谷行人「共同討議 「<戦前>の思考」:1930年代的状況と現在」                                 →『シンポジウムII』太田出版、1997 ・ 浅田彰「孤独の力:ジャン-リュック・ゴダール『新ドイツ零年』のために」    →『映画の世紀末』新潮社、2000 ・ 磯崎新「私の目撃した戦後の日本美術」 ・ 柄谷行人「美術館としての日本」 ・ 連載:Jacques Derrida「フロイトに公正であること:精神分析の時代における狂気の歴史」II-1①(石田英敬訳) ・ Frederic Jameson「異なる近代を鏡として:『日本近代文学の起源』英語版への序文」(田尻芳樹訳) ・ Masao Miyoshi「国境なき世界?:植民地主義から多国籍主義への動きと国民国家の衰退」(関根政美訳) ・ Susan Sontag「サラエヴォでゴドーを待ちながら」(木幡和枝訳) ・ 小林康夫「ヒステリー的投影:近代的プロジェクシオンの構造」 ・ 山城むつみ「コギトについて」 ・ 連続掲載③:村井紀「起源と征服③:伊波普猷について」 ・ 田中純「虚のファルス:建築家ミース・ファン・デル・ローエの誕生」 ・ 岩井克人「ボッグス氏の犯罪」  · 多和田葉子「聖女伝説」①                        →『聖女伝説』太田出版、1996 · 水村美苗「日本近代文学:私小説 from left to right」⑦            →同 &bold(){II-2, 1994.7 特集=ベンヤミンから出発して} 本号よりAndreas Huyssen、John Rajchmanが編集顧問に加わる ・ 柄谷行人・浅田彰・渡部直己・村井紀・安宇植「共同討議 <差別>と文学:『日本近代文学と<差別>』を出発点に」                                   →『シンポジウムII』太田出版、1997 小特集 ベンヤミンから出発して ・ 「ベンヤミンからデジタル美学へ:ディスクール分析を通って ノルベルト・ボルツ氏に聞く」(聞き手・訳:石光泰夫) ・ ノルベルト・ボルツ「ベンヤミンの美学」(石光泰夫訳) ・ 石光泰夫「ベンヤミンの「身体空間」」 ・ Susan Buck-Morse「大衆文化の夢の世界:ヴァルター・ベンヤミンの近代理論と見ることの弁証法」(竹内孝宏訳) ・ Samuel Weber「決定に異議を申し立てる ヴァルター・ベンヤミンとカール・シュミットの演劇:神学的政治学」(大久保譲訳) ・ ヤーコプ・タウベス「カール・シュミット:反革命の黙示録を書く男」(杉橋陽一訳) ・ 杉橋陽一「ヤーコプ・タウベスについて」 ・ Martin Jey「イデオロギーとしての「美学的イデオロギー」:政治の美学化とはどういうことか?」(田村斉敏訳) ・ 守中高明「灰の分有:パウル・ツェラン試論」 ・ 井口時男「田舎者の桶:中野重治の「正名」」   ・ 藤井貞和「表現としての日本語:文法的時間の挑発」   · Jacques Derrida「フロイトに公正であること:精神分析の時代における狂気の歴史」②(石田英敬訳) · 松浦寿輝「襲(カサネ)と褥(シトネ):折口信夫論①」           →同 · 多和田葉子「聖女伝説」②                        →同 · 水村美苗「日本近代文学:私小説 from left to right」⑧            →同 &bold(){II-3, 1994.10 特集=日本文化とジェンダー} ・ 上野千鶴子・水田宗子・浅田彰・柄谷行人「共同討議 日本文化とジェンダー:<家父長制とその批判>から始めて」                                    →『シンポジウムII』太田出版、1997 ・ 「一言で言えば……:ガヤトリ・スピヴァックに聞く」(聞き手:エレン・ルーニィ、長井香里訳) ・ アンドレア・ドウォーキン「イスラエル:それは結局のところ、だれの国なのか?」(岡真理訳) ・ René Sherer「二人の守護聖人」(安川慶治訳) ・ 安宇植「ハングルと<法令>と」 ・ 千葉一幹「中心の不在:あるいは殉死者芥川」  ・ Jean-Luc Nancy「共出現:「コミュニズム」の実存から「実存=脱自性」の共同体へ」(大西雅一郎訳) · 絓秀実「「国民作家」の誕生:小説的モダニティの構造」⑦完 · 東浩紀「デリダ試論①:幽霊に憑かれる哲学」        →加筆、『存在論的、郵便的』新潮社、1998 · 松浦寿輝「石(イシ)と忌(イミ):折口信夫論」②             →同 · Slavoj Zizek「否定的なもののもとへの滞留:第1部・コギト:主体と呼ばれる空虚」①(田崎英明訳)→『否定的なもののもとへの滞留:カント、ヘーゲル、イデオロギー批判』太田出版(批評空間叢書15)、1998 · 多和田葉子「聖女伝説」③                        →同   · 水村美苗「日本近代文学:私小説 from left to right」⑨完           →同 &bold(){II-4, 1995.1} ・ 「特別インタヴュー 京都学派と三〇年代の思想:久野収氏に聞く」(聞き手:浅田彰・柄谷行人)→『シンポジウムII』太田出版、1997 ・ 野口武彦「車輪と糸巻き:『日本イデオロギー論』をめぐって」   ・ 連続掲載①:酒井直樹「種的同一性と文化的差異:主体と基体をめぐって」①  ・ クリストファー・L・ヒル「ファシズムと表象の主体:丸山、アドルノ、ユートピア」(竹内孝宏訳) ・ 山城むつみ「万葉集の「精神」について」  ・ Jeffrey Hardtman「破壊の書」(末廣幹訳) ・ 上村忠男「凍てついた記憶:ホロコーストの証言可能性をめぐって」 →鵜飼哲・高橋哲哉編『「ショアー」の衝撃』未来社、1995 ・ 西成彦「プロスペリズムの終わり/宮澤賢治とカフカ」   ・ 久保田泰考「KIMURA avec LACAN:離人症をめぐる存在論的問題の形式化のために」   · 安宇植「ハングルと<男>と」① · Shosyana Felman「声の回帰 クロード・ランズマンの『ショアー』」II-4①(上野成利・細見和之訳)→『声の回帰:クロード・ランズマンの『ショアー』』太田出版(批評空間叢書8)、1995 · 松浦寿輝「擬(モドキ)と移(ウツシ):折口信夫論③」           →同 · Slavoj Zizek「否定的なもののもとへの滞留:第1部・コギト:主体と呼ばれる空虚」②(田崎英明訳)→同 · 小説:多和田葉子「聖女伝説」④                        →同   &bold(){臨時増刊号, 1995.3 モダニズムのハードコア:現代美術批評の地平} 共同編集:浅田彰・岡崎乾二郎・松浦寿夫 ・ I 磯崎新・柄谷行人・浅田彰・岡崎乾二郎「共同討議 モダニズム再考」pp.8-42   ・ II モダニズムの理論/グリーンバーグからクラウスまで ・ Clement Greenberg「モダニズムの絵画」臨1(川田都樹子・藤枝晃雄訳)pp.44-51 ・ Clement Greenberg「抽象表現主義以後」臨2(川田都樹子・藤枝晃雄訳)pp.52-65 ・ Michael Fried「芸術と客体性」臨3(川田都樹子・藤枝晃雄訳)pp.66-99 ・ :この三論文は神林恒道・藤枝晃雄監修『現代芸術論集(課題)』勁草書房に収録され、出版される予定だった。 ・ critical exchange モダニズムの政治学 ・ T.J.Clark「クレメント・グリーンバーグの芸術理論」臨4(上田高弘訳)pp.101-121 ・ Michael Fried「モダニズムはいかに作動するのか:T.J.クラークへの反論」臨5(上田高弘訳)pp.122-141 ・ T.J.Clark「モダニズムに関する論議:マイケル・フリードに答える」臨6(上田高弘訳)pp.142-154 ・ 「1967/1987 芸術・理論の系譜学:ミニマリズムとポップ以降の美術論」(Michael Fried, Rosalind Krauss, Benjamin H.D.Buchloh、杉山悦子訳)pp.156-177 ・ 「ディスカッション:ミニマリズムとポップ以降の美術論」臨7(Michael Fried, Rosalind Krauss, Benjamin H.D.Buchloh、ほか、杉山悦子訳)pp.172-191 ・ Rosalind Krauss「視覚的無意識」臨8(小俣出美・鈴木真理子・田崎英明訳)pp.193-223 ・ III モダニズムの再検討 ・ 連続掲載①:岡崎乾二郎「経験の条件」pp.246-261              →加筆、『ルネサンス:経験の条件』筑摩書房、2001 ・ 松浦寿夫「美術館のなかのひとつの場所」pp.262-275 ・ 田中純「美術史の曖昧な対象:衰退期について」pp.276-291 ・ 丸山洋志「「透明性」の内部」pp.292-301 ・ 「インタヴュー ジョゼフ・コスースに聞く:モダニズム以後」(聞き手:浅田彰)pp.221-236:ファーレ立川アート計画のために来日した際に、1994年7月21日東京のアート・フロント・ギャラリーで行われたインタヴュー ・ 岡崎乾二郎・田中純・丸山洋志・浅田彰・松浦寿夫「セミナー モダニズムの再検討」:セッションI(1994年4月29日、pp.302-317)、セッションII(1994年11月11日、pp.318-346) &bold(){II-5, 1995.4 特集=マルクスの現在} 特集:マルクスの現在 ・ 岩井克人・大黒弘慈・西部忠・浅田彰・柄谷行人「共同討議 貨幣と資本主義」   ・ 新田滋「恐慌と秩序」 ・ 大黒弘慈「貨幣蓄蔵の哲学:柄谷、ジジェクによるマルクス」 ・ 連続掲載①:Louis Althusser「唯物論のユニークな伝統①:スピノザ」(田崎英明・市田良彦訳) ・ Antonio Negri「アルチュセールのために:アルチュセール晩年の思考の深化をめぐる覚書」(丹生谷貴志・市田良彦訳) ・ 市田良彦「Louis Althusserはどのように仕事をしたか」  ・ 高祖岩三郎「交通空間と翻訳」 ・ 岩崎稔「三木清における「技術」「動員」「空間」:東亜共同体論と構想力の論理」 ・ 山田広昭「天使に憑かれる:ふたたび危機の言説について」 · Shosyana Felman「声の回帰 クロード・ランズマンの『ショアー』」②(上野成利・細見和之訳)→同 · Slavoj Zizek「否定的なもののもとへの滞留:第1部・コギト:主体と呼ばれる空虚」③(田崎英明訳) · 安宇植「ハングルと<男>と」② · 松浦寿輝「死の贄:折口信夫論」④(完)                 →同 · 多和田葉子「聖女伝説」⑤                        →同      &bold(){II-6, 1995.7 特集=政治的なもの 証言と記憶 京都学派} 本号より内藤裕治氏が編集人に ・ 上村忠男・阪上孝・浅田彰・柄谷行人「共同討議 ボナパルティズムをめぐって」    →『シンポジウムII』太田出版、1997 小特集 政治的なもの ・ Joan Copjec「選挙権が定義する主体」(村山敏勝訳) ・ Jean-Luc Nancy「政治」(守中高明訳) ・ Etienne Balibar「市民主体:ジャン-リュック・ナンシーの質問「主体の後に誰がくるか」に答える」(松葉祥一訳) ・ 連載②:Louis Althusser「唯物論のユニークな伝統②:マキアヴェリ」(福井和美訳) 小特集 証言と記憶 · Shosyana Felman「声の回帰:クロード・ランズマンの『ショアー』」③完(上野成利・崎山政毅・細見和之訳)                                 →同 ・ 高木繁光「形の詩学:石原吉郎論」 小特集 京都学派 ・ 小林敏明「転倒する時間意識:キルケゴール、西田、レヴィナス」 ・ 連続掲載②:酒井直樹「種的同一性と文化的差異:主体と基体をめぐって②」]   ・ 大越愛子「フェミニズムからの「京都学派」批判」   · Jeffrey Mehlman「革命と反復:マルクス/ユゴー/バルザック」II-6①(上村忠男・山本伸一訳)→『革命と反復:マルクス/ユゴー/バルザック』太田出版(批評空間叢書10)、1996 · 安宇植「ハングルと<男>と」③ · Slavoj Zizek「否定的なもののもとへの滞留:第1部・コギト:主体と呼ばれる空虚」④(田崎英明訳)→同 · Richard Klein「煙草は崇高である」①(太田晋訳)   →『煙草は崇高である』太田出版(批評空間叢書11)、1997 · 多和田葉子「聖女伝説」⑥                          →同     &bold(){II-7, 1995.10 特集=政治と歴史 モダニズムと美術批評} ・ 「共同インタヴュー 冷戦終結後の政治と文学:スーザン・ソンタグとの対話」(聞き手:浅田彰・柄谷行人、斎藤一訳)→『シンポジウムIII』太田出版、1998 小特集 政治と歴史 ・ 柄谷行人「歴史における反復の問題」 ・ Louis Althusser「『フォイエルバッハにかんするテーゼ』についての覚書」(安川慶治訳) 小特集 モダニズムと美術批評 ・ 磯崎新・岡崎乾二郎・高橋悠治・松浦寿夫・浅田彰・柄谷行人「共同討議 再びモダニズムをめぐって」 ・ 松浦寿夫「記憶の体制」 ・ 連続掲載①:T.J. Clark「共和暦二年の絵画」①(松岡新一郎訳) ・ Machel Fried「二つのレアリスムの間に:デリダからマネへ」(天野知香訳) ・ リピット水田清爾「モダニズムにおけるグロテスクと小説の解体について」   · Louis Althusser「唯物論のユニークな伝統③:政治情勢」(福井和美訳)(完) · Jeffrey Mehlman「革命と反復:マルクス/ユゴー/バルザック」②(上村忠男・山本伸一訳)→同 · 前田英樹「小林秀雄:存在への跳躍」①]   · 東浩紀「デリダ試論②:二つの手紙、二つの脱構築」             →同 · Slavoj Zizek「否定的なもののもとへの滞留:第2部・ゆえに(エルゴ):弁証法的誤謬推理」⑤(田崎英明訳)→同 · Richard Klein「煙草は崇高である」②(太田晋訳)               →同 · 多和田葉子「聖女伝説」⑦                          →同 &bold(){II-8, 1996.1 特集=宗教と宗教批判 セックス/ジェンダー} ・ 共同討議:宗教と宗教批判 ・ 田川健三「基調報告1 三題噺:宗教の定義と聖書の解釈」pp.6-13 ・ 合田正人「基調報告2 門法のプリズム:スピノザとレヴィナスへ向けて」pp.14-21 合田正人・田川健三・浅田彰・柄谷行人「共同討議:宗教と宗教批判」pp.22-47 →『シンポジウムIII』太田出版、1998 特集=セックス/ジェンダー ・ Judith Butler「パフォーマンスとしてのジェンダー」(聞き手:Peter Osborne,、リン・シーガル、竹村和子訳)pp.48-63 ・ Eve Kosofsky Sedgwick「クローゼットの認識論」(外岡尚美訳)pp.64-85 ・ Joan Copjec「性と理性の安楽死」(鈴木英明訳)pp.86-114 ・ Leo Bersani「直腸は墓場か?」(酒井隆史訳)pp.115-143 ・ David M. Halperin「聖フーコー:ミシェル・フーコーのクイアー・ポリティクス」(村山敏勝訳)pp.144-159 ・ J. Keith Vincent「正岡子規と病の意味:卯の花の散るまで鳴くか子規」(河口和也訳)pp.160-187 ・ Indra Levy「リブ的現代フェミニズム、戦前女性主義、そして山川菊栄」pp.188-209 · Jeffrey Mehlman「革命と反復:マルクス/ユゴー/バルザック」③(上村忠男・山本伸一)pp.210-231 →同 · T.J. Clark「共和暦2年の絵画」(完)(松岡新一郎訳)pp.232-250 · Slavoj Zizek「否定的なもののもとへの滞留:第2部・ゆえに(エルゴ):弁証法的誤謬推理」⑥(田崎英明訳)pp.264-276                                  →同 · Richard Klein「煙草は崇高である」③(太田晋訳)pp.277-286          →同 · 前田英樹「小林秀雄:存在への跳躍」②pp.251-263 · 多和田葉子「聖女伝説」⑧                          →同 &bold(){II-9, 1996.4 特集=ドゥルーズ} 小特集 ドゥルーズ ・ Gilles Deleuze「思い出すこと」II-9(聞き手:Didier Eribon、鈴木秀亘訳)pp.6-12 ・ 前田英樹「基調報告1 悟性と感性の「性質の差異」について」pp.13-6 ・ 財津理「基調報告2 ドゥルーズの思想の生成変化」pp.17-21 ・ 財津理・蓮實重彦・前田英樹・浅田彰・柄谷行人「共同討議 ドゥルーズと哲学」pp.22-54→『シンポジウムIII』、1998 ・ Paul Virilio, Sacha Goldman「文明問題としての核拡散について」(松葉祥一訳)pp.81-86 ・ 坂本龍一・浅田彰・柄谷行人「座談会:「悪い年」を超えて」pp.87-106 ・ 岡崎乾二郎「拒絶と生産:追悼・岡本太郎」pp.120-122 ・ 松原弘典「フルシチョフの建築へ:ソ連建築に見るポスト・スターリニズム」pp.123-145 ・ 矢代梓「ハイナー・ミュラー追悼」pp.146-148 ・ 田尻芳樹「言語の消去を夢みて:ベケット論」pp.173-186 ・ 高木繁光「ボーボラナンキンの歌:中原中也論」pp.187-203 · Slavoj Zizek「否定的なもののもとへの滞留:第2部・ゆえに(エルゴ):弁証法的誤謬推理」⑦(田崎英明訳)pp.217-236                                 →同 · Richard Klein「煙草は崇高である」④(太田晋訳)pp.237-256          →同 · 前田英樹「小林秀雄:存在への跳躍」③ · Jacques Derrida「政治と友愛と」II-9①(聞き手:Michael Sprinker、安川慶治訳)pp.55-80 · Thierry de Duve「レディ・メイドと抽象」①(松浦寿夫訳)pp.107-119       →同 · 太田晋「『ユリシーズ』を読む:第1挿話/第2挿話」pp.149-172 · 多和田葉子「聖女伝説」⑨(完)                      →同 &bold(){II-10, 1996.6} ・ 井口時男・大杉重男・福田和也・山城むつみ・柄谷行人「共同討議:「批評」の場所をめぐって」pp.6-33 ・ 連続掲載①:福田和也「アドルフ・ヒトラーとハイデガー哲学:テクネーによる「本来性」の喚起」①pp.34-43 ・ 蓮實重彦「ジル・ドゥルーズと「恩寵」:あたかも、ギリシャ人のように」pp.44-54 ・ Michelle Loi「ルイのこと」(市田良彦訳)pp.73-87 ・ 市田良彦「ミシェルのこと、ルイのこと」pp.88-105 ・ Darko Suvin, Marc Angen ot「脱神秘化,あるいは宣言されたものの含意すること:「共産主義者宣言」から生じるマルクスの賞賛、その限界発見、そしてその使用について」(矢野久美子)pp.106-128 ・ 西部忠「レトリックとリアリズム:方法の復権」pp.129-145 · Slavoj Zizek「否定的なもののもとへの滞留:第2部・ゆえに(エルゴ):弁証法的誤謬推理」⑧(田崎英明訳)pp.193-200                                 →同 · Richard Klein「煙草は崇高である」⑤(太田晋訳)pp.201-223        →同 · 前田英樹「小林秀雄:存在への跳躍」④pp.180-192 · Jacques Derrida, Michael Sprinker「政治と友愛と」②完(安川慶治訳)pp55-72 · Thierry de Duve「レディ・メイドと抽象」②完(松浦寿夫訳)pp.146-155   →同 · Livia Monnet「幽霊的な女たち、置き換えられた女性性、そして男性家族小説:中上健次の2つのテクストにおける暴力、ジェンダー、そしてセクシュアリティの政治学」①(竹内孝宏訳)pp.156-179 · いとうせいこう「去勢訓練」①
第2期『批評空間』II- 『季刊思潮』(1988-1990 思潮社)、『批評空間』(1991-1994 福武書店)の後続季刊誌。 編集委員:浅田彰、柄谷行人、編集顧問:Paul Andrer、Harry Harootunian、市川浩、磯崎新、岩井克人、Frederic Jameson、Masao Miyoshi、Edward Said、酒井直樹、鈴木忠志、編集人:山村武善(1-5号)、内藤裕治(6-25号)、発行人:高瀬幸途、発行所:株式会社太田出版 日経イメージ気象観測: &bold(){1987.7-1994.3} 批評空間 第1期: &bold(){1991.4-1994.1} &font(#ff4500){批評空間 第2期: &bold(){1994.4-2000.4}} [[日経イメージ気象観測←>http://www36.atwiki.jp/aabiblio/pages/66.html]] [[→II-11-25]] &bold(){II-1-10, 1994.4-1996.6} &bold(){II-1, 1994.4} ・ 小林康夫・絓秀実・西谷修・福田和也・山城むつみ・浅田彰・柄谷行人「共同討議 「<戦前>の思考」:1930年代的状況と現在」                                 →『シンポジウムII』太田出版、1997 ・ 浅田彰「孤独の力:ジャン-リュック・ゴダール『新ドイツ零年』のために」    →『映画の世紀末』新潮社、2000 ・ 磯崎新「私の目撃した戦後の日本美術」 ・ 柄谷行人「美術館としての日本」 ・ 連載:Jacques Derrida「フロイトに公正であること:精神分析の時代における狂気の歴史」II-1①(石田英敬訳) ・ Frederic Jameson「異なる近代を鏡として:『日本近代文学の起源』英語版への序文」(田尻芳樹訳) ・ Masao Miyoshi「国境なき世界?:植民地主義から多国籍主義への動きと国民国家の衰退」(関根政美訳) ・ Susan Sontag「サラエヴォでゴドーを待ちながら」(木幡和枝訳) ・ 小林康夫「ヒステリー的投影:近代的プロジェクシオンの構造」 ・ 山城むつみ「コギトについて」 ・ 連続掲載③:村井紀「起源と征服③:伊波普猷について」 ・ 田中純「虚のファルス:建築家ミース・ファン・デル・ローエの誕生」 ・ 岩井克人「ボッグス氏の犯罪」  · 多和田葉子「聖女伝説」①                        →『聖女伝説』太田出版、1996 · 水村美苗「日本近代文学:私小説 from left to right」⑦            →同 &bold(){II-2, 1994.7 特集=ベンヤミンから出発して} 本号よりAndreas Huyssen、John Rajchmanが編集顧問に加わる ・ 柄谷行人・浅田彰・渡部直己・村井紀・安宇植「共同討議 <差別>と文学:『日本近代文学と<差別>』を出発点に」                                   →『シンポジウムII』太田出版、1997 小特集 ベンヤミンから出発して ・ 「ベンヤミンからデジタル美学へ:ディスクール分析を通って ノルベルト・ボルツ氏に聞く」(聞き手・訳:石光泰夫) ・ ノルベルト・ボルツ「ベンヤミンの美学」(石光泰夫訳) ・ 石光泰夫「ベンヤミンの「身体空間」」 ・ Susan Buck-Morse「大衆文化の夢の世界:ヴァルター・ベンヤミンの近代理論と見ることの弁証法」(竹内孝宏訳) ・ Samuel Weber「決定に異議を申し立てる ヴァルター・ベンヤミンとカール・シュミットの演劇:神学的政治学」(大久保譲訳) ・ ヤーコプ・タウベス「カール・シュミット:反革命の黙示録を書く男」(杉橋陽一訳) ・ 杉橋陽一「ヤーコプ・タウベスについて」 ・ Martin Jey「イデオロギーとしての「美学的イデオロギー」:政治の美学化とはどういうことか?」(田村斉敏訳) ・ 守中高明「灰の分有:パウル・ツェラン試論」 ・ 井口時男「田舎者の桶:中野重治の「正名」」   ・ 藤井貞和「表現としての日本語:文法的時間の挑発」   · Jacques Derrida「フロイトに公正であること:精神分析の時代における狂気の歴史」②(石田英敬訳) · 松浦寿輝「襲(カサネ)と褥(シトネ):折口信夫論①」           →同 · 多和田葉子「聖女伝説」②                        →同 · 水村美苗「日本近代文学:私小説 from left to right」⑧            →同 &bold(){II-3, 1994.10 特集=日本文化とジェンダー} ・ 上野千鶴子・水田宗子・浅田彰・柄谷行人「共同討議 日本文化とジェンダー:<家父長制とその批判>から始めて」                                    →『シンポジウムII』太田出版、1997 ・ 「一言で言えば……:ガヤトリ・スピヴァックに聞く」(聞き手:エレン・ルーニィ、長井香里訳) ・ アンドレア・ドウォーキン「イスラエル:それは結局のところ、だれの国なのか?」(岡真理訳) ・ René Sherer「二人の守護聖人」(安川慶治訳) ・ 安宇植「ハングルと<法令>と」 ・ 千葉一幹「中心の不在:あるいは殉死者芥川」  ・ Jean-Luc Nancy「共出現:「コミュニズム」の実存から「実存=脱自性」の共同体へ」(大西雅一郎訳) · 絓秀実「「国民作家」の誕生:小説的モダニティの構造」⑦完 · 東浩紀「デリダ試論①:幽霊に憑かれる哲学」        →加筆、『存在論的、郵便的』新潮社、1998 · 松浦寿輝「石(イシ)と忌(イミ):折口信夫論」②             →同 · Slavoj Zizek「否定的なもののもとへの滞留:第1部・コギト:主体と呼ばれる空虚」①(田崎英明訳)→『否定的なもののもとへの滞留:カント、ヘーゲル、イデオロギー批判』太田出版(批評空間叢書15)、1998 · 多和田葉子「聖女伝説」③                        →同   · 水村美苗「日本近代文学:私小説 from left to right」⑨完           →同 &bold(){II-4, 1995.1} ・ 「特別インタヴュー 京都学派と三〇年代の思想:久野収氏に聞く」(聞き手:浅田彰・柄谷行人)→『シンポジウムII』太田出版、1997 ・ 野口武彦「車輪と糸巻き:『日本イデオロギー論』をめぐって」   ・ 連続掲載①:酒井直樹「種的同一性と文化的差異:主体と基体をめぐって」①  ・ クリストファー・L・ヒル「ファシズムと表象の主体:丸山、アドルノ、ユートピア」(竹内孝宏訳) ・ 山城むつみ「万葉集の「精神」について」  ・ Jeffrey Hardtman「破壊の書」(末廣幹訳) ・ 上村忠男「凍てついた記憶:ホロコーストの証言可能性をめぐって」 →鵜飼哲・高橋哲哉編『「ショアー」の衝撃』未来社、1995 ・ 西成彦「プロスペリズムの終わり/宮澤賢治とカフカ」   ・ 久保田泰考「KIMURA avec LACAN:離人症をめぐる存在論的問題の形式化のために」   · 安宇植「ハングルと<男>と」① · Shosyana Felman「声の回帰 クロード・ランズマンの『ショアー』」II-4①(上野成利・細見和之訳)→『声の回帰:クロード・ランズマンの『ショアー』』太田出版(批評空間叢書8)、1995 · 松浦寿輝「擬(モドキ)と移(ウツシ):折口信夫論③」           →同 · Slavoj Zizek「否定的なもののもとへの滞留:第1部・コギト:主体と呼ばれる空虚」②(田崎英明訳)→同 · 小説:多和田葉子「聖女伝説」④                        →同   &bold(){臨時増刊号, 1995.3 モダニズムのハードコア:現代美術批評の地平} 共同編集:浅田彰・岡崎乾二郎・松浦寿夫 ・ I 磯崎新・柄谷行人・浅田彰・岡崎乾二郎「共同討議 モダニズム再考」pp.8-42   ・ II モダニズムの理論/グリーンバーグからクラウスまで ・ Clement Greenberg「モダニズムの絵画」臨1(川田都樹子・藤枝晃雄訳)pp.44-51 ・ Clement Greenberg「抽象表現主義以後」臨2(川田都樹子・藤枝晃雄訳)pp.52-65 ・ Michael Fried「芸術と客体性」臨3(川田都樹子・藤枝晃雄訳)pp.66-99 ・ :この三論文は神林恒道・藤枝晃雄監修『現代芸術論集(課題)』勁草書房に収録され、出版される予定だった。 ・ critical exchange モダニズムの政治学 ・ T.J.Clark「クレメント・グリーンバーグの芸術理論」臨4(上田高弘訳)pp.101-121 ・ Michael Fried「モダニズムはいかに作動するのか:T.J.クラークへの反論」臨5(上田高弘訳)pp.122-141 ・ T.J.Clark「モダニズムに関する論議:マイケル・フリードに答える」臨6(上田高弘訳)pp.142-154 ・ 「1967/1987 芸術・理論の系譜学:ミニマリズムとポップ以降の美術論」(Michael Fried, Rosalind Krauss, Benjamin H.D.Buchloh、杉山悦子訳)pp.156-177 ・ 「ディスカッション:ミニマリズムとポップ以降の美術論」臨7(Michael Fried, Rosalind Krauss, Benjamin H.D.Buchloh、ほか、杉山悦子訳)pp.172-191 ・ Rosalind Krauss「視覚的無意識」臨8(小俣出美・鈴木真理子・田崎英明訳)pp.193-223 ・ III モダニズムの再検討 ・ 連続掲載①:岡崎乾二郎「経験の条件」pp.246-261              →加筆、『ルネサンス:経験の条件』筑摩書房、2001 ・ 松浦寿夫「美術館のなかのひとつの場所」pp.262-275 ・ 田中純「美術史の曖昧な対象:衰退期について」pp.276-291 ・ 丸山洋志「「透明性」の内部」pp.292-301 ・ 「インタヴュー ジョゼフ・コスースに聞く:モダニズム以後」(聞き手:浅田彰)pp.221-236:ファーレ立川アート計画のために来日した際に、1994年7月21日東京のアート・フロント・ギャラリーで行われたインタヴュー ・ 岡崎乾二郎・田中純・丸山洋志・浅田彰・松浦寿夫「セミナー モダニズムの再検討」:セッションI(1994年4月29日、pp.302-317)、セッションII(1994年11月11日、pp.318-346) &bold(){II-5, 1995.4 特集=マルクスの現在} 特集:マルクスの現在 ・ 岩井克人・大黒弘慈・西部忠・浅田彰・柄谷行人「共同討議 貨幣と資本主義」   ・ 新田滋「恐慌と秩序」 ・ 大黒弘慈「貨幣蓄蔵の哲学:柄谷、ジジェクによるマルクス」 ・ 連続掲載①:Louis Althusser「唯物論のユニークな伝統①:スピノザ」(田崎英明・市田良彦訳) ・ Antonio Negri「アルチュセールのために:アルチュセール晩年の思考の深化をめぐる覚書」(丹生谷貴志・市田良彦訳) ・ 市田良彦「Louis Althusserはどのように仕事をしたか」  ・ 高祖岩三郎「交通空間と翻訳」 ・ 岩崎稔「三木清における「技術」「動員」「空間」:東亜共同体論と構想力の論理」 ・ 山田広昭「天使に憑かれる:ふたたび危機の言説について」 · Shosyana Felman「声の回帰 クロード・ランズマンの『ショアー』」②(上野成利・細見和之訳)→同 · Slavoj Zizek「否定的なもののもとへの滞留:第1部・コギト:主体と呼ばれる空虚」③(田崎英明訳) · 安宇植「ハングルと<男>と」② · 松浦寿輝「死の贄:折口信夫論」④(完)                 →同 · 多和田葉子「聖女伝説」⑤                        →同      &bold(){II-6, 1995.7 特集=政治的なもの 証言と記憶 京都学派} 本号より内藤裕治氏が編集人に ・ 上村忠男・阪上孝・浅田彰・柄谷行人「共同討議 ボナパルティズムをめぐって」    →『シンポジウムII』太田出版、1997 小特集 政治的なもの ・ Joan Copjec「選挙権が定義する主体」(村山敏勝訳) ・ Jean-Luc Nancy「政治」(守中高明訳) ・ Etienne Balibar「市民主体:ジャン-リュック・ナンシーの質問「主体の後に誰がくるか」に答える」(松葉祥一訳) ・ 連載②:Louis Althusser「唯物論のユニークな伝統②:マキアヴェリ」(福井和美訳) 小特集 証言と記憶 · Shosyana Felman「声の回帰:クロード・ランズマンの『ショアー』」③完(上野成利・崎山政毅・細見和之訳)                                 →同 ・ 高木繁光「形の詩学:石原吉郎論」 小特集 京都学派 ・ 小林敏明「転倒する時間意識:キルケゴール、西田、レヴィナス」 ・ 連続掲載②:酒井直樹「種的同一性と文化的差異:主体と基体をめぐって②」]   ・ 大越愛子「フェミニズムからの「京都学派」批判」   · Jeffrey Mehlman「革命と反復:マルクス/ユゴー/バルザック」II-6①(上村忠男・山本伸一訳)→『革命と反復:マルクス/ユゴー/バルザック』太田出版(批評空間叢書10)、1996 · 安宇植「ハングルと<男>と」③ · Slavoj Zizek「否定的なもののもとへの滞留:第1部・コギト:主体と呼ばれる空虚」④(田崎英明訳)→同 · Richard Klein「煙草は崇高である」①(太田晋訳)   →『煙草は崇高である』太田出版(批評空間叢書11)、1997 · 多和田葉子「聖女伝説」⑥                          →同     &bold(){II-7, 1995.10 特集=政治と歴史 モダニズムと美術批評} ・ 「共同インタヴュー 冷戦終結後の政治と文学:スーザン・ソンタグとの対話」(聞き手:浅田彰・柄谷行人、斎藤一訳)→『シンポジウムIII』太田出版、1998 小特集 政治と歴史 ・ 柄谷行人「歴史における反復の問題」 ・ Louis Althusser「『フォイエルバッハにかんするテーゼ』についての覚書」(安川慶治訳) 小特集 モダニズムと美術批評 ・ 磯崎新・岡崎乾二郎・高橋悠治・松浦寿夫・浅田彰・柄谷行人「共同討議 再びモダニズムをめぐって」 ・ 松浦寿夫「記憶の体制」 ・ 連続掲載①:T.J. Clark「共和暦二年の絵画」①(松岡新一郎訳) ・ Machel Fried「二つのレアリスムの間に:デリダからマネへ」(天野知香訳) ・ リピット水田清爾「モダニズムにおけるグロテスクと小説の解体について」   · Louis Althusser「唯物論のユニークな伝統③:政治情勢」(福井和美訳)(完) · Jeffrey Mehlman「革命と反復:マルクス/ユゴー/バルザック」②(上村忠男・山本伸一訳)→同 · 前田英樹「小林秀雄:存在への跳躍」①]   · 東浩紀「デリダ試論②:二つの手紙、二つの脱構築」             →同 · Slavoj Zizek「否定的なもののもとへの滞留:第2部・ゆえに(エルゴ):弁証法的誤謬推理」⑤(田崎英明訳)→同 · Richard Klein「煙草は崇高である」②(太田晋訳)               →同 · 多和田葉子「聖女伝説」⑦                          →同 &bold(){II-8, 1996.1 特集=宗教と宗教批判 セックス/ジェンダー} ・ 共同討議:宗教と宗教批判 ・ 田川健三「基調報告1 三題噺:宗教の定義と聖書の解釈」pp.6-13 ・ 合田正人「基調報告2 門法のプリズム:スピノザとレヴィナスへ向けて」pp.14-21 合田正人・田川健三・浅田彰・柄谷行人「共同討議:宗教と宗教批判」pp.22-47 →『シンポジウムIII』太田出版、1998 特集=セックス/ジェンダー ・ Judith Butler「パフォーマンスとしてのジェンダー」(聞き手:Peter Osborne,、リン・シーガル、竹村和子訳)pp.48-63 ・ Eve Kosofsky Sedgwick「クローゼットの認識論」(外岡尚美訳)pp.64-85 ・ Joan Copjec「性と理性の安楽死」(鈴木英明訳)pp.86-114 ・ Leo Bersani「直腸は墓場か?」(酒井隆史訳)pp.115-143 ・ David M. Halperin「聖フーコー:ミシェル・フーコーのクイアー・ポリティクス」(村山敏勝訳)pp.144-159 ・ J. Keith Vincent「正岡子規と病の意味:卯の花の散るまで鳴くか子規」(河口和也訳)pp.160-187 ・ Indra Levy「リブ的現代フェミニズム、戦前女性主義、そして山川菊栄」pp.188-209 · Jeffrey Mehlman「革命と反復:マルクス/ユゴー/バルザック」③(上村忠男・山本伸一)pp.210-231 →同 · T.J. Clark「共和暦2年の絵画」(完)(松岡新一郎訳)pp.232-250 · Slavoj Zizek「否定的なもののもとへの滞留:第2部・ゆえに(エルゴ):弁証法的誤謬推理」⑥(田崎英明訳)pp.264-276                                  →同 · Richard Klein「煙草は崇高である」③(太田晋訳)pp.277-286          →同 · 前田英樹「小林秀雄:存在への跳躍」②pp.251-263 · 多和田葉子「聖女伝説」⑧                          →同 &bold(){II-9, 1996.4 特集=ドゥルーズ} 小特集 ドゥルーズ ・ Gilles Deleuze「思い出すこと」II-9(聞き手:Didier Eribon、鈴木秀亘訳)pp.6-12 ・ 前田英樹「基調報告1 悟性と感性の「性質の差異」について」pp.13-6 ・ 財津理「基調報告2 ドゥルーズの思想の生成変化」pp.17-21 ・ 財津理・蓮實重彦・前田英樹・浅田彰・柄谷行人「共同討議 ドゥルーズと哲学」pp.22-54→『シンポジウムIII』、1998 ・ Paul Virilio, Sacha Goldman「文明問題としての核拡散について」(松葉祥一訳)pp.81-86 ・ 坂本龍一・浅田彰・柄谷行人「座談会:「悪い年」を超えて」pp.87-106 ・ 岡崎乾二郎「拒絶と生産:追悼・岡本太郎」pp.120-122 ・ 松原弘典「フルシチョフの建築へ:ソ連建築に見るポスト・スターリニズム」pp.123-145 ・ 矢代梓「ハイナー・ミュラー追悼」pp.146-148 ・ 田尻芳樹「言語の消去を夢みて:ベケット論」pp.173-186 ・ 高木繁光「ボーボラナンキンの歌:中原中也論」pp.187-203 · Slavoj Zizek「否定的なもののもとへの滞留:第2部・ゆえに(エルゴ):弁証法的誤謬推理」⑦(田崎英明訳)pp.217-236                                 →同 · Richard Klein「煙草は崇高である」④(太田晋訳)pp.237-256          →同 · 前田英樹「小林秀雄:存在への跳躍」③ · Jacques Derrida「政治と友愛と」II-9①(聞き手:Michael Sprinker、安川慶治訳)pp.55-80 · Thierry de Duve「レディ・メイドと抽象」①(松浦寿夫訳)pp.107-119       →同 · 太田晋「『ユリシーズ』を読む:第1挿話/第2挿話」pp.149-172 · 多和田葉子「聖女伝説」⑨(完)                      →同 &bold(){II-10, 1996.6} ・ 井口時男・大杉重男・福田和也・山城むつみ・柄谷行人「共同討議:「批評」の場所をめぐって」pp.6-33 ・ 連続掲載①:福田和也「アドルフ・ヒトラーとハイデガー哲学:テクネーによる「本来性」の喚起」①pp.34-43 ・ 蓮實重彦「ジル・ドゥルーズと「恩寵」:あたかも、ギリシャ人のように」pp.44-54 ・ Michelle Loi「ルイのこと」(市田良彦訳)pp.73-87 ・ 市田良彦「ミシェルのこと、ルイのこと」pp.88-105 ・ Darko Suvin, Marc Angen ot「脱神秘化,あるいは宣言されたものの含意すること:「共産主義者宣言」から生じるマルクスの賞賛、その限界発見、そしてその使用について」(矢野久美子)pp.106-128 ・ 西部忠「レトリックとリアリズム:方法の復権」pp.129-145 · Slavoj Zizek「否定的なもののもとへの滞留:第2部・ゆえに(エルゴ):弁証法的誤謬推理」⑧(田崎英明訳)pp.193-200                                 →同 · Richard Klein「煙草は崇高である」⑤(太田晋訳)pp.201-223        →同 · 前田英樹「小林秀雄:存在への跳躍」④pp.180-192 · Jacques Derrida, Michael Sprinker「政治と友愛と」②完(安川慶治訳)pp55-72 · Thierry de Duve「レディ・メイドと抽象」②完(松浦寿夫訳)pp.146-155   →同 · Livia Monnet「幽霊的な女たち、置き換えられた女性性、そして男性家族小説:中上健次の2つのテクストにおける暴力、ジェンダー、そしてセクシュアリティの政治学」①(竹内孝宏訳)pp.156-179 · いとうせいこう「去勢訓練」①

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