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[[ファイルシステム]]をマウントする際、マウントポイント・[[ファイルシステム]]タイプと共に指定できる。
*主なマウントオプション
|オプション|動作|
|async|[[ファイルシステム]]への書き込みを非同期で行うオプション。このオプションを設定すると、[[ファイルシステム]]に対する書き込み要求が発生した時に、その書き込みデータがいったんメモリに保存され、あとで(処理の空いたタイミングで)書き込みが実行される。これにより、実行中のプログラムはデータの書き込み処理を待つ必要がなくなり、処理速度の向上が見込めるようになる|
|sync|[[ファイルシステム]]への書き込みを同期で行うオプション。このオプションを設定すると、ファイルシステムに対する書き込み要求が発生した時点で、その書き込みデータがファイルシステムに書き込まれる。そのため、実行中のプログラムは、[[ファイルシステム]]にデータが書き込まれるまで処理を停止して待つ必要がある|
|atime|ファイルにアクセスするたびに、その時刻をiノードに記録するようにするオプション|
|noatime|ファイルにアクセスする際、その時刻をiノードに記録しないようにするオプション。[[ファイルシステム]]へのアクセス速度を向上させることができる|
|auto|このオプションを設定した[[ファイルシステム]]は、Linuxの起動時に自動的にマウントされる|
|noauto|このオプションを設定した[[ファイルシステム]]は、Linuxの起動時に自動的にマウントされない|
|dev|[[ファイルシステム]]に格納されたデバイスファイルを利用可能にするオプション|
|nodev|[[ファイルシステム]]に格納されたデバイスファイルを利用できないようにするオプション|
|exec|ファイルシステムに格納されたファイルの実行を許可するためのオプション|
|noexec|[[ファイルシステム]]に格納されたファイルの実行を禁止するオプション|
|owner|デバイスファイルの所有者だけにマウント操作を許可するオプション|
|ro|[[ファイルシステム]]を読み出し専用モードでマウントするオプション|
|rw|[[ファイルシステム]]を読み書き可能なモードでマウントするオプション|
|suid|SUIDとSGIDの設定を有効にするオプション|
|nosuid|SUIDとSGIDの設定を無効にするオプション|
|user|一般ユーザーにマウント操作を許可するオプション(アンマウントはそのフ[[ァイルシステム]]をマウントしたユーザーしか行えない)。このオプションを指定すると、「noexec」「nosuid」「nodev」という各オプションも指定されたことになる|
|users|「user」オプションと同様、一般ユーザーにマウント操作を許可するオプション。ただし、アンマウントはその[[ファイルシステム]]をマウントしたユーザー以外でも行えるようになる|
|nouser|一般ユーザーに対するマウント操作を禁止するオプション|
|defaults|オプション「rw」「suid」「dev」「exec」「auto」「nouser」「async」をすべて有効にする|
#right(){※引用「Linuxの教科書(94ページ)」(IDGムックシリーズ)}
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[[ファイルシステム]]をマウントする際、マウントポイント・[[ファイルシステム]]タイプと共に指定できる。
*主なマウントオプション
|オプション|動作|
|async|[[ファイルシステム]]への書き込みを非同期で行うオプション。このオプションを設定すると、[[ファイルシステム]]に対する書き込み要求が発生した時に、その書き込みデータがいったんメモリに保存され、あとで(処理の空いたタイミングで)書き込みが実行される。これにより、実行中のプログラムはデータの書き込み処理を待つ必要がなくなり、処理速度の向上が見込めるようになる|
|sync|[[ファイルシステム]]への書き込みを同期で行うオプション。このオプションを設定すると、[[ファイルシステム]]に対する書き込み要求が発生した時点で、その書き込みデータがファイルシステムに書き込まれる。そのため、実行中のプログラムは、[[ファイルシステム]]にデータが書き込まれるまで処理を停止して待つ必要がある|
|atime|ファイルにアクセスするたびに、その時刻をiノードに記録するようにするオプション|
|noatime|ファイルにアクセスする際、その時刻をiノードに記録しないようにするオプション。[[ファイルシステム]]へのアクセス速度を向上させることができる|
|auto|このオプションを設定した[[ファイルシステム]]は、Linuxの起動時に自動的にマウントされる|
|noauto|このオプションを設定した[[ファイルシステム]]は、Linuxの起動時に自動的にマウントされない|
|dev|[[ファイルシステム]]に格納されたデバイスファイルを利用可能にするオプション|
|nodev|[[ファイルシステム]]に格納されたデバイスファイルを利用できないようにするオプション|
|exec|ファイルシステムに格納されたファイルの実行を許可するためのオプション|
|noexec|[[ファイルシステム]]に格納されたファイルの実行を禁止するオプション|
|owner|デバイスファイルの所有者だけにマウント操作を許可するオプション|
|ro|[[ファイルシステム]]を読み出し専用モードでマウントするオプション|
|rw|[[ファイルシステム]]を読み書き可能なモードでマウントするオプション|
|suid|SUIDとSGIDの設定を有効にするオプション|
|nosuid|SUIDとSGIDの設定を無効にするオプション|
|user|一般ユーザーにマウント操作を許可するオプション(アンマウントはその[[ファイルシステム]]をマウントしたユーザーしか行えない)。このオプションを指定すると、「noexec」「nosuid」「nodev」という各オプションも指定されたことになる|
|users|「user」オプションと同様、一般ユーザーにマウント操作を許可するオプション。ただし、アンマウントはその[[ファイルシステム]]をマウントしたユーザー以外でも行えるようになる|
|nouser|一般ユーザーに対するマウント操作を禁止するオプション|
|defaults|オプション「rw」「suid」「dev」「exec」「auto」「nouser」「async」をすべて有効にする|
#right(){※引用「Linuxの教科書(94ページ)」(IDGムックシリーズ)}
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