マウントオプション - (2007/12/28 (金) 15:43:11) の編集履歴(バックアップ)
ファイルシステムをマウントする際、マウントポイント・ファイルシステムタイプと共に指定できる。
主なマウントオプション(引用「Linuxの教科書」IDGムックシリーズ)
オプション | 動作 |
async | ファイルシステムへの書き込みを非同期で行うオプション。このオプションを設定すると、ファイルシステムに対する書き込み要求が発生した時に、その書き込みデータがいったんメモリに保存され、あとで(処理の空いたタイミングで)書き込みが実行される。これにより、実行中のプログラムはデータの書き込み処理を待つ必要がなくなり、処理速度の向上が見込めるようになる。 |
sync | ファイルシステムへの書き込みを同期で行うオプション。このオプションを設定すると、ファイルシステムに対する書き込み要求が発生した時点で、その書き込みデータがファイルシステムに書き込まれる。そのため、実行中のプログラムは、ファイルシステムにデータが書き込まれるまで処理を停止して待つ必要がある。 |
atime | ファイルにアクセスするたびに、その時刻をiノードに記録するようにするオプション。 |
noatime | ファイルにアクセスする際、その時刻をiノードに記録しないようにするオプション。ファイルシステムへのアクセス速度を向上させることができる。 |
auto | このオプションを設定したファイルシステムは、Linuxの起動時に自動的にマウントされる。 |
noauto | このオプションを設定したファイルシステムは、Linuxの起動時に自動的にマウントされない。 |
dev | ファイルシステムに格納されたデバイスファイルを利用可能にするオプション。 |