【詳細】
A.G.101年より突如として地球圏に現れ、各地で殺戮・破壊活動を行なう謎のMS型機動兵器群「UE/ヴェイガン」の初期主力量産型MS。
通常の人型形態以外に、スカート状の羽を展開、両腕を肩関節ごと前方に出し、頭部の羽と両足を逆関節に変形させたドラゴン型の高機動形態に変形できる。
機械らしい直線的なデザインを持つ人類側のMSとは対照的に、ヴェイガンのMSは生物的な曲面主体の形状を持ち、左右の掌には
ビームサーベル発振器も兼ねる
ビームバルカンが内蔵されている点が共通している。
またUEの機体は尾が何らかの武装として機能するが、このガフランは強力な
ビームライフルとして機能する。
非常に堅牢な
位相転移装甲を持ち、
RGE-B790 ジェノアスの
ビームスプレーガン程度では傷一つつけることができない。
小説版によれば、ビームスプレーガン程度の熱量であれば、瞬時に拡散し無効化することが出来るらしい。
また
ヒートスティックも表面塗装を剥がすくらいで本体へのダメージは皆無。
しかし胴体部分にある
拡散ビーム砲の砲口は装甲がほかと比べても薄く弱所と言えるが、そこを貫ける武器はAGE-1のビームサーベル等一部の高出力兵器に限られる。
カラーリングは基本的にダークブルーだが、指揮官機タイプである機体のカラーリングはパープルとなっている。
UEが生物なのか、異星人なのか、それとも誰かが乗った機動兵器なのかは当初は不明だっが、「UEのMSタイプ」と作中で言われていることもありいくつかUEとみられる存在は確認されていた模様。
上記の通り非常に堅牢な装甲を持つが、物理兵器の衝撃まで吸収しきれず集中砲撃すれば下がらせることは可能である上に、腹部など急所はいくつかある。
なお、姿のよく似たドラドをガフランの後継機と勘違いすることも多いが、実のところガフランとドラドは運用思想が異なる全くの別機体であり、
ガフランは長距離を移動しての攻撃行動を主眼としている。
第1部の時点では火星から地球までの長距離を移動しなければならず、ドラドは主に重力下での機動性を向上させたタイプのため長距離の移動に適していない。
最終更新:2025年07月01日 02:41