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第131話~第140話(AA有) - (2009/08/11 (火) 18:38:28) の編集履歴(バックアップ)
760 :名無し募集中。。。:2009/08/10(月) 14:58:21.77 0
>>736
第131回
>>736
第131回
愛理はとても怒っていた。私の知らない愛理。
でも、転校生矢島さんは「はいはい」って感じで、
そんな愛理を見慣れているような・・・そんな対応をしていた。
でも、転校生矢島さんは「はいはい」って感じで、
そんな愛理を見慣れているような・・・そんな対応をしていた。
私の知らない愛理を知っているんだ、きっと。
どういう関係なんだろう。さっぱりわからない。
ももちの言うように・・・昔の友達とかそういうことなのかな。
どういう関係なんだろう。さっぱりわからない。
ももちの言うように・・・昔の友達とかそういうことなのかな。
2人で話しておいでって自分が言ったくせに・・・なんだか胸騒ぎがして、
落ち着かなくて、気付いたら、一人、立ち上がっていた。
落ち着かなくて、気付いたら、一人、立ち上がっていた。
「くまいちょー?どした?」
「あ、あのさ、ちょっと見てくる」
「え?熊井ちゃん?」
みやとももちは驚いていた。でも、理由を説明するのも面倒だったから
返事もせずに部室を飛び出した。
どこだろう、どこにいるんだろう?・・・あ!
「あ、あのさ、ちょっと見てくる」
「え?熊井ちゃん?」
みやとももちは驚いていた。でも、理由を説明するのも面倒だったから
返事もせずに部室を飛び出した。
どこだろう、どこにいるんだろう?・・・あ!
以前、うちが泣いていたときに連れて行ってくれたあの空き教室を思い出した。
あそこは人通りもほとんどない、静かな場所だ。
なんとく、行きたくないような、行かなきゃいけないような・・・よくわからない、
自分でも良く分からない感情を抱えたまま、うちは教室の扉を開けた。
あそこは人通りもほとんどない、静かな場所だ。
なんとく、行きたくないような、行かなきゃいけないような・・・よくわからない、
自分でも良く分からない感情を抱えたまま、うちは教室の扉を開けた。
目の前に飛び込んできたのは・・・・・。
気が動転して、自分がなに言ったのかもよくわからなくて、
愛理が何を言っていたのかもわからなかった。
ただ、目の前の光景があまりにショッキングだったんだ。
がっちりと、矢島さんに抱きしめられている愛理。
愛理が何を言っていたのかもわからなかった。
ただ、目の前の光景があまりにショッキングだったんだ。
がっちりと、矢島さんに抱きしめられている愛理。
761 :名無し募集中。。。:2009/08/10(月) 15:00:46.02 0
>>760
第132回
>>760
第132回
なんで?なんでそんなことしているの?話をしに行ったんじゃないの?
愛理とその人はどういう関係なの?うち、全然知らない・・・よ。
愛理とその人はどういう関係なの?うち、全然知らない・・・よ。
いろんなことが頭の中を巡って、パニックになって、うちはその教室を飛び出していた。
どこへ行けばいいのかわからなくて、部室に戻るのもなんか違う気がして
とにかく走っていた。人のほとんどいない校内。
走りながら頭に浮かぶのは抱きしめられて愛理。
うちの知らない愛理を知ってる人に抱きしめられていた愛理。
とにかく走っていた。人のほとんどいない校内。
走りながら頭に浮かぶのは抱きしめられて愛理。
うちの知らない愛理を知ってる人に抱きしめられていた愛理。
「・・・・グス」
気付いたら目からは何かが流れ出していた。
・・・悔しい。めちゃくちゃ悔しい。
何だよあいつ。誰なのさ。
愛理は、うちのだ。うちの、愛理だ。なのに・・・なのに!!!
・・・悔しい。めちゃくちゃ悔しい。
何だよあいつ。誰なのさ。
愛理は、うちのだ。うちの、愛理だ。なのに・・・なのに!!!
廊下の隅にうずくまって、泣いた。涙はなかなか止まってはくれない。
胸が苦しいよ愛理。うち・・・悲しいよ、愛理。
胸が苦しいよ愛理。うち・・・悲しいよ、愛理。
「・・・・はぁはぁ・・・いた・・・先輩」
後ろから声がする。大好きな、あの子の声がする。
走っていたのか、息が荒いみたいだ。
うちを追いかけてきた?・・・・でも・・・・。
頭にはまたあの光景が浮かび上がってくる。
走っていたのか、息が荒いみたいだ。
うちを追いかけてきた?・・・・でも・・・・。
頭にはまたあの光景が浮かび上がってくる。
うちは、振り向くことができない。
762 :名無し募集中。。。:2009/08/10(月) 15:01:28.23 0
>>761
第133回
>>761
第133回
「愛理・・・」
「はい」
「・・・このままうちの顔見ずに帰って」
「先輩!私の話を聞いてください!あれは誤解です!」
「はい」
「・・・このままうちの顔見ずに帰って」
「先輩!私の話を聞いてください!あれは誤解です!」
愛理が大きな声でそう言った。必死な声。でも、わからないよ愛理。
「ごめん、今は何も聞く気がしないんだ」
「でも私は!」
「・・・お願い」
「グス・・・・わ、私は・・・私は・・・」
「でも私は!」
「・・・お願い」
「グス・・・・わ、私は・・・私は・・・」
鼻水をすする音がする。何で愛理が?
泣きたいのは、ううん、泣いていいのはうちだけなのに。
・・・誤解だと違うんだと言われても今は冷静に聞ける気がしないんだ、ごめんね愛理。
泣きたいのは、ううん、泣いていいのはうちだけなのに。
・・・誤解だと違うんだと言われても今は冷静に聞ける気がしないんだ、ごめんね愛理。
「・・・また、明日」
愛理は小さな声でそう言った。そのあとすぐ、足音がして私からどんどん離れていった。
またぶわぁっと涙が出てきて、しばらくそこからは動けなかった。
◆
愛理が部室へ戻ってきたのは、出て行ってから30分位してからのことだった。
俯いて、浮かない顔をしてる。顔色だってなんだかすごく悪い。
なにかあったのかな?
「愛理?どうかした?熊井ちゃんは?あの、矢島さんは?」
「・・・・・・うん」
「愛理?」
ももとうちで声をかける。でも、愛理は「うん」と繰り返すばかりで
イスに座ったまましばらく一人、呆然としていた。
またぶわぁっと涙が出てきて、しばらくそこからは動けなかった。
◆
愛理が部室へ戻ってきたのは、出て行ってから30分位してからのことだった。
俯いて、浮かない顔をしてる。顔色だってなんだかすごく悪い。
なにかあったのかな?
「愛理?どうかした?熊井ちゃんは?あの、矢島さんは?」
「・・・・・・うん」
「愛理?」
ももとうちで声をかける。でも、愛理は「うん」と繰り返すばかりで
イスに座ったまましばらく一人、呆然としていた。
763 :名無し募集中。。。:2009/08/10(月) 15:03:32.82 0
以上です
今日は夜来れないかも・・・ってことで書いておきました
以上です
今日は夜来れないかも・・・ってことで書いておきました
ノノl∂_∂'ル<舞美マジ迷惑なんだけど
州´・ v ・)<ほんとだよー
ル*’ー’リ<ももびしょびしょにいなったんだけどー
川*^∇^)ll<勘弁してよ、ね、舞美ちゃん
州´・ v ・)<ほんとだよー
ル*’ー’リ<ももびしょびしょにいなったんだけどー
川*^∇^)ll<勘弁してよ、ね、舞美ちゃん
从;・ゥ・从<雨はあたしのせいではないっ!