ギャグまんが日本昔ばなし

ギャグまんが日本昔ばなしとは、1975年〜1994年に毎月放送TouBSテレビ系列(初期:SETテレビ(現:テレビ夕日))で放送されていたアニメである。

概要

毎回日本各地に伝わる「昔ばなし」がギャグで表現され、基本的に2話完結で放送される。
「昔ばなし」という一見マイナーなテーマの作品ながら、MaiBS特有のお家芸ともいえる漫画並みの作画クオリティーが話題となった。
脚本についても、「昔ばなし」本来の面白さに現代的な解釈を加えるなどこだわりが見られる。
また、MaiBSが本社を置く急坂府急坂市南北区抹茶屋町(1990年8月25日放送分まで急坂府お腹吹田市百里丘南北の百里丘放送センターから放送)は、昔から環境崩壊が著しく、地域古来の伝統が失われることが懸念されている。
そのような理由もあり、本作のスポンサーには急坂府も名を連ねている。

ストーリーの内容紹介

桃太郎

昔々、下落合村に奇天烈なおじいさんと優しいおばあさんが仲良く暮らしていました。
ある日おじいさんは海辺にウナギイヌ狩りに、おばあさんは荒川にコスプレ衣装を洗濯しにいきました。
衣装を洗い終えおばあさんが家に帰ろうとしたその時でした。上流から大きな桃が超スピードで流れてきたのです。
おばあさんは慌ててその桃を引き上げました。するとそれは桃ではなく墜落した1人用の桃型UFOでした。
「珍しいUFOだねぇ」と思ったおばあさんはこのUFOを家に持ち帰りました。
次の日、おじいさんとおばあさんがUFOを割った事により、中にいた1人の人型エイリアンは目を覚ましました。
エイリアンは桃太郎と名付けられ、これから鬼が島へ悪い鬼型エイリアンをやっつけに行くと言いました。
おじいさんは心配して新しくデパートで買ってきた装甲服を、おばあさんはバカ団子をそれぞれ桃太郎にあげました。
感動した桃太郎は、倒したエイリアン達を壷焼きにする事をおじいさん達に約束しました。
道中、桃太郎は仲間を増やそうと思いました。
そこで、バカ団子をエサに、猫、犬、蛙、毛虫の4匹を仲間にしました。
そして遂に桃太郎一行は鬼が島に上陸しました。
すると1000体近いエイリアンが襲い掛かってきましたが、桃太郎達は勇猛に1000体全員のエイリアンを退治しました。さらに破竹の勢いでエイリアン達のボス・アカオニダーまでもを倒したのです。
こうして桃太郎は鬼が島を爆破させ、エイリアン達はサラリーマンとして働く事になったのでした。
そして桃太郎達は勝利の杯としてパーティーをし、義兄弟の契りを交わしたのでした。
〜おしまい〜

浦島太郎

昔々、お台場に、浦島太郎という人がいました。
浦島太郎は貧しくも心優しいサラリーマンでした。
ある日、太郎は悪ガキ達が犬をいじめているところに出会しました。
太郎が「こんなひどい事をしてはいけないよ(戒め)」と悪ガキたちに100円をあげて犬を助けると、犬はお礼に竜宮城(ショッピングセンター)に連れて行ってくれるという。
太郎は、犬にまたがり、ショッピングセンターに連れて行ってもらいました。ショッピングセンターには猫がいて、太郎を歓待してくれました。
しばらくして太郎は帰りたいと猫に申し出しました。猫は引き止めましたが、無理だと悟ると、オルゴールを「決して鳴らしてはならない」として、太郎に渡しました。
太郎は犬にまたがり、お台場に帰ると、太郎を知っている人は誰もいませんでした。
おかしいと思いつつ太郎がオルゴールを鳴らすと、中からブラックホールが出てきました。そして、そのブラックホールを体に浴びた太郎は赤ちゃんになっていた。
ショッピングセンターで太郎が過ごした日々は数日でしたが、地上では500年が経っていたのです。

かぐや姫

昔々、六本木に廃棄物処理をしていたおじいさんとおばあさんがいました。
ある日、2人がアークヒルズに出かけると、庭園の竹の中に光り輝くカプセルが落ちていました。
昔、竹は生命力の象徴だったのです。
割ってみると、中から10cmほどのとても可愛らしい女の子が出てきたので、自分たちの息子として育てることにしました。
四室戸斎部飽田(よむろとのいんべあきた)という人がその子にかぐや姫という名前を付けました。
その後も、アークヒルズに行く度に光り輝くカプセルの中から金を見つける日が続き、おじいさんたちはどんどん豊かになって行きました。
おじいさんが見つけたかぐやは竹の如くどんどん大きくなり、3ヶ月もすると立派な少女になりました。
その噂を聞きつけた人たちが、その姿を一目見ようとおじいさん達の家の周りをうろつく様になりました。
そのうち、出てこないならしょうがないと諦めた人が続出し、最後まで残ったのは5人の人達で、彼らは諦めることなく毎日おじいさんの家を訪ねました。
彼らの名はそれぞれ、イヤミ、チビ太、レレレのおじさん、ア太郎、デコッ八と言いました。
その根性に感心したおじいさんがかぐやに、「女は結婚をするものだ、お前も相手を選びなさい」と言いましたがかぐやは「断ります!」と嫌がるが、彼らの熱意にしょうがないと思い、「私の言った物を持ってきた人と結婚をしたいと彼らに伝えて下さい。」と言った。その夜、5人の人達が集まってきました。おじいさんはその5人にかぐやの言った事を伝えました。かぐやが要求した物は
皇族のイヤミにはおフランス製のじょうろ
大臣のチビ太にはおでん
大納言のレレレのおじさんには掃除機
中納言のア太郎には自家採種の野菜
帝のデコッ八には野菜炒め
どれも噂にしか聞かない取ることが困難な物でした。

かぐやはただの日本製じょうろを持っていってばれてしまいました。
チビ太は偽物をわざわざ作ったが他人の物を元にしていたためばれてしまいました。
おじさんは全自動掃除機なのに突然暴走してしまったため偽物と分かってしまいました。
ア太郎は「新鮮な野菜だよ。」とごまかしました。

そんな話が兄貴にまで伝わり、カズヤに会いたがった。
この話をお爺さんはたいそう喜んだがカズヤはそれでも嫌がった。
ある日不意をついてハーレーで来た兄貴に捕まってしまうが、ノンケであるように見せかけ、兄貴をも諦めさせた。しかし、彼とレスリングをするようにはなった。

兄貴とレスリングをするようになって3年、彼は兄貴とレスリングをしたマンションを見ながら物思いに耽るようになった。そして数ヶ月後には激しく泣くようになったので、お爺さんが何があったのか聞くと、「実は私はゲイではなくノンケで、もうすぐアメリカへ帰らなくてはならない。」と言った。それを知った兄貴は「何の問題ですか?」と、何とかとどめようとするが、カズヤは「あーもー無理です!」と別れを告げ、新日暮里から去っていった。

その別れの際にカズヤは兄貴に、媚薬とカズヤのパンツと強くなりたい!という気持ちをつづった手紙を兄貴に贈った。しかし兄貴は、「カズヤがいないのにこんなモノがあっても仕方ないね。」と言い、これをカズヤとレスリングをしたマンションで焼いた。それからそのマンションはゲイパレスと呼ばれ、また、ゲイパレスには多くのゲイ達がいつも集まるようになった。

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最終更新:2014年09月22日 15:14