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大日毎日 - (2012/11/16 (金) 22:19:18) の1つ前との変更点

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*大日毎日 ◆.pKwLKR4oQ 『太陽』 “お天道様” “お日様” “火輪” “天道” “日天” “日輪” “日” それを表す呼び名は多々あるが、それによって太陽の存在が変わる事はない。 太陽は毎日大いなる存在として地球を、地上を、人々を見守っている。 だがそれに対して人間という存在はどうだろう。 確かに人間も太古の昔より変わっていない。 様々な理由で憎み、争い、殺し合う。 短い目で見ればそれだけではないが、長い目で見ればその繰り返しでしかない。 身勝手な人間はその行動が周囲にどのような影響を与えるか気にもしないで平然と生きている。 偉大な太陽とは存在レベルでそれこそ天と地ほどの差がある。 だからこそハオはシャーマンキングを目指す。 そんなどうしようもない人類を一人残らず滅ぼすために。 然る後に優れたシャーマンだけの世界「シャーマンキングダム」を作るために。 そして、それはこの殺し合いでも同じに他ならない。 つまりは皆殺し。 「さてと……」 自らの預かり知らぬところで殺し合いに巻き込まれた事も誤算の一つだが、見ず知らずの奴にスピリット・オブ・ファイアを消滅させられた事も大きな誤算だった。 そのせいで幾度と無く死と転生を繰り返して進めてきた計画が台無しだ。 ――と、それは後で考えるとして、そのような余計な事してくれた奴から奪った道具は中々使える物だった。 S.O.F.亡き今それに代わるものが見つかるとは思えないが、使える物はあった方が助かる。 よく分からないままS.O.F.を消滅させた代償として、せいぜい役に立ってもらわないと気が済まない。 先程のテレサ然り、そしてRPG-7という対戦車砲然り。 「だけど、この携帯とか云うものは使えそうにないな。マユって参加者も死んじゃったからなあ」 S.O.F.を消滅させた不遜な者のデイパックに入っていた最後の支給品、それがこの携帯電話だった。 一緒に付いていた張り紙には『マユ・アスカの携帯電話』とし書かれていなかった。 もしかしたらどこかに繋がるのかもしれないが、別に当てもないので現状手持無沙汰にしかならない。 (そう、あの名前さえなければ気にする必要もないんだけど……) だがアドレス帳に記載されている一つの名前だけがなぜか引っ掛かっていた。 その名前は“シン・アスカ”。 アドレス帳と送受信メールの内容を見る限りどうやらマユの兄らしい。 (んー、この名前どこかで見た事あるようなないような。でも名簿にはそんな名前なかったしなー) 最初は同じくこの殺し合いに巻き込まれた奴かと思った。 だが名簿を見直しても“マユ・アスカ”という名前はあったが、“シン・アスカ”という名前はどこにもなかった。 ちなみに名簿でのマユの前後の名前は“リュウタロス”と“グラハム・エーカー”だった。 (そういえば、あれはなんだったんだろう?) 先程名簿を見直した際にハオは少々不思議な体験をしていた。 一瞬“リュウタロス”の名前と“シン・アスカ”の名前がダブって見えたのだ。 何かの見間違いかと思って改めて見直してみると、そこには“リュウタロス”の名前があるだけだった。 その時はそれ以上何もなかったので、ハオは微かな違和感を残しつつ名簿の詮索を打ち切っていた。 そうなるとシャーマンファイトの参加者か、あるいはその過程で会った者か? だがいまひとつピンと来ない。 「まあいいや。それよりも今はこっち」 いくら考えても埒が明かないので、ハオの関心は足元の地面に注がれた。 そこにあるのはまだ真新しい血痕。 雑貨屋から西に進んだところに建っていたハローワーク。 その傍で死んでいた赤いジャンパーにジーパン姿の格闘家らしき人物。 おそらく彼と死闘を繰り広げたと思われる参加者が残したものだろう。 そこからさらに西へと点々と血痕が道を示していた。 それがハオを新たな祭りへと誘っていた。 だがそれはハオが纏うマントに描かれた五芒星から連想するような星の祭りではなく――。 ――ハオが纏う血まみれのマントから連想されるような血の祭りだった。 【1日目 午前/I-5東部】 【プリンセス・ハオ(ハオ)@シャーマンキング】 【服装】普段着(古びたマント(血まみれ)を羽織っている) 【状態】ダメージ(小)、S.O.F.喪失、プリンセス・ハオに改名される 【装備】雷鳴の剣@ドラゴンクエストⅥ 【道具】基本支給品一式×6、五寸釘・藁人形・金槌の呪いセット、夜のおかずセット(TMAのエロパロDVD三本+真夏の夜の淫夢)、RPG-7(成形炸薬弾3/榴弾3)@現実、マユの携帯電話@機動戦士ガンダムSEED DESTINY、ハオの不明支給品0~2 【思考】  基本:皆殺し。  1:この地にいる者を全て殺す。  2:この血痕を辿ってみる。 【備考】 ※改名による影響はありませんでした。 ※マリナンの不明支給品→RPG-7(成形炸薬弾3/榴弾3)@現実、マユの携帯電話@機動戦士ガンダムSEED DESTINY 【RPG-7(成形炸薬弾3/榴弾3)@現実】 ソ連の開発した歩兵携行用対戦車擲弾(ロケット弾)発射器。 非装甲車両や人員といった軟目標には通常の榴弾、装甲車両やトーチカには成形炸薬弾を使用して破壊する。 【マユの携帯電話@機動戦士ガンダムSEED DESTINY】 シン・アスカの妹であるマユ・アスカの所有していた携帯電話。 マユが死亡してからはシンが形見として持っている。 *時系列順で読む Back:[[それはとっても嬉しいなって]] Next:[[]] *投下順で読む Back:[[7777]] Next:[[もう何も恐くないのだ☆]] |[[雑貨屋、血に染めて]]|プリンセス・ハオ〈ハオ〉|[[そろそろ本当の気持ちと向き合えるか?]]| ----
*大日毎日 ◆.pKwLKR4oQ 『太陽』 “お天道様” “お日様” “火輪” “天道” “日天” “日輪” “日” それを表す呼び名は多々あるが、それによって太陽の存在が変わる事はない。 太陽は毎日大いなる存在として地球を、地上を、人々を見守っている。 だがそれに対して人間という存在はどうだろう。 確かに人間も太古の昔より変わっていない。 様々な理由で憎み、争い、殺し合う。 短い目で見ればそれだけではないが、長い目で見ればその繰り返しでしかない。 身勝手な人間はその行動が周囲にどのような影響を与えるか気にもしないで平然と生きている。 偉大な太陽とは存在レベルでそれこそ天と地ほどの差がある。 だからこそハオはシャーマンキングを目指す。 そんなどうしようもない人類を一人残らず滅ぼすために。 然る後に優れたシャーマンだけの世界「シャーマンキングダム」を作るために。 そして、それはこの殺し合いでも同じに他ならない。 つまりは皆殺し。 「さてと……」 自らの預かり知らぬところで殺し合いに巻き込まれた事も誤算の一つだが、見ず知らずの奴にスピリット・オブ・ファイアを消滅させられた事も大きな誤算だった。 そのせいで幾度と無く死と転生を繰り返して進めてきた計画が台無しだ。 ――と、それは後で考えるとして、そのような余計な事してくれた奴から奪った道具は中々使える物だった。 S.O.F.亡き今それに代わるものが見つかるとは思えないが、使える物はあった方が助かる。 よく分からないままS.O.F.を消滅させた代償として、せいぜい役に立ってもらわないと気が済まない。 先程のテレサ然り、そしてRPG-7という対戦車砲然り。 「だけど、この携帯とか云うものは使えそうにないな。マユって参加者も死んじゃったからなあ」 S.O.F.を消滅させた不遜な者のデイパックに入っていた最後の支給品、それがこの携帯電話だった。 一緒に付いていた張り紙には『マユ・アスカの携帯電話』とし書かれていなかった。 もしかしたらどこかに繋がるのかもしれないが、別に当てもないので現状手持無沙汰にしかならない。 (そう、あの名前さえなければ気にする必要もないんだけど……) だがアドレス帳に記載されている一つの名前だけがなぜか引っ掛かっていた。 その名前は“シン・アスカ”。 アドレス帳と送受信メールの内容を見る限りどうやらマユの兄らしい。 (んー、この名前どこかで見た事あるようなないような。でも名簿にはそんな名前なかったしなー) 最初は同じくこの殺し合いに巻き込まれた奴かと思った。 だが名簿を見直しても“マユ・アスカ”という名前はあったが、“シン・アスカ”という名前はどこにもなかった。 ちなみに名簿でのマユの前後の名前は“リュウタロス”と“グラハム・エーカー”だった。 (そういえば、あれはなんだったんだろう?) 先程名簿を見直した際にハオは少々不思議な体験をしていた。 一瞬“リュウタロス”の名前と“シン・アスカ”の名前がダブって見えたのだ。 何かの見間違いかと思って改めて見直してみると、そこには“リュウタロス”の名前があるだけだった。 その時はそれ以上何もなかったので、ハオは微かな違和感を残しつつ名簿の詮索を打ち切っていた。 そうなるとシャーマンファイトの参加者か、あるいはその過程で会った者か? だがいまひとつピンと来ない。 「まあいいや。それよりも今はこっち」 いくら考えても埒が明かないので、ハオの関心は足元の地面に注がれた。 そこにあるのはまだ真新しい血痕。 雑貨屋から西に進んだところに建っていたハローワーク。 その傍で死んでいた赤いジャンパーにジーパン姿の格闘家らしき人物。 おそらく彼と死闘を繰り広げたと思われる参加者が残したものだろう。 そこからさらに西へと点々と血痕が道を示していた。 それがハオを新たな祭りへと誘っていた。 だがそれはハオが纏うマントに描かれた五芒星から連想するような星の祭りではなく――。 ――ハオが纏う血まみれのマントから連想されるような血の祭りだった。 【1日目 午前/I-5東部】 【プリンセス・ハオ(ハオ)@シャーマンキング】 【服装】普段着(古びたマント(血まみれ)を羽織っている) 【状態】ダメージ(小)、S.O.F.喪失、プリンセス・ハオに改名される 【装備】雷鳴の剣@ドラゴンクエストⅥ 【道具】基本支給品一式×6、五寸釘・藁人形・金槌の呪いセット、夜のおかずセット(TMAのエロパロDVD三本+真夏の夜の淫夢)、RPG-7(成形炸薬弾3/榴弾3)@現実、マユの携帯電話@機動戦士ガンダムSEED DESTINY、ハオの不明支給品0~2 【思考】  基本:皆殺し。  1:この地にいる者を全て殺す。  2:この血痕を辿ってみる。 【備考】 ※改名による影響はありませんでした。 ※マリナンの不明支給品→RPG-7(成形炸薬弾3/榴弾3)@現実、マユの携帯電話@機動戦士ガンダムSEED DESTINY 【RPG-7(成形炸薬弾3/榴弾3)@現実】 ソ連の開発した歩兵携行用対戦車擲弾(ロケット弾)発射器。 非装甲車両や人員といった軟目標には通常の榴弾、装甲車両やトーチカには成形炸薬弾を使用して破壊する。 【マユの携帯電話@機動戦士ガンダムSEED DESTINY】 シン・アスカの妹であるマユ・アスカの所有していた携帯電話。 マユが死亡してからはシンが形見として持っている。 *時系列順で読む Back:[[それはとっても嬉しいなって]] Next:[[そんなの、聞いてないぞ]] *投下順で読む Back:[[7777]] Next:[[もう何も恐くないのだ☆]] |[[雑貨屋、血に染めて]]|プリンセス・ハオ〈ハオ〉|[[そろそろ本当の気持ちと向き合えるか?]]| ----

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