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017

Shocking Party  ◆XAN3W/4SAc



 わたしは子供の頃から『アイドル』が好きでした。
 憧れていた―――というよりも、ただ好きでした。
 テレビで歌って踊るアイドルを見て、なんだか幸せな気持ちになりました。

 高校生になってわたしはスクールアイドルになりました。
 引っ込み事案で、恥ずかしがり屋で人前に出るのが苦手なわたしだけど。
 凛ちゃんと真姫ちゃんに後押ししてもらって一歩踏み出せました。

 それから色々ありました。
 笑ったり、泣いたり、日常が輝いていました。
 どれも大切な思い出。

 そんなみんなと殺し合いなんて……出来るわけないよね?

 ◆


 なんだかキラキラしているまるでお城のようなところだった。
 地図に載っている芸能プロダクションだと直感しました。
 これはわたしのアイドル好きとしての勘です。

 そこがわたしが目覚めた時の場所でした。

「346プロダクション……?」

 近くのそう看板に書いてありました。
 聞いたことが無い芸能プロダクションでした。
 ここまで大きなプロダクションなら見覚えがあるはずでした。

 一先ず、わたしは周囲を確認しました。
 わたしが見た限り、周りには誰もいません。

 外は夜で……真っ暗で……一人じゃ、不安です。
 誰か中にいるかもしれない……プロダクション内を探索してみよう。

 息を潜めて、抜き足差し足でゆっくり物音を極力立てないようにして。
 数時間……いや、実際には数分間くらいかな……?
 きっとそのくらいの時間、わたしは中を探索しました。
 わたしが見た限り346プロダクション内に人はいませんでした。

 そうだ。名簿……。 

「凛ちゃん、真姫ちゃん……穂乃果ちゃん、海未ちゃんにことりちゃん……」

 名簿には見知った『μ's』のメンバーの名前がありました。
 みんなを探しに行かないと……。
 そして、私がここを出ようとした時でした。




 ぐううううううぅぅぅぅ―――。




 低い音がわたしのおなか辺りが響きました。
 わたしのおなかの虫が鳴る音だ、これ―――。
 こんなときなのにこんな大きな音が出ました。

 おなかが……空いてきました。
 たしか、デイパックの中に食料があったはずです。
 出来れば、おにぎりがあったらいいな……。

「お肉だ……」

 わたしの期待とは裏腹に中身は丼でした。
 それもただの丼じゃない。
 丼の中に沢山のお肉が入ってました。
 たっぷり敷き詰められたお肉で白いご飯が見えなくて……。

 ……うーん、これじゃあ、白いごはんがちょっと可哀想だなって、思いました。

「……………」

 気付いたらわたしは右手にお箸を持ち、そのお肉の丼を左手に持っていました。
 お肉とごはんのバランスが悪いけど、お腹が空いているので食べれそうです。
 上手に調理された何か分からないお肉はわたしの食欲をそそるには十分でした。

「頂きます」

 きっとこの肉丼を完食するには。
 全てを受け入れる「寛容さ」。
 正しくペース配分する「知識」。
 お肉の群れに突っ込む「勇気」。
 食べ続ける「根気」を兼ね備えないと完食できないと思いました。

 なんだかわたしはあの広川という人に試されてる気がしました。
 デイパックの中には見たこともない容器に入った飲み物も入っていました。

「栄養剤かな?」

 一先ず、飲んでみました。
 一般的な栄養剤の味でした。
 でも、なんだか身体中に力が漲った……様な気がしました。

「うん、少し元気出た!」

 わたしはその肉丼を食べ続けました。
 まだ、白いごはんは見えません。


【B-7 346プロ /1日目/深夜】
【小泉花陽@ラブライブ!】
[状態]:空腹、不安
[装備]:スペシャル肉丼@PERSONA4 the Animation
[道具]:デイパック、基本支給品、スタミナドリンク×10@アイドルマスター シンデレラガールズ
[思考・行動]
基本方針:μ'sのメンバーを探す。
1:一先ず、肉丼を食べる。
2:喉が乾いたらスタミナドリンクを飲む。
3:食べ終わったら、音ノ木坂学院に向かう。

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