海からの呼び声、強いられた結合 ◆.ZMq6lbsjI



この状況は、また絶対能力(レベル6)への進化実験か何かなのだろうか。
モニターで熱を上げて語る男を眺めそんなことをぼんやりと考えていたら、妙なカッコをしたガキが出てきてルールとやらの説明を始めた。
そのほとんどを興味なさげに聞き流していた一方通行と呼ばれる少年は、ふと左手の鏡に目を向けた。
色素が薄く女性のそれと見紛うほどに細い首にまかれた無骨な首輪。

「犬扱いかよ……気に入らねェな」

爆弾だろうと何だろうと一方通行の能力の前では意味のない物だ。
引き千切ってやるか、と考えた手は、引っかけた指がチョーカーに触れたところで静止した。

「……いや、待て。俺はなんでンなとこにいるんだ?」

記憶にある最後のシーンは、世界にケンカを売ろうとしたクソ科学者の顔だ。
『あのガキ』――打ち止め(ラストオーダー)のウィルスプログラムを削除し終えた瞬間、奴に撃たれた。
ギリギリで反射が間に合い即死は免れた。その後、奴を追い詰めたはずだが――そこから先は思い出せない。

額、銃弾を受け止めた箇所――傷が、無い。

治療されたとかそういう問題ではない。銃創の治癒した痕跡すらないのだ。
触ってみても、ぶよぶよと凹んでいたりはしない。完全に、撃たれる前の状態だ。

「どういうこった……ッて、それよりもだ! あのガキはどうなったンだよ!」

寝そべっていた体勢から飛び起きる。ウィルスの除去は完了した、はずだ。
その後の記憶が無いので確信は持てない。芳川が向かっていたが、どうなったのか。
加えての懸念はまだ生きていたはずの天井亜雄。
だがおそらく、あの男の前で無力化した一方通行がこうして五体満足でここにいるのだから、芳川が何とかしてくれたのだろう。
とりあえずあのガキの事は心配しなくてもいいかもしれない。
まさかあんなガキを、しかも脳をいじくった直後の状態でこんな殺し合いに参加させるという事はない……はずだ。

だが今度は、どうやって瀕死の一方通行自身を治療し、あまつさえ首輪をはめたのかという疑問が出てくるのだが。

(ここで考えても答えは出ない、か。メンドくせェ……)

ひとまずは落ち着いた一方通行の前で、モニターは粛々とルール説明を消化していく。
金をくれると言われても、一方通行は今現在金に困ってはいないし金で買えるようなもの自体に興味は薄い。
だが、その視線が一点で固定される。

『死者の復活―――――4億ペリカ 』

学園都市の技術でも――あの冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)とまで言われるカエル顔の医師を持ってしても、未だ成し遂げられたことのない偉業。
だがその話に乗ったとしても、生き返らせられるのは10億ペリカとやらではたったの二人。
死者――この手で殺めた、一万余名のシスターズ。
二人生き返らせるために自分以外の63人を殺す?
一方通行だけの理由を、何の関係もない奴らに押し付ける?

「……ハッ、バカバカしい。生き返らせるために殺すなンざ矛盾もいいとこじゃねェか」

死者――この手で殺めた、一万余名のシスターズ。
たった二人生き返らせたところで何の意味があるのか。無論、一方通行の自己満足以外にはありえない。
少し前の自分ならどうしたかと自問した一方通行の目が、先程から意識の外にあったモニターの前で止まる。
映されていたのは自分と同じ年ごろの少女。
その少女が、少ないやり取りの末に物言わぬ肉塊へと変化した。
それを見、進行役の男は感極まったとばかりにボルテージを上げ語る。
一方通行の目にあの少女と面識はない。

ゴミのように殺された少女が、かつて一方通行がゴミのように殺した少女たちと重なった。
胸中で言い知れぬほどの熱い何かが産声を上げる。
かつての自分と、あの男との違い。
今の一方通行の中には、ある想いが生まれていたのだ。

――誰かを救えば、もう一度やり直すことができるかもしれない――

初めて自分以外の人間に、戦い以外で能力を使った。
奪うためではなく、守るために。
こんな外道に落ちたというのに、それでも誰かを助けられたというちっぽけな誇りが――

モニターの男はいよいよ熱を上げている。
一方通行は歯をむき出しにし、食い入るように男と少女を睨みつける。
ふつふつと湧いてくるのは、怒りではなく殺意だ。
せっかく良い気分だったのに、水を差された―――そんな気持ち。

『……みなさん、どうぞ奮戦を』

どうやら、説明とやらは終わったようだった。
一方通行はとりあえず部屋から出た。
場所は砂浜、時は夜。
満点の星と月。

見もせず、デイパックを手で探る。
引き当てたのは、ここ最近一方通行がよく飲んでいるブラックの缶コーヒーだった。
ためつすがめつそれを見ていた一方通行は、おもむろにプルトップを引きぐいとコーヒーを飲み干した。
久しぶりに飲むような気がする。そういえば買い込んだ分はあのガキの騒動に巻き込まれたせいで飲んでいなかったな、とぼんやり思う。
毒が入ってるのかと思ったが、いつも通りのコーヒーだ。「反射」に反応する物質はなかった。
ふう、と一息。

「……さて」

口元をぐいと拭い、空を見上げる。
色々考えなければならない事はあるが、そんなものはすべて「後回し」だ。
今すべきことは。
能力を発動させ、月と星の光を「反射」。

「……へッ、だろうな。ンなこったろうと思ったぜ」

暗黒に染まっていく空の中にあって、ただ一つその中に一つ、明らかに星でない星が存在した。
ゆっくりと空を往く、巨大なくじらのような影。
おそらくこの島を監視する飛行船か何かなのだろう。

「高い所にいて、犬の共食いを見物とシャレ込むなんざ……」

右拳を振る。
小突いたようにしか見えないその拳は、まるで削岩機のように容易く小屋の外壁を打ち砕く。
比較的大きい破片を拾い、逆の左手を再度小屋の残骸へと突っ込む。
小屋から地表へと。
地表から地殻へと。
地殻から地核へと。
やったことはない。だができるだろうという確信はあった。
シスターズを殺すときには使わなかった、明らかに過剰な破壊をもたらす力。
だが今、使うのをためらう理由は、ない。

「気に入らねえンだ、よッ……!」

今立っているこの島、を突き抜けてこの星。
星一つを回す莫大なエネルギー――ベクトルを奪い取り、全てをこの右手へ。
星の自転が、たしかに一瞬……止まった。
一方通行が、右腕を振りかぶる。

            コロシアイ
「てめーらの言うふざけた幻想……俺がプチッと、サクッと――踏みつぶしてやンよォォォォォォォォォッ!!」

一方通行の吐き出した激情を乗せて、「弾丸」は夜空へと発射された。
風を裂き、その通過した後に真空を巻き起こしながらも突き進む。
地球そのもののエネルギーを乗せた岩塊は、それ自体が自壊しかねないほどの摩擦に晒されながらしかしその役割を果たした。

轟音。そして、閃光。

遥か彼方で、飛行船らしき影が内から噴き出した爆炎によりその姿を露わにする。
だが、ランデブーは一瞬だ。
よほどレベルの高いステルス装備とダメージコントロール機能があるのか、一瞬にしてその炎は見えなくなった。
追撃を、と新たな弾丸を探そうとした一方通行の視界にきらりと何かが煌めく。
赤い、血のような輝き。一直線に向かってくる。

(……反撃かよッ!)

思考よりも先に身体が「反射」の構えを取る。
一方通行が酸素や窒素と言う普段反射しないものだけが通れる、鉄壁の防御。
だが、そんなことをするまでもなく、赤い輝き――粒子ビームは、一方通行の目前、20mというところに着弾した。
超高熱が海水を蒸発させ、また砂と水とをいっしょくたに巻き上げる。
警告のつもりか、と降りそそぐそれらを眺めた。どうせ、自動で反射される。
飛行船がどんどん遠ざかっていく。
一手、足りなかったかと舌打ちした一方通行を、濁流のような水が襲った。

「……ンなッ! 反射できてねえぞッ!?」

そのあまりの質量に足を取られ、転倒した一方通行。
ビームによって穿たれた大穴に、海水が流れ込む。
一方通行の華奢な体も、また。
息を止め、慌てて水流を操作しようとし――

(……どうなってやがる!? 能力が使えねえ……ッ!)

乱流の中、必死に体を制御しようと演算を繰り返す。
だが一向に、生まれた時から共にあったはずの能力が発動の兆しを見せない。
一方通行からは見えない、その首輪の裏側。
先程までは消光していたそこに、今は新たに光が灯っている。
だがそんなことは知らない一方通行は、能力が使えないのならと必死にその手足を動かす。
だが、

(……ヤバいヤバいヤバいヤバいッ!)

その行動は何ら意味をなさない。
夜半、しかも水中とあっては視界など0と言っても過言ではない。
しかもこの場所はクレーターに水が流れ込んでいる状態だ。一方通行を押し流す流れは不規則、かつ強力。
加えて、何よりも大きな要因。一方通行は、

(くそっ、能力さえ使えればこんな無様な……ッ!?)

泳げないのだ。
ベクトル反射の能力があるときは泳ぐ必要などなかった。水流を操作すれば身体は勝手に進んだからだ。
自力で泳ぐ必要など、今までの人生の中で一度もなかった。その上筋力や体力は人並み以下の一方通行だ。
初めて体験する暗く冷たい、しかも重い水の感触に思考はガリガリと削り取られていった。
無情にも、濡れた服が肌に張り付きその動きを阻害、一方通行の身を海中深くへと沈殿させていく。
焦って口元を開き、なけなしの酸素が解放を求めて水面へと昇っていく。
強引に口腔へ侵入を果たしてきた塩水が舌を刺激し、肺を満たす。
脳への酸素が遮断される。
一瞬にして気が遠くなり、身体が鉛のように重くなっていく。

(ち……くしょ……)

かすかに、『打ち止め』の憎たらしい顔が見えた気がした。
もはや力の入らない腕を伸ばし、その頭をぐしゃぐしゃと強引に撫で回し――


     ■



ゼクス・マーキス。通称ライトニングカウント。かつてOZに属し、今はコロニー革命闘士ホワイトファングの首領たるモビルスーツパイロット。
彼は長い金髪を振り乱れるに任せ、ひたすらに人を求めて走っていた。
確認した名簿に記された名前。知っている者は五人。
ヒイロ・ユイ。決着を付けるべき因縁のガンダムパイロット。
デュオ・マックスウェル。トールギスからウイングゼロに乗り換えた後、何度か戦ったガンダム02のパイロット。
その人となりは一時身を寄せていたハワードというトールギスを作った技師からも聞いたことがある。ポジティブな男で、ヒイロよりはまだ話しやすい部類と言えるらしいが。
張五飛。こちらも何度か戦場で出会ったガンダム05のパイロットは、明確にゼクスを敵と定めているだろう。
トレーズ・クシュリナーダ。OZ総帥にして、ゼクスの個人的な友人。今は敵であるが。
そして、リリーナ・ドーリアン。祖国を亡くしたゼクスに取り、ただ一人の家族である血を分けた妹だ。
自分やヒイロ、トレーズとはそもそも住む世界が違う。剣持つ戦士ではなく、平和な世界に生きていなければならないはずの。

状況の把握は後回しにし、ゼクスは一も二もなく部屋を飛び出し妹の捜索を始めた。
ヒイロは探す必要などないだろう。そもそも慣れ合う関係ではないし、出会えば戦う事すらもあり得る。
デュオ、五飛も同様。というかこちら以前の経緯からして戦うことになる可能性の方が大きい。
トレーズもまた優先順位は低い。何度か生身で剣を交えた事もあるが、涼しい顔をして苛烈な技を繰り出す男なのだ。
モビルスーツが無くとも、三人とも十分な強者。危険は少ないとみていい。
だがリリーナはそうではない。
あの頑固な妹は武力が無いのはもちろんだが、それ以上に性根が据わり過ぎている。
もし目の前で誰かが殺し合いを始めたとすれば、あの妹は躊躇いもなく制止に入るはずだ。もちろん武器など持たず、その命を危険に晒して。
行為自体は美しいと言えるかもしれない。だが結果として命を落とすのであればそれは愚行だ。

できれば信頼できる誰かに出会っていてほしい――そう願いひた走るゼクスの耳に爆音が飛び込んだ。
反射的にその方向へ視界をめぐらせると、眩いばかりの光が見えた。
だが瞬きの後にはそれも消える。勘違いか、と目を細めたゼクスの視界に、今度は赤い閃光が駆け抜けた。

「モビルスーツの攻撃か!?」

デイパックに明らかに質量を無視して納められていた槍を構えつつ、ゼクスは物陰に飛び込んだ。
ビームは砂浜に突き刺さり、盛大に水しぶきを巻き上げる。
水蒸気が立ち込め、視界が閉ざされていく。
敵性MSであるガンダムの攻撃かどうかは定かではないが、なんにしろ生身ではどんなモビルスーツにだって敵うはずもない。
十秒、二十秒……そして一分。追撃はない。
聞こえるのは、、バチャバチャと水が跳ねる音だけだ。

「今の攻撃、誰を狙っていた? 私ではないようだが……」

参加者にMSを支給したのだろうか? だが、ゼクスは生身であることからして少なくとも全員ではないのだろう。
だが、だとするなら。
こんな殺し合いなど数時間で片が付く。公平も平等もない。生身とMSとの戦いなど考えるだけバカバカしい。

「……行ってみるか」

さらにしばし待ち、攻撃が無いのを確認したゼクス。
水蒸気の霧も晴れたので、爆心地の方向へと慎重に足を進めていく。
砂浜、水辺より少し先でその音の主は自己主張していた。

「……罠……では、ないようだが……」

新たに生成された渦の中、もがく少年らしき姿が一つ。
あまりに必死なその姿からは逆に滑稽ささえ見受けられたが、本人としてはそうも言っていられないのだろう。
ゼクスに気付いた素振りもなく、少年は散々もがいた後水中へと没していく。

「…………」

もう水音は、聞こえない。

「……やれやれ」

呟き、槍を砂地に突き刺し上着を脱いで水面へと飛び込んだ。

数分後、砂浜にはぴくりとも動かぬ少年に人工呼吸をするライトニングカウントの姿があった。
少年の年の頃はまだ15、6程度だろう。ヒイロ・ユイより少し上といったところか。
首にチョーカーを巻いた、やや病弱そうな外見の少年。
手当の甲斐あってか水を吐き出し始めた少年をよそに、ゼクスは少年のデイパックを回収しに再び水辺へ。
戻ったときには少年は意識を取り戻していた。

「気がついたか。私の名はゼクス・マーキス。君は?」

こんなことをしている場合ではないと思わないでもないが、半病人の少年一人残していくのも気が引ける。
そう思って問いかけたゼクスに返ってきたのは、無言の半眼だ。
こちらを警戒しているのか。そう思い、ゼクスは両手を掲げ戦意が無いことをアピールした。
できればさっきのビームの件も聞いておきたいが、初対面でしかも明らかにこちらを警戒しているであろう少年にそこまで聞くのは避けるべきか。

「私は殺し合いに乗る気はない。名乗りたくなければそれでも構わんが、答えてほしい。
 リリーナ・ドーリアンという少女を知らないか?」
「…………」

返答はやはり無言。まあ、先程まで溺れていたのだから喋るのも苦しいのだろう。
予想はしていたし、開始から短時間で会っているはずはないと最初からわかっていて投げた問いだ。
だがこれで、ゼクスとリリーナの名は少年に強く印象付けられたことだろう。

「その少女は私の妹だ。君がこの先出会う事があれば、ゼクス・マーキスが探していたと伝えてくれ」

少年のデイパックを少年へと放る。
殺し合いに乗るような者がまさか開始早々に溺れはしないだろう。
それに若い。ガンダムパイロットのような者はごく少数の例外だろう。普通に考えれば、パイロットでもないただの学生のはずだ。
この少年が信用に足る者かどうかは未知数だが、これを恩に感じてくれるなら儲けものだ。
とにかく気がついたのならこれ以上ゼクスが付き添う必要もない。
ゼクスは立ち上がり、地図を広げて言う。

「そうだな、それにもう一つ。あまり動き回らず、宇宙開発局のタワーに来るように言ってほしい。
 君に探し人はいないか? 教えてくれるなら探しておくが」

と問うが、無言。
これ以上は時間の無駄か、と踵を返したゼクスへと、何かが投げつけられる。
振り向き、反射的にそれを受け止めたゼクス。
その目前で少年が砂浜に突っ伏した。また、気絶したらしい。
ゼクスの手に収まったのは、缶コーヒーだ。

「友好の証……と、考えていいのかな?」

缶コーヒーを振りつつ、ゼクスはひとまず安堵の溜息をつく。
どうやら少々足が遅くなりそうだと、ゼクスは少年を抱え上げようと腰を下ろす。
ふと、足元を見降ろすと砂地に線が――文字が書かれていた。
『一方通行』と、書いてある。
そして少年の右手の親指が折れ曲がり、自らを指していた。

「一方通行……変わった名前だな」

完全に眠りに落ちたらしい少年を背負い、ゼクスは薄く笑う。
とりあえず、一人ではなくなった。



【B-7/水辺/一日目/深夜】
【ゼクス・マーキス@新機動戦記ガンダムW】
[状態]:健康 服が濡れている
[服装]:軍服
[装備]:真田幸村の槍×2
[道具]:基本支給品一式、缶コーヒー
[思考]
1:リリーナを探す
2:少年を介抱する


【一方通行@とある魔術の禁書目録】
[状態]:気絶 服が濡れている
[服装]:私服
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、缶コーヒー×28 ランダム支給品(缶コーヒー以外は未確認)
[思考]
1:???
[備考]
  • 名簿を見ていません。
  • 一方通行の能力制限について
 【一方通行の登場時期は変えずに、傷は完治した状態。制限は能力使用時間を連続で15分。再使用にはインターバル一時間】
 【たとえ使用時間が残っていても、ある程度以上に強力な攻撃を使えば使用時間が短縮されます】
 【今回の使用はあまりに過度の能力だったため、次からは制限される可能性があります】


【真田幸村の槍@戦国BASARA】
真田幸村が振るう、朱塗りの二本一対の槍。
アニメ版では特に名前や逸話などはなく、武田家の秘宝と言うわけでもなかった。
本田忠勝に折られたが次の戦では新しい物を持っていたので、業物には違いないはずだがあくまでただの槍であろう。
余談だが小説版ではホンダムに百本ほど折られた。

【缶コーヒー@とある魔術の禁書目録】
一方通行が好きな銘柄の缶コーヒー。

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ゼクス・マーキス 048:殺し合いに吹く熱風――――アクセラレータ
一方通行 048:殺し合いに吹く熱風――――アクセラレータ


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最終更新:2009年11月08日 20:42