ぶっ生き返す/ふわふわタイム(後編) ◆zZobvbdlGE


                       ◇ ◇ ◇ ◇


  平沢憂 朝の日記
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     ○月×日 7:50
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   奇妙なモノに出会った。
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   それが何なのかはよく分かんないんだけど、どういうモノなのかは本質的に分かった。
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   私を助けてくれたのは神様なんだって、私を地獄から救ってくれたのは神様なんだって
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   そんな事を頭じゃなくて、もっと心の深い所で感じたんだ。
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   私は今まで何を思い悩んでいたのかな?今は酷くどうでもいいことのように思える。
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   でも、地獄から救われたはずなのに、私はまだ地獄に居るんだよね。
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   他の人を殺して1人だけが生き残れるというゲーム。さっきまでは重い気持ちだったんだけど
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   今は心に羽根が生えたように軽くてなんとかなるって気がする。
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   私に帰っていろと言ったルルーシュさんは何処に行ったんだろう?
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   酷くて意地悪な人だけど時々冗談っぽく笑ったりする。
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   私の心を抉るような事をズケズケ言う癖に、不意に優しくしたり掴みどころがない。
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   本当にあの人はどういう人なんだろうか?年はあまり変わらないはずだよね。
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   池田華菜さんや阿良々木暦さん、安藤守さん達とは違った感じがする。
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   こんな所に居るのに全然気負った所が無くて、私だけが1人で心を乱しているみたいだった。
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   そんなルルーシュさんと一緒に行動することにしたので、ここで待っている事にした。
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   暇だったから鞄からヨーヨーを出して遊んでいようと思う。
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   さっきからやってるんだけど、大分上手くなってきたかな。
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   微妙な手首の返しやスナップが大事なのかな? きゅーんと機械みたいな音がする。
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   全身のバネを使ったりすると更にいい感じになって来た。
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   ヨーヨーが蛇のような動きでしゅるしゅると動くようになったよ。
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   ちょっとした指先の力加減を変えるのがコツみたい。少し楽しい。
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   私の意思で思い通りの軌道を通ってヨーヨーが動かせるようになって来た。
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   さっきから蜂が周りをブンブン飛んでいて煩い、手元のヨーヨーを動かして殺そうと思った。
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   指先の微妙な力加減で“蛇”を動かして、蜂の軌道にぶつけると真っ二つになった。
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   次は応用編だね。腕や体も使って大きく振って、指先も細かく使って動かしてみようかな。
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   ヨーヨーに付いているボタンを押すと手裏剣みたいなトゲトゲが出てきた。
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   丁度、右に見える木の枝を丸坊主にするよ。ヨーヨーを大きく動かして、
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   枝がある所を通るように軌道を左右上下に調節して、ぐにゃぐにゃ動かしてみると、
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   視界に入って鬱陶しかった枝が音を立てて地面に落ちた。
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   なんだか凄く楽しい気分になって来た。お姉ちゃんが文化祭で演奏してた歌を歌う事にした。
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   ふわふわタイム。私の今の心はまさにそれだね。軽いノリで皆殺しにすればいいんだよ。
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   あれ?これはホッチキスだったっけ?まぁいいかな。生きて帰ったらギターを始めよう。
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   次に阿良々木さんに会ったらブチ殺して、お姉ちゃんのギー太を返して貰いたいな。
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   あれはギブソン・レスポール・スタンダードっていう凄くいいギターなんだって。
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   お姉ちゃんは一応姉妹だから無理には殺す気はないかな。
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   そうそう、私が持っている手綱とムチを使うと、神様が言う事を聞くようになったよ。
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   船が戻って来た。ルルーシュさんがこっちを見ている。あの人を裏切らないようにしないとね。
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                       ◇ ◇ ◇ ◇


揚陸艇が格納庫の後ろの方を憂の待つ岸に接舷させると、扉は開き橋が掛った。
電気も消えている薄暗い格納庫の中から1人の男が、カツカツ靴音を鳴らしながらこちらに向かってくる。
よく見るとその後ろに影が煙ったように存在感の薄い少女が、男を追うように小走りで付いてきている。
ルルーシュ・ランペルージ東横桃子の2人だった。

「憂すまなかったな。無事か…それは…?少しトラブルがあって離れてしまったんだ。」
「あっ!ルルーシュさん何処に行ってたんですか?ずっと待ってたんですよ。」

こちらに向かってくるルルーシュの姿を確認すると、憂は待ち人の登場を喜んだ。
やはりルルーシュの物腰は自然体で全く気負った所も、油断するような所も見られない。
普段は几帳面に閉めている、制服の胸の中に手を入れているのは、何かを隠し持っているからなのだろう。

「確認したい事がある…それはなんだ…?お前の能力か…?」
「能力?これは“神様”なんですよ。この手綱と鞭を使うと私の言う事を聞いてくれるようになったんです。」

ルルーシュはあまりにも軽すぎる憂の物腰に妙な引っかかりを感じる。
先刻別れた時は顔も上げられない程、重く沈みこんでいたのにどういう事なのか疑問に思った。

「憂、何があった…?その雰囲気……軽くなっているな……」
「この“神様”が断ち切ってくれたんです。私の煩わしい物を全部…!」
「“神”だと…?何を…“ソレ”がお前の煩わしい物を断ち切った――――だと…?」
「ちょっと、…ルルさん…?ゴスロリさんの様子がおかしいっすよ…」

モモは隠れて見ていた重苦しい雰囲気で、今にも自殺してしまいそうな憂との違いに違和感を覚えた。
まるで何かから解放されたように、華やいだ笑顔を見せる憂を見て、ルルーシュの袖をクイクイと引っ張った。

「ああ、誰かの攻撃を受けたのか、雰囲気がおかしくなっている。」
「あの重苦しかったゴスロリさんが…えらく軽いっすね。なん…」

その時だ、ルルーシュの後ろで薄く煙ったように立ちつくすモモに向かって、
憂が手元で弄んでいたギミックヨーヨーを、手先だけで振るった。
“蛇”の様にのたうち回ったそれが寸分違わず、モモの顔を切り刻んで頭を破壊する寸前。

「止めろ…!俺を裏切るな……!!」

憂の動向を注視していたルルーシュが寸前の所で制止をかけた為、それは機械音を上げながら回収された。
憂の瞳はルルーシュを「裏切るな」という“ギアス”の制約を受けて赤く発光する。

「落ち着け…!こいつは新しい仲間だ…!契約したはずだ、俺が制止した者には手を出さないと……!」
「………ッ」

憂はモモを視認するなり笑顔のままで、突然顔面を破壊するような一撃を放った。
間一髪の所で憂の蛮行を止めたルルーシュはほっと一息ついた。
外見上はあまり変わらないが、モモの前髪がパラパラと重力に負けて落ちていく。
憂は何が悪いの?そういうゲームでしょうと言わんばかりに、首を傾けて不思議そうな顔でこちらを見ている。

「憂悪かった。報告が遅れた事は謝ろう。船に乗る時、敵の襲撃を受けそうになって一時離れた。
お前を放って行くつもりはなかったんだ。」
「そんな事があったんですか。暇だったので遊んでたんですよ。コレで。」
「(桃子、消えていろ。)」
「了解っす。(これからはああいうのも居るはず…心を冷静に保つっす…私は存在しない…。)」

憂は手に持ったギミックヨーヨーを、お気に入りのおもちゃを見せる様にルルーシュに見せてきた。
ルルーシュは傍にいたモモに小声で、姿を消すように命令した。
さしたる理由もなく、突然殺されそうになったモモであったが冷静に動揺を落ちつけ、
ルルーシュのアドバイスどおりイメージして“ステルス”を発動し姿を消した。

「憂…その…蟹のような物は大丈夫なのか…?」
「はい!私の言う事を聞いてくれますから。これ騎英の手綱っていうんですけど、
こういうのに言う事を聞かせる事が出来るって説明に書いてありました。」

「分かった…こちらに来てくれ。船に乗り込んだら朝食を取るといい。」
「わかりました。行ってください。」

ルルーシュがそう言うと、憂は鞭を打って“ソレ”に声をかける。
透明なそれが憂を背に乗せて大きな体を前進させ始めた。

(…あの蟹の力か。こいつ心を完全切り捨てたのか…?とりあえず使い物にならない状況は脱したか。)

重苦しく鬱陶しかった憂が、信じられないほど軽い雰囲気になって、殺人を全く躊躇しなくなっている。
今までの憂なら敵を撃つ事も出来ず、足手まといになると思っていたのだが、今の状態なら使える。
透明な蟹に乗っている姿を見た時は内心驚いたが、手に入った武器がそれを制御する事を可能にしているようだ。

「…ねぇルルーシュさん聞いてますか…?私生きて帰ったらギターを始めようと思うんですよ。」
「ああ、いいんじゃないか…?俺はピアノやっていたからキーボードなら出来る。手伝ってやってもいいぞ…?」
「あはは、本当ですか…?約束ですよ。生きて帰ったら一緒にバンドをやるって。」

ルルーシュがそう言うと憂の表情が、更にパッと明るくなって機嫌が良さそうにコロコロ笑った。

(あのヨーヨーで寸分違わず桃子の顔面を狙い撃った。俺と居た時はあんな物に触れもしなかったというのに。
短い間にここまで使いこなせるようになったと言うのか…?器用な奴だな…銃火器の扱いを教えておくか。
“騎士”の素質があるのかもしれない。が…あまり強くなりすぎるとギアスが切れた時に危険だな…)
「で、ヴォーカルにベース、それにドラムも集めないといけませんよね。」
「そうだな。ヴォーカルはギターを弾きながらお前がやればいいんじゃないか。お前のバンドだ。
だが、それは帰ってからライブハウスなどでメンバー募集をかければいい事だ。
残念ながら…ここは殺し合いの戦場だからな…」

ルルーシュは憂に話を合わせてペラペラと機嫌が良くなるような答えを返す。
憂は少し考えるような顔をして、それもそうだなというふうに頷いた。

(フフフフ…いいだろう、ロロのように優しくしてやろう。兄の様に、恋人の様に甘い言葉で…
あの蟹が制御出来ると言うなら任せよう、カレンの様に戦場を駆けるエースになって貰うぞ。)
「そうでしたっけ…!うっかりしてました。皆殺さないといけないんでしたね。まずは…


――――阿良々木さんと言う人がお姉ちゃんのギー太を持っていたから、ブチ殺して返して貰いたいんですよ。


「阿良々木暦か…分かった。策と武器を授けると言う契約だったな…俺が協力しよう。」
「嬉しいな。」

姿を消してその会話を傍で聞いていたモモは頭がどうにかかなりそうだった。
憂のこの戦場で語るには軽すぎる言葉の数々と、それに優しく付き合ってやっているルルーシュを見て、
自分はこの人たちと一緒に居てマトモで居られるんだろうか?と不安になって来た。

(なんなんすか…?この会話…頭がぶっ飛んでるとしか思えないっすよ。ゴスロリさん頭が逝っちゃってるっすよ。
ルルさんもあんな会話にサラッと合わせているし…この人たち病気っすか…?)


                       ◇ ◇ ◇ ◇


憂にも分かったように、ルルーシュやモモもそれがどういう存在なのか理解した。
その名は知らないが、思い蟹/重し蟹/思いし蟹/重石蟹/思い神/重し神/思いし神/重石神
などと呼ばれる神の類である事に。
全く駄洒落の様なふざけた存在だが、この蟹は怪異として、ただそこにそうあるだけだ。
憂の願いに反応して、彼女の抱える姉に対する重い柵を絶ち切って重みを奪ったのも、
人間の細かい感情など理解しているわけではなく、ただシステム的に反応して力を使っているに過ぎない。
人の重荷、思いを断ち切って、代償に体重を貰う…ただそういう怪異なのだと…
ルルーシュやモモに見る事が出来たのは、2人が抱える重い柵を捨て去るかはともかく、
願いがあるならば聞こうという待機状態に入ったからだろう。
その怪異は現在、揚陸艇の格納庫に乗せられ海を渡っている。

「悪いが…お前に俺や桃子の思いをくれてやるわけにはいかないな…」

自分にはあり得ない事だが、モモが加治木ゆみに対する柵を、おもし蟹に委ねて決意を切り捨てる事を憂慮した。
ルルーシュは軽くなった憂と“ステルス”を解除したモモを船に乗せてから、おもし蟹と1対1になれる期を窺っていた。
憂とモモはその存在を知らなかったが、上手く当てはまる存在を知っている。


―――――――――――アーカーシャの剣で見た“集合無意識”の存在を。


人がペルソナの仮面を付ける以前の状態に近いのではないかと推測したのだ。
この怪異は人の意思以前の簡単な指向性しかもっていない……ならば……

「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる――――お前の神たる力――――全て私に預けろ!!」

ルルーシュは両目を“封印”しているコンタクトを外して、切り札を切る事にした。
ギアスを発動するとクリムゾンレッドの両目から“絶対遵守”の力が飛び“神”の全身を血の色の様に紅く染め上げる。
命令を了承したのか、おもし蟹はまるで本物の蟹の様に真っ赤に染まり、自らの力を湯水のように与え始めた。

「―――ッ!!これは――――!!」

双眸を見開きギアスの力を発動し続け、神”の力を奪い続けているルルーシュの頭に鈍痛が走る。
動けない程ではないが、これが断続的に続くと致命傷になる恐れがある……

(これがギアスの制限か…複雑な条件を指定した、長い命令を与えるのは苦痛を伴うと言う事だな……)

憂に「俺を裏切るな」とギアスをかけた時は、一瞬で終わらせたので痛みを感じる間もなかった。
あまり何度も使いすぎると、いざという時に反応が鈍って体が動かなくなる……そう言う事か。と
自分のギアスに掛かった制限を理解した所で、おもし蟹の力を全て奪いつくした。

おもし蟹は戦場ヶ原ひたぎの体重を傍にいた阿良々木暦にも返してしまったような大雑把さで、
怪異たる自分の持つ力を全て余すところなくルルーシュに預けてしまった。そう――――奪い返す力すらも。
“神”という存在だったおもい蟹はただの、巨大で馬力のある蟹に堕とされた。


「フフフフ…フハハハハハハハ……!!
ビショップ、ナイト見習い、にルーク…ハンデはこれ位でいいか…?さぁゲームスタートだ。
この俺を戯れに蘇らせた事…全てを奪われ、人形になってから後悔せよ主催者共―――――!!」


【E-5/海上/一日目/朝】

【ルルーシュ・ランペルージ@コードギアス反逆のルルーシュR2】
[状態]:健康、満腹
[服装]:アッシュフォード学園男子制服@コードギアス反逆のルルーシュR2
[装備]:ゼロスイッチ(仮)@コードギアス反逆のルルーシュR2、CDプレイヤー型受信端末、リモコン、イヤホン@現地制作、
[道具]:基本支給品一式、ゼロの剣@コードギアス反逆のルルーシュR2、ミニミ軽機関銃(183/200)@現実 、
ゼロのマント@コードギアス 反逆のルルーシュR2、“狐”“泥眼”“夜叉”の面@現実、
サクラダイト爆弾(小)×9、サクラダイト爆弾(灯油のポリタンク)×2@コードギアス反逆のルルーシュR2、
盗聴機、発信機×9@現地制作、単三電池×大量@現実、

[思考]
基本思考:枢木スザクは何としても生還させる
1:東横桃子、平沢憂と行動を共にする。
2:殺しも厭わない。東横桃子、平沢憂、スザク、C.C.、ユフィ以外は敵=駒。利用できる物は利用する。
3:スザク、C.C.、ユフィと合流したい。
4:ユフィの動向が気になる。政庁に向かう。
5:偽ゼロの放送を利用して、混乱を起こし戦いを助長させる。
6:遠藤のベンツに襲撃者が取り付いたと判断した場合、サクラダイト爆弾を起動させる。
7:“金で魔法を買った”というキーワードが気になる。
8:首輪の解除方法の調査、施設群Xを調査する?
[備考]
※R2の25話、スザクに刺されて台から落ちてきてナナリーと言葉を交わした直後からの参戦です。
 死の直前に主催者に助けられ、治療を受けたうえでゲームに参加しています。
※参加者が異なる時間平面、平行世界から集められている可能性を考察しています。
※モモから咲の世界の情報を得ました。主要メンバーの打ち筋、スタイルなどを把握しました。
※自分のギアスも含めて能力者には制限が掛っていると考えています。
※おもい蟹が怪異たる力を全てルルーシュに預けました。どんな力を使うかは後の人にお任せします。
※モデルガン@現実、手紙×2、遺書、カギ爪@ガン×ソード、皇帝ルルーシュの衣装@コードギアス反逆のルルーシュR2、
シティサイクル(自転車)、ジャージ(上下黒)、鏡×大量、キャンプ用の折り畳み椅子、消化器、ロープ、カセットコンロ、
 混ぜるな危険と書かれた風呂用洗剤×大量、ダイバーセット、その他医薬品・食料品・雑貨など多数@ALL現実
揚陸艇のミサイル発射管2発×2機、ミサイル×4発@コードギアス反逆のルルーシュ

現在支給品バッグに入れています。
※揚陸艇の燃料…残り24キロ分

【黒の騎士団専用強襲揚陸艇@コードギアス反逆のルルーシュ】
1期12話[シャーリーと銃口]にてコーネリアを奇襲する際に、黒の騎士団が使用した強襲揚陸艇。
1度に4発のミサイルを撃つ事が可能、ナイトメアを3、4台搭載する事が出来、簡単な整備が出来ると思われる。
大きなボート状の形をしていて、作中では驚異的なスピードで海から陸に飛び出てナイトメアを粉砕した。

【サクラダイト爆弾@コードギアス反逆のルルーシュ】
コードギアス反逆のルルーシュ1期25話で登場
ルルーシュが「俺を撃ったらお前らも道ずれだ」という、なんとも悪役っぽい事を言って出したサクラダイトを用いた爆弾。
起爆させる間もなくスザクにルルーシュが倒されて、何事も起こらず地面に転がる事になったが、
本当に爆発していたらスザクとカレンを巻き込むほどの威力があるのだろう。

【CDプレイヤー型受信端末@現地制作】
スーパーマーケットで調達した古いCDプレイヤーを揚陸艇にあった機械設備とパーツで改造したもの。
発信機の情報を受信し、移動速度と上下左右斜め8方向のどちらに動いているかを矢印でリモコンに映し出し、
盗聴機で受信した音声をイヤホンで聞く事が出来る。CDプレイヤーとしての機能も残っている。
単三電池2本で6時間連続再生可能。

【ジンのCD@現実】
スーパーマーケットで調達していた。
コードギアス反逆のルルーシュ後期OPテーマ解読不能その他カップリング曲が収録されている。
クリリンっぽい声の女性ヴォーカリストが歌っており、JPOPの筈なのだが何を歌っているの分からない。
正に解読不能である。受信端末を他人に見られそうになった時の為に入れてある。

【ゼロスイッチ(仮)@コードギアス反逆のルルーシュR2】
原作でルルーシュがよく押す場面がみられる不思議スイッチを揚陸艇にあった機械設備とパーツで再現した物。
簡易版なのでサクラダイト爆弾の起動や揚陸艇から取り外したミサイル発射管の制御位しかできないと思われる。
やはりチェスのキングを模した形状をしている。



【東横桃子@咲-Saki-】
[状態]:健康、満腹、ステルス解除
[服装]:鶴賀学園女子制服(冬服)
[装備]:FN ブローニング・ハイパワー(自動拳銃/弾数15/15/予備45発)@現実
[道具]:デイパック、基本支給品(-水1本)、FENDER JAPAN JB62/LH/3TS Jazz Bass@けいおん!
遠坂凛の魔力入り宝石@Fate/stay night×10個
[思考]
 基本:加治木ゆみを蘇生させる。
 1:ルルーシュを利用し(利用され)、この場での生き残りを考える。
 2:覚悟完了。ステルスを使う時は麻雀で対局相手の当り牌を切る時の感覚を大事にする。
 3:この二人大丈夫か…?頭が逝っちゃってるすっすよ。
[備考]
 ※登場時期は最終話終了後。
 ※カギ爪の男からレイに宛てて書かれた手紙は中身を確認せずに破り捨てました。

【FENDER JAPAN JB62/LH/3TS Jazz Bass@けいおん!】
 秋山澪愛用のレフティベース。

【FN ブローニング・ハイパワー@現実】
 天才銃工ジョン・ブローニングが晩年に設計し、その死後FN社の技術陣によって1934年に完成した自動拳銃。
 当時としては画期的なリンクレスのショートリコイルや、シングルアクション、着脱式マガジンへのダブルカラムの採用など、
 近代オートマチックの基本要素が詰まった傑作で、後生の様々な銃に影響を与えている。

【遠坂凛の魔力入り宝石@Fate/stay night】
 17年間休み無く織り上げた遠坂凛の切り札。
 宝石の中で魔力を流転させ、本来保存できないはずの魔力をバックアップしており、
 宝石に宿った念に乗せてそのまま魔力を開放することにより魔弾として戦闘に転用することが可能。
 一つ一つの宝石の値段は数千万円もする非常に高価な代物。



【平沢憂@けいおん!】
[状態]:健康、拳に傷、重みを消失、ふわふわタイム
[服装]:ゴスロリ@現実
[装備]:ギミックヨーヨー@ガンソード、騎英の手綱@Fate/stay night、拳の包帯、おもし蟹@化物語、
[道具]:基本支給品一式、日記(羽ペン付き)@現実、桜が丘高校女子制服、カメオ@ガン×ソード、
COLT M16A1/M203(突撃銃・グレネードランチャー/(20/20)(1/1/)発/予備40・10発)@現実、
    果物ナイフ@現実(現地調達)、阿良々木暦のMTB@化物語、包帯と消毒液@逆境無頼カイジ Ultimate Survivor  
[思考]
基本:ルルーシュとバンドを組みたい。皆を殺す。
1:ルルーシュさんの作戦、言う事は聞く。お姉ちゃんは無理には殺さない。
2:モモさんはルルーシュさんが仲間だと言っているので殺さない。
3:阿良々木さんに会ったらブチ殺して、お姉ちゃんのギー太を返して貰う。

[備考]
※ルルーシュの「俺を裏切るなよ」というギアスをかけられました。
中野梓についていた「おもし蟹」と行き遭いました。姉である平沢唯に対する『思い』を失っています。

【COLT M16A1/M203@現実】
ベトナムのジャングル戦において使用されてきたM16A1 アサルトライフルにM203 グレネードランチャーを装着した画期的装備。
連射性の低さを補い、火力アップを図るために装着されたM203は40mmの各種グレネード弾を発射できる。
現在もアメリカ軍によって現役で使用されている高い能力を持った武装である。

【騎英の手綱@Fate/stay night】 
神代の幻想種を従える為の手綱と鞭。
これを装着させる事でその相手のリミッターを強制排除し全ての能力を1ランク上昇させ、その超高速突撃で相手を粉砕する物理攻撃を放つ。
これだけでも脅威だが更に幻想種から発せられる膨大な魔力が守りをも固める。
攻防共にエクスカリバーに次ぐ威力を誇る宝具。

【おもし蟹】
人ひとりほどの大きさのある蟹の怪異。想い蟹、重石蟹とも呼び、土着の神様の一種でもある。
見えないし触れることもない。重く苦しい想いを持った人の目の前に現れ、想いを引き受け、一緒に体重を奪う。
想いを捧げた者からは、その想いに関する心の重さが失われ気が楽になる。
ただし記憶は消えないので、想っていたこととそれを失ったことによる新しい罪悪感が生じる場合もある。
体重はおおよそ1/10まで軽減するが、筋力など重さ以外に関してはまったく変化しない。衣服等は軽くならない。
また、蟹に重さを奪われたものはその分存在感も希薄になり、儚げな印象を他に与えることになる。
現在騎英の手綱で平沢憂に制御されており、その怪異たる力はルルーシュに奪われ赤く大きな蟹になり果てている。


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136:ぶっ生き返す/ふわふわタイム(前編) 平沢憂 156:船旅
136:ぶっ生き返す/ふわふわタイム(前編) ルルーシュ・ランペルージ 156:船旅
136:ぶっ生き返す/ふわふわタイム(前編) 東横桃子 156:船旅


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最終更新:2009年12月18日 23:30