じゃんけん! ◆70O/VwYdqM
この手はなんの為についている…?
人生で何かを築いた者にとっては
それを放さない為…守る為にある…
だが持たざる者はその手で
掴みに行かなきゃダメなんだ!
◆ ◆ ◆
ハァッ、ハァッ、ハァッ、と、荒い息遣いが響く。
場所はD-6の東、線路脇の住宅街。
東に綺麗な砂浜を有する海、西には緑茂る小高い山々。
その間に作られたその場所は、まるで何処かのリゾート地のように綺麗な町並みが広がっていた。
白い綺麗な家々が立ち並び、誇らしげに美しい景観を作り出したその町並みは、
殺し合いが行われているなど気にも留めてないかのように優雅な雰囲気を醸し出している。
俗に言う高級住宅街と呼ばれる場所だ。
そんな場所で荒い息遣いを響かせているのは、幾分その場所に不釣合いともいえる肥えた体型の男。
眼鏡を曇らせ、全身から汗を染み出させ、見る者が見れば思わず顔を背けたくなる程醜い姿。
美観を損ねるのも構わずに、そんな姿を男は高級住宅街のど真ん中で晒していた。
敗者、弱者、負け犬、持たざる者、クズ……。
呼び名は何でもいい。
その美しい景観を損なわすその男の姿は一見してまさに底辺そのもの。
それが、勝者、強者、持っている者、築いた者、金持ち等の勝ち組に属する者から見た場合の本音だ。
自分たちの作り上たものを土足で荒らし、また、そのことに一切気づかない。
貧乏人は金持ちの本当の気持ちを知らない。
金を持ってるから大抵のことは笑って許す?
冗談じゃない。
景観とはそれだけで一つの芸術品。
たかが景観、と言って、何も知らず貧乏人が立ち入っていい場所ではないのだ。
その場所で、その空間で、その世界で、金持ちだけが綺麗な色を添えることが出来る世界と言うものが有るのだ。
貧乏人はもっと周りに見て考えるべきだ。
自分たちが立っているその場所が、いったいどれ程の金を投じられて作られているのかを。
クズ共はもっと配慮するべきだ。
自分がここに立っていい存在なのかどうかを。
たった一つの異物が、目の前に広がる景観を壊し、頭と心で作り上げた美しいイメージを陵辱する事もある。
さぁ、そこで醜い姿を晒す豚よ、美しい景観を壊すな!即刻立ち去れ!
でなければ、我らの力を持って貴様を永遠の地獄に叩き落すぞ!
さっさと失せろ、クズ!
……と、そんな事を言った所で、今そのクズと呼ばれた男が荒い呼吸をしている場所は人っ子一人いない無人。
金持ちだの貧乏人だの一切関係ない、誰がどこで息をしようと許される殺し合いの場だ。
高級住宅街?
そんなもの、今はただのゴーストタウンだ。
美しい景観?
見て悦に浸る金持ちなどどこにもいやしないじゃないか。
いるのは、ただ、絶望を跳ね除けようと身を粉にして駆けずり回る勇敢な男だけ……。
自身の危険も省みず、武器も持たず、声を上げ、同士を集める為走る。
敗者でも弱者でも負け犬でもない、ただ純粋に人の為に動く立派な男の姿だ。
そんな男を、いったい誰が貧乏人と罵り、嘲笑えると言うのだろう……。
◆ ◆ ◆
人生の岐路で、いつもその判断を
他人に委ね、
流されて生きてきた…
救われない…
こんなバカ…
『箴言』伊藤開司
◆ ◆ ◆
高校生男女の二人組みと別れた後、安藤はとりあえずの目的地をギャンブル船へと定め、マウンテンバイクを全速力で走らせていた。
途中人を見つければ話しかけ、協力を呼びかける。
危険な人物に会う可能性もあったが、話せばきっと通じる。
そう思い、僅かな恐怖を押し殺して全力でペダルを漕ぐ安藤。
その瞳は、勇気が満ち、輝きが溢れている。
もっと速く、もっと沢山……。
一分一秒もったいない。
自分に出来ることは全部やる!
安藤の頭にあるのは、
カギ爪の男の意思をついで、巻き込まれたほかの参加者と共にこのゲームからの脱出を目指すこと。
そんな崇高な理想を掲げ、安藤は噴出す汗も無視して走っているのだった。
だが、人間はいきなりそんな無茶が出来るようには作られていない。
頭でどう思おうと、安藤の体力には当然のように限界が訪れる。
呼吸が荒くなり、汗が噴出し、足が重くなり、筋肉が硬くなり、ついには、力をこめていた腕まで微かな痙攣を訴えてくる。
前へ進みたいと言う思いだけが残り、気力だけが費やされる。
そして、当然……。
「ハァ、ハァ、ハァ……」
ペダルを力強く踏み込んでいた両の足が異常警報のように悲鳴を上げた。
筋肉が痙攣し、少し動くだけでも痛みとダルさが肉体と精神を襲う。
尋常じゃない汗に混じり、目鼻口等の穴という穴からも、いろんな液体を溢れさせている。
言うまでもない、単純に肉体の限界が訪れたのだ。
「……ハァ、ハァ、クソっ!」
自転車を止め、うなだれる様にハンドルに全体重を預ける。
そして、デイパックから水の入ったペットボトルを取り出し、一気にがぶ飲み。
500mlの水があっという間に安藤の口の中へと消えていく。
欲望の赴くままに……。
「ヨシッ!」
水を飲み干し、再び奮い立とうとする安藤。
だが、意思に反して体は言うことを聞かない。
足は動かず、体も未だにハンドルに預けたままだ。
『クエ……?』
小さな同行者も心配げ安藤の顔を見上げる。
首からぶら下げたペンダント、の様に見える亀のカメオ。
そんな同行者のつぶらな瞳にも励まされるが、やはり体は動かない。
「大丈夫、大丈夫……」
カメオの眼差しに無理やり笑顔で答えながら、呟くように漏らす。
カメオに言っているのか自分に言い聞かせているのか、おそらく両方なのだろう。
笑顔と共に力を入れようとするが……やはり、動かない。動く気配がない。
気持ちだけが空回り。
どんなに前に進みたくても、体は正直でしかなかった。
使命感と言うのは、容易く自身を見誤らせる。
きっかけは当然、カギ爪の男との出会い。
カギ爪の男の優しさに触れ、自身の愚かさを知り、変革を求めるように意思を継いだ。
それはとても崇高な行いだろう。
今までのろくでもない人生を反省し、今度は前向きに人の為に生きようとしている。
確かに安藤は変わった。変わったと言える。
だが、その変革全てが安藤一人の意思でなしえたことではない。
安藤は気づいていない。
自分の意思で変わったと思い込んでいる事こそ、安藤にとっての誤り。
いや、本当は変わっていないと言うことに気づいていない事こそが最大の誤りだった。
安藤はただ、自分でも気づかぬうちに自分を誤魔化しているだけに過ぎない。
カギ爪の男の遺志を継ぎ、仲間を集めてゲームの脱出という、本来なら絶対考えないような崇高な目標に酔いしれ、
自分にしか出来ないことだと自信に言い聞かせているだけの、ただの道化。
それはつまり、結局は流されているだけという事。
安藤はそのことに、まだ気づかない……。
肉体は正直だ。
どんなに精神を誤魔化そうと、肉体だけは何時もの安藤そのものなのだ。
肥満体系で明らかに運動が得意とはいえない安藤にとって、その極限を越えた疲労は最後の警告だ。
自分はそんな器じゃない。
誰かを助ける前に自分を助けろ。
ほら、体も苦しんでる。
無理するな。
もう十分がんばったって
肉体の悲鳴が言葉となり、酸素が十分に行き渡っていない朦朧とした頭へと幻聴のように響く。
ここまで追い詰められれば大抵の人間は根を上げて楽な方へと逃げるだろう。
事実、安藤も当たり前のように欲望に身を任せたいと言う考えが頭を擡げ始めた。
何でこんな疲れてまで……。
もう十分だよな……。
あ、そうだ、放送まで休もう。
そうだ、それがいい。
まだまだ先は長いんだ、少しぐらい休んだって……。
本来であれば、その判断は正しい。
一流のアスリートでも疲れを押して無理をしては体を壊しかねない。
安藤の考えは当然と言える。
だが、ここでどういうわけか安藤の頭の中に一人の男の姿が浮かび上がる。
――いや、ダメだ!
カギ爪の男。
その姿が安藤に楽な道を歩かせない。
……これは一種の呪いなのかもしれない。
安藤にとって、カギ爪の男は出会ったことのないタイプ。
いや、頭に思い浮かべた事すらない人間だろう。
そのあまりのインパクトと、自分自身の醜さ、愚かさと向き合ったことで、
安藤は今現在、自分自身の醜さ愚かさに蓋をして、正しい事のみを求めて進んでいる。
その行為は、言うなれば麻薬のようなもの……。
時間を掛けるにつれ未だかつて体験した事がないような高揚感と、足を一歩踏み出すだけで得られる充足感と達成感に酔いしれる。
安藤は陶酔しているのだ。
良い事をしている(と思い込んでいる)今の自分自身に……。
正しい事をしていると言う過程で得られる充足感に……。
ゆえに、気づけない。
蕩ける様な甘美な感覚に脳を支配され、一切の自身の判断がなくなったその頭では、自分がどれだけ愚かなことをしているのかをまったく持って気づけないのだ。
そして、そんな状態だからこそ、自分が今、人生の岐路に立たされていることに気づかない……。
◆ ◆ ◆
疑い続けること…
不安であり続けることが
ギャンブルで生き残るために
もっとも必要な心構えなのに…
◆ ◆ ◆
意を決して気力だけで再びマウンテンバイクを走らせようとしたその時、遠くの街灯の下に小さな人影が揺らめいたのを安藤は見逃さなかった。
一瞬驚きを覚え、踏み出そうとした足を止める。
だが、すぐに先ほどまでの考えを呼び覚まし、とりあえずどんな相手だろうと接触し、協力を呼びかけようと考える。
それ以外の考えはない。いや、考えるだけの思考力がもう無いと言う方が正しいだろう。
未だ安藤が自身に酔っている証拠だ。
誰も止めない。止める人間がいない。
安藤は迷いなく、寧ろ溜まっていた疲労を無理やり考えないようにしてペダルを踏み出した。
その行動がどういう結果を少しも考えずに……。
しばらく進むと、人影の輪郭がはっきり見えてきた。
年は高校生ぐらいだろうか?幾分若く見える女の子が街灯の下に立っていた。
怯えた表情、震えた体、明らかに現在の状況に恐怖している、肉体的にも精神的にも弱い存在だと一見して解る。
その姿を確認し、安藤は瞬時に少女をこれ以上怯えさせないようにしなければと考えた。
「お、落ち着いて聞いてくれ!俺は
安藤守!
殺し合いには乗っていない!」
マウンテンバイクを少女から*********メートルほど離れたところで止め、デイパックも傍に放る。
勿論両手には何も持っていない。
それが解るようにゆっくりと、ゆっくりと少女に近づいていった。
「……こ、こないでください!」
当然の反応。
安藤もその程度は覚悟していた為、落ち着いて次の言葉を口にする。
「怯えるのも解るが、俺はあんたに何もしない。
俺はこのゲームを止めようと思っている。
頼む、君も力を貸してくれ!」
そう言いながら、安藤は少女の手前で膝を付き、一切危害を加えないことをアピールするかのように、両手をも付く。
土下座。
いや、頭を下げたわけじゃないので正確な土下座とは違うが、大の大人が、危害を加えないと言うただそれだけの為に膝を突くのは、常識では考えられない光景だろう。
それは安藤にとっての必死のアピール。
自分は無害だ、信じてくれ、という、安藤なりの誠意の見せ方だった。
「……」
少女にとってもそれは衝撃の光景だっただろう。
男が、それも大人の人が、ただ自分を安心させたいが為に、膝まで付いて自身に全てを投げ出している。
そんな誠意の示し方を、若い少女は話に聞いたことはあっても見たことがない。
少女の常識を打ち砕く力が、安藤の土下座には確かにあったのだ。
「……本当に……、何もしませんか?」
少女の震えた声が細やかな空気に乗って安藤の耳に届く。
その声を受け、真剣な眼差しのまま、安藤は力強く頷いた。
「もちろん!俺は君を救いたいだけなんだ!」
その瞬間、安藤の中で沸々と自身に湧き上がる得体の知れない気配に気づく。
それは言うまでもなく、一人の怯える少女を落ち着かせることができたと言う達成感。
安藤は再び得も言われん甘美な快感を脳で感じ取り、いっそう気分を高揚させていく。
こうなればもう止まらない。
自身を物語の主人公に当てはめ、さながらヒーローのように少女を救い出す光景を幻視するものそう遠くない事だろう。
安藤は完全に自身の行いで世界が救われるんだと思い込み、酔いしれていた……。
◆ ◆ ◆
快感は…
本当のめくるめく快感は…
常軌を逸するからこそ
辿り着ける…
『箴言』兵藤和尊
◆ ◆ ◆
少女は
平沢憂と名乗った。
殺し合いには乗っていないと言い、涙を流しながら嗚咽交じりで必死にこれまでの恐怖を吐露し続ける。
その姿を見て、安藤は安心させようと、必死に勇気付けようと声を掛けた。
それこそ慣れない行為だ。
本来の安藤だったら女子高生の泣き顔にあたふたして声を掛けるどころじゃなかっただろう。
だが、それも自身に酔いしれている安藤ならば可能。
さすがに語彙の貧困さは目を瞑るしかないが、それでも着実に少女の泣き顔を晴らしていく事につながっている。
「とりあえず、俺は仲間を集めながらギャンブル船に向かおうと思っている。
一人になるのが怖いんなら、どうだろう、一緒に来ないか?」
安藤に出来る精一杯の笑顔を作り、少女を安心させようとする。
幾分かは落ち着いたのだろう、少女も安藤に少しだけ心を許したのか、少し躊躇った後、涙をぬぐって答えた。
「……はい、よろしくお願いします……」
その声に力は無い。
か細く、消え入りそうな程、少女の心をそのまま表す弱々しいものだ。
枯れる事のない涙、震える体、少女の絶望が深いことを如実に物語る。
安藤がその姿を見て改めて決意を固めるのは当然の成り行き。
もう、この少女を泣かせてはいけない。
苦しませちゃいけない。
俺が、少女を守るんだ。
膨れ上がった高揚感は、容易く状況を、自身を見誤らせる。
安藤がこの時点で、自身を物語の主人公に据えているのは考えるまでもないことだろう……。
「じゃ、急ぐから、後ろに乗って」
マウンテンバイクに跨り、少女に後ろに乗るように手で指示を出す。
「落ちないようにしっかり捕まってくれよ」
「……はい」
少女のか細い声が背中から聞こえた。
それを耳に入れ、安藤はハンドルをしっかりと握りこむ。
その力強さが、安藤の機嫌の良さを物語っていた。
少女を背中に乗せると言うことは、少女を背中に隠し、一人戦うナイトのような気分。
安藤の頭の中には、もう危機感や、猜疑心などの言葉はない。
あるのは生まれたての単純な正義感のみ。
ゆえに、続いて響いた軽い衝撃の正体に一切思考が回らなかった……。
トンっ……。
背中を叩く感触が最初に走る。
その衝撃を受け、マウンテンバイクの後輪に跨る為に支えをとして手を置いたのだろうと安藤はごく自然に考えた。
だが、続いて響いてきた、ゴリゴリ、だの、ブチブチだのという、耳を疑うような轟音を脳に直接叩き込まれたことで何かがおかしいと気づいた。
――何だ……これ……
『クエーッ』と言う小さな同行者のささやかな警告が響く。
だが、それはもう既に手遅れ……。
ゴフッ!
喉から何かがこみ上げてきた。
口で留める事も出来ず、噴出してしまう。
それは、暗くてよく解らないが、何やら赤い液体のように見えた。
――血……?血っ!?
理由がわからない。
なぜ自分が血を口から吐き出しているのかがわからない。
解らないまま、安藤の意識は強制的に断ち切れた。
後に残ったのは、己に酔いしれ、また酔っている事にも気づかないクズの残りカス。
快感を追い求め続けた成れの果て。
それが、自身の器と言うものを考えもせず、狂気に溺れた男の最後だった……。
【安藤守@逆境無頼カイジ Ultimate Survivor 死亡】
【残り54人】
◆ ◆ ◆
○月×日 04:32
アララギさんのことは反省しなきゃ。
女の子のわたしが男の人とまともに戦っても勝てる確率が低いよね。
だから、今度はもっと慎重にやろう。
そう思って歩いてたら、アンドウさんって人に出会った。
アンドウさんはなんていうか、アララギさんいじょうに優しい人だ。
これはいいチャンス。
さっきの家で手に入れた果物ナイフを隠して、怯えた女の子を演じてみる。
そしたらこれが予想以上に効果的で、アッサリと私に背を向けてくれた。
気づかれないように首の後ろにナイフを突き立て、めいっぱい捻る。
それでオシマイ。
ゴメンね、アンドウさん。
それはジャンケンみたいなもの。
あの人は後出しならぬ先出し。
そして、私は……。
殺し合いを止めたいってのはとてもすばらしいことだと思う。
けど、それはぜんぜん現実的じゃないよ……。
ただ言葉にしてるだけ。
中身なんて無い。
少なくとも、私には届かない。
多分だけど、あの人は普段はそんな事少しも言う人じゃないんじゃないかな?
だって……、表情も態度も真剣なのに、それを相手に伝えようとする冷静さが全然見えなかったんだもん。
少しも私を疑わなかった事が良い証拠……。
あの人は殺し合いを壊すという事に酔っていただけなんじゃないか?
何の力も無い自分のことを考えないようにするためにね。
だから、私みたいなただの高校生なんかに……。
こういう場所だから、考えなきゃいけない。
後出しが卑怯なんじゃない。
先に手の内を見せてるほうが悪いだけ。
その事をもっと真剣に……。
「……ギャンブル船か……、どうしよっかな?」
【D-6/線路横の住宅街/一日目/早朝】
【平沢憂@けいおん!】
[状態]:頭にたんこぶ 疲労(中)
[服装]:制服
[装備]:果物ナイフ@現実(現地調達)
[道具]:基本支給品一式、日記(羽ペン付き)@現実、ゼロのマント@コードギアス 反逆のルルーシュR2、
ギミックヨーヨー@ガン×ソード、モデルガン@現実、手紙×3、遺書、カギ爪@ガン×ソード、
包帯と消毒液@逆境無頼カイジ Ultimate Survivor、確認済み支給品0~3
[思考]
基本:自分の幸せ(唯)を維持するためにみんなを殺す。
1:日記を書いて逃げ道を消す。
2:ギャンブル船か……、どうしよっかな。
[備考]
※民家で果物ナイフを手に入れました。
※安藤のこれまでの経緯と人物情報を得ました。
※安藤の荷物から基本支給品以外を回収しました。
今後の方針とカメオ@ガン×ソード、
阿良々木暦のMTB@化物語をどうするかは次の方にお任せします。
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最終更新:2010年01月22日 23:41