アットウィキロゴ

悪魔を視る少女

怠惰の悪魔、『怠惰のベルフェゴール』の取り付く少女は、とある特殊な力をその瞳に宿していた。

ーーーー悪魔を”視”る能力。

それが、木下志保に与えられた定めである。
始まりは二年前の夏。あの日は梅雨の真っ直中で、ものすごく蒸し暑い日であった。
木下志保の父は、漁師であった。
厳しくも優しい、最高の父。母が若年で病死したため、男手ひとつで立派に志保を育ててきた。
しかし、梅雨の大雨の中、漁に出たきり父は帰ってこなかった。
海に転落しての溺死。
志保にとって、理解できないことだった。あの屈強な父が、死んだ?

その日以降、志保は同じくして漁に出て帰還した叔父に引き取られた。
優しく志保を慰めてくれる優しい人だったーーーはず。

『あんな厄介者殺して保険金か!あーいい気分だ!』

酒に酔った叔父は確かにそう言った。
気がつけば、叔父の肉体はめちゃくちゃにつぶされていた。

『力、欲する也か』

黒い人型の物体、怠惰の悪魔。

『……ほしい。世の中の悪者を倒せるような、力が』


結果的に、力は思うようなものではなかった。
しかし、志保はあの日、全ての悪を断罪すると確かに天に誓った。

a-1。二条直哉は、片手にウィンチェスターを構えて立っていた。
殺し合う気は微塵もないが、襲われたなら容赦はできない。
気を引き締めている中。視界の片隅に、少女が映る。

「ああ、俺は二条直哉ーーーーて!何だその格好!?」

黄色の薄着一枚である。これで胸があったら、直哉は一線を超えただろう。
金髪のアホ毛少女は、気にせず言う。

「ファッションね、ファッション。私は木下志保」

二人が如何様に動くかは、まだ分からない。

【一日目/深夜/a-1】
【木下志保】
[状態]健康
[装備]なし
[所持品]不明
[思考・行動]
基本:悪人を断罪する。

【二条直哉】
[状態]健康
[装備]ウィンチェスター
[所持品]不明1
[思考・行動]
基本:殺し合いには乗らない。
1:雪菜を探す


【木下志保】
怠惰の悪魔を宿し、悪魔を視る力を手にした。
過去の出来事から悪人を許せなくなっている

【二条直哉】
資産家の息子で、二条雪菜の兄。
やたらモテるが、かなりヘタレだったりする。

ざわ…ざわ…した結果がこれだよ! 投下順 研究員(坂上結)
GAME START 木下志保 断罪の交響曲
GAME START 二条直哉 断罪の交響曲

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2011年06月04日 00:07
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。