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零式無明

5話 零式無明

寒い。潮風が身体にしみる。
警官の竜人、緒方龍也は警官制服の襟元を触りながら思う。寒い時彼は襟元を触る癖があった。

「…誰かいるな」

道路脇の草むらの中から人の気配を感じた龍也は、支給された回転式拳銃コルトS.A.Aシビリアンを携え、
警戒しながら草むらの中に入っていく。

「ひああああ……ん」
「何て事だ」

衝撃的な光景が広がっている。
狐の少年が全裸で喘いでいた。しかもその尻には何やら極太で長大な玩具が深々と――――。

「いい、いいよぉぉおおおああああぁああ!?」
「あ」

喘いでいた狐少年は龍也に気付き驚愕の絶叫を上げた。

「やだああいつの間に、見ないで見ないで…」
「……取り敢えず服を着ようか」

取り乱す狐少年を龍也を宥めまず服を着させる事にした。

……

「俺は緒方龍也、見ての通りお巡りさんだ」
「…桐原貴博です、中学一年です」
「そうか、いかんな、でも。こんな見晴らしの良い場所でああいう事をするのは」
「うう…試しに入れたら凄く気持ち良くってつい」
「…この…玩具は君の支給品なのか?」

貴博の傍に置かれた馬のペ*ス型ディ*ド――貴博の腸液ですっかり濡れている――を見ながら龍也が問う。

「はい」
「これだけ?」
「一応もう一つあるんですけど…」

自分のデイパックを開け貴博はもう一つの支給品を取り出す。
ステーキを切る時等に使う、ステーキナイフだった。

「ふぅん…持っておけ。一応武器にはなると思うから」
「はい」
「まあ、出来る限り君の事は守るつもりだが限界はある。自分の身は自分で守るようにしなさい」
「はい……」
「…君はこの殺し合いに誰か知り合いは呼ばれているか?」
「…見せしめにされた小堀実緒さんは僕のクラスメイトでした」
「あ……そう、か」

まずい事を聞いてしまったかと、龍也はばつの悪そうな顔をする。

「…話した事なんかほとんど無かったですけど。なので余り悲しくも無いです」
「……」
「あの、緒方さん」
「ん」
「これから一緒に行動して下さるんですよね」
「ああ」
「なら、あの…たまにで良いので」

いきなり狐の少年はズボンを脱ぎ尻を龍也に突き出す。
尻尾を誘うように振り、とろんとした目で龍也を見詰め門を露わにする。

「僕のお尻を掘ってくれませんか」
「いや、俺はそういう趣味は無い」
「むぅ…分かりました、じゃあこれで我慢するです」
「…程々にな」

馬のペ*ス型ディ*ドを愛おしそうに舐め回す貴博をやや呆れ気味の目で見ながら龍也が言った。

……

余り話した事は無かったが、それでもクラスメイトが殺されてしまった。
首輪を爆破され、喉元から血を噴き出しながら。
衝撃的で、とても怖かった。自分もああいう風に血を流して死ぬのかと。
だから快感に逃げようとした。支給された馬の肉*の玩具で自分を貫き。

運良く殺し合いに乗っていない警官の竜人の男性と遭遇する事が出来た。
しかし言えばすぐに自分を犯してくれた義父や近所のおじさん、クラスメイトとは違い犯してはくれなさそうだ。
自分で自分を慰めるしか無いだろう。

(…死にたくない。僕はもっと、犯されたいんだ…)

不浄な理由だが、強く「死にたくない」と、貴博少年は願う。



【早朝/F-5平原:幹線道路】
【緒方龍也】
[状態]健康
[装備]コルトS.A.Aシビリアン(6/6)
[持物]基本支給品一式、.45LC弾(12)
[思考]
0:殺し合いを潰し脱出する。殺し合いに乗っていない参加者を保護する。
1:桐原君を連れて行く。
[備考]
※特に無し。

【桐原貴博】
[状態]健康
[装備]ステーキナイフ
[持物]基本支給品一式、馬のペ*ス型ディ*ド(桐原貴博の腸液付着)
[思考]
0:死にたくない。
1:緒方さんについていく。
[備考]
※特に無し。


≪キャラ紹介≫
【緒方龍也】  読み:おがた りゅうや
25歳の竜人の警察官。黒い身体で引き締まっている。斜めに構えた性格で掴み所が無い。
中々の射撃の腕を誇る。須牙襲禅の後輩に当たる。

【桐原貴博】  読み:きりはら たかひろ
15歳の狐獣人の少年。中学一年。マゾで淫乱のケモショタ。
義父に強姦され目覚めた。基本的に善人だが、淫乱。見せしめにされた小堀実緒はクラスメイトだがほとんど面識無し。


004:救済する者 目次順 006:笑う男

ゲーム開始 緒方龍也 :[[]]
ゲーム開始 桐原貴博 :[[]]

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最終更新:2011年08月04日 11:40
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