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翼神のYELLOW

9bk世界的な人気を誇るカードゲーム――――デュエルモンスターズ。
今やデュエルが強い者こそが人生の成功を手にできるといわれるまでの大人気を誇り、その中枢となる『海馬コーポレーション』により、デュエルモンスターズの学校が創設された。
デュエル・アカデミア。
オシリス・レッドからオベリスク・ブルーまでに格付けされ、日々デュエルの為の勉強をしていく。
三沢大地も、その生徒の一人であった。
クラスはラー・イエロー。オベリスク・ブルーには及ばないものの、それでもブルーの生徒に匹敵するだけの戦略を有する優秀なデュエリストだ。
そんな彼もまた、何の因果に導かれてか殺し合いの場に招かれる。

「デュエルで勝敗を決めるんじゃなく、本当の殺し合いってことか……。」

支給されたのはウィンチェスターライフル。西部劇などで多く使われる銃だが、勿論殺傷能力は十二分に備えている。
殺し合いに乗ることはできない。
彼の心の中にある人間としての常識が、まずそれを前提とした。

そして、彼は1人の少女と出会うことになる。
黒髪の、『可愛い』と言うよりは『綺麗』が正しいような、どこか妖艶な雰囲気を醸し出す少女であった。
殺し合いに招かれて怯えていると考えると不憫だ。
ここは男である自分が彼女の心を癒さなければならない、と三沢は発起し、そして……

ドスッ

三沢の喉元に、一本の裁縫バサミが突き刺されていた。
途端に呼吸が困難になり、三沢はうずくまる。この鋏を抜けば、どれほどの出血があるのだろうか。そもそも、そんなことは関係なかった。
出血以前の前に、傷が深すぎたのだ。
気道の確保が困難になり、三沢はついに鋏を抜いてしまう。
ブシャアアアアアアッ、と血が噴き出し、辺りの地面を濡らした。

「………うふふ、お馬鹿さんね」
「ァ……何…で…だよ………何で…」

三沢大地の絶命を確認すると、相馬光子はまた妖艶な笑みを浮かべて見せた。
彼女のスタンスは、殺し合いに乗ることだったのだ。
三沢の死体には目もくれず、彼に支給されたウィンチェスターのみを奪い取り、愛おしそうに腕に抱く。
重火器というのは有能なものだと、『前回』の経験で知っている。
『前回』の失敗は、桐山和雄が防弾服を着用しているという事実を見落としてしまったことに他ならない。だからこそ、今回は頭を狙う。
どんな超人でも、脳髄を破壊されれば死ぬはずだ。

終わった少女は、また穢れを重ねて生きていく。
相馬光子。彼女の行く末は、まだ誰も知らない。

【三沢大地@遊戯王シリーズ】  死亡
【残り38/40人】

【相馬光子】
基本:この殺し合いに優勝する。
1:防弾服を警戒して、頭を狙って敵を殺害する。
2:桐山和雄に警戒。見つけてもなるべく戦いたくない。
※小説版・桐山和雄に射殺された後からの参加です



海馬瀬人は、前述の『海馬コーポレーション』の社長である。
もっとも、この儀式に召喚された『海馬瀬人』は、まだデュエル・アカデミアを創設する前―――デュエルキング・武藤遊戯にアルカトラズの決戦で敗れた頃の海馬なのだが。
遅かったか、と海馬は思う。
目の前に在るのは、喉に刺し傷―――近くに落ちている鋏によるものだろうか―――がある少年の死体だった。
もう少し早く到着していれば、犯人を倒すこともできたかもしれないのに。

海馬瀬人は、基本的にプライドが高い人間である。
彼はそれ故にか、『仲間』『結束』といった大勢で群れるような行為を嫌う節がある。それで幾度か、ライバルの武藤遊戯とも衝突してきた。
しかし、彼が最も嫌う最悪の屈辱は。
他人の手で踊らされることなのだ。だからこそ、この『儀式』に参加させられたことに、激しい憤りを覚えている。
彼からすれば、こんな儀式に立ち向かうことなど些細なことにしか映らない。
義父・海馬剛三郎を打ち破る時の方がよほど緊張した。

今ここに、孤高の男が降り立った。
多くのものを救ってきたあの主人公とは違う形かもしれないが、只彼は自分に屈辱を味あわせた下賤を這いつくばらせる為に、儀式への反逆を決意した。

【海馬瀬人】
基本:この『儀式』を潰す。
1:殺し合いに乗る者には容赦しないが、殺人は控える
2:武藤遊戯を探すが、遊戯の意志を知りたいだけで、共に行動する気は一切無い。
3:自分に付いてくる者は拒まない。
※バトルシップ編で武藤遊戯に敗北した後からの参加です。

死のティータイム 投下順 変態紳士しんのすけ☆マギカ
GAME START 三沢大地 GAME OVER
GAME START 相馬光子 [[]]
GAME START 海馬瀬人 [[]]

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最終更新:2011年08月06日 00:08
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