◆VxAx.uhVsMは困惑していた。ちなみに、この◆Vxは平行世界の◆Vxで、『
DOLバトルロワイアル』と呼ばれる惨劇の首謀者ではない。
まさか
殺し合いに呼ばれるなんて。
書き手さん達も参加させられているようだが、全員をあっさり信用するのは余りにも危険すぎる気がした。そして彼は、一番手取り早い方法に出る。
早い話が、儀式に乗るということだ。
「…みんな殺してしまおう」
願いはどうしようか。そんなことは後回しで構わない。
彼に支給された道具は非常に便利な品ーーー『首輪探知レーダー』。
近くには二つ、首輪の反応がある。
後ろから近付いて襲いかかれば、一般人の彼でも強者を殺せるかもしれない 。
しかし、それは甘かった。
彼が目星を付けた黒髪の少女はそもそも人間ではないのだから。
ダァン!という音の後に◆Vxの脇腹に赤い点が生まれ、そのまま後ろに倒れ込む。
急所は外したのだから死には至らなかったが。
暁美ほむらは、◆Vxを退けたのを確認すると、今度は斜め右前にデリンジャーを構えて、威嚇するような眼光で睨み付けた。
「さすが、Vx氏を一撃でどうにかしてしまうとは」
女性だった。
書き手◆8nn53GQqty。この儀式に呼ばれた者である。
「私と、手を組みませんか」
ほむらは無言で頷く。
ただし、それは偽りの協力である。◆8nnは暁美ほむらを利用してこの儀式を勝ち上がるために、ほむらに協力を持ちかけたのだ。つまり、いずれは始末するつもりである。
また、暁美ほむらが優先して守ろうとする少女ーーー鹿目まどかはもう既にその命を散らしている。それを知った時彼女はどうなってしまうのだろうか。
最終更新:2011年08月07日 21:07