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孤狼が吠える頃に……

 第2話 孤狼が吠える頃に……


 ―――創造は破壊、破壊は創造。
 ―――貴様らはここで……朽ちろ……!

 ―――フフ、フハハハハハハハハハハハッ、ハハハハハハハハハハハッ!!!

 凶悪な笑みを浮かべ、声高々に嘲笑う。
 全ては静寂な世界を創るために…その為に全てを破壊する。






「………ボォォォォグ、オンッッッ!!!!」







 そして、彼は支給されたロボットに搭乗した。いや、搭乗というよりもその上に乗っかった。
 その直後、そのロボットに……そのオプションパーツに変化が訪れたのはその直後であった。
 それは変化というよりも……『変異』や『変質』という言葉の方が相応しいであろう。


 ◆◆◆

 一方、その頃……


「悪いな、金将軍! このSRX三人用なんだ! お前の勝ち目はないや!」
「そうざます!! ホホホホ!!!」
「さぁ、スネ夫やるんだ!」
「つか、3対1とか卑怯じゃね?……つか、若干、詰んでね?」

 スネ夫のランダムアイテム――R-1とサイコントローラー。
 スネ夫の父のランダムアイテム――R-2パワードとサイコントローラー。
 スネ夫の母のランダムアイテム――R-3パワードとサイコントローラー。
 さらに、彼らのスタート地点は同じE―6だった。
 故にさっさと合体(not性的な意味で)した
 そう、天下無敵のスーパーロボット『SRX』の完成である。
 そして、それに伴いスネ夫の父と母は精神コマンド要員と化した。

 一方の金将軍のランダムアイテムはただ一つ――増えるワカメ。
 増えるワカメと言ってもヴィンちゃんの機体ではない。
 水をかけると増える乾燥食品である。
 そして、不運にも彼のスタート地点もE―6だった。

 これが格差社会というものだ。

「僕のパパが主催者の友達でね!」
「おっとスネちゃま、それは内緒の話ざます!」
「さぁスネ夫さっさと止め、刺すんだ!」
「……つか、ヤバいんじゃね?」

 増えるワカメを増やそうとする金将軍。
 だが、その健闘も空しく少しワカメは少ししか増えなかった。

 グシャッ……と鈍い音共に金将軍はあっさりと踏みつぶされてしまった。
 その金将軍の肉塊と傍らでは少しずつではあるが、ワカメが増えている。

「パパが主催者の友達でホントによかったよ!」
「そうざますね!」

 なんと彼らは主催者が放ったジョーカーだった。
 それ故に支給品がこんなにも優遇されているのだ。
 そんな時、スネ夫の父があるものを察知した。

「……んっ、熱源反応か? 起動兵器かな? サイズは…なんだたった18mくらいか」
「全く馬鹿な奴もいるもんだな、のび太じゃあるまいし!」
「そうザマス! こっちの方が大きくて強いざます!」

 三人が乗ったSRXに向かってとんでもない勢いで突っ込んでくる兵器が一体。
 が、サイズ差がとてつもなくある。それを見て、完全に天狗になる骨川一家だった。

「いっけーー!!」

 スネ夫の思った通りに動くSRX。
 しかし、次に刹那、骨川家の皆さんは驚愕の表情を浮かべることになる。
 なんと3倍近くあるサイズ差があるはずなのに……

「そんな……パワー負けしてる!?」

 SRXの拳がその目の前の機体に捉えられている上に、押し返されているのだ。
 その機体の頭頂部に操縦している男が口元歪ませ笑う。


「押せよ……!! ミラクルグッドテイストケンダイザァ!!」
「……ッ!? ママ!?」
「ね、念動フィールド。オンざますぅ~!!」
「……させん……!!」

 男が乗っている『ミラクルグッドテイストケンダイザー』の胸部が開いた。
 すると、そこにエネルギーが収束していく。

「朽ちろ……!! 古き者共よ……!!」
「「「―――メインモニターが、光っ……?」」」

 そこからは一瞬だった。
 零距離から放たれたエネルギー砲が念動フィールドの発動前にSRXをぶち抜いた。
 サイズ差やら物理法則やらを完全に無視した衝撃と熱が骨川家を包み込んだ。
 そして、そのままC―6の山まで吹っ飛び……そのまま爆散した。
 本来、エネルギー兵器など付いていないはずのオプションパーツだった。
 だが、男――キョウスケ・ナンブ、いや『ベーオウルフ』の影響でそれを得てしまった。


 俗にいう―――アインスト化である。


「……創造する…望まぬ世界を、破壊……
 ……ククク…フフ、フフフフ……創造は破壊、破壊と創造……創造と破壊、破壊の創造……」

 支離滅裂な言動を繰り返すベーオウルフ。
 そんな彼は今、最初の場で起こったことを思い出していた。
 それは『空間転移』である―――恐らくはそれを使えば『奴ら』を追える。

「逃がさん……憎み合う……世界を……広げる者達……
 創らなければならない……世界を……静寂でなければならない……
 ……俺が……そう!! 俺、こそがぁっ!!!
 ……フフフ……ハハハハハハハハハハハハッッ!!!!」

 参加者及び主催者を全て撃ち貫き、奴らを撃ち貫く。
 静寂な世界を創るために……狂気に塗れた孤狼が行く。


【骨川スネ夫@ドラえもん 死亡確認】
【スネ夫の父@ドラえもん 死亡確認】
【スネ夫の母@ドラえもん 死亡確認】
【金将軍@ムダヅモ無き改革 死亡確認】
※SRX@スーパーロボット大戦OGシリーズは大破しました。(C―6の山に突き刺さっています)
※E―6からC―6の山の一部までの一部の地形が破壊されました。
※増えるワカメは現在もE―6で増殖中です。


残り27人

【E―6・深夜】

【キョウスケ・ナンブ@スーパーロボット大戦OGシリーズ】
【状態】アインスト化
【服装】地球連邦の服
【装備】ミラクルグッドテイストケンダイザー@人造昆虫カブトボーグ V×V(アインスト化)
【道具】支給品一式、ランダムアイテム(0~2)
【思考】
基本:―――――全て、撃ち貫くのみ。
 1:主催者の転移技術を手に入れる。
【備考】
※『向こう側』の『キョウスケ・ナンブ』です。所謂『ベーオウルフ』です。
※参戦時期はアクセルがこちら側に転移した後です。
※ミラクルグッドテイストケンダイザーはアインスト化の影響により巨大化しました。(現在18mほど)

支給品紹介

【ミラクルグッドテイストケンダイザー@人造昆虫カブトボーグ V×V】
 人造昆虫カブトボーグ V×V第29話でケンが使ったオプションパーツ。
 「フリーオプションだろ。見せてやるぜ技術大国の力を!」
 ……どっから見ても、パーツに見えない。

二人の天才 投下順 無鉄砲ロワではたまによくあることです。
GAME START 骨川スネ夫 死亡
GAME START スネ夫の父 死亡
GAME START スネ夫の母 死亡
GAME START 金将軍 死亡
GAME START キョウスケ・ナンブ Q.エリア破壊……してもいいですか? A.いいですとも!!

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最終更新:2012年11月15日 00:40
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