第5話 ・・・・すごい坊主だ。
「…………………」
四天宝寺中3年、石田銀は悩んでいた。
それはこの
殺し合いについて……ではなく。
先程まで彼が居たのは四天宝寺中の正門の前。
そう、皆さんご存じ、絶好の『掴み』どころであった。
彼自身、最高のボケを用意したはずだった。
しかし、それなのに彼の渾身のボケはスルーされた。
今、彼の悩みの種の一つは彼の格好にあった。
(誰もツッコんでくれなかった、青学の皆はんはともかく……
白石はんもケンヤも……なんで監督にも無視されたんやろ……)
見事なまで『坊主』のコスプレである。
その手の人じゃなくても一目見れば分かる見事なまでなお坊さんである。
銀はそんな沈んだ気持ちを切り替えて、名簿を確認する。
(ワシの知り合いは氷帝の樺地はんと立海の仁王はん……
それと青学の越前はんの父親のサムライ南次郎……)
一人目、氷帝の樺地宗弘……氷帝の王様・跡部様の忠実なる従者。
二人目、立海の仁王雅治……立海大付属で最も恐ろしい『コート上の詐欺師』。
そして、三人目、越前南次郎……数十年前の『天衣無縫の極み』を開いた伝説のテニスプレーヤー。
前者二人は大会で何度か見かけたことがある。
後者は此間の全国大会の決勝戦で見たことがある。
どちらにしろ、早急に合流した方がいいに決まっている。
次に自分に支給された物品を見る。
彼に支給されたのは、宝石が二つだった。
一つは紫色の石。もう一つは綺麗に加工までされた宝石。
その石の名は『エイリア石』と『ハイエクスフィア』。
「…………付けてみるか」
銀の興味本位でなんとなく付けてみたくなった。
そして、銀がその石を装備してみると、銀の身体に急激な変化が訪れた。
銀 の 背 中 か ら 光 の 羽 が 生 え た 。
「なんや……この石を装備しただけで力が湧いてきたで……
……今なら百八式波動球を超える波動球が打てそうな気がするわ」
強き力を持つと、人は使わずにはいられない―――それが人の常なり。
そう思いつつも、銀は背中に生えた羽を使い、空を駆けていく。
なんやかんやで空を飛ぶ不思議なテニスプレイヤーが誕生したのであった。
【C―1・深夜】
【石田銀@テニスの王子様】
【状態】天使化
【服装】坊さんのコスプレ
【装備】エイリア石@イナズマイレブン、要の紋付きハイエクスフィア@テイルズオブシンフォニア
【道具】支給品一式
基本:殺し合いからの脱出
1:知り合い(樺地崇弘、仁王雅治、越前南次郎)との合流を目指す
2:波動球を打ちたい。その為にラケットとボールと対戦相手を探す。
【備考】
※参戦時期はOVAナニワの王子様(前篇)で校門に立っている所です。
※エイリア石とハイエクスフィアの効果で身体能力が超強化されました。
【支給品紹介】
【エイリア石@イナズマイレブン】
強大な力を秘めた紫色の石。宇宙から落下した隕石らしい。
人間の潜在的な能力を引き出す作用を秘めており、同時に力に陶酔してしまう副作用を持つ。
【要の紋付きハイエクスフィア@テイルズオブシンフォニア】
数十数年単位寄生させるとまれにできあがる突然変異エクスフィアのこと
簡単に言えば特殊なエクスフィア。別名『クルシスの輝石』。
最終更新:2014年08月23日 19:23