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ダブルひろし再び…?

16話 ダブルひろし再び…?


青い鬼の恐怖は終わりました。
みんなみんな死んでしまいました。
結局僕だけが帰れました。
さて、これで僕の物語は終わりを迎えました。
もう思い出すことはない。
それは心から決めていた事です。
さて…でもそうは言ってられないような事が起きたようです。
あの後家に帰って寝た僕には理解できないくらいに吹っ飛んだことが起きました。
そう、今の現状です。
あの後どうやって連れて来たとか、そう言ったのすら不明。
常人ではどうにもできるわけがありません。
……いや、誘拐だとしたら組織でまとめてやればできないことはありません。
それでも不可能ではありますが可能性の話だから良しとしましょう。
最大の問題はこれです。

「……何故、あの鬼を…そして、卓郎君にたけし君まで…」

彼の支給品の詳細名簿。
名前だけではなく顔写真や年齢といった情報まで。
そんな事が書かれているのである。
さて、ではこのセリフの事について考えてみよう。
ひろし、彼は青鬼を知っている。
そして、顔写真付きで卓郎とたけしがいることを知る。
彼は、全て終わった後から来ている。
友達は全員殺された。
自分の心も壊された。
たった一つの壊された。
全て全て、壊された。
コワレテシマッタ。
カレノココロ。

「……何なんですか!これはっ!」

彼は取り乱した。
青鬼を見た時でも冷静さを保っていた彼でも。
死人は生き返らない。
どうやっても、生き返ることはない。
現に彼らは死んでいた。
そして、青鬼に取り込まれているようだった。

「死人が生き返る?そんなことはあり得ません!」

あえて彼は否定する。
この詳細名簿が嘘なら一気に科学的根拠を通せる。

「……解明しましょう、この不可解な出来事を」

あの時は逃げる事しかできなかった。
でも、今は違うかもしれない。
誰かと協力すればできるかもしれない。
もしあの鬼に会っても、逃げればいい。

「行きましょう…誰か味方を作らないと」

自分一人では危ないのは重々承知だ。
自分は武闘派では決してない。
だから味方を作るのは当然。
当然にして必然。
必然にして偶然。
偶然は突然訪れる。
彼のすぐ傍には一人の人間がいた。

「おーい、そこの人…ちょっといいか?」

彼の名前は野原ひろし。
年齢は35歳、猫嫌い、上司からの信頼が厚い、
部下からの信頼も厚い、靴下がジャスミンの香り。

そして何より、最高の父親。

それが野原ひろしと言う男。
この男の象徴。

「おっと…俺は殺し合いなんかには乗ってない……」
「……」
「野原しんのすけと野原みさえ、この二人のうちどっちかを見てないか?」
「………あったのは、貴方が初めてです」
「そうか…しんのすけは子供だから…早く見つけねえと…」
「……子供、ですか」
「ああ、こいつがまた憎いほどかわいくてよ…いたずらっ子って言うのか?
 こいつは将来何かやらかすような奴なんだよ」
「……そうですか」

ひろし、野原ひろしではない方の彼は思った。
この人は乗っていない。
こんな息子について語っている人が乗る訳が無い。
確証はないが、それでも信頼はできる。

「先ほどの質問への回答ですが…了承しました」
「本当か!?」
「ええ、貴方を信じましょう」
「おお!よろしくな!…って、君の名前を聞いてなかったな」
「……ひろし、と覚えておいてください」

【真昼/D-5】
【野原ひろし@クレヨンしんちゃん】
[状態]健康
[装備]なし
[所持品]基本支給品、不明支給品(1~2)
[思考・行動]
基本:誰も死なせない、絶対にしんのすけとみさえは死なせない
1:ひろし君と行動。
2:しんのすけ…無事であってくれ
【ひろし@青鬼】
[状態]健康
[装備]なし
[所持品]基本支給品(詳細名簿)、不明支給品(1~2)
[思考・行動]
基本:謎を解明する
1:ひろしさんと行動。
2:しんのすけ君とやらを探してあげる
3:卓郎とたけしは……?
[備考]
※本人だけ生存したEDからの参戦です。

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最終更新:2011年11月27日 16:41
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