アットウィキロゴ

二人の女の戦い、そして乱入者

15話 二人の女の戦い、そして乱入者


◆8nn53GQqtYはただ困惑していた。
あの時死んで、どうなったかは分からない。
でも、どっちにしろ死んだのだ。
正直言って実感が無い。
あの時死んだ感触が残っている。
死の感触が襲う
私を襲うのは死の感触
私は死の感触から逃げる
ただ死んだという現実から逃げる

忘れよう
そうだ、私は死んでいない
そうだ、私は殺されていない
殺される寸前に呼ばれたのだ

「……よし、忘れた」

優勝しなきゃいけないんだ。
先ほど見た名簿では、YR氏はいない。
それだけでだいぶ楽だ。
最も仲の良い者を殺すのは嫌だ。
だから、その点では幸運だった。

「……独り言している所悪いのだけれど」

後ろで声が聞こえてきた。
そう、それは悪魔の声か救いの声か。
幾度も聞いたその声。
暁美ほむら…◆8nn53GQqtYは賭けに出た。
時期によっては仲間に引き入れることができる。
桐山より強力な仲間…彼女に取ってほしいものである。

「……ねえ」
「何?」
「私と協力しない?」
「………」
「あなたは大事な人がいるでしょう?
 だったらその人のために動くべきでしょう?
 でも自分も死ぬわけにはいかない。
 だったら貴方のすることは?
 そう、あの男……Vx氏を殺すことだ。
 だからそのために協力してくれない?」
「……そうね」

手応えありだ。
この反応はすなわち、ほぼ当てたようなものだ。
もし協力にまで至らないでも死ぬことはない。
確実な賭けをする。
それが彼女、◆8nn53GQqtYだ。
暁美ほむらは考える素振を見せている。
彼女が取った答えは、簡単だった。
時を止め、支給品の手榴弾を◆8nn53GQqtYに投げることだった。
そして、◆8nn53GQqtYの目の前には気づけば。

弾幕、手榴弾、殺人兵器、炸裂、爆発、なんといえばいいのか。
とにかく、彼女は失敗したのだ。
目の前には、弾幕が張られていた。
見過ごしていた。
彼女がこの反応を取るだろう時期。
「鹿目まどかと二人だけ生き残っているという時期」
そう、もしこれで彼女が優勝したら…叶える願いが一つだ。
「魔法少女や魔女と言う存在を無くす事」
もし、この願いがかなえられれば?
少なくとも鹿目まどかが死ぬという事は無い。
この殺し合いに呼ばれている少女達とは違う、魔法少女ではない彼女たちと会う事になる。
そうすれば、全て元通り。
何もかも平和な世界になる。

彼女の読みがどこまで正しいか分からない。
それでも、一つだけ不動の事実がある。
このまま彼女は爆死する。
もし、この状況を救える人間がいたら。
それは、きっと異常な人間なのだろう。

そして、響く。


救済の声。



「伏せて!」



その声とともに、空中で手榴弾が爆発した。
そして、◆8nn53GQqtYの服を引っ張って去っていく。
暁美ほむらはそれが見えない。
爆発した時のその微妙な粉末が目に入ったのが理由の一つ。
もう一つの理由は、このような場所ではよくある理由だった。

「時間停止が、何故使えないの…?」

それは、主催の男によって作られた偽の奇跡。
つまるところの能力規制である。
彼の能力…幻想創造(イメージクリエイター)による幻想。
彼の力により、この魔法少女の力も抑えた。
この能力を消す方法はあるが、それはいつか話す事にしよう。

結果、暁美ほむらは二人を逃した。
目の前には手榴弾により焼けた草だけだった。

「……まさか、力を抑えるなんて…」

今までの敵でそんな物はいなかった。
できるとしたら、あの主催の男か…。

「インキュベーター…まさか」

その可能性は否定できない。
魔法少女の力の規制、普通なら出来ないことだ。

「……それでも」

彼女は淡々と言う。

「だれにも頼らないで」

その顔は決意に染まっていた。
それが正しいのか、間違っているのか分からないが。

「彼女を救わなければいけないの」

彼女にとって、これは正しいことなのだろう。

【真昼/C-5】
【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ
[状態]目に違和感
[装備]炸裂手榴弾@現実(残り5個)、ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ
[所持品]基本支給品
[思考・行動]
基本:自分か、まどかを優勝させる
1:まどかには会いたくない。
[備考]
※ワルプルギスの夜が到来する寸前からの参戦です。



◆8nn53GQqtYを背負った彼女…桜井咲夜は休憩を取っていた。
そして彼女を横に寝かせる。
C-4の工場の裏口から入って、すぐ近くにあった医務室だ。
だから床に寝かせているわけではない。

「……大丈夫かしら、この人」

気絶しているだけのようだが、心配である。
もしあれで助けられなかったら…と思うとつらいものだ。

「……誰か人がいないか探してこないとな」

彼女はこの場にとどまった。
だが彼女は気付かない。
その横にいる人間は、殺し合いに乗って、優勝しようとしている事に。

【真昼/C-4工場医務室】
【桜井咲夜@ドラえもんのび太のBIO HAZARD G2版】
[状態]健康
[装備]FNハイパワー@現実(0/13)
[所持品]基本支給品、FNハイパワーのマガジン(3)、不明支給品(0~1)
[思考・行動]
基本:殺し合いの阻止。
1:この人が起きるまで待つ。
2:のび太君達と合流する。
[備考]
※本編開始前、飛行機に乗る前からの参戦です。
※Gウイルスが目覚める可能性があります。
【◆8nn53GQqtY@非リレー書き手】
[状態]気絶中
[装備]
[所持品]基本支給品、不明支給品(1~2)
[思考・行動]
基本:他人を利用して優勝する。
1:……。
2:書き手さんでも容赦しない。
[備考]
※DOL3rd死亡後からの参戦です。
※二次元の知識は覚えている部分と忘れている部分があります。

幻想ロマンチカ 目次順 ダブルひろし再び…?
START ◆8nn53GQqtY 目醒めた力体を駆け巡る
START 桜井咲夜 目醒めた力体を駆け巡る
START 暁美ほむら [[]]

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2011年11月27日 16:38
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。