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Solitude of Frenzy

13:Solitude of Frenzy

森の中、河田遥は樹木の根元に座り、デイパックの中身を確認していた。
名簿を取り出して開くと、数十人の名前が印刷されており、その中に覚えのある名前が一つ。
長谷川祐治――「以前の殺し合い」で遭遇し、自分に害を為そうとした卑劣漢。
最終的にとある人物の力を借り、自分が殺害したのだが――どうやら蘇生したらしい、自分のように。
自分も「以前の殺し合い」で死んだはずなのだが、気がついた時には殺し合いで死んだ想い人の所では無く、別の殺し合いの場にいた。
ああ、とても最悪だ、と河田遥は落胆する。
また殺し合いをしなければいけないのだから――。

「銃…予備弾…」

ランダム支給品は自動小銃SKSカービンと予備弾。
当たりの部類に入る支給品だが遥には少し取り回し辛い。
しかし折角の銃器に文句も言っていられないと遥はSKSカービンを装備する。
そしてこれからどうするか考える。
殺し合いに乗るなどと言う選択肢などある筈が無い――但し、長谷川祐治に会ったら、彼には容赦するつもりは無かった。
取り敢えず森を歩こう――遥は辺りに気を配りながら足を進め始める。
しばらく歩くと赤い身体の飛竜――ワイバーンと言う奴だろうか――を発見した。

「飛竜……本物?」

背中にチャックらしき物は遠目から見ても見当たらないので着ぐるみなどと言う存在では無い事は遥にも分かる。
問題は彼が殺し合いに乗っているのかどうか。
首輪とデイパックから飛竜も殺し合いの参加者らしいと言うのは推測出来た。

「!」
「……!」

飛竜が遥に気付く。少女と飛竜の視線が合う。

「あ、君も…殺し合いに巻き込まれたのかな?」
「…!」

飛竜の口から非常に流暢な日本語が飛び出し遥は少し驚く。

「俺は、カイテルって言うんだけど……名前を教えてくれないかな?」
「河田遥……殺合不乗」
「そうか、遥ちゃんで良いかな……え? 後半何て? ……ああ、うん、成程、乗ってないって事ね?」
「……(コクリ)」

遥の独特な喋り方にカイテルは少し戸惑ったがニュアンスその他からどうにか遥が何を言おうとしているのかを察する事が出来た。

「俺も乗る気は無いよ」
「……」
「折角だからさ、一緒に行動しない? どう、かな……」

少し遥は考える、と言うのもこの飛竜からは何となく長谷川祐治と同等か、近い雰囲気を感じたためだ。
少なくとも外見上は自分を襲う様子は見られないが隙を突こうとしているとも考えられる。
自分とカイテルの体格差は歴然としており、本気で襲い掛かられれば無事では済まない事は明白。
――いや待て、どうも疑い深くなっているようだ。と、遥は思考を転換する。

「…私身体目的?」
「え!? い、いや、ち、違う違うそんな事無いよ確かに可愛いからもし出来たらそのアクロバティックスポーツをお願いしようとか、
そんな事全然考えてないからね!」
「……」

随分正直な奴だ、と遥は思った。
かなり自分の欲望に正直なようだが少なくとも自分を無理矢理襲おうと言う気は無いらしい。
この程度ならば信用しても大丈夫――そう遥は判断した。

「…同行、宜願」
「おお! マジ? 正直さっきの俺の発言でもう終わったと思ったんだけど……同行してくれる? ありがとう、宜しく、遥ちゃん」
「…宜、カイテル」
「あ、そこはカタカナなのね流石に」

遥は結局、赤い飛竜を同行させる事に決めた。


【早朝/D-1森】
【河田遥@◆VxAX.uhVsM氏のオリキャラ】
[状態]健康
[装備]SKSカービン(10/10)
[持物]基本支給品一式、7.62mm×39弾(20)
[思考・行動]
基本:殺合不乗。目的脱出。
1:カイテル同行。
2:長谷川祐治……。
[備考]
※DOLオリロワ本編死亡後からの参戦です。

【カイテル@オリキャラ】
[状態]健康
[装備]???
[持物]基本支給品一式、???(1~2)
[思考・行動]
基本:殺し合いはしない。首輪を調べたい。
1:遥ちゃんと行動。
[備考]
※ロワ参加前からの参戦です。


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最終更新:2012年02月14日 00:41
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