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限りなく屑を超越した何か

16:限りなく屑を超越した何か

「う…ぐ」

長谷川祐治は意識を取り戻す。
下半身に冷たい風が当たるのを感じ、目をやると、自分は下半身を露出していた。
意識を失う直前の事を思い出そうとする。

「確か……俺は……そうだ、蝶の羽根持った女を追っ掛けて、捕まえてそして……」

大方思い出した所で、段々と怒りが祐治の心にわいてくる。
とても不純かつ下劣な怒りが。

「畜生! 誰だ、俺の邪魔しやがった奴は!? 駄目だ……分からねぇ、後頭部殴りやがって、痛……」

鈍痛が残る後頭部を押さえる祐治。
そして押さえた手を見ると手の平に赤い液体が僅かに付着しているのが見えた。
紛れも無く自分の血液である。

「糞っ!! もしこれやったのが女だったら、滅茶苦茶にして、奴隷にしてやる」
「…聞いた通り過ぎて笑えてくるよ」

祐治の耳に入った少女と思しき声。
それは祐治のすぐ背後から聞こえた。
女の声に反応して祐治は後ろを振り向いた、そして、黒い銃口が目の前に来る。
その黒い穴から眩い光が放たれ――――長谷川祐治の意識が再び消える。
今度は、恐らく永久に覚める事は無い――彼の額には穴が空き、後頭部から熱い鉛玉が突き抜け、
雑草の緑を真っ赤に染めたのだから。

「貴方のような女性の敵は、悪いけど寝ててね永遠に……」

右手に9mm拳銃を携えた少女、◆meUMrrZs9oは長谷川祐治の死体を見下ろしながら言った。

(倒れている人がいると思ったら、あの長谷川祐治だったなんて……気絶していて良かった。
下手をしたら私が国分由貴や寺島雪菜のように……想像したくない。
あ……包丁……こいつの持物かな……デイパックの中に何か入ってないかな)

祐治のデイパックを漁る◆meUMrrZs9o。
しかし見付けた物はガムテープのみだった。

「しょぼい…まあ、何かに使えるかも」

具体的に何に使えそうなのかは思い付かなかったが、◆meUMrrZs9oは包丁とガムテープを自分のデイパックに押し込んだ。
周囲を見渡し、確認出来る限り人影は見えない事を確かめる。
そして足早にその場から立ち去った。


【長谷川祐治@◆VxAX.uhVsM氏のオリキャラ  死亡確認】
【残り  43人】


【早朝/F-6田圃】
【◆meUMrrZs9o@非リレーロワスレ書き手】
[状態]健康
[装備]9mm拳銃(8/9)
[持物]基本支給品一式、9mm拳銃弾倉(2)、文化包丁、ガムテープ
[思考・行動]
基本:殺し合いからの脱出。危険人物は可能な限り始末する。
1:他書き手さんの捜索。
[備考]
※◆ymCx/I3enU、◆VxAX.uhVsM、◆6LQfwU/9.Mのオリキャラの情報を持っています。


015:愛なんてものはバーベキューで食らえ 目次順 017:三匹を斬る

GAME START 長谷川祐治 死亡
005:LOTUS ◆meUMrrZs9o 025:叶うならば――――

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最終更新:2012年02月05日 17:25
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