22:下衆極まる獣
とある民家の中。
魔狼、アインリアは満足気な表情を浮かべ支給品の煙草で一服していた。
「あ……う……いたいよぉ……」
傍には全裸の少女が嗚咽を漏らしている。引き裂かれた衣服が散乱していた。
アインリアは煙草を消し嗚咽を漏らす少女の元へ歩み寄る。無論慰めるためなどでは無い。
「君は痛かったかもしれないけど、俺は凄く気持ち良かったよ?
いやあ俺は運が良い、君みたいな巨乳の美少女を見付けられたんだから、しばらく愉しませてもらうよ。
ね? 遥ちゃん」
「ひ、ひどいよ、ひどいよアインリアさんどうして、どうしてこんなことするの!?」
「え? どうしてって、女の子を*すのは気持ち良いからだよ?」
「…おに! あくま! げどう!」
「鬼でも悪魔でも外道でも結構だけど、そんな事より、俺の汚れてるから遥ちゃんのお口で綺麗にしてよ」
「ひっ……」
激昂する遥の言い分などお構いなしに畜生の狼は己自身の後始末を遥に強要する。
体液に塗れたそれを眼前に突き付けられ遥の表情が引き攣る。
「ほら、早くぅ」
「いや!」
「お口開けて、あーん」
「やだ! や、むぐっ……ううううう!」
「ああ……上のお口も良いねぇ、言っておくけど、噛み付いたりしたら君の柔肌が俺の爪と牙で裂ける事になるよ?」
「……ッ」
「そうそう、良い子だね、聞き訳が良いよ。あ、……はぁん……もっと舌を絡ませて……先端を……」
「……」
遥の目から涙が零れる。
どうしてこんな事をしなければいけないのか。
殺し合いで死んで、生き返ったと思えばまた殺し合い、そして今は、狼の化け物の欲望をしゃぶらされている。
(えいたくんにあいたい…)
この殺し合いの場のどこかにいると思われる、以前の殺し合いで自分を助けてくれた少年の事を頭の中に思い浮かべた。
しかしそれも狼が唸り声を発したと同時に喉の奥に注がれた熱くねっとりとした感覚で中断された。
とても獣臭く、濃厚なそれに、たまらず遥はえづき、咳き込み、畳の上に白く濁った液がぶちまけられた。
「ふぅ、良かったよー」
「うっ…もう、いやだ…」
「ああ、でも、こんなに吐き出して…もったいない、お仕置きが必要だね」
「え? ……やだ、やだ!!」
激しく抵抗する遥。
次第に業を煮やしたのか、アインリアは鋭い爪の付いた前足を遥の目に突き付ける。
「!!」
「あんまり手間掛けさせると、ね? 分かるでしょ?」
「……」
「やっぱり君は良い子だね、素直だ。さっきは痛くしちゃってごめんね。今度は君も気持ち良くするから……」
「あ……う」
もう自分は助からないのか、このままこの狼に蹂躙されるのか。
誰か助けて――――遥は切に願う。
だが、現実は大抵人を裏切る。
狼は宣言した通り、自分だけでなく遥にも気を配った。
獣のざらついた舌、唾液、毛皮の感触、凄まじい速度の腰の動き、人間のそれとは明らかに違う獣の――――。
今まで快楽を知らなかった身体は段々と、本人の意思には関係無く獣に順応してしまっていく。
「どうしたの遥ちゃん? もっと欲しいの?」
「……」
「聞こえないよ?」
「……と」
「ん?」
「もっと……もっとください……」
言いたくなかったのに、止められなかった。身体が求めて、求めて、止められなかった。
(えいた……くん……ごめん………ね………わたし………もう……………)
快楽に支配されていく思考の中、遥は思い浮かべた。
もしかしたら、心から好きになっていたかもしれない少年を。
何度も何度も絶頂に狂った少女は、最期は狼の牙で喉笛を切り裂かれ、文字通り昇天した。
遥の持っていたデイパックから、自動拳銃シグザウエルP226と予備弾倉、軍用スコップを手に入れ、
アインリアは再び一服する。
「流石にちょっと疲れたな……どこか別の家で休もうか……ありがとうね遥ちゃん、凄く気持ち良かったよ」
少女の死体を見ながらアインリアは言った。
【仲販遥@自作キャラでバトルロワイアル 死亡確認】
【残り 37人】
【朝/E-3住宅街・長谷川家】
【アインリア@オリキャラ】
[状態]肉体的疲労(中)、満足
[装備]草刈鎌
[持物]基本支給品一式、煙草、シグザウエルP226(15/15)、シグザウエルP226弾倉(2)、軍用スコップ
[思考・行動]
基本:自分の欲望の赴くままに行動し、ついでに優勝も目指す。
1:可愛い女の子は犯してから殺す。それ以外は甚振って殺すかさっさと殺すか無視。
[備考]
※ロワ参加前からの参戦です。
※◆xR8DbSLW.w、玉堤英人の外見を記憶しました。
※仲販遥が玉堤英人のクラスメイトだと言う事は知りません。
最終更新:2012年02月13日 22:50