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Moved to tears

4 Moved to tears


世の中には最悪を超えた事がある。
それが俺―――レオン・S・ケネディが思ったことだ。
すべてが終わり、帰還するはずだった。
それで終わるなんて思った自分が甘いのだろう。
一瞬目を閉じた瞬間、何も見えなくなっていた。
そして、殺し合いと来たものである。

「まったく、何と言うのやらな…」

ため息が出るというものではない。
休息と言うものなしに新しい問題ができてしまった。
少なくとも、自分はこの殺し合いを快く思っていない。
それこそ、サドラー達のような奴らしかいないのならば話は別だ。
しかし、ここにいるのはどうやら一般人ばかりだ。
危害を与えてこない限りはこちらも攻撃する気はない。

「動かないで」

と、考えた瞬間であった。
後ろに突き付けられた固い物体。
それが銃であるということくらいはすぐに直感できた。
声的に女性であり、背丈は自分より少し低めだろうか。

「……俺は銃を突きつけられる覚えなんてないんだが」
「貴方には理由が無くても私にはあるのよ、今から数個質問をするから答えなさい」
「拒否権は?」
「無いわ」

きっぱりと言われてしまった。
ここで下手に揺さぶると撃たれることくらい予想がつく。
質問に答えておくとしよう。

「質問一、貴方の名前は?」
「レオン・S・ケネディだ」
「外国人ね、見た目的にそうだろうとは思っていたけれど、じゃあ質問二よ、私以外に誰かと遭遇した?」
「いいや、お前が初めてだ」
「そう、じゃあいいわ………死んで」

簡単に、単純に、こいつは言い放った。
『死んで』と。
その次の瞬間に俺の体は動いていた。
右腕で突き付けられる銃を払う。
肩を掴み組倒す。
それだけで命の危険は去った。

「ッ――――離しなさい!」
「命を狙われているのに離すような真似はしない…何が目的だ」
「話したって…分かってくれるわけがないッ!」
「話さなければ分からないだろう」

下手に相手を揺さぶってはいけない。
その状況は命の危険が無くなっても同じである。

「……」
「……」

しばらく無言状態が続く。
どれだけ時間が立ったのか分からない。
そもそも、そこまで時間は経っていないのかもしれない。
時計を見ない事には分からない。
音もなく静か、という状況に声が響いた。

「ひ、キャーーーーーー!」

声が聞こえてきたのは後ろ側だ。
どういうことか、と思いつつ後ろを向く。
細身でそばかすが特徴の女性がこちらを見て震えていた。

「女の子を押し倒して、あ、危ない人だあああああああああ!!!」

女の子はパニックになって走り去ってしまった。
それを聞いて少し自分も焦ってしまった。
まさかの危ない人扱いである。

「ま、待ってく、痛ッ!」

少し拘束が解けて、腕をかまれてしまう。
そのまま立ちあがられて、荷物を持って逃げられてしまう。
結局残ったのは、自分ひとりとなった。
あっという間の出来事である。

「…いきなり銃を突きつけられて、知らない女性に危ない人扱い
 そして、危険人物を逃がしてしまった、か…」

ため息を深くつく。
そして、一言だけつぶやいた。



「なけるぜ…」



【朝/C-9】
【レオン・S・ケネディ@BIO HAZARDシリーズ】
[状態]左腕に噛み傷
[所持品]基本支給品、不明支給品、グロック19(10/10)@現実
[思考・状況]
基本:殺し合いへの対抗
1:先ほどの少女を警戒
[備考]
※BIO HAZARD4クリア直後からの参戦です
※二木佳奈多の容姿のみ把握しました
【二木佳奈多@リトルバスターズ!】
[状態]健康
[所持品]基本支給品、グロック19のマガジン(2)
[思考・状況]
基本:直枝理樹、三枝葉留佳のどちらかを優勝させる
1:レオン・S・ケネディには警戒
[備考]
※葉留佳ルート終了後からの参戦です
※レオンの容姿・名前両方把握しました
【輪島美香@オリキャラ・通常】
[状態]妄想
[所持品]基本支給品、不明支給品
[思考・状況]
基本:???
1:危ない男…!
[備考]
※妄想で、レオンが卑劣漢だと錯覚しています
※レオンの容姿のみ把握しました

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哀・愛・会 SS順 惡の獣
START レオン・S・ケネディ [[]]
START 二木佳奈多 [[]]
START 輪島美香 [[]]

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最終更新:2012年02月04日 22:48
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