第9話 無口な少年と動かない少女。
「ガガァァァ………ゴゴォォォ……!!」
G―3の民家内で爆睡する少女がいた。
彼女は昨日、とある激戦を終えて、死ぬほど疲れていた。
起こさないでくれ、死ぬほど疲れているんだと言っても過言ではない。
……と言うのは冗談である。
「……霊夢ぅ……私の酒が呑めないっていうのぉ……」
彼女は昨日の宴会で飲み比べをして、酒飲みの友人たちと張り合った。
が、酔いつぶれて、途中で寝てしまった。
そして、なんやかんやでこの
殺し合いに巻き込まれた。
でも、見てください、彼女の幸せそうな寝顔を。
貴方はこんな状況でゆっくり寝れますか?
「グガガガァァァァ……」
◆◆◆
その少女が寝ている隣の民家に一人の少年がいた。
名を『樺地崇弘』。氷帝学園に通う中学二年生だ。
「…………」
樺地少年はとても驚いた。
何故ならばデイバックの中に兵器が入っていたのだから。
だが、迅速かつ丁寧にデイバックにしまう。下手に扱うと暴発しそうだからである。
樺地少年は普通の中学生である。
そして、キング・跡部様の忠実なる従者でもある。
だが、殺し合いにその跡部様は呼ばれていない。
ならば、跡部様の下に帰るために全員を殺してでも生き残るか?
それも躊躇いが生じた。
名簿に知り合いの名前があったのだ。
「………………」
彼らを殺してでも生き残る意味はあるのだろうか?
そこでも心優しい樺地少年は悩んでいた。そんな時である。
「グガガガァァァァ……」
隣の民家から騒音にも近いいびきが聞こえてきた。
樺地少年は様子が気になり、隣の民家の様子を見に行った。
そっと、民家のドアを開けて中を確認する。
そこには女性が一人寝ていた。
樺地少年が見た限りは自分よりも少し年上のようだ。
そして、樺地少年の存在に気付いたのか、その女性は話しかけてきた。
「……むにゃ……そこのぉ……」
「……?」
だが、半分以上寝ぼけていた。
ここで樺地少年はこの状況を伝えようとする。
「ここにいたら……危険です」
「……んっ、そうなの……だったら……運んでよ……」
心優しい樺地少年は考える。
こんなところで一人寝ていたら、非常に危ないだろう。
だったら、心優しい樺地少年が取るべき行動は一つだった。
「ウス……」
樺地少年はただ一言、寝ていた女性に言うと背負って歩き出した。
そして、またその女性は樺地少年の背中で眠り始めた。
その数時間後、金将軍の増えるワカメがその民家街を押しつぶしたのはまた別のお話。
【G―3・深夜】
【八雲紫@東方Project】
【状態】爆睡、樺地に背負われている
【服装】いつもの服(妖々夢ver)
【装備】無し
【道具】支給品一式、ランダムアイテム(0~3)
【思考】
基本:???
【備考】
※参戦時期は非想天則より後です。
※OPの説明を全く聞いていません。
【樺地崇弘@テニスの王子様】
【状態】健康
【服装】黒いジャージ
【装備】無し
【道具】支給品一式、核ミサイル@スーパーロボット大戦OGシリーズ 、ランダムアイテム(0~2)
【思考】基本:跡部の下に帰る。
1:知り合いとの合流。(仁王さんを優先的)
2:女性(紫)を安全な所に運ぶ。
3:もしもの場合は……
【備考】
※参戦時期は仁王王国の国民になった辺りです。
【支給品紹介】
核ミサイル@スーパーロボット大戦OGシリーズ
誰がどう見ても普通の核ミサイル。それ以上でも以下でもない。
なお、威力の制限は全くされておらず、強い衝撃を与えると爆発する。
みんなも守ろう、非核三原則!
最終更新:2014年08月23日 19:22