19話:ひとりでいろいろできるかな
駐在所の住居スペース。
和室に座布団を枕にして寝転がる桃髪の少女がいた。
「
殺し合いなんて馬鹿のやる事……てな訳で、寝てよう」
少女、鈴木優衣は
スタート地点であった駐在所からしばらく動くつもりは無かった。
下手に動けば危ないのは分かっていたし、
知り合いもいないため、無理に歩き回る必要も無かった。
「ふぅ……」
殺し合いをする気も無いので取り敢えず寝る事にした。
「……」
だが。
「……」
状況が状況なだけに眠れる筈も無い。
(首輪でも調べてみたいね、でも下手したら爆発するらしいし、
首輪のサンプルどうにかして手に入れたいねぇ……)
頭の中では真面目な思考を巡らせてはいた。
それなりに機械には詳しいと優衣は自分で自負していたため、
もし首輪を調べる事が出来れば外せるかもしれないと優衣は考えていた。
もっとも外した所でこの会場が一体国のどこにあるのか分からない、
少し調べたぐらいで簡単に外せるような構造にしているとは思えなかったが。
身体を起こし、テーブルの上に置いてある自分の二つの支給品、
ベイダナと言う刃物と工具セットの方に優衣は視線を移す。
工具セットは首輪を調べる時に使える。
刃物は。
(死体があったらこのベイダナで首を切断して……怖いけど、ね。やるしかないわ)
首輪を入手するために避けては通れないと思われる道を、優衣は受け入れると決意する。
【早朝/E-4駐在所】
【鈴木優衣】
[状態]健康
[装備]ベイダナ
[持物]基本支給品一式、工具セット
[思考・行動]
0:首輪を調べたい。殺し合う気は無い。
1:死体を見付けたら首輪を手に入れるつもり。
[備考]
※特に無し。
≪キャラ紹介≫
【鈴木優衣】 すずき・ゆい
桃髪を持つ女子高生。17歳。巨乳。明るく元気でお笑い好きな性格。
家が家電製品修理業故に幼い頃から手伝わされ機械に詳しくなった。
勉強はあまり得意では無い。運動はそれなりに出来る方。
≪支給品紹介≫
【ベイダナ】
鈴木優衣に支給。
古くからイタリアの農夫らに「鉈」の様に利用されてきた片刃の剣。
普段は日常生活としての道具に過ぎないが、事が起これば途端武器となった。
【工具セット】
鈴木優衣に支給。
ドライバー、金槌、レンチ等の工具一式が入った箱。
機械等の分解の他、工具は武器に使える物もある。
最終更新:2012年04月30日 01:53