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わがままな暴君

4話 わがままな暴君



草原にて、白毛の雑種犬がディパックを漁っていた。

「あーちくしょ!急に殺し合いなんかできるかってんだ!」

彼は一堂ラッシー。
一堂家の飼い犬で、飼い主の一堂零というトンデモ青年の影響を受けてか、立ったり走ったりさりげなく喋ったりできるようになった変態犬である。
彼は当然殺し合いに乗る気はなかった。だがどうすればいいのか分からずただ喚いていたのであった。

すると、犬の背後に一つの影が現われた

「ヒヒン」
「あぁ?悪いがこっちはお取り込み中なんだよ!話なら後で…ってえっ?」

憤るラッシーがサイゴに見たものは、自分の目の前に凄い勢いで近付いていく馬の前脚だった。

「なんだよお前……何してんだよ。意味分かん」
グチャ




ラッシーは頭を踏み潰されて死んだ。
犬組のリーダーとして落ち零れ犬を束ねてきた自分がこうも簡単にそこら辺の犬ころと同じように死ぬとは彼は微塵も思っていなかった。
だが、死んだ。

「ヒヒン……ブルルルッ」

ラッシーを殺したのは彼、サラブレッド馬のダイアン。
彼は外国で甘やかされて育ち、結果わがままで贅沢な性格に育った。
一度彼は警察官、両津勘吉に買われ、そして飼われ、そしてそのわがままな性格が災いし腕の骨を折られた上に競馬界を永久追放されるまでに追い込まれた。
まあそれは別の話として。いま彼が目指している事。

それはプログラムの優勝。
そして自分の願いを叶えるためだ。

実は参加者達はルール説明の際、ある事を聞かされていた。
それは、「優勝者には一つだけ願いをなんでも叶える」というもの。
ダイアンは、優勝したら「一生贅沢な暮らしがしたい」と考えている。
もう一生困らないために。そして両津勘吉を見返してやるために。

暴君と化したわがままサラブレッドホース、ダイアンは新たな獲物を探し、草原を移動するのであった。


【H-5/草原/一日目/深夜】
【ダイアン@こち亀】
[状態]:健康、前脚に血が付着
[装備]:無し
[道具]:基本支給品×2、不明支給品2~6
[思考]基本:優勝して一生楽に過ごす
1:参加者は皆殺し
2:獲物を探す

【一堂ラッシー@ハイスクール!奇面組 死亡】
[残り56匹]


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GAME START 一堂ラッシー GAME OVER

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最終更新:2012年08月20日 09:13
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