6話 ギロロとネコ であります
「ムゥ……この辺りに参加者の反応が」
赤い蛙の宇宙人、熱血軍人ギロロ伍長は支給品のレーダーで仲間を探していた。
「よし。とりあえずそこへ向かおう。仲間であってくれよ……」
運のいい事にギロロはサブマシンガン、マイクロウージーを支給されていた。
もしその反応の主がゲームに乗った者なら――。
ギロロは半ばゲームに乗る覚悟で灯台に近付いた。
「ここか…」
がさっ
――何か物音がした。
「ム……」
ガサガサ……
――ギロロの緊張は少しずつ加速していく。
「おい、そこに誰かいるのか!」
ガサガサ
「っ……」
ギロロは銃を構えた。
もしそれが敵であるなら――。
ギロロはそれ以降の事を何も考えないようにした。
気を詰めていると的が外れやすくなるから。
ガサッ……!
「クッ……!」
何者かが叢から現れ一瞬戦慄するギロロ。
――しかし。
「みー」
「……なんだネコか。脅かすな」
そこにいたのは普通の白ネコであった。
「ミー」
「っ!!」
だが、そのネコの首には首輪が着いていた。
「……こいつも参加者なのか。首輪の反応もこいつだな」
「ミィ、ミィ」
「おお、よしよし」
猫はギロロに寄り添った。
ギロロは猫の頭を撫でた。
「……このままここに居るのは危険だな。場所を移動するか。
このディパックもあのネコには使えそうにもないからな。俺が貰っておくか。それとネコ、お前も来い」
「みい……」
猫は怯えて震えている。
どうやら夜の森に行くのが怖いらしい。
「……仕方ない。少しここで休んでいくか」
ギロロは野宿の準備をすべく支給品のテントを張り、薪を拾い始めた――。
【D-2/灯台入口付近/一日目/深夜】
【ギロロ伍長@ケロロ軍曹】
[状態]:健康
[装備]:マイクロウージー(残弾100%)
[道具]:基本支給品×2、首輪の探査装置、マイクロウージー、キャンプセット、不明支給品1~3
[思考]基本:
殺し合いにはできれば乗りたくない
1:キャンプの用意をする
2:夜が明けるまでは灯台入口付近で野宿
【ミィちゃん@ドラえもん】
[状態]:健康、殺し合いによる恐怖
[装備]:無し
[道具]:無し
[思考]基本:殺し合いはしない
1:怖い
2:夜が明けるまでは動きたくない
【支給品解説】
【首輪の探査装置@
オリジナル】
ロワではおなじみの首輪の探査装置。
半径2mまでの範囲の参加者の首輪(死亡者含む)の位置を表示してくれる。
自分の現在地を表示する機能もある。まさにコンパスいらずである。
【マイクロウージー@現実】
イスラエル製造のサブマシンガン、ウージーを小型化したミニウージーをさらに小型化したモデル。
小型化と同時にフルオート時の発射速度が毎分1400発と非常に高速な仕様となっているが、フルオート連射の際の制御が難しくなっている。
近接戦闘で瞬間的な火力を必要とする特殊部隊向け。
ストックを折りたたむと大型拳銃並みの大きさになるため、マシンピストルにも分類されることも。
【キャンプセット@オリジナル】
主催側が用意したキャンプセット。
簡易テント、ランタン、寝袋、飯盒、簡易シャワー、携帯食糧、無洗米、水などキャンプに必要なモノが大体入っているハイキングの強い味方。
実質的サバイバルであるロワではなかなかのアタリと言えよう。
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最終更新:2012年08月20日 09:24