暗い夜道を、愛紗は決死の表情で走っていた。
いま、彼女は別の参加者に追われている。
会場で目を覚ました直後に斧を手にした少女に襲われ、カバンの中身を確認する暇もなく逃げ出したのだ。
「頼む! こちらの話を聞いてくれ!」
「バルサミコ酢ー☆」
愛紗は、戦いを避けるべく何度も少女に語りかけていた。
だが少女から返ってくる答えは、意味不明の単語ばかりである。
(くそっ、問答無用で襲ってきたところといい、言動が無茶苦茶なところといい……。
この状況でそうとう錯乱しているようだな。説得は難しいか。
ならば、戦って無力化するしかないか? だが、さすがの私でも素手では分が悪いか……。
そうだ、支給品! 何か私に使える武器があればいいんだが……)
走るスピードを保ったまま、愛紗はデイパックに手を突っ込む。そして取り出したのは……。
大根
「は?」
愛紗の口から、思わず声が漏れる。
(いやいや、おかしいだろう。ここは
殺し合いの場だろう? なんで生の大根がまるまる一本カバンに入れられているのだ?
これで何をしろと? 食べろと?)
激しく混乱する愛紗だが、少しして大根に何やら紙切れが貼り付けられていることに気づく。
(これは……説明書? そうか! この大根は、何か特別な力を持った道具なのだな?
それなら納得がいく! そうだよな、いくらなんでもただの大根が支給されるわけ……)
期待を胸に、愛紗は説明書に目を通す。そこに書かれていたのは……。
『ふんどし!』
「は?」
愛紗の口から、再び間の抜けた声が漏れる。
「意味が……わからぁぁぁぁぁん!」
「どんだけー」
【一日目・深夜/D-2・道路】
【愛紗@中華武将祭り】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、大根@ドラゴンクエスト4コマ漫画劇場
【思考】
基本:なんとかしてこの状況を脱する。
※呂布軍と交戦している時期からの参戦です。
【
柊つかさ@こなたとハルヒの第二次世界大戦】
【状態】健康、バーサーカーモード
【装備】魔神の斧@ドラゴンクエスト4コマ漫画劇場
【道具】支給品一式、不明支給品0~2
【思考】
基本:バルサミコ酢ー☆
1:どんだけー
2:いいえ、ケフィアです
3:TIN☆TIN
※南米でアメリカ連邦と交戦している時期からの参戦です。
最終更新:2009年11月29日 22:38