C-2。地図上では「謎の洋館」と記された怪しい建物に、さらに怪しい男がいた。
「ふむ、これはこれは……」
クリーム色のスーツを着たその男は、意味もなく扇を仰ぎながら目の前のテーブルに広げた地図と名簿に視線を向けていた。
この胡散臭さ満点の男の名は、孔明。とはいっても、三国時代に名を馳せた軍師とはまた違う。
彼のもともとの出身は、国際警察機構とBF団という二つの勢力に分かれた超人たちがしのぎを削る荒唐無稽な世界である。
そこから正真正銘の三国時代に呼び出された彼は、これまでとある君主に仕える軍師として活動してきたのだ。
その君主こそは、
北郷一刀。このバトルロワイアルにも招かれている青年である。
「ご主君に愛紗さん……。それに甘寧さんや曹操さんその他諸々も……。
いくらうちが大所帯とはいっても、これだけの人数が連れてこられるとはねえ……」
自らが所属する北郷軍の構成員たちが多数
殺し合いに参加させられているという事実に、孔明はたまらず顔をしかめる。
「ま、別にいいでしょう」
だが次に彼の口から発せられたのは、意外にも楽観的な言葉だった。
「あのうp主が、今更こんな展開に持っていくとも思えません。おそらく、これは外伝か何かですね。
ここで我々が死んだところで、本編にはなんの影響もないでしょう」
おいこら、少しは自重してものを言え。いくら出典動画でメタ発言が許されてる身分だからって……。
「ならば、私の取るべき行動は一つ! 視聴者……いや、今回は読み手ですか。
読み手の皆様に楽しんでもらえるよう、このバトルロワイアルゲームを盛り上げる!
まるで主催者の手下のように、他人を扇動し、罠にはめ、殺し合いを活発化させるのです!
いやあ、何だかやる気が出てきましたよ! 孔明の腕の見せ所です!
はーはっはっはっは!!」
孔明は扇で口元を隠しながら、その行為を無意味にするかのように大声で笑った。
「それにしてもこの扇……。ちょっと重すぎやしませんかね?」
【一日目・深夜/C-2・怪しい洋館】
【
GR孔明@中華武将祭り】
【状態】健康、むしろ絶好調
【装備】孔明の扇@犬マユゲでいこう
【道具】支給品一式、不明支給品0~2
【思考】
基本:このロワを盛り上げる
1:他人を扇動し、罠にはめ、殺し合いを活発化させる
2:ご主君? まあほっといていいんじゃないですか?
※呂布軍との交戦中からの参戦です
最終更新:2009年12月11日 18:49