銃声が、静かな病院内に響く。
「えっ!?何、何なの?」
その音に戸惑い、辺りをうかがうめろりん。
戸惑っているめろりんをよそに、また銃声が響く。
「銃声だ!まさか、ゲームに乗ってる奴が来たのか!?」
◆PURIN//46Eもその音に驚き飛び起きる。
眠っていたチルノも、目を擦りながら起きる。
「まずいなあ…どうする?気づかれないように、裏から出る?」
「そうだな、裏から出よう。俺は、ちょっと様子を見てくる」
その一言に、すごく驚くめろりん。
「え!?そんな、危険だよ!」
めろりんの驚いた声を流しながら、歩いて行く◆PURIN//46E。
そして振り返り、
「じゃあ、めろりんはチルノを連れて南に行って。30分経って帰ってこなかったら、俺を見捨てて逃げていいよ」
と何かの決意を込めたような声で言う。
「そんなこと…できる訳…」
「それと、俺が帰ってこなくても引き返さないこと、後これ預かって」
有無を言わさない口調で言った後、◆PURIN//46Eは病室を出ていった。
「さて、ああは言ったものの、どうしようか?本当に危ない奴だったら…」
急に心細さを感じ、引き返そうとする…が。
(引き返すわけには…いかないよね。)
戻ろうとする体を止めながら、何とか引き留めつつ入り口付近まで歩いて来た。
…あることに気づく。
外に誰か倒れてるじゃねーか。
急ぎ足で入り口に向かう。
「ん?誰かいるの?」
突然後ろから声をかけられる!
「わあああっ!」
心臓が口から飛び出る程びっくり!足の力が抜けて行く…
声の主は、体を起こしこちらの姿を確認する。
だが、姿を見たとたん、武器をあわててしまい出す。
「…こんなに隙があるっていうのに、攻撃しないのか?」
その男に訪ねる◆PURIN//46E。
「…お前…間違いないな、プリンだろ」
「本当にごめん!誰か分からなかった物だから…」
謝るvもんが。
「状況が状況なんだから、しゃれになんないよ、まったく」
非難めいた声で言う◆PURIN//46E。
そしてある物を差し出すvもんが。
「お詫びと言ったら何だが、これあげるよ」
その手には、血がうっすらと付いている斬鉄剣だった。
それを受け取り、腰に付ける。
「ああ、そうだ。南に行けば、めろりんたちがいるはずだよ」
「教えてくれてありがとう。気を付けてな」
外に出る。
辺りもかなり明るくなり、それなりに遠くまで見えるようになっている。
さわやかな朝の風が◆PURIN//46Eをなでる。
…その風の中に、血の臭いが混ざる。
風の吹いてくる方向を向く…がすぐに目を背ける。
散弾を至近距離で食らったのか、腹がずたずたになっている死体が…
そして、足音が聞こえてくる。
「…誰だ?」
狙撃銃を構え、音のした方を向く。
「あ、プリンか…久しぶり、と言っても1,2時間しか経ってないけど。」
それは…さっき逃げてきたはずの下痢だった。
その顔を見た途端、◆PURIN//46Eの顔に怒りが浮かぶ。
「何でさっき、攻撃してきたんだ?ゲームに乗ってたのを隠してたのか?」
「急に、したくなったんだ。それに、怪我しなかったんだから、いいでしょ?」
その一言で、◆PURIN//46Eの怒りがより増える。
「…それに、乗ってるのはお互い一緒じゃないか」
信じられないような一言だった。
俺がゲームに乗ってる?そんな訳ないだろう!
キレて怒鳴ろうかと思ったが、抑えて冷静に言う。
「何で俺がゲームに乗ってるなんて言える?証拠でも…」
あるのか、と言おうとしたが、やめた。
何を言っても無駄だ、と分かったからだ。
なぜなら…俺の足元には、死体が転がっているからだ。
こんな状態で何を言っても無駄になるだけだ。
「まあ、何でもいいか。―プリン、ここで死ぬんだから」
急に走りだし、◆PURIN//46Eに襲い掛かる。
「…くうっ…」
本当に何とかかわした、と言う感じにかわしよろめく。
そんなことお構い無しと言う風に追撃を加える下痢。
「ぐ…!くそっ、あんまり調子乗るなよっ!」
脇腹を殴られ、痛みのあまり涙を流しながら叫ぶ◆PURIN//46E。
そのまま背を向け、病院に走り出す。
(痛ぇ…このやろー…)
病院内に駆け込み、ドアを施錠する。
椅子に腰かけ、痛む脇腹を抑える。
「長く休んでられないな…」
まさにその通りで、外では下痢が必死に硝子を割ろうとしている。
一応針金入りの硝子はある程度なら耐えられそうだが、それでもいつかは割れる。
「少しでも手間取ってくれれば…」
淡い期待はすぐに崩れ去った。
ガシャーン、とガラスの割れる音が静かな病院内に響く。
(早っ!まだ十分回復した訳じゃ無いが戦えるレベルだ)
割れた箇所から手を入れ、鍵を開ける。
「こんな小細工、すぐに破れるの分かってる癖に。まったく」
ドアを開け、中に入る下痢。
中に入ると同時に、◆PURIN//46Eが引き金を引こうと思うが手が動かない。
頭にさっきの記憶が蘇る。
自分が撃った弾が当たり、血が出る映像。
それが頭の中でぐるぐる回って離れない。
(俺は何をしてるんだ!?自分が殺されそうになったら、自分の身を守るのは当たり前だろ!)
頭の中で引こう、引こうと思っても指が動かない。
そうしている内に、下痢は一歩、また一歩と近づいてくる。
そして正面に立つ。
正面に立たれても、まだ引き金は引けない。
「…だめか…やっぱり、俺の心に甘さがあるのか…」
動けずにいる◆PURIN//46Eの頭に、ワルサーPPKが押し当てられる。
(めろりん…生きて帰って――)
乾いた銃声が辺りに響いた。
頭から血を流しながらその場に倒れている◆PURIN//46Eはもう動かない。
「何で撃たなかったんだろうか?まあいいか。そのおかげで死ななかったんだから。」
◆PURIN//46Eのデイパックと体を確認する下痢。
「斬鉄剣か…それとこの銃。あの人形が無くなってるな…まあどうでもいいや」
全ての武器を奪って、病院の外に出ていった…
【一日目/早朝/E-7:病院ロビー】
【下痢@板対抗BR】
[状態]:健康、「ふうのしん」発症(75%)
[装備]:火掻き棒@SIRENシリーズ
[所持品]:支給品一式、「ふうのしん」の枝@かまいたちの夜、◆PURIN//46Eの武器
[思考・行動]:
基本:欲望のまま行動する
1:あっけない物だなあ
「銃声…お願いだから、死なないでね…プリン」
街の入り口に座り込み、時間を待つめろりん。
もう帰って来ることは無いともしらずに…
【一日目/早朝/F-7:街:入口】
【めろりん@板対抗BR】
[状態]:健康、疲労(中)
[装備]:風切り鎌@かまいたちの夜、ワルサーP38(8/8)@板対抗BR、ノートパソコン@現実
[所持品]:支給品一式、蟹@本格的 ガチムチパンツレスリング、治療道具(6人分)、宇理炎@SIRENシリーズ
[思考・行動]:
基本:人は殺したくない。
1:プリンが心配。早くこないかな…
【チルノ@ニコニコ動画】
[状態]:健康、睡眠
[装備]:なし
[所持品]:支給品一式
[思考・行動]
基本:あたいさいきょー。
1:Zzz…
【◆PURIN//46E@板対抗BR 死亡】
死因:射殺
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最終更新:2010年02月09日 20:16