ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko0265 どすすぱーくをうつよ!
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ankoss
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※独自設定垂れ流し。
※それどころか一発ネタ垂れ流し。
※もしかしたら既出ネタかも…。それが一番怖い。
※ぺにまむすっきり注意。
『どすすぱーくをうつよ!』
必殺引篭り人
「おにいさんにつぐ!いますぐはたけさんをわたしてね!」
「「「おにいさんははたけさんをわたしてね!」」」
畑仕事をしていると、そんな怒号が吹っかけられた。
驚いて外を見ると、そこには巨大なゆっくりまりさがいた。大きな白いリボン付きの
黒帽。ふてぶてしい顔。下膨れのあご(?)。
もしや、これはうわさに聞く「ドス」なのかもしれない。
「きいてるの!?おにいさんはさっさとはたけさんをわたしてね!
どすはむれにおやさいさんをはこぶんだから!」
「「「どすのいうことをきいてね!!」」」
巨大まりさのまわりをぐるりと囲むようにれいむ、ありす、そして普通のまりさなどが
配置され、ドスの言葉を復唱する。
やはりドスか。…でも、なんだかちょっと変なような…?
ドスは体長1.6メートル程度。ドスというには小さい。まだ亜成体なのかな?
下膨れの顔は、少しやつれているように感じる。森の食料が底を尽きて
畑を襲いに来たことを伺わせる。
何より変なのは底部、つまりあんよの少し上あたりに、ポツポツと穴が開いている
ことだ。…なんだろう?藪にでもつっこんだのだろうか?
「おにいさん、いいかげんにしてよ!どすはおこったよ!
いますぐはたけさんをあけわたさないとこわいよ!」
「「「どす!どす!やっちゃえ!」」」
取り巻き共がやんやと煽る。ドスは凄い自信だ。
「あー、怖いってどうするつもりだ?」
「ゆふっ!どすはどすだよ!どすすぱーくがうてるんだからね!」
「「「どすー!すごいよどす!」」」
おー、ドススパークと来たか。アレをやられたらさすがに危ないな。
しかしこちらも畑を守ってウン年。ドス対処法くらいは雑誌『畑の友』で
勉強済み。
ドススパークは確かに威力は高い。しかし反動もすごいからドスは踏ん張らないと
いけない。つまり、左右に動く標的を追えない。飛び退けば避ける事は可能。
俺はそっと柵を乗り越えてドスに近づく。後ろ手には果物ナイフ。後ろに回りこんで
これで数箇所ほど切り裂いてやれば、後は脅すなりなんなりして
退去させられるだろう。
最後に村人を連れてドス狩りでチェックメイトだ。
「ふーん、ドススパークね…。それは確かに怖いね。」
「ゆふん!やっとどすのすごさがわかった!?わかったらさっさとはたけさんを
あけわたしてね!」
「「「どすかっこいいー!やっちゃえどす!」」」
いちいち取り巻きがうるさいな。
俺はゆっくりとドスの横へと近づく。畑に向けて撃たれたら困るし、距離を詰めない
と横に飛び退いた時、万が一追尾されるとヤバいからだ。
しかしここまできて何だが、俺はドスがドススパークを撃てるとはどうにも
思えなかった。大きく開いた口を覗き込んでも、どこにもキノコが見えない
からだ。スパークキノコなしでドススパークは撃てない筈。
「…ところでまりさ、スパークキノコは無いのか?」
「ゆゆっ!?よくしってるね、おにいさん!でも、どすはしんかしたどす
だから、きのこなしでどすすぱーくがうてるんだよ!」
「「「どす!どす!しんかしたどすはすごいよ!」」」
何…?キノコなしで撃つだと…?そんなことは聞いたことが無いぞ。
果物ナイフを持つ手がじっとりと汗でぬれる。…警戒しなければ…。
「もう待てないよ!おにいさんは、どすのどすすぱーくで
えいえんにゆっくりしてね!
いくよ、みんな!」
「「「どすにえねるぎーをちゅうにゅうするよ!!」」」
そういうと、取り巻き共が体を小刻みに揺らす。…なんだコレ?
取り巻きのれいむ、ありす、まりさが例外なくぺにぺにを出した。
そしてそれをドスのあんよ上の穴に突き刺す!
「「「すっきりー!!!」」」
「ゆゆゆぅ~、どすすぱーく!」
いやソレ違うから!!ドススパークじゃないから!!
ドスのあごの下、まむまむがカパっと開くと、そこから赤ゆっくり(ただしまだ未成熟)
が高速で射出される!
俺は必死で横っ飛びに避けた。目標を失った赤ゆ弾は畑の横にあった厠の壁に激突、
餡子の華を散らす!
あー、掃除すんの俺なんだぞ!厠の壁はベコベコにへこんでいた。赤ゆ弾とはいえ、
威力はちょっと侮れない。
「ゆー!よけたよ!」
「じだんそうてん、だよ!」
「どす、もういっかいだよ!」
「…わ、わかったよ…。ど、どすは…、どすすぱーくを……、うつよ。」
取り巻き共が体を揺らし、ドスにぺにぺにをブチこむ!
「「「すっきりー!!!」」」
「ど、どすすぱーく…!」
先ほどより力ない台詞とともに、ドスのまむまむから赤ゆ弾が連射される。俺は
それをひょいっと避ける。さっきの弾のほうが断然威力があったな。
威力だけでなく、個数も少なかったようだ。赤ゆ弾はすぐに途切れ、地面に落ちた
弾もぱちゃん、とまるで水風船を落としたかのように簡単にはじけた。
「ゆゆゆ!?どす、あたってないよ!」
「もういっかいだよ!もういっかいやれば、おにいさんをたおせるよ!」
「がんばってどす!もうちょっとでおやさいさんをむーしゃむーしゃできるよ!」
取り巻きたちの応援は、当の本人には届かなかった。
「いや、もうドスには無理だよ。」
「ゆふん!おにいさん、つよがりはだめだよ!」
「そうだよ!すぐにどすがおにいさんをたおすよ!」
「無理だって。よく見ろよ。ドス、ぺらぺらになってるだろ?」
ゆ~?と間の抜けた声を上げて取り巻きのゆっくりたちが横を見る。
ドスは赤ゆっくりを出産しすぎて、中身の餡子が足りずにしぼんでいた。
空気の足りないバルーンのようにペラペラと風になびいている。
「「「ゆゆゆーーー!?!?」」」
やっと気づいたのかよ。
だいたいなんでアレがドススパークなんだよ。命削りすぎだって。
「おーい、お前ら。お兄さんの質問に答えろ。」
ドスに寄り添ってゆーゆーと泣き声をあげる取り巻き共を小突く。
「ドススパークってのはキノコ食べて撃つんだろ?なんで赤ゆっくりを
撃ってんだよ。」
「ゆっ、もりに…ぐすっ…きた、にんげんさんが…、おしえてくれたんだぜ…。
きのこがなくても、どすすぱーくをうてるほうほうがあるって…。」
泣きながら取り巻きのまりさが答える。
誰だよそんなウソ教えたの。どっかの虐待鬼意山か?
「その…、おにいさんが、くれた、おかしを…ぐすっ…くれて、…それをたべた
まりさが、…どすになったんだぜ…。」
お菓子を食ってドスになれたら世話はない。ということは…。
あれはドスじゃなくてただのデブまりさだったということか。
どんだけ高カロリーなお菓子なんだよ。逆にこえーよ。
「おにいさんは…ぐすん…まりさたちに、どすへえねるぎーをちゅうにゅう
する…、ほうほうを、でんじゅしてくれたんだぜ…。」
その時点で気づこうな、騙されてる、もてあそばれてるって。
お通夜風味の反省会の後、ゆっくりたちは森へ帰っていった。
畑を守りきった勝利の余韻は、ずるずると這っていくその物悲しい後姿に
打ち消されてしまった。
そして、残された抜け殻のデブまりさと赤ゆ弾の華が、俺に後片付けという
負けを背負わせていた。
ネタ思いついちゃったので、やらざるを得ませんでした。
元ネタは「ゆすとろん」とか「まりす砲」です。
「下膨れの顔は、少しやつれているように感じる。」とあるのは、
練習でドススパークを撃ってしまったためです。
ゆっくり達は威力の凄さに、何を撃ってるのかまで気が回らなかった、
というのが裏設定(別名ご都合主義)になります。
次回こそ「人間の畑だと説得してみよう」B パート、のはず。
過去作品
ふたば系ゆっくりいじめ 111 効率化の道
ふたば系ゆっくりいじめ 147 陰口
ふたば系ゆっくりいじめ 177 人間の畑だと説得してみよう
※それどころか一発ネタ垂れ流し。
※もしかしたら既出ネタかも…。それが一番怖い。
※ぺにまむすっきり注意。
『どすすぱーくをうつよ!』
必殺引篭り人
「おにいさんにつぐ!いますぐはたけさんをわたしてね!」
「「「おにいさんははたけさんをわたしてね!」」」
畑仕事をしていると、そんな怒号が吹っかけられた。
驚いて外を見ると、そこには巨大なゆっくりまりさがいた。大きな白いリボン付きの
黒帽。ふてぶてしい顔。下膨れのあご(?)。
もしや、これはうわさに聞く「ドス」なのかもしれない。
「きいてるの!?おにいさんはさっさとはたけさんをわたしてね!
どすはむれにおやさいさんをはこぶんだから!」
「「「どすのいうことをきいてね!!」」」
巨大まりさのまわりをぐるりと囲むようにれいむ、ありす、そして普通のまりさなどが
配置され、ドスの言葉を復唱する。
やはりドスか。…でも、なんだかちょっと変なような…?
ドスは体長1.6メートル程度。ドスというには小さい。まだ亜成体なのかな?
下膨れの顔は、少しやつれているように感じる。森の食料が底を尽きて
畑を襲いに来たことを伺わせる。
何より変なのは底部、つまりあんよの少し上あたりに、ポツポツと穴が開いている
ことだ。…なんだろう?藪にでもつっこんだのだろうか?
「おにいさん、いいかげんにしてよ!どすはおこったよ!
いますぐはたけさんをあけわたさないとこわいよ!」
「「「どす!どす!やっちゃえ!」」」
取り巻き共がやんやと煽る。ドスは凄い自信だ。
「あー、怖いってどうするつもりだ?」
「ゆふっ!どすはどすだよ!どすすぱーくがうてるんだからね!」
「「「どすー!すごいよどす!」」」
おー、ドススパークと来たか。アレをやられたらさすがに危ないな。
しかしこちらも畑を守ってウン年。ドス対処法くらいは雑誌『畑の友』で
勉強済み。
ドススパークは確かに威力は高い。しかし反動もすごいからドスは踏ん張らないと
いけない。つまり、左右に動く標的を追えない。飛び退けば避ける事は可能。
俺はそっと柵を乗り越えてドスに近づく。後ろ手には果物ナイフ。後ろに回りこんで
これで数箇所ほど切り裂いてやれば、後は脅すなりなんなりして
退去させられるだろう。
最後に村人を連れてドス狩りでチェックメイトだ。
「ふーん、ドススパークね…。それは確かに怖いね。」
「ゆふん!やっとどすのすごさがわかった!?わかったらさっさとはたけさんを
あけわたしてね!」
「「「どすかっこいいー!やっちゃえどす!」」」
いちいち取り巻きがうるさいな。
俺はゆっくりとドスの横へと近づく。畑に向けて撃たれたら困るし、距離を詰めない
と横に飛び退いた時、万が一追尾されるとヤバいからだ。
しかしここまできて何だが、俺はドスがドススパークを撃てるとはどうにも
思えなかった。大きく開いた口を覗き込んでも、どこにもキノコが見えない
からだ。スパークキノコなしでドススパークは撃てない筈。
「…ところでまりさ、スパークキノコは無いのか?」
「ゆゆっ!?よくしってるね、おにいさん!でも、どすはしんかしたどす
だから、きのこなしでどすすぱーくがうてるんだよ!」
「「「どす!どす!しんかしたどすはすごいよ!」」」
何…?キノコなしで撃つだと…?そんなことは聞いたことが無いぞ。
果物ナイフを持つ手がじっとりと汗でぬれる。…警戒しなければ…。
「もう待てないよ!おにいさんは、どすのどすすぱーくで
えいえんにゆっくりしてね!
いくよ、みんな!」
「「「どすにえねるぎーをちゅうにゅうするよ!!」」」
そういうと、取り巻き共が体を小刻みに揺らす。…なんだコレ?
取り巻きのれいむ、ありす、まりさが例外なくぺにぺにを出した。
そしてそれをドスのあんよ上の穴に突き刺す!
「「「すっきりー!!!」」」
「ゆゆゆぅ~、どすすぱーく!」
いやソレ違うから!!ドススパークじゃないから!!
ドスのあごの下、まむまむがカパっと開くと、そこから赤ゆっくり(ただしまだ未成熟)
が高速で射出される!
俺は必死で横っ飛びに避けた。目標を失った赤ゆ弾は畑の横にあった厠の壁に激突、
餡子の華を散らす!
あー、掃除すんの俺なんだぞ!厠の壁はベコベコにへこんでいた。赤ゆ弾とはいえ、
威力はちょっと侮れない。
「ゆー!よけたよ!」
「じだんそうてん、だよ!」
「どす、もういっかいだよ!」
「…わ、わかったよ…。ど、どすは…、どすすぱーくを……、うつよ。」
取り巻き共が体を揺らし、ドスにぺにぺにをブチこむ!
「「「すっきりー!!!」」」
「ど、どすすぱーく…!」
先ほどより力ない台詞とともに、ドスのまむまむから赤ゆ弾が連射される。俺は
それをひょいっと避ける。さっきの弾のほうが断然威力があったな。
威力だけでなく、個数も少なかったようだ。赤ゆ弾はすぐに途切れ、地面に落ちた
弾もぱちゃん、とまるで水風船を落としたかのように簡単にはじけた。
「ゆゆゆ!?どす、あたってないよ!」
「もういっかいだよ!もういっかいやれば、おにいさんをたおせるよ!」
「がんばってどす!もうちょっとでおやさいさんをむーしゃむーしゃできるよ!」
取り巻きたちの応援は、当の本人には届かなかった。
「いや、もうドスには無理だよ。」
「ゆふん!おにいさん、つよがりはだめだよ!」
「そうだよ!すぐにどすがおにいさんをたおすよ!」
「無理だって。よく見ろよ。ドス、ぺらぺらになってるだろ?」
ゆ~?と間の抜けた声を上げて取り巻きのゆっくりたちが横を見る。
ドスは赤ゆっくりを出産しすぎて、中身の餡子が足りずにしぼんでいた。
空気の足りないバルーンのようにペラペラと風になびいている。
「「「ゆゆゆーーー!?!?」」」
やっと気づいたのかよ。
だいたいなんでアレがドススパークなんだよ。命削りすぎだって。
「おーい、お前ら。お兄さんの質問に答えろ。」
ドスに寄り添ってゆーゆーと泣き声をあげる取り巻き共を小突く。
「ドススパークってのはキノコ食べて撃つんだろ?なんで赤ゆっくりを
撃ってんだよ。」
「ゆっ、もりに…ぐすっ…きた、にんげんさんが…、おしえてくれたんだぜ…。
きのこがなくても、どすすぱーくをうてるほうほうがあるって…。」
泣きながら取り巻きのまりさが答える。
誰だよそんなウソ教えたの。どっかの虐待鬼意山か?
「その…、おにいさんが、くれた、おかしを…ぐすっ…くれて、…それをたべた
まりさが、…どすになったんだぜ…。」
お菓子を食ってドスになれたら世話はない。ということは…。
あれはドスじゃなくてただのデブまりさだったということか。
どんだけ高カロリーなお菓子なんだよ。逆にこえーよ。
「おにいさんは…ぐすん…まりさたちに、どすへえねるぎーをちゅうにゅう
する…、ほうほうを、でんじゅしてくれたんだぜ…。」
その時点で気づこうな、騙されてる、もてあそばれてるって。
お通夜風味の反省会の後、ゆっくりたちは森へ帰っていった。
畑を守りきった勝利の余韻は、ずるずると這っていくその物悲しい後姿に
打ち消されてしまった。
そして、残された抜け殻のデブまりさと赤ゆ弾の華が、俺に後片付けという
負けを背負わせていた。
ネタ思いついちゃったので、やらざるを得ませんでした。
元ネタは「ゆすとろん」とか「まりす砲」です。
「下膨れの顔は、少しやつれているように感じる。」とあるのは、
練習でドススパークを撃ってしまったためです。
ゆっくり達は威力の凄さに、何を撃ってるのかまで気が回らなかった、
というのが裏設定(別名ご都合主義)になります。
次回こそ「人間の畑だと説得してみよう」B パート、のはず。
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