ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko0252 ゲス愛で派
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ankoss
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※既出ネタかもしれん
※ヘタな文章
※オレ設定
※うんうん・しーしーネタ
※直接的な虐待はなし
※人間が出ます
※ゆっくりが賢くて、人間が餡子脳です
ゲス愛で派
ゲス。
それは、文字通り、下種なゆっくり。
世の中にあるものすべて、自分のためだけに存在しており、
自分を中心に世界が回っていると信じているそんなゆっくり。
信じているというより、それ以外の考えなど、発想そのものがない。
平気で仲間を裏切る。仲間どころか家族や実の子すら犠牲にして生き残ろうとする。
人のモノを平気で奪う。家、飾り、食料、番、子供、なんでも奪う。
というか、それは自分のものだと最初から主張する。
人間に対して、根拠もなく、ゆっくりの奴隷だと言い張る。
一度も人間と接したことがないのに、「おまえは俺の奴隷じゃないか」とか言って来る。
朝令暮改もいいところ。
奴隷と言っておきながら、人間の圧倒的な力を見たら、ケツを振りながら、
「ご主人さまぁ~」と気色の悪い声を出しながら、媚を売ってくる。
恩を仇で返す。
というか、そもそも、恩って何?仇って何?
「そんなことより、あまあまさんをもってこい」といつも叫ぶ。
少なくても、人間だったら、
まず関わりたくない人種。
隣人だったら、悩みの種に違いない。
そんな正確なゆっくりをゲスと呼ぶ。
だが、世の中には、そんなゲスが好きな人間もいたりする。
彼らは、世間ではゲス愛で派と呼ばれる。
ゲスのような生き物のどこに愛着が沸くのか、
普通の愛で派や虐待派には、理解できない。
どうやら、ひと昔前に流行った、ツンデレっぽいっていう感覚で、
ゲスが可愛いという風らしいが・・・。
全く持って理解できない。
『れいむちゃんんんん!!!!今日もゆっくりしていってねぇええええ!!!!』
「ゆ・・・ゆっくり・・・して・・・」
『ゆ~ん!!!!挨拶がちゃんとできないれいむちゃんはゲスだねぇ!!!!
ゲスなゆっくりはゆっくりできるよぉおおお!!!!』
「お・・・に・・・い・・・さん・・・」
ここに一人のゲス好きな人間と一匹のれいむがいる。
この人間はゲス愛で派である。
ただし、通常のゲス愛で派とは違う。
そして、このれいむは・・・。
ゲスではない。人間をゆっくりさせる教育を受け、
金バッチを取得した良ゆっくりなのである・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~
「ゆっくりしていってね!!!!」
金バッチを取得したれいむは、やっと人間に飼われる事になった。
金バッチを取得するまでに、今まで過酷なトレーニングを積んできた。
人間とゆっくりの違い、人間が好むゆっくりの言動や行動、人間の機嫌を損ねない行為、
人間のルールを守ることの大切さ、飼い主と良好な関係を築くためのコミュニケーション力、
もし人間の機嫌を損ねてしまった場合の対処方法、マニュアルに沿った行動ではなく、自身の意思で行動する思考力etc・・・
並大抵のゆっくりでは、覚え切れないくらいの躾や教育を受け、誰もがゆっくりできるという自負を持った、
金バッチになる。そして、飼い主をすごくゆっくりさせる。それが自分の存在理由だと、れいむは考えていた。
『れいむちゃんんんん!!!!ゆっくりしていってねぇええええ!!!!!』
この飼い主は、すごく自分を可愛がってくれる。
ゆっくりショップのお店で目が合った時、
『れいむちゃんんんん!!!!すごっくゆっくりしてるねぇえええええ!!!』
と、店内に響くくらい大きな声を出して喜んでくれた。
れいむは確信した。この人間さん、このお兄さんをゆっくりさせてあげようと。絶対に。
『れいむちゃんんんん!!!!可愛いねぇえええ!!!』
「ゆ~☆ありがとうおにいさん!!!!!」
『れいむちゃんんんん!!!!れいむちゃんは世界で一番ゆっくりしてるよぉおお!!!』
「ゆ~♪おにいさん!!!!そんなにほめてもなにもでないよ~!!」
『ゆんゆん!!!そんな態度もまた可愛いよぉおおお!!!!!』
そこには、正にれいむの求めるゆっくりがあり、れいむもまた、
お兄さんの求めるゆっくりがあるのだと信じていた。
自分をベタ褒めするお兄さんもかっこいい。
そうだと思う。そして、れいむはつい、言ってしまった。
「ゆん!!!おにいさんこそかっこいいよ!」
『・・・。ハッ?何言ってるの???』
「ゆっ?」
さっきまで、笑顔だったお兄さんの顔が硬直した表情になった。
ゆっくりとはかけ離れた表情。
『おまえ・・・。』
「お・・・おに・・いさ・・・ん?」
『どういうことだぁぁぁああああああ!!!!俺がカッコいいってええええええええ!!!』
「ゆ・・・ゆ・・・ゆっくりしてねぇ!!おにいさんん!!!」
れいむは、金バッチを取得するために学んだことを思い出した。
人間さんがれいむを褒めたら、れいむも人間さんのことを褒めてあげよう。
そういう関係がお互いをゆっくりできる関係にできるという風に聞いたのに・・・。
お兄さんがゆっくりしていない・・・。
ゆっくり出来ない叫び声を上げている。
あのゆっくりショップの店内で叫んでいた歓喜の叫び声とは、比べ物にならないくらい・・・。
自分の肌が叫び声の振動で破れるんじゃないかと言うくらいの叫び声・・・・。
『そこはぁあああ「ゆふん!れいむのびぼうにしこってもいいのよ!!」だろうがぁああああ!!!』
「ゆぅ・・・!?なにをいって・・・るの・・・?」
なんて高飛車な発言なんだろう。相手をバカにしたような言い方。
自分の美貌に酔いしれとでも言わんばかりの高慢さ。
さらに「しこる」!?
そんなこと、下品なことを言えるわけがない。
恥ずかしいよ。そんな言葉は・・・。
『あああぁぁっぁああああああああ!!!!それもおかしいいいいい!!!!!
そこはぁあああ「なにをいってるの?ばかなの?しぬの?」だろうがぁああああ!!!!』
「おにいさん!!!ゆっくりおちついて!!!れいむがなにかわるいことしたならあやまるよ!!!」
自分を選んでくれた飼い主に向かって、馬鹿とか死ねとか言えるわけがない。
自分はすごくゆっくり出来ている環境にいると思っている。
そんなところに連れてきたお兄さんに間違ってもそんなことは言えるわけがない。
何か悪いことをしたのか?ならば謝ろう。
何をしたのか分からない。もしかしたら、自分の勉強不足で、知らず知らずのうちに、
傷つけたのかもしれない。お兄さん、ごめんなさい!!!!
『ぎゃあぁぁぁぁああああ!!!!なんで謝ったりするんだよぉおおお!!!
「ゆっくりできないにんげんはゆっくりあやまってね!!!」ってお前が言うんだろうがぁあ!!!!』
「おおおおおにいさんんん!!!いみがわからないよぉおおお!!!!」
『俺の方こそ意味がわからんんんん!!!!!』
れいむは混乱した。
どうして???
お兄さんはこんなにゆっくりしていないんだろう!!!
どうして・・・!!!!
「どうして・・・おにいさんは・・・そんなことを・・・いうの・・・」
『ゆゆがかkぁkjふぁkjfkぁdjklzchんfxkjbrvcgkjtsらdljhにm!!!!!』
『ぞごばぁぁぁああああ!!!!「どぼぢでぞんなごどいうのぉおおお!!!!」だろうがぁぁあああああ!!!!』
『ああぁぁlっぁあぁあああああっぁぁぁぁぁぁぁっぁあああああ!!!!!!!』
「お・・・おにいいさんんんん!!!!!ゆっくりしてぇええええええ!!!!!」
れいむはわからなかった。
なぜお兄さんがこんなゆっくり出来なくなったのか・・・。
それから、お兄さんは度々、れいむと生活している中で、
れいむが、お兄さんをゆっくりさせようと、思いやりを思った行動で、
ゆっくり出来ない声を出すことが多くなった。
『れいむちゃん?そういえば?うんうんさんはちゃんと出してる?
お兄さん、れいむちゃんがうんうんさんしてるところ見た事ないよ?』
「ゆ・・・?おにいさん・・・?そんなはずかしいこといわないで・・・。」
『恥ずかしいことじゃないよ。お兄さんは飼い主なんだから、心配して当然。ちゃんと出してる?』
「うん・・・。出してるよ・・・。」
なんだ・・・。いきなり変な話をするから、ビックリした。
お兄さんは変わってるけど、れいむのことを心配してくれてるんだ。
ちょっと嬉しいなぁ・・・。さすがにうんうんさんの話をするのは恥ずかしいけど・・・。
『どこで・・・!?』
「それは・・・おといれさんでだよ・・・あたりまえでしょ・・・
いわせないでよ・・・れいむ・・・はずかしいよ・・・」
『どぼぢでぞんなごどずるのぉおおおおおおおおおおぉおおおお!!!!!!』
「ゆっ!?」
れいむは信じられなかった。
うんうんさんはトイレでするのが当たり前じゃないのか?
じゃあ、どこでするというのか?
うんうんさんは汚いもの。そんなものはお兄さんだって知ってるはず。
どうしてそんなこというのってこっちが言いたい。
お兄さんは一体何が望みなんだ・・・!?
『普通はぁあああああ!!!!
オレの前でぇええええ!!!!
「すぅううぱああぁあああうんうんんんたいむぅううう!!!!
はじまるよぉおおおお!!!!!
んんんほおぉおおおおおおぉおおおお!!!!
すっきりぃいいいぃいいい!!!!!」
って言ううんだろうがぁぁあああっぁああああ!!!!』
「そ・・そんなはずかしいことはしないよ・・・」
『うぞだああぁあああああぁああああ!!!!!!!
こんなのゆっくりじゃないぁいいいいぃいいい!!!!!』
お兄さんのゆっくり像・・・。
それはどうやら、ゲスらしい。
お兄さんはゲスがゆっくりできるんだと思っているみたいだ。
そんな・・・。
金バッチを取る時、養成所の先生が言っていた。
ゲスなゆっくりは、ゆっくり出来ない。
人間さんはゲスなゆっくりを見るとゆっくり出来なくなるって。
なのにどうして・・・。
お兄さんのゲスゆっくり願望は次第に大きく膨らんでいった。
れいむの予想をはるかに超えて・・・。
ある時には、
『れいむちゃんんんのぉおお!!!!
しーしーをぉおおお!!!顔にかけてぇええええええ!!!』
とか、
またある時には、
『「ゆっくりしねぇええ!!!!』って言いながら、体当たりしてぇええええええぇえ!!!』
とか、
またまたある時は、
『オレのことを「くそどれい!!!」って言って罵ってぇええええええ!!!!!』
とか・・・。
れいむの今までの金バッチを取るために、習得してきたこととは、
逆のことを望んでくることが多くなった。
れいむも、腹をくくって、ゲスに徹しようと思った。
それがお兄さんが望むことなら、自分の習ってきたこととは違うけど、
頑張ろう。お兄さんがゆっくりできるなら、自分もゆっくりできるはず・・・。
そう信じて、頑張ろうとした。
顔面を真っ赤にしながら、
「す・・・ぱぁ・・・ぅんぅ・・・た・・ぃ・・ぅ・・・」
と、すごく恥ずかしそうにお兄さんの前でうんうんをして見せた。
恥ずかしさのあまり、体が爆発するんでは?
むしろ、爆発してほしい。もうこんなことはしたくない・・・・。
そう思いながら、うんうんをした。
『ヒッハァァァァッァァアアアアアアアア!!!!!!
ウンヌンンンヌンウウウウhンヌンンン!!!!!!!!!
ひゃあぁぁぁぁぁあっぁぁぁアァァァァァァァllッァアアアア!!!!!!』
その時のお兄さんの表情。
それはゆっくりとは別次元。
顔中から大量の汗を流し、目尻が垂れ下がり、瞳は焦点が合ってない。
両目から、哀しい出来事があったわけでもないのに、
物凄い勢いで涙を流し、鼻からは鼻水を・・・口からは涎を出しながら、
体を小刻みにピクピク痙攣しながら、回りを転げまわっている。
「く・・・くそどれぃ・・・?」
自分の飼い主に向かって、それもゆっくりしてほしい相手に向かって、
糞奴隷とゆっくり出来ない言葉を言った。
自分は、お兄さんが大好きだ。好きで好きでたまらない。
それなのに、どうしてこんなことを言わないといけないのか・・・。
れいむは泣きそうになりながらも、我慢した。
『ゆぴぃいぃいいいいいいlっぃいいいいいいl!!!!
ゆがぁljdkljfkldjfkdfだんfだん!!!!!!!
ゆbぇぇ江jfkdjfヵjklふだfまl!!!!!』
声にならない声を上げながら、
喜んでいるのか苦しんでいるのかさっぱりわからない。
ただ、ひとつ言えるのは、
こんなのゆっくりじゃない。
お兄さんはゆっくりしていない。
れいむにはそう見えた。
自分は、飼い主の人間さんをゆっくりさせるのが使命だと思っていた。
だが、それは無理な話なのではと思ってきた。
ゲスなゆっくりになれば、お兄さんをゆっくりさせてあげられると、
思ったが・・・。
なんだか・・・。それも無理なようだ。
ゲスな行為をすればするほど・・・。
お兄さんは壊れていく。
でも、お兄さんはそれをゆっくりだと思っている。
しかし、れいむにはそれをゆっくりだとは思えない。
そして、れいむもゆっくりできない。
お兄さんのゆっくりがれいむのゆっくり。
れいむのゆっくりがお兄さんのゆっくり。
そういう風に学んできたけど・・・。
何だか・・・もう・・・・。わけがわからなくなった・・・。
れいむはもう限界だよ・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~
『れいむちゃんんんん!!!!今日もゆっくりしていってねぇええええ!!!!』
「ゆ・・・ゆっくり・・・して・・・」
『ゆ~ん!!!!挨拶がちゃんとできないれいむちゃんはゲスだねぇ!!!!
ゲスなゆっくりはゆっくりできるよぉおおお!!!!』
「お・・・に・・・い・・・さん・・・」
ここに一人のゲス好きな人間と一匹のれいむがいる。
この人間はゲス愛で派である。
ただし、通常のゲス愛で派とは違う。
すべてのゆっくりをゲスだと思い込んでいる、
いや、それ以外のゆっくりもいると言うことを知らない、
無知なゲス愛で派である。
そして、このれいむは・・・。
ゲスではない。金バッチを取得した良ゆっくりなのである・・・。
飼い主の人間をゆっくりさせたいために、ゲスになろうとして、
ゲスになりきれず、肉体的にも精神的にも限界に近づいているゆっくりなのである・・・。
あとがき
ゆっくりがまともな思考、人間が餡子脳っていう設定のSSは、
今更って気もするけど、つい書いてみた。
あと、あまあまさんちょうだいね!!
他の作品
* ふたば系ゆっくりいじめ 149 鞭打
* ふたば系ゆっくりいじめ 155 糞饅頭
* ふたば系ゆっくりいじめ 159 ユグルイ その1
* ふたば系ゆっくりいじめ 162 ユグルイ その2
* ふたば系ゆっくりいじめ 168 ユグルイ その3
ユグルイ その3について
すみません。ラストは、超展開すぎました。
出勤前だったので、勢いのみで書いてしまいました。
強化外骨格にしておけば、まだシ○ルイっぽさを残せたかも・・・。
※ヘタな文章
※オレ設定
※うんうん・しーしーネタ
※直接的な虐待はなし
※人間が出ます
※ゆっくりが賢くて、人間が餡子脳です
ゲス愛で派
ゲス。
それは、文字通り、下種なゆっくり。
世の中にあるものすべて、自分のためだけに存在しており、
自分を中心に世界が回っていると信じているそんなゆっくり。
信じているというより、それ以外の考えなど、発想そのものがない。
平気で仲間を裏切る。仲間どころか家族や実の子すら犠牲にして生き残ろうとする。
人のモノを平気で奪う。家、飾り、食料、番、子供、なんでも奪う。
というか、それは自分のものだと最初から主張する。
人間に対して、根拠もなく、ゆっくりの奴隷だと言い張る。
一度も人間と接したことがないのに、「おまえは俺の奴隷じゃないか」とか言って来る。
朝令暮改もいいところ。
奴隷と言っておきながら、人間の圧倒的な力を見たら、ケツを振りながら、
「ご主人さまぁ~」と気色の悪い声を出しながら、媚を売ってくる。
恩を仇で返す。
というか、そもそも、恩って何?仇って何?
「そんなことより、あまあまさんをもってこい」といつも叫ぶ。
少なくても、人間だったら、
まず関わりたくない人種。
隣人だったら、悩みの種に違いない。
そんな正確なゆっくりをゲスと呼ぶ。
だが、世の中には、そんなゲスが好きな人間もいたりする。
彼らは、世間ではゲス愛で派と呼ばれる。
ゲスのような生き物のどこに愛着が沸くのか、
普通の愛で派や虐待派には、理解できない。
どうやら、ひと昔前に流行った、ツンデレっぽいっていう感覚で、
ゲスが可愛いという風らしいが・・・。
全く持って理解できない。
『れいむちゃんんんん!!!!今日もゆっくりしていってねぇええええ!!!!』
「ゆ・・・ゆっくり・・・して・・・」
『ゆ~ん!!!!挨拶がちゃんとできないれいむちゃんはゲスだねぇ!!!!
ゲスなゆっくりはゆっくりできるよぉおおお!!!!』
「お・・・に・・・い・・・さん・・・」
ここに一人のゲス好きな人間と一匹のれいむがいる。
この人間はゲス愛で派である。
ただし、通常のゲス愛で派とは違う。
そして、このれいむは・・・。
ゲスではない。人間をゆっくりさせる教育を受け、
金バッチを取得した良ゆっくりなのである・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~
「ゆっくりしていってね!!!!」
金バッチを取得したれいむは、やっと人間に飼われる事になった。
金バッチを取得するまでに、今まで過酷なトレーニングを積んできた。
人間とゆっくりの違い、人間が好むゆっくりの言動や行動、人間の機嫌を損ねない行為、
人間のルールを守ることの大切さ、飼い主と良好な関係を築くためのコミュニケーション力、
もし人間の機嫌を損ねてしまった場合の対処方法、マニュアルに沿った行動ではなく、自身の意思で行動する思考力etc・・・
並大抵のゆっくりでは、覚え切れないくらいの躾や教育を受け、誰もがゆっくりできるという自負を持った、
金バッチになる。そして、飼い主をすごくゆっくりさせる。それが自分の存在理由だと、れいむは考えていた。
『れいむちゃんんんん!!!!ゆっくりしていってねぇええええ!!!!!』
この飼い主は、すごく自分を可愛がってくれる。
ゆっくりショップのお店で目が合った時、
『れいむちゃんんんん!!!!すごっくゆっくりしてるねぇえええええ!!!』
と、店内に響くくらい大きな声を出して喜んでくれた。
れいむは確信した。この人間さん、このお兄さんをゆっくりさせてあげようと。絶対に。
『れいむちゃんんんん!!!!可愛いねぇえええ!!!』
「ゆ~☆ありがとうおにいさん!!!!!」
『れいむちゃんんんん!!!!れいむちゃんは世界で一番ゆっくりしてるよぉおお!!!』
「ゆ~♪おにいさん!!!!そんなにほめてもなにもでないよ~!!」
『ゆんゆん!!!そんな態度もまた可愛いよぉおおお!!!!!』
そこには、正にれいむの求めるゆっくりがあり、れいむもまた、
お兄さんの求めるゆっくりがあるのだと信じていた。
自分をベタ褒めするお兄さんもかっこいい。
そうだと思う。そして、れいむはつい、言ってしまった。
「ゆん!!!おにいさんこそかっこいいよ!」
『・・・。ハッ?何言ってるの???』
「ゆっ?」
さっきまで、笑顔だったお兄さんの顔が硬直した表情になった。
ゆっくりとはかけ離れた表情。
『おまえ・・・。』
「お・・・おに・・いさ・・・ん?」
『どういうことだぁぁぁああああああ!!!!俺がカッコいいってええええええええ!!!』
「ゆ・・・ゆ・・・ゆっくりしてねぇ!!おにいさんん!!!」
れいむは、金バッチを取得するために学んだことを思い出した。
人間さんがれいむを褒めたら、れいむも人間さんのことを褒めてあげよう。
そういう関係がお互いをゆっくりできる関係にできるという風に聞いたのに・・・。
お兄さんがゆっくりしていない・・・。
ゆっくり出来ない叫び声を上げている。
あのゆっくりショップの店内で叫んでいた歓喜の叫び声とは、比べ物にならないくらい・・・。
自分の肌が叫び声の振動で破れるんじゃないかと言うくらいの叫び声・・・・。
『そこはぁあああ「ゆふん!れいむのびぼうにしこってもいいのよ!!」だろうがぁああああ!!!』
「ゆぅ・・・!?なにをいって・・・るの・・・?」
なんて高飛車な発言なんだろう。相手をバカにしたような言い方。
自分の美貌に酔いしれとでも言わんばかりの高慢さ。
さらに「しこる」!?
そんなこと、下品なことを言えるわけがない。
恥ずかしいよ。そんな言葉は・・・。
『あああぁぁっぁああああああああ!!!!それもおかしいいいいい!!!!!
そこはぁあああ「なにをいってるの?ばかなの?しぬの?」だろうがぁああああ!!!!』
「おにいさん!!!ゆっくりおちついて!!!れいむがなにかわるいことしたならあやまるよ!!!」
自分を選んでくれた飼い主に向かって、馬鹿とか死ねとか言えるわけがない。
自分はすごくゆっくり出来ている環境にいると思っている。
そんなところに連れてきたお兄さんに間違ってもそんなことは言えるわけがない。
何か悪いことをしたのか?ならば謝ろう。
何をしたのか分からない。もしかしたら、自分の勉強不足で、知らず知らずのうちに、
傷つけたのかもしれない。お兄さん、ごめんなさい!!!!
『ぎゃあぁぁぁぁああああ!!!!なんで謝ったりするんだよぉおおお!!!
「ゆっくりできないにんげんはゆっくりあやまってね!!!」ってお前が言うんだろうがぁあ!!!!』
「おおおおおにいさんんん!!!いみがわからないよぉおおお!!!!」
『俺の方こそ意味がわからんんんん!!!!!』
れいむは混乱した。
どうして???
お兄さんはこんなにゆっくりしていないんだろう!!!
どうして・・・!!!!
「どうして・・・おにいさんは・・・そんなことを・・・いうの・・・」
『ゆゆがかkぁkjふぁkjfkぁdjklzchんfxkjbrvcgkjtsらdljhにm!!!!!』
『ぞごばぁぁぁああああ!!!!「どぼぢでぞんなごどいうのぉおおお!!!!」だろうがぁぁあああああ!!!!』
『ああぁぁlっぁあぁあああああっぁぁぁぁぁぁぁっぁあああああ!!!!!!!』
「お・・・おにいいさんんんん!!!!!ゆっくりしてぇええええええ!!!!!」
れいむはわからなかった。
なぜお兄さんがこんなゆっくり出来なくなったのか・・・。
それから、お兄さんは度々、れいむと生活している中で、
れいむが、お兄さんをゆっくりさせようと、思いやりを思った行動で、
ゆっくり出来ない声を出すことが多くなった。
『れいむちゃん?そういえば?うんうんさんはちゃんと出してる?
お兄さん、れいむちゃんがうんうんさんしてるところ見た事ないよ?』
「ゆ・・・?おにいさん・・・?そんなはずかしいこといわないで・・・。」
『恥ずかしいことじゃないよ。お兄さんは飼い主なんだから、心配して当然。ちゃんと出してる?』
「うん・・・。出してるよ・・・。」
なんだ・・・。いきなり変な話をするから、ビックリした。
お兄さんは変わってるけど、れいむのことを心配してくれてるんだ。
ちょっと嬉しいなぁ・・・。さすがにうんうんさんの話をするのは恥ずかしいけど・・・。
『どこで・・・!?』
「それは・・・おといれさんでだよ・・・あたりまえでしょ・・・
いわせないでよ・・・れいむ・・・はずかしいよ・・・」
『どぼぢでぞんなごどずるのぉおおおおおおおおおおぉおおおお!!!!!!』
「ゆっ!?」
れいむは信じられなかった。
うんうんさんはトイレでするのが当たり前じゃないのか?
じゃあ、どこでするというのか?
うんうんさんは汚いもの。そんなものはお兄さんだって知ってるはず。
どうしてそんなこというのってこっちが言いたい。
お兄さんは一体何が望みなんだ・・・!?
『普通はぁあああああ!!!!
オレの前でぇええええ!!!!
「すぅううぱああぁあああうんうんんんたいむぅううう!!!!
はじまるよぉおおおお!!!!!
んんんほおぉおおおおおおぉおおおお!!!!
すっきりぃいいいぃいいい!!!!!」
って言ううんだろうがぁぁあああっぁああああ!!!!』
「そ・・そんなはずかしいことはしないよ・・・」
『うぞだああぁあああああぁああああ!!!!!!!
こんなのゆっくりじゃないぁいいいいぃいいい!!!!!』
お兄さんのゆっくり像・・・。
それはどうやら、ゲスらしい。
お兄さんはゲスがゆっくりできるんだと思っているみたいだ。
そんな・・・。
金バッチを取る時、養成所の先生が言っていた。
ゲスなゆっくりは、ゆっくり出来ない。
人間さんはゲスなゆっくりを見るとゆっくり出来なくなるって。
なのにどうして・・・。
お兄さんのゲスゆっくり願望は次第に大きく膨らんでいった。
れいむの予想をはるかに超えて・・・。
ある時には、
『れいむちゃんんんのぉおお!!!!
しーしーをぉおおお!!!顔にかけてぇええええええ!!!』
とか、
またある時には、
『「ゆっくりしねぇええ!!!!』って言いながら、体当たりしてぇええええええぇえ!!!』
とか、
またまたある時は、
『オレのことを「くそどれい!!!」って言って罵ってぇええええええ!!!!!』
とか・・・。
れいむの今までの金バッチを取るために、習得してきたこととは、
逆のことを望んでくることが多くなった。
れいむも、腹をくくって、ゲスに徹しようと思った。
それがお兄さんが望むことなら、自分の習ってきたこととは違うけど、
頑張ろう。お兄さんがゆっくりできるなら、自分もゆっくりできるはず・・・。
そう信じて、頑張ろうとした。
顔面を真っ赤にしながら、
「す・・・ぱぁ・・・ぅんぅ・・・た・・ぃ・・ぅ・・・」
と、すごく恥ずかしそうにお兄さんの前でうんうんをして見せた。
恥ずかしさのあまり、体が爆発するんでは?
むしろ、爆発してほしい。もうこんなことはしたくない・・・・。
そう思いながら、うんうんをした。
『ヒッハァァァァッァァアアアアアアアア!!!!!!
ウンヌンンンヌンウウウウhンヌンンン!!!!!!!!!
ひゃあぁぁぁぁぁあっぁぁぁアァァァァァァァllッァアアアア!!!!!!』
その時のお兄さんの表情。
それはゆっくりとは別次元。
顔中から大量の汗を流し、目尻が垂れ下がり、瞳は焦点が合ってない。
両目から、哀しい出来事があったわけでもないのに、
物凄い勢いで涙を流し、鼻からは鼻水を・・・口からは涎を出しながら、
体を小刻みにピクピク痙攣しながら、回りを転げまわっている。
「く・・・くそどれぃ・・・?」
自分の飼い主に向かって、それもゆっくりしてほしい相手に向かって、
糞奴隷とゆっくり出来ない言葉を言った。
自分は、お兄さんが大好きだ。好きで好きでたまらない。
それなのに、どうしてこんなことを言わないといけないのか・・・。
れいむは泣きそうになりながらも、我慢した。
『ゆぴぃいぃいいいいいいlっぃいいいいいいl!!!!
ゆがぁljdkljfkldjfkdfだんfだん!!!!!!!
ゆbぇぇ江jfkdjfヵjklふだfまl!!!!!』
声にならない声を上げながら、
喜んでいるのか苦しんでいるのかさっぱりわからない。
ただ、ひとつ言えるのは、
こんなのゆっくりじゃない。
お兄さんはゆっくりしていない。
れいむにはそう見えた。
自分は、飼い主の人間さんをゆっくりさせるのが使命だと思っていた。
だが、それは無理な話なのではと思ってきた。
ゲスなゆっくりになれば、お兄さんをゆっくりさせてあげられると、
思ったが・・・。
なんだか・・・。それも無理なようだ。
ゲスな行為をすればするほど・・・。
お兄さんは壊れていく。
でも、お兄さんはそれをゆっくりだと思っている。
しかし、れいむにはそれをゆっくりだとは思えない。
そして、れいむもゆっくりできない。
お兄さんのゆっくりがれいむのゆっくり。
れいむのゆっくりがお兄さんのゆっくり。
そういう風に学んできたけど・・・。
何だか・・・もう・・・・。わけがわからなくなった・・・。
れいむはもう限界だよ・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~
『れいむちゃんんんん!!!!今日もゆっくりしていってねぇええええ!!!!』
「ゆ・・・ゆっくり・・・して・・・」
『ゆ~ん!!!!挨拶がちゃんとできないれいむちゃんはゲスだねぇ!!!!
ゲスなゆっくりはゆっくりできるよぉおおお!!!!』
「お・・・に・・・い・・・さん・・・」
ここに一人のゲス好きな人間と一匹のれいむがいる。
この人間はゲス愛で派である。
ただし、通常のゲス愛で派とは違う。
すべてのゆっくりをゲスだと思い込んでいる、
いや、それ以外のゆっくりもいると言うことを知らない、
無知なゲス愛で派である。
そして、このれいむは・・・。
ゲスではない。金バッチを取得した良ゆっくりなのである・・・。
飼い主の人間をゆっくりさせたいために、ゲスになろうとして、
ゲスになりきれず、肉体的にも精神的にも限界に近づいているゆっくりなのである・・・。
あとがき
ゆっくりがまともな思考、人間が餡子脳っていう設定のSSは、
今更って気もするけど、つい書いてみた。
あと、あまあまさんちょうだいね!!
他の作品
* ふたば系ゆっくりいじめ 149 鞭打
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* ふたば系ゆっくりいじめ 162 ユグルイ その2
* ふたば系ゆっくりいじめ 168 ユグルイ その3
ユグルイ その3について
すみません。ラストは、超展開すぎました。
出勤前だったので、勢いのみで書いてしまいました。
強化外骨格にしておけば、まだシ○ルイっぽさを残せたかも・・・。