ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3041 さかり場
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ankoss
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『さかり場』 13KB
いじめ 自業自得 仲違い 同族殺し 番い 群れ 野良ゆ 赤ゆ 現代 虐待人間 すっきりー 暇つぶしにどうぞ
いじめ 自業自得 仲違い 同族殺し 番い 群れ 野良ゆ 赤ゆ 現代 虐待人間 すっきりー 暇つぶしにどうぞ
- 作中、性的な表現が多数ありますが、仕様です。
- その他ネタ被り、意味不明な箇所など書き捨て御免ということで。
- それでも読んでみる方は暇つぶしにどうぞ。話のネタにしてくれたら幸いです。
- 4作目です。過去作は個人的な都合で現在表示していません。目印は内外にあるんで簡単に判っちゃうかも。
さかり場
「おにいざん! れいむのうまれでぐるおちびちゃんのだめにあまあまをぐだざい!」
「わかるよー! おにいさんはちぇんにあまあまをくれるんだね! わかるよー!」
「そこのくずどれい! いだいなるまりささまにあまあまをゆっくりしないでよこすんだぜ!」
「でいぶはしんぐるまざーなんだよ! だからあまあまをちょうだいね! たくさんでいいよ!」
「このとかいはなありすが、おにいさんのあまあまをもらってあげてもいいわよ!」
「れいむきゃわいくってごみぇんね! おれいはあまあまたくさんでいいよ!」
「ちーんぽ! ぼにゅーしおふきー! そーろーぴゅっぴゅっ! みょん!」
「まりしゃはちゅよいんだじぇ! あみゃあみゃをきゅれちゃらにげちぇもいいじぇ!」
「むきゅきゅ! あまあまをくれたらぱちぇがいだいなるちえをさずけるわ!」
「んほぉぉぉぉ!! んほぉぉぉぉ!!」
OH MY GOD!!
エアコンが壊れたので夕涼みに公園に来てみたら、茂みに隠れていた沢山の野良ゆっくり共に絡まれた。
そういえば、この公園には噴水があるんだっけ。灼熱の町中からゆっくり共が集まるわけだ。
数が集まれば水はあっても飯は無くなる一方。道行く人間におねだりするって寸法か。
ゆっくり共は一様に必死の眼差しを向けてくる。だが当方にあまあまの用意、無し。
そういえば、この公園には噴水があるんだっけ。灼熱の町中からゆっくり共が集まるわけだ。
数が集まれば水はあっても飯は無くなる一方。道行く人間におねだりするって寸法か。
ゆっくり共は一様に必死の眼差しを向けてくる。だが当方にあまあまの用意、無し。
「「「「「あまあま! あまあま! あまあま! あまあま!」」」」」
ちょっと考えてる間に50頭以上にも増えてるんじゃないか? ため息が出た。
ゆっくり共をつぶして回りたいが、正直このクソ暑い中ではそれを考えるだけでウンザリする。
とはいえ加工所に一斉駆除を頼むのも味気ない。俺は自慢じゃないが暇を持て余してる。さて。
ゆっくり共をつぶして回りたいが、正直このクソ暑い中ではそれを考えるだけでウンザリする。
とはいえ加工所に一斉駆除を頼むのも味気ない。俺は自慢じゃないが暇を持て余してる。さて。
ふと、足元に目を向けると、茎を生やしたれいむが目に入った。そうだ。アレを試してみるか。
「みんなー! あまあまは好きかーっ!?」
「「「「「ゆ? ゆおぉーっ!!!」」」」」
ゆっくり共はこちらの問いかけに一瞬間をおいて、一斉に肯定の掛け声を上げた。
いいノリだ。これは期待できる。
いいノリだ。これは期待できる。
「おちびちゃんは好きかーっ!?」
「「「「「ゆおぉーっ!!!」」」」」
「俺もおちびちゃんが大好きだぞー! だから、みんなの中で一番おちびちゃんが
多く実ってるゆっくりだけに、あまあまを腹いっぱいあげるぞー!!」
多く実ってるゆっくりだけに、あまあまを腹いっぱいあげるぞー!!」
ざわ……ざわ……
ゆっくり共は当惑の表情を浮かべている。まあ、そうだろうな。
ゆっくり共は当惑の表情を浮かべている。まあ、そうだろうな。
「いいからとっととまりささまにあまあまよこすんだぜ! くそどれい!」
「はい失格! おちびちゃんの実ってないゆっくりには、絶対あまあまはあげません!!」
「どぼじでぇぇぇぇぇっ!!」
話を聞いていなかったまりさを集団の向こうに蹴っ飛ばしてやる。
俺から譲歩を引き出せない事を理解した一部のゆっくり共は、話を伺おうと集まってきた。
俺から譲歩を引き出せない事を理解した一部のゆっくり共は、話を伺おうと集まってきた。
「む、むきゅ! おちびちゃんがいるゆっくりだけ?」
「そう! 生まれる前のおちびちゃんだけ! 生まれ落ちているおちびちゃんはダメ!
逆におちびちゃんでも、一番おちびちゃんが実ってたらあまあまあげるぞ!」
逆におちびちゃんでも、一番おちびちゃんが実ってたらあまあまあげるぞ!」
「ありすのぽんぽんにはおちびちゃんがいるんです! あまあまをください!」
「何頭いるかわからないから、胎生にんっしん! はダメ! 茎生やして出直してこい!」
「ちーんぽ! とっしーまらぼにゅーおなきん? みょん!」
「日本語でおk」
「れいむのおちびちゃんは、いち、に……たくさんいるよ。だからあまあまちょうだい!」
「3頭だけか。そっちのれいむは5頭実ってるぞ。だからお前にはあげない!」
このれいむとの質疑応答が終わるや、ゆっくり共の視線が実ゆっくりを5頭実らせたれいむに向く。
パッと見渡したところ、あのれいむが一番生やしているか。
パッと見渡したところ、あのれいむが一番生やしているか。
「そうだな。このままだと、そこのれいむだけあまあまがもらえるな。このままだと」
「じゃあ、おちびちゃんがおなじだけはえてたら、あまあまもらえるのぜ?」
「同じだったら一番じゃないなぁ。一番多くおちびちゃんが実ってるゆっくり1頭にだけ、
あまあまをあげるぞ! 1頭だけにだ!」
あまあまをあげるぞ! 1頭だけにだ!」
実ゆを5頭実らせたれいむは、番いであろうまりさと共に歓喜の表情を浮かべた。
2頭とも身なりもボロボロで相当苦労したんだろう。嬉し涙まで流している。
2頭とも身なりもボロボロで相当苦労したんだろう。嬉し涙まで流している。
「ぐすん。よかったよ。あまあまむーしゃむーしゃすればげんきなおちびちゃんがうまれるよ!」
「あ、ありがとうなんだぜ、にんげんざん! ありがどうなんだぜ!!」
しかし、感動している2頭の周囲には、祝福するどころか険悪な雰囲気が流れている。
ここまでは予想通りだが、さてさて釣れますか。
ここまでは予想通りだが、さてさて釣れますか。
「ふざけるなだぜぇ! まりささまにもあまあまをよこすんだぜぇ!!」
「ダメだ! 茎生やして出直してこい!! ほら、あまあまあげるから来いよ、れいむ」
俺は抗議するまりさを制すると、5頭の実ゆを実らせたれいむに近づくよう促す。
番いのまりさに付き添われ、実ゆっくりを気遣うように、ゆっくり近づくれいむ。
いよいよ俺の目の前に、れいむ達がたどり着いたその時だった。
番いのまりさに付き添われ、実ゆっくりを気遣うように、ゆっくり近づくれいむ。
いよいよ俺の目の前に、れいむ達がたどり着いたその時だった。
「ゆがぁぁぁぁっ!! あまあまをひとりじめするげすはじねぇ!!」
「ゆぎゃんっ!?」
横にいた、3頭の実ゆを実らせたれいむが5頭の実ゆを実らせたれいむを突き飛ばした。
突然のことで、番いのまりさも、周りのゆっくり達も呆気にとられて見守るしかなかった。
確信の笑みを浮かべたのは俺一人だ。
突然のことで、番いのまりさも、周りのゆっくり達も呆気にとられて見守るしかなかった。
確信の笑みを浮かべたのは俺一人だ。
「ゆ゛あ゛ぁぁぁぁぁっ!! でいぶのがわいいゆっぐりじだおぢびぢゃんがぁぁぁ!!」
「おぢびぢゃんんんっ! いまずぐなおっでぇぇ べーろ、べーろ!」
哀れ、突き飛ばされたれいむがゴロゴロ転がった際、実ゆ達が実った茎が折れてしまった。
番いのまりさが泣きながら舌を這わすが、地面に落ちた際に深く傷ついてる。手遅れだ。
突き飛ばした方のれいむといえば、全く悪びれる様子が無い。
番いのまりさが泣きながら舌を這わすが、地面に落ちた際に深く傷ついてる。手遅れだ。
突き飛ばした方のれいむといえば、全く悪びれる様子が無い。
「いいきみだよ! さあ、おにいさん。すてきなれいむにあまあまたくさんちょうだいね!」
「ほう、それでおちびちゃんはどうした?」
「ゆっ? ……どぼじでぇぇぇぇ!? でいぶのおぢびぢゃんだぢ、どごぉぉぉぉ!?」
突き飛ばした衝撃で生えてた実ゆを全て落っことしていたことに、今頃気がついたのか。
しかもお前のあんよで踏みつぶしていることに、まだ気がつかないのか。
バカは放っておくとして、本番はこれからだ。
しかもお前のあんよで踏みつぶしていることに、まだ気がつかないのか。
バカは放っておくとして、本番はこれからだ。
「それじゃ他のみんなにもチャンスをやるぞー! 太陽が沈むまで待ってやる。
太陽が沈んだときに一番おちびちゃんを多く実らせたゆっくりに、あまあまをあげるぞー!!」
太陽が沈んだときに一番おちびちゃんを多く実らせたゆっくりに、あまあまをあげるぞー!!」
思わぬ譲歩に、ゆっくり共は各々周囲のゆっくり共を見まわして、明らかに困惑している。
日没まで2時間ぐらいあるかな。木陰の芝生に腰を下ろして見物させてもらおう。
日没まで2時間ぐらいあるかな。木陰の芝生に腰を下ろして見物させてもらおう。
「「「「「ゆわぁぁぁぁぁぁ……!!」」」」」
欲望に囚われたゆっくり共が動き始めた。まずは実ゆを実らせているゆっくり達が狙われた。
たちまち囲まれて、番い諸共襲われている。
たちまち囲まれて、番い諸共襲われている。
「やめでぇぇぇ!! でいぶのおぢびぢゃんをどらないでぇぇ!!」
「わがらないよぉぉぉ!! ぢぇんのおぢびじゃんも、ぢぇんも、ぢぎらないでよぉぉぉ!!」
「れいむとおちびはまりさがまもtっ!? ゆぎゃぎゃぁぁぁぁっ!!」
実ゆっくりどころか、もう親ゆっくりごと八つ裂きにされてるなぁ。うん、残酷無残。
別の一角では、番いのゆっくり共が節操無く「すっきりー」を始めている。
別の一角では、番いのゆっくり共が節操無く「すっきりー」を始めている。
「いくのぜぇ! いっぱいにんっしん! するのだぜぇ!!」
「あぁっ、きてぇ! まりさのでおちびちゃんいっぱいにんっしん! させてぇ!!」
「ちんぽ! ちんぽ! ちんぽ! ちんぽ! ちーんぽぉっ!!」
「むきゅー!! はげしすぎるわぁ……」エレエレエレエレエレ
「まりしゃあ、れいみゅとしゅっきりー、しちぇ?」
「う、うん。れいみゅとしゅっきりしちぇ、あみゃあみゃもらおうにぇ!!」
「「「「すっきりー!!!」」」」
「にんっしん!」した母役ゆっくりの額から、たちまち小粒の実ゆが実った茎が生えてくる。
しかし、多くの父役ゆっくりは、「すっきりー」をやめようとしない。
しかし、多くの父役ゆっくりは、「すっきりー」をやめようとしない。
「まだたりないんだぜぇ! もっとおちびちゃんがいればあんっしん! だぜぇ!!」
「もっとありすをにんっしん! させてぇ! とかいはなおちびちゃんをたくさんよぉっ!!」
「「す、す、す、すっきりー!!!」」
1頭で2本も3本も茎を生やし始めている母親ゆっくりも出始めた。
体力の消耗に関わらず、安堵の表情を浮かべる番いのゆっくり達。
体力の消耗に関わらず、安堵の表情を浮かべる番いのゆっくり達。
「ゆっくりできないくずちびは、ゆっくりしないでしぬのだぜっ!!」
「ゆぎゃぁぁっっ!? でいぶのおぢびぢゃぁぁん゛っっ!!」
父役ゆっくりは母役ゆっくりを十分に「にんっしん!」させると、周りの母役ゆっくりを襲う。
「すっきりー」直後で消耗し、脆い実ゆを実らせた母役ゆっくりは逃げようがない。
「すっきりー」直後で消耗し、脆い実ゆを実らせた母役ゆっくりは逃げようがない。
「ゆっくりできないくずちびどもは、まりささまがせいっさい! したのだぜ!
これであまあまは、まりさのありすのものだぜ!! ……ありすぅ!?」
これであまあまは、まりさのありすのものだぜ!! ……ありすぅ!?」
「もっど……どがいばに……ゆっぐり……じだがっだ……」
「どぼじでまりざのありずどおぢびぢゃんがぁぁぁぁ!?」
例外は無い。実ゆを結んだ母役ゆっくりは片っ端から襲われていた。むーざんむーざん。
視界を巡らすと、あまあまを求めて多種多様なゆっくり模様が繰り広げられている。
その規模は、茂み等で眠っていたゆっくり共にも伝播し、すでに公園全体に及んでいる。
その規模は、茂み等で眠っていたゆっくり共にも伝播し、すでに公園全体に及んでいる。
「んほぉぉぉぉ!! ありすにとかいはなおちびちゃん、ちょうだいねぇぇぇん!!」
「ゆ゛ん゛や゛ぁぁぁぁぁぁっ!! もうずっぎりじだぐなぃぃぃぃ!!」
れいぱー化したありすがまりさに圧し掛かって逆れいぽぅしている。
れいぱーありすの頭には無数の茎が生えているが、あれじゃ母体も持たないだろう。
他にも逆れいぽぅしているゆっくりは結構数いたが、制限なしに「すっきりー」する為、
大概は両方とも永遠にゆっくりし、生き残っても軒並み襲われる羽目になっていた。
れいぱーありすの頭には無数の茎が生えているが、あれじゃ母体も持たないだろう。
他にも逆れいぽぅしているゆっくりは結構数いたが、制限なしに「すっきりー」する為、
大概は両方とも永遠にゆっくりし、生き残っても軒並み襲われる羽目になっていた。
「いくのぜ、まりさのおちびちゃん、いっぱいうんでくれだぜ!」
「まら! まぐなむぺにぺにしおふきー! みょん!!」
「「すっきりー!!」」
母役の大勢が序盤で永遠にゆっくりした為、余った父役同志で意気投合したゆっくり達もいた。
だからと言ってそれが有利に働くわけでもない。やはり実を結んだ傍から襲われている。
だからと言ってそれが有利に働くわけでもない。やはり実を結んだ傍から襲われている。
「どぼじででいぶのぼんぼんざんにおぢびぢゃんがいるのぉぉっ!?」
「ざんねんだけどやりなおしだぜ。れいむ、がまんするんだぜぇ!!」
「ゆぎゃぁぁっ!? まりざ、やめでね! もうおうぢがえりゅげぇ!!」
胎生で「にんっしん!」した母役れいむが、父役まりさに腹を突き飛ばされている。
中絶してやり直すつもりだろうか? その母役れいむ、ぽんぽん破れて餡子が漏れてるぞ。
中絶してやり直すつもりだろうか? その母役れいむ、ぽんぽん破れて餡子が漏れてるぞ。
「むきゃぁぁ!! やめちぇぇぇ!! おかあしゃん、やめちぇぇぇ!!」
「れいむのおちびちゃん、いっぱいおちびちゃんつけてあまあまもらってね!!」
「むきゅ……もっちょ、ゆっきゅり……」エレエレエレ
「すっきりー! ……おぢびぢゃぁぁぁん!?」
我が身可愛さから、自分の子供に「すっきりー」している母役ゆっくりまでいる。
ぱちゅりーに限らず、実を結ぶ前に永遠にゆっくりしちゃってるが。マジ幼児虐待。
ぱちゅりーに限らず、実を結ぶ前に永遠にゆっくりしちゃってるが。マジ幼児虐待。
「おにいさん。まりさ、おちびちゃんいっばいうまれるんだぜ。だから、あまあまたくz」
「失格」
「おそらをとn……」 ボチャァァァン!
時間前なのに、地面に落ちている茎をお飾りに沢山刺してくる小賢しいバカゆっくり達もいた。
論外なので片っ端から噴水の池に放り投げてやった。余計なことするな。暑いだろうが。
論外なので片っ端から噴水の池に放り投げてやった。余計なことするな。暑いだろうが。
そんなこんなで、俺は有意義に暇を潰していた。
他の人間達はゆっくり共が繰り広げる阿鼻叫喚の地獄絵図に顔をしかめ、公園から出て行った。
加工所に連絡されたら面倒……でもないか。所詮暇つぶしだし。
他の人間達はゆっくり共が繰り広げる阿鼻叫喚の地獄絵図に顔をしかめ、公園から出て行った。
加工所に連絡されたら面倒……でもないか。所詮暇つぶしだし。
風が涼しくなってきた。気持ちいい。こんなにゆっくりした時間は久しぶりだな。
ゆっくり共のゆっくりしてない様を眺めながら、一時の安らぎに俺は浸った。
ゆっくり共のゆっくりしてない様を眺めながら、一時の安らぎに俺は浸った。
いよいよ夕日が沈む頃、用を足して水分補給をして来たら、随分静かになっていた。
ゆっくり共は皆、力尽きて永遠にゆっくりしていた。
ゆっくり共は皆、力尽きて永遠にゆっくりしていた。
「まあ、こんなところかな。ゆっくり潰すに手足はいらぬ、ってね」
俺は踵を返し、夕日の紅に染まった公園から出ようとした。
「……っで……おにいざ……まっで……」
声がした。生き残りか、どこだ?
注意深く周囲を見渡すと、ゆっくり共の死骸の一つが動いた。生きてやがる。
注意深く周囲を見渡すと、ゆっくり共の死骸の一つが動いた。生きてやがる。
「……おにいざん、まりざ、いっばい、おぢびぢゃん、だぜ……」
そのまりさの額からは茎が3本生えており、合わせて11頭もの実ゆを実らせていた。
しかし、このままでは実ゆに栄養を取られてまりさ自身も永遠にゆっくりするだろう。
俺は確認する。他に動くゆっくりは皆無だし、これ以上の実ゆを実らせた死骸もない。
しかし、このままでは実ゆに栄養を取られてまりさ自身も永遠にゆっくりするだろう。
俺は確認する。他に動くゆっくりは皆無だし、これ以上の実ゆを実らせた死骸もない。
「ああ、おまえが一番だよ。よくがんばったな! 今あまあまあげるからな」
「……あまあま……まりざ、れいむのぶんも、おぢびぢゃんどゆっぐりずるがらね……」
「もう喋るな。目をつぶって待ってろ。……ほら口を開けな」
俺はまりさの口に「あまあま」を入れてやる。
まりさはゆっくりと、口中におさまった甘味を感じ取った。
まりさはゆっくりと、口中におさまった甘味を感じ取った。
「……し、しあわせぇー」
「まだまだいっぱいあるからな。ほら」
「し、し、しあわせぇぇぇーーーっっ!!」
涙を流して「あまあま」を次々味わうまりさ。見る見るうちに母体も実ゆも元気になっていく。
俺は約束は守る男だ。たとえ相手がゆっくりでも、約束をした自分に対してのケジメだからだ。
俺は約束は守る男だ。たとえ相手がゆっくりでも、約束をした自分に対してのケジメだからだ。
「もう目を開けていいんだぞ。身体の具合はどうだ?」
「あ、ありがとうなのぜ! まりさもおちびちゃんもすっかりげんきなのぜ!」
「そいつはよかった。じゃあ、俺は行くわ」
「ま、まってなのぜ! おちびちゃんのために、もっとたくさんあまあまがほしいのぜ」
確かに、まりさの額に実った実ゆは見る見る成長しているようだ。
生まれ落ちるまでには相当な栄養が必要だろう。
生まれ落ちるまでには相当な栄養が必要だろう。
「そうだな。あまあまを腹いっぱいあげないとな」
俺は地面に落ちている「それ」を片っ端から掴み取った。瞬間、まりさの顔色が変わる。
ゆっくりにしては、察しがいい。
ゆっくりにしては、察しがいい。
「お、おにいさん、それを、ど、どうするんだぜ?」
「だから、あまあまだろ? さっきも幸せそうに食べてたじゃないか」
俺は拾い上げた茎から苦悶の表情を浮かべた実ゆを一個一個取る。
れいむ、まりさ、ちぇん、れいむ、ありす、れいむ、っと。やっぱりれいむが多いな。
れいむ、まりさ、ちぇん、れいむ、ありす、れいむ、っと。やっぱりれいむが多いな。
「そ、それ、おぢびぢゃん! ゆ、ゆ、ゆげ……!」
「おおっと! せっかくのあまあま、吐くのは無しだぜ」
俺は嘔吐しそうになったまりさの口に実ゆを放り込んで、両手でしっかり閉じてやる。
しばしの間涙を流して身悶えていたが、やがて口中に広がる甘みに我を忘れた表情になった。
そっと手を放してやれば、まりさは実ゆを余さず飲み込んでいた。
しばしの間涙を流して身悶えていたが、やがて口中に広がる甘みに我を忘れた表情になった。
そっと手を放してやれば、まりさは実ゆを余さず飲み込んでいた。
「あ、あま、あま、あまあま、ゆへ、ゆへ、ゆへへへへへへへへ……」
正気を失ったのか、まりさはもう俺の呼びかけに答えなかった。眼差しの焦点も合ってない。
地面に落ちてる実ゆを貪り、成体ゆっくりの餡子にまで舌を這わせている。
地面に落ちてる実ゆを貪り、成体ゆっくりの餡子にまで舌を這わせている。
「これで約束は果たせた。腹いっぱいのあまあま、よかったな」
「ゆへ、あまあま、ゆへへ、しあわせー! ゆへ、ゆへへへ……」
有意義な時間を過ごした。俺はまりさを一瞥すると帰路についた。
まりさは暗がりの中で貪った。貪った。ただ貪った。
番いのれいむの事も、他のゆっくり達の事も、「おにいさん」の事も、もう頭には無い。
ただ目の前の「あまあま」だけを貪った。
番いのれいむの事も、他のゆっくり達の事も、「おにいさん」の事も、もう頭には無い。
ただ目の前の「あまあま」だけを貪った。
とはいえ、時間が経つにつれて辺りの死臭が濃くなり、「しあわせー」な味わいを打ち消していく。
もっと「しあわせー」な「あまあま」が欲しい。まりさの内側はそれだけで占められていた。
まりさは視界を巡らす。右に、左に。そして――目の前に、あった。
もっと「しあわせー」な「あまあま」が欲しい。まりさの内側はそれだけで占められていた。
まりさは視界を巡らす。右に、左に。そして――目の前に、あった。
「あ、あまあま! ゆへ、ゆへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」
まりさは舌を伸ばす。
目の前に揺れる。丸々と実った自らの実ゆに――。
「し、し、し、しあわせぇぇぇぇぇーーーっっ!!!」
完