ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3073 にんっしんと赤ゆのそれぞれ・動物型
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『にんっしんと赤ゆのそれぞれ・動物型』 29KB
いじめ 観察 不運 日常模様 妊娠 番い 飼いゆ 赤ゆ 子ゆ 都会 現代 独自設定 ぺにまむ 一応続き
いじめ 観察 不運 日常模様 妊娠 番い 飼いゆ 赤ゆ 子ゆ 都会 現代 独自設定 ぺにまむ 一応続き
15作目
長くなったので分け
でも前回を読まなくてもたぶん平気
長くなったので分け
でも前回を読まなくてもたぶん平気
*注
- 多数のリスペクト(パクリとも言う)あり ・ゆっくりの性行為あり
- 独自解釈多数 ・ストーリーなど、無い ・テンプレ万歳!
『にんっしんと赤ゆのそれぞれ』
ケース2:動物型にんっしん(飼いゆっくり)
「れいむぅ!まりさのびっぐまぐなむはどうだぜ!きもちいいんだぜぇ!?」 パン パン パン
「きもちいよぉまりざぁ!れいむいっぢゃうぅぅぅ!!」 ぐちょ ぐちょ ぐちょ
「きもちいよぉまりざぁ!れいむいっぢゃうぅぅぅ!!」 ぐちょ ぐちょ ぐちょ
2匹のれいむとまりさがぺにまむを用いたすっきりをしている。その2匹の頭には、飼いゆっくりである証のバッジが輝いていた。
「れいむぅ!れいむぅ!れいむぅぅ!」 スパンっ スパンっ スパンっ
「まりさぁ!まりさぁ!まりさぁぁぁ!」 ぐっちょん ぐっちょん ぐっちょん
「まりさぁ!まりさぁ!まりさぁぁぁ!」 ぐっちょん ぐっちょん ぐっちょん
爪楊枝ぐらいのぺにぺにを立たせたまりさは、それをれいむのまむまむに激しく打ち付けて出入りさせている。
それを受けてれいむもまた気持ち良さそうな声を出しまくっており、周囲に体から出た粘液を飛び散らせていた。
それを受けてれいむもまた気持ち良さそうな声を出しまくっており、周囲に体から出た粘液を飛び散らせていた。
「れいむ!イグよ!イグイグイグイグゥゥゥ!!」
「ゆ!!まりさぁぁぁぁ!!」
「ゆ!!まりさぁぁぁぁ!!」
まりさがラストスパートとばかりにその振動速度を上げる。れいむも、まりさのフィニッシュを受け止めるべくまむまむを激しく収縮させ、そして、
「「んほおおおおおおおおおおぉぉぉおぉぉおぉぉ!!!!すっきりいいいいぃぃぃいぃぃいぃぃい!!!!」」
2匹は甲高く悲鳴のような声を上げながらすっきりをした。
同時にまりさのぺにぺにの先端から精子餡がドクドクと迸り、れいむのまむまむを満たしていく。にんっしん率100%のゆっくりでは、これで確実に子供ができただろう。
同時にまりさのぺにぺにの先端から精子餡がドクドクと迸り、れいむのまむまむを満たしていく。にんっしん率100%のゆっくりでは、これで確実に子供ができただろう。
「ゆふぅ!ゆふぅ!・・・・・・もっとぉ、れいむ、まりさのたくましいぺにぺにがもっとほしいよぉ!」
「いいんだぜぇ・・・こんやはうちどめしらずでいくんだぜぇ!」
「いいんだぜぇ・・・こんやはうちどめしらずでいくんだぜぇ!」
だが2匹はそれだけでは満足できなかったのか、まだ続けるつもりのようだ。
れいむがまむまむをフリフリと揺らし、まりさを誘う。それを受け、再びまりさの爪楊枝サイズのぺにぺにがそそり立つ。
れいむがまむまむをフリフリと揺らし、まりさを誘う。それを受け、再びまりさの爪楊枝サイズのぺにぺにがそそり立つ。
「ゆふん!まりさのじまんのぺにぺにだよ!これでれいむをもっとめろっめろにするんだぜぇ!」
「ゆ~ん!まりさぁ、はやくぅ!れいむまちきれないよぉ」
「んほほほぉう!れいむぅぅぅ!!」
「ゆぅぅぅん!まりさぁぁぁぁ!!」
「ゆ~ん!まりさぁ、はやくぅ!れいむまちきれないよぉ」
「んほほほぉう!れいむぅぅぅ!!」
「ゆぅぅぅん!まりさぁぁぁぁ!!」
結局、2匹のその行為は3回ぺにまむでのすっきりを終えるまで続いた。
・
・
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「ゆぅ~ん!れいむのかわいいおちびちゃんができたよ!」
「ゆ~!!たのしみなんだぜ!まりさのおちびちゃん、はやくあいたいんだぜぇ!!」
「ゆ~!!たのしみなんだぜ!まりさのおちびちゃん、はやくあいたいんだぜぇ!!」
翌日、れいむのお腹は見事なまでにプックラと膨れており、胎生にんっしんをしていることは明らかであった。
3回もすっきりをしたのだから当然だが、通常の胎生にんっしんよりもでかくなっており動くことすらできそうにない状態だ。
これが自然の世界なら中々に大変な負担が父親のまりさを襲うことだろう。母親のれいむも普通ならこんな数を産めるほど体力は無い。
だが2匹の場合は何の問題も無かった。
3回もすっきりをしたのだから当然だが、通常の胎生にんっしんよりもでかくなっており動くことすらできそうにない状態だ。
これが自然の世界なら中々に大変な負担が父親のまりさを襲うことだろう。母親のれいむも普通ならこんな数を産めるほど体力は無い。
だが2匹の場合は何の問題も無かった。
「「おにいさん!れいむ(まりさ)のおちびちゃんができたよ!!」」
「おーう、おめでとさん」
「おーう、おめでとさん」
何しろ、飼い主のお兄さんが身の回りのことは大体してくれるのだから。
胎生にんっしんをした場合、丈夫で大きな子ゆっくりを生むことができる。
これは生むことさえできれば、生まれた子供は生き残る確立が高いということだ。だがその性質上、代わりに出産まで時間と大量の栄養が必要になってくる。
その間はにんっしんしたゆっくりは動くことがままならないので、野生ではよほど恵まれた環境になければ余り見られない出産方法である。
その点、飼いゆっくりという立場は衣食住の全てをクリアしている。
これは生むことさえできれば、生まれた子供は生き残る確立が高いということだ。だがその性質上、代わりに出産まで時間と大量の栄養が必要になってくる。
その間はにんっしんしたゆっくりは動くことがままならないので、野生ではよほど恵まれた環境になければ余り見られない出産方法である。
その点、飼いゆっくりという立場は衣食住の全てをクリアしている。
「ほれ、ご飯だ。ゆっくり食べろよ~」
「ゆ~ん!む~しゃむ~しゃ!む~しゃむ~しゃ!」
「おいしぃ~!しあわせぇ!!」
「ゆ~ん!む~しゃむ~しゃ!む~しゃむ~しゃ!」
「おいしぃ~!しあわせぇ!!」
2匹は飼い主から渡された食事を口の中に掻きこんでいく。
しっかりと栄養を取ることは、お腹の中の子供のためにも必需事項だ。母体のゆっくりがゆっくりすればするほど、そのゆっくり成分は子供にも良い影響を与える。
しっかりと栄養を取ることは、お腹の中の子供のためにも必需事項だ。母体のゆっくりがゆっくりすればするほど、そのゆっくり成分は子供にも良い影響を与える。
「ゆふぅ~!れいむぽんぽんさんがいっぱいになったよ!」
「まりさもだぜぇ!・・・ゆ!おなかがいっぱいになったら、つぎはうんうんをしたくなったんだぜ!!」
「はいはい、ちゃんと片付けてやるからトイレでしろよ~」
「まりさもだぜぇ!・・・ゆ!おなかがいっぱいになったら、つぎはうんうんをしたくなったんだぜ!!」
「はいはい、ちゃんと片付けてやるからトイレでしろよ~」
「「ゆん!分かったよ!おにいさん!!」」
こうして、2匹は身の回りの心配が全く要らないという、とてもとても恵まれた環境で出産まで過ごすこととなった。
・
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まりちゃはとてもとても安らかなまどろみの中、ゆっくりと暖かい気持ちに包まれていた。
プカプカ
ふわふわ
ふわふわ
まりちゃを包む世界はどこまでも優しく、暖かいものである。
(まりちゃ、とってみょゆっくちしちぇるよ!)
それはとても心地よく、まりちゃをゆっくりさせてくれる世界、母の胎内だ。そしてその母の胎内というどこよりも安全な世界、そこにいるのはまりちゃだけではない。
(れいみゅゆっくちしちぇるよ!)
(まりちゃもだよ!)
(まりちゃもだよ!)
まりちゃのすぐ近くには、まりちゃの姉か妹になる存在がたくさんいた。まりちゃとは別のまりちゃも、れいみゅも、それぞれ皆ゆっくりとこの空間を漂っている。
目がまだ完成していないまりちゃには実際にそれらを見ることはできない。(そうでなくても、胎内の暗さでは何も見えないだろうが)
だが不思議と、まりちゃは自分も含めた皆が微笑みを浮かべてゆっくりとできていることは感じ取ることができたのであった。
目がまだ完成していないまりちゃには実際にそれらを見ることはできない。(そうでなくても、胎内の暗さでは何も見えないだろうが)
だが不思議と、まりちゃは自分も含めた皆が微笑みを浮かべてゆっくりとできていることは感じ取ることができたのであった。
やがて時間が経ち、まりちゃを包む世界に少しだけ変化が訪れる。
(あっちゃかいにぇ)
(ゆぅん、あっちゃかいにぇ)
(ゆぅん、あっちゃかいにぇ)
それはまりちゃや他の皆が大きくなったことで、母体の中が狭くなったことだ。
だがまりちゃはそれを窮屈だと感じたことは無かった。むしろ母の胎内や他の姉妹に触れている今の状態は、餡子の奥が暖かくなる安心感があった。
それは皆も同じなのだろう。だれも不安そうな気配を出していないことをまりちゃは感じていた。
だがまりちゃはそれを窮屈だと感じたことは無かった。むしろ母の胎内や他の姉妹に触れている今の状態は、餡子の奥が暖かくなる安心感があった。
それは皆も同じなのだろう。だれも不安そうな気配を出していないことをまりちゃは感じていた。
そんなまりちゃの日々は、ゆっくりらしいとてもゆっくりとしたものだ。
(ちゅーり、ちゅーり)
(ゆゅん、ちゅーり、ちゅーり!)
(ゆゅん、ちゅーり、ちゅーり!)
まりちゃに触れている姉妹や母の胎内にすーりすーりをしたり、他の姉妹ともすーりすーりしようと身じろぎしたり、そんなことばかりだ。
それ以外の時は大体がゆっくりと暖かい世界の中で眠るか、あるいはまだ見ぬ外の世界に思いを馳せるかのどちらかであった。
それ以外の時は大体がゆっくりと暖かい世界の中で眠るか、あるいはまだ見ぬ外の世界に思いを馳せるかのどちらかであった。
(おいちぃあみゃあみゃをむーちゃむーちゃして、しょれからおきゃあしゃんとおちょうしゃんにしゅーりしゅーりして、しょれから・・・)
(みんにゃといっしょにあしょびちゃいよ!こーりょこーりょしちぇ、にょーびにょーびしちぇ、ぴょんぴょんだっちぇ!)
(おきゃあしゃんにょゆっくちしちゃおうちゃもききちゃいし、おちょうしゃんのおぼうししゃんでたきゃいたきゃいもしちゃいにゃ)
(きゃわいいおきゅしゃんといっしょにゆっきゅりしちぇ・・・ゆぅ~ん、ゆっきゅり~)
それは考えるだけでとても楽しく、まりちゃの顔は常に笑顔の状態だ。声が出せれば笑い声が絶えなかっただろう。
目が開けられていたら、それはもう嬉しそうな希望に満ちた目を見れていただろう。
目が開けられていたら、それはもう嬉しそうな希望に満ちた目を見れていただろう。
まりちゃは幸せで暖かい、そんなゆっくりとした将来が自分を待っていると信じている。
まりちゃを包む世界から感じる安らぎ、それがまりちゃの考えが間違っていないという自信を与えていた。
まりちゃを包む世界から感じる安らぎ、それがまりちゃの考えが間違っていないという自信を与えていた。
・
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・
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まりちゃがそれからも大きくなり、しっかりとした子ゆっくりサイズのまりしゃとなった頃、世界にさらなる変化が訪れた。
(ゆゆ?うごいてる?)
母の体内がざわめくように脈打ち始める。それは次第に強くなっていき、まりしゃと他の姉妹を一定の方向へと導くように運び出した。
そして同時に、まりしゃの閉じた瞳がまぶた越しに光を感じるようになってくる。その光はまりしゃが送られる先の方から来ているようだ。
そして同時に、まりしゃの閉じた瞳がまぶた越しに光を感じるようになってくる。その光はまりしゃが送られる先の方から来ているようだ。
(ゆ!まりしゃ、とうとううまれるんだね!)
そのことはまりしゃに、とうとう自分が外の世界へ生れ落ちる時が来たことを知らせていた。
まりしゃはそれまで閉じていた瞳を開くと、明確に自分でも光が差し込む方へと進み始める。
まりしゃはそれまで閉じていた瞳を開くと、明確に自分でも光が差し込む方へと進み始める。
「ゆっ、ゆっ、ゆっ!」
「ゆんっ、ゆんっ、ゆんっ」
「ゆんっ、ゆんっ、ゆんっ」
見ればまりしゃの周りの姉妹も、それぞれ光の方へと体をよじるようにしながらウネウネと進んでいる。皆、自分達が生まれる時なのだと理解しているのだ。
「ゆっ!ゆっ!れいむ、ゆっくりうまれりゅよ!」
光、つまり産道という出口に一番近いところにいた子れいむが一番乗りになった。
産道に体を差し込んだ子れいむは、次に体全体を使ってモルンモルンと動いて産道を通っていく。
産道に体を差し込んだ子れいむは、次に体全体を使ってモルンモルンと動いて産道を通っていく。
「つぎはまりしゃだよ!」
「そのつぎはりぇいむだよ!」
「そのつぎはりぇいむだよ!」
その後に続こうと、次々にまりしゃの姉妹が産道へと入っていく。その後をまりしゃも負けじと体を動かし、産道の方へと進んでいった。
「ゆ!まりしゃのばんだよ!」
そうしてどんどん姉妹が産道を通って出ていき、ついにまりしゃの番がやってきた。
まりしゃも先にいった姉妹のように、体を振って尻をくねらせ産道へと分け入っていく。
まりしゃも先にいった姉妹のように、体を振って尻をくねらせ産道へと分け入っていく。
「ゆんしょ!ゆんしょ!」
産道の中はそれまでの胎内に比べると大変狭いものであり、進むのも今までのように上手くはいかない。
非力な赤ゆっくりにはちょっとした重労働だ。だがまりしゃはそれでも一生懸命進んでいく。
それを応援するように、産道自体の壁もまりしゃを前へ前へと送り出そうと脈動をする。それに助けられながら、まりしゃは少しずつ少しずつ出口へと向かっていた。
そして出口に近づくにつれ、外の世界の音が聞こえ始める。
非力な赤ゆっくりにはちょっとした重労働だ。だがまりしゃはそれでも一生懸命進んでいく。
それを応援するように、産道自体の壁もまりしゃを前へ前へと送り出そうと脈動をする。それに助けられながら、まりしゃは少しずつ少しずつ出口へと向かっていた。
そして出口に近づくにつれ、外の世界の音が聞こえ始める。
『ゆふぅぅぅ!ゆぶふっぅうぅぅぅ!!』
『がんばるんだぜ!れいむ!ひっひっふーなんだぜ!!』
『がんばれよー』
『がんばるんだぜ!れいむ!ひっひっふーなんだぜ!!』
『がんばれよー』
両親の声が聞こえる。まりしゃはそれに元気付けられ、さらに勢いを増して体をぷりぷりと動かし前進する。
そして遂に、
そして遂に、
「ゆ!」
「ゆぶふぅぅぅ!!」
「ゆ~~~!!まりさそっくりのかわいいおちびちゃんなんだぜ~~!!れいむ、あとすこしなんだぜ!がんばるんだぜ!!」
「おー、またまりさ種か」
「ゆ~~~!!まりさそっくりのかわいいおちびちゃんなんだぜ~~!!れいむ、あとすこしなんだぜ!がんばるんだぜ!!」
「おー、またまりさ種か」
まりしゃの顔が産道から外へと出た。その時まりしゃの目に飛び込んできたのは、母の胎内で想像していたようなゆっくりとした世界であった。
「がんばれ!がんばるんだぜ!おちびちゃんもれいむも、ゆっくりがんばるんだぜ!」
まりしゃの正面には、自分の父であると一目で理解できた親まりさがそのお帽子をしっかりと構えて、まりしゃが飛び出すのが今か今かと待っている。
「ゆー!!いもうちょ!れいむのきゃわいいいもうちょのまりさだよ!!」
「がんばって!おかあしゃん、ゆっくり!ゆっくり!まりさもゆっくりがんばって!!」
「ゆー!ゆー!ゆっくり!ゆっくり!」
「がんばって!おかあしゃん、ゆっくり!ゆっくり!まりさもゆっくりがんばって!!」
「ゆー!ゆー!ゆっくり!ゆっくり!」
その周囲には自分より先に出た姉妹がいっぱい、それぞれまりしゃに声援を送ってくれている。
「ゆっ!まりしゃ、ゆっくちうまれるよ!」
幸せのゆートピア、そんな言葉がまりしゃの脳裏を過ぎった。
ならばそこに今から加わる自分も、それに相応しいゆっくりであらねば。そう思ったまりしゃは、母の胎内で考えていた最高の表情を浮かべ、キリッとする。
そして、
ならばそこに今から加わる自分も、それに相応しいゆっくりであらねば。そう思ったまりしゃは、母の胎内で考えていた最高の表情を浮かべ、キリッとする。
そして、
「ゆふん!」 すっぽ~ん
次の瞬間、親れいむがまりしゃをとうとう生み出した。
「ゆん!」
飛び出したまりしゃを、親まりさがお帽子のクッションで柔らかくキャッチする。
そして勢いが止まり、しっかりと地面にそのあんよを着地させたまりしゃは、渾身一発
そして勢いが止まり、しっかりと地面にそのあんよを着地させたまりしゃは、渾身一発
「ゆっくりしていってね!!」
「「「「ゆっくりしていってね!!」」」」
「「「「ゆっくりしていってね!!」」」」
その最初の『ゆっくりしていってね!』を元気よくとどろかせた。それに両親も姉妹も目に涙を浮かべながら、とてもとても嬉しそうな表情で返事をする。
ここに、まりしゃは笑顔に見守られ祝福されながら誕生した。
ここに、まりしゃは笑顔に見守られ祝福されながら誕生した。
「ゆ!つぎのおちびちゃんが!ゆゆゆゆゆ!」
「ゆ!おぼうしのじゅんびはだいじょうぶだぜ、れいむ!」
「おー、まだいるのか。今回は豊作だなぁ」
「ゆ!おぼうしのじゅんびはだいじょうぶだぜ、れいむ!」
「おー、まだいるのか。今回は豊作だなぁ」
と、母れいむが再び産気づく。まりしゃの後にも、妹となるれいむやまりさはまだいるのだ。
「まりしゃもおうえんするよ!」
「ゆー!がんばれー!!」
「ゆっくりー!!」
「ゆー!がんばれー!!」
「ゆっくりー!!」
そのことに気が付いたまりしゃは、自分がそうされたように今度は妹に声援を送り始める。
皆も母れいむのまた開き始めた産道へ声をかけ初め、集中する。
皆も母れいむのまた開き始めた産道へ声をかけ初め、集中する。
「よっと」
「おしょらをとんでるみたい!」
「おしょらをとんでるみたい!」
だからまりちゃが急に浮遊感を感じ、その意識を落としたことにも誰も気が付かなかった。
・
・
・
・
・
子れいむはその番の子供、それも長女として生まれたゆっくりであった。
『む~ちゃ、む~しゃ、しあわしぇー!!む~しゃむ~しゃ、しあわせー!!』
『ゆふふ、おちびちゃん。そんなにあわててごはんさんをたべなくても、まだいっぱいあるよ』
『ゆぅ~!まりしゃも!む~ちゃむ~しゃ、しあわしぇ!!』
『ゆふふ、おちびちゃん。そんなにあわててごはんさんをたべなくても、まだいっぱいあるよ』
『ゆぅ~!まりしゃも!む~ちゃむ~しゃ、しあわしぇ!!』
そんな子れいむのゆん生は幸せに満ちていた。自分の周りにはゆっくりした両親がおり、さらにかわいい妹も沢山いる。
『飼い主』というお兄さんも、いつも美味しいあまあまをくれるし玩具だって楽しいものばかりだ。
ここはかつて母の胎内で夢見た世界そのままであった。何一つゆっくりできないことは無く、世界は愛で満ちている。
『飼い主』というお兄さんも、いつも美味しいあまあまをくれるし玩具だって楽しいものばかりだ。
ここはかつて母の胎内で夢見た世界そのままであった。何一つゆっくりできないことは無く、世界は愛で満ちている。
『ゆっくりしていってね!かわいいれいむがゆっくりうまれたよ!!』
『『ゆっくりしていってね!おちびちゃん!!』』
『『ゆっくりしていってね!おちびちゃん!!』』
思えば子れいむのゆん生は祝福から始まったものである。生まれた瞬間に両親からゆっくりしていってねと愛の言葉を受け、自分も妹にそう言った。
あの瞬間に子れいむの体内の餡子に満ちた温かなポカポカとした気持ち、『あぁ、これがゆっくりなのだ』、と子れいむは感じていた。
その温かな気持ちを皆にも分けてあげる、それがゆっくりしていってね、その言葉が示すことなのだ、と幼心に思ったものである。
あの瞬間に子れいむの体内の餡子に満ちた温かなポカポカとした気持ち、『あぁ、これがゆっくりなのだ』、と子れいむは感じていた。
その温かな気持ちを皆にも分けてあげる、それがゆっくりしていってね、その言葉が示すことなのだ、と幼心に思ったものである。
それから暫く、子れいむは長女に相応しくあろうと努め、両親や他の姉妹と一緒にゆっくりとした日々を過ごしてきた。
『ゆんっゆんっ!まりしゃはしゅんっそくなんだぜ!』
『ゆ~!まりさとってもはやいね!ゆっくりしてるよぉ~』
『ゆぅ~ん、それほどでもあるんだぜぇ~ゆべっ!?』 コロン、ぺちっ
『ゆぅ!?まりしゃ!?だいじょうぶ??』
『ゆ・・・ゆぅ・・・・・・ゆぅぅ!!ゆ~~!!いたいよ~!!ぴゃあぁぁ~ん!!』
『だいじょうぶ、おねえさんのれいむがぺーりょぺーりょしてあげるからね!ぺーりょ、ぺーりょ!』
『ひっぐ、ゆぅぅ・・・・・・ゆ、おねえちゃんありがとぅ・・・・・ゆっくり~!』
『ゆん、ゆっくりしてね!』
『ゆ~!まりさとってもはやいね!ゆっくりしてるよぉ~』
『ゆぅ~ん、それほどでもあるんだぜぇ~ゆべっ!?』 コロン、ぺちっ
『ゆぅ!?まりしゃ!?だいじょうぶ??』
『ゆ・・・ゆぅ・・・・・・ゆぅぅ!!ゆ~~!!いたいよ~!!ぴゃあぁぁ~ん!!』
『だいじょうぶ、おねえさんのれいむがぺーりょぺーりょしてあげるからね!ぺーりょ、ぺーりょ!』
『ひっぐ、ゆぅぅ・・・・・・ゆ、おねえちゃんありがとぅ・・・・・ゆっくり~!』
『ゆん、ゆっくりしてね!』
妹まりさとぴょんぴょんして駆けっこをしたり、その時に誤って転んでイタイイタイになった妹まりさをぺーろぺーろして慰めたり。
『む~ちゃむ~ちゃ!はふっほふっ、む~ちゃ!しぁわしぇ~!!』
『もっもっ、んぐっんぐっ』
『ゆふふ、おちびちゃんたち、そんなにあせらなくてもごはんさんはいっぱいあるんだぜ?』
『おちびちゃんたちはみんなたべざかりなんだね、ゆっくりしてるよ~』
『が~じが~じ・・・・・・ゆぅぅ・・・かちゃいよぉ・・・・・・ごはんしゃんはれいむにいじわるしないでね!』
『おちびちゃん、おとうさんにまかせるんだぜ!・・・むぐむぐ、むぐむぐ・・・ふぉら!』
『ゆわ~い、おとうしゃんありがとう!!・・・ちゅーぱちゅーぱ!ちゅーぱちゅーぱ!・・・・・・ゆぅぅ、しあわしぇぇ・・・!!』
『もっもっ、んぐっんぐっ』
『ゆふふ、おちびちゃんたち、そんなにあせらなくてもごはんさんはいっぱいあるんだぜ?』
『おちびちゃんたちはみんなたべざかりなんだね、ゆっくりしてるよ~』
『が~じが~じ・・・・・・ゆぅぅ・・・かちゃいよぉ・・・・・・ごはんしゃんはれいむにいじわるしないでね!』
『おちびちゃん、おとうさんにまかせるんだぜ!・・・むぐむぐ、むぐむぐ・・・ふぉら!』
『ゆわ~い、おとうしゃんありがとう!!・・・ちゅーぱちゅーぱ!ちゅーぱちゅーぱ!・・・・・・ゆぅぅ、しあわしぇぇ・・・!!』
皆でむ~しゃむ~しゃして幸せを感じたり、硬いご飯さんをお父さんが噛んで柔らかくしてくれたものを食べたり。
『うんうんしてしゅっきりー!!』 もりゅん!
『おちびちゃん、きょうもげんきなうんうんさんだね!』
『ゆふん!れいむのうんうんさんはゆっくりしたうんうんさんなんだよ!』
『そうだねぇ、おちびちゃんはゆっくりしてるよ!・・・ゆ?もう、おちびちゃん、うんうんさんがまだついてるよ?』
『ゆ?・・・ほんとだ!ごーしごーし!・・・ゆぅ?うまくとれないよ?』
『ぺーろぺーろしてとってあげるよ、ぺーろぺーろ!』
『ゆきゃきゃ、くしゅぐっちゃぁい~♪』
『ほら、これでおちびちゃんがもっときれいきれいになったよ!』
『・・・・ゆ~ん!きれいきれいですっきりー!!』
『おちびちゃん、きょうもげんきなうんうんさんだね!』
『ゆふん!れいむのうんうんさんはゆっくりしたうんうんさんなんだよ!』
『そうだねぇ、おちびちゃんはゆっくりしてるよ!・・・ゆ?もう、おちびちゃん、うんうんさんがまだついてるよ?』
『ゆ?・・・ほんとだ!ごーしごーし!・・・ゆぅ?うまくとれないよ?』
『ぺーろぺーろしてとってあげるよ、ぺーろぺーろ!』
『ゆきゃきゃ、くしゅぐっちゃぁい~♪』
『ほら、これでおちびちゃんがもっときれいきれいになったよ!』
『・・・・ゆ~ん!きれいきれいですっきりー!!』
うんうんが付いてしまったお尻を母れいむにぺーろぺーろでキレイにしてもらったり。
他にも姉妹とこーろこーろやすーりすーりで遊んだり、母れいむのもみ上げに埋まってワサワサ感を楽しんだり、
父まりさのお帽子で高い高いをしてもらったりと、ゆっくりした出来事に暇がないくらいだ。
他にも姉妹とこーろこーろやすーりすーりで遊んだり、母れいむのもみ上げに埋まってワサワサ感を楽しんだり、
父まりさのお帽子で高い高いをしてもらったりと、ゆっくりした出来事に暇がないくらいだ。
そんな日常、それが少し変化したのはゆっくりしたお兄さんからの提案がキッカケだった。
『みんな、そろそろキレイな番を探して自分のおちびちゃんが欲しくないかな?』
お兄さんの提案、番と子供を得るというそれは、子れいむの夢でもあった。
生まれて最初に見た光景、皆が皆ゆっくりとした表情で愛に包まれていた風景。新しい命を祝福するその雰囲気。
それは子れいむの記憶に強く焼きついていた。
自分もいつか母のように素敵な番を見つけ、子供を生み、あの光景を自分のおちびちゃんに見せてあげたい、感じさせてあげたい。そう常々思ってきていたのだ。
生まれて最初に見た光景、皆が皆ゆっくりとした表情で愛に包まれていた風景。新しい命を祝福するその雰囲気。
それは子れいむの記憶に強く焼きついていた。
自分もいつか母のように素敵な番を見つけ、子供を生み、あの光景を自分のおちびちゃんに見せてあげたい、感じさせてあげたい。そう常々思ってきていたのだ。
『ゆ~!!れいむ、かわいいおちびちゃんをうみたいよ!』
だから子れいむは、お兄さんの提案を拒むことなく受け入れた。
『まりさもかわいいでかわいいれいむをおよめさんにしたいんだぜ!』
『れいむも!れいむもだよ!!』
『れいむも!れいむもだよ!!』
そしてそれは、子れいむの妹達も皆同じであった。誰一人として否の声を上げることなく、お兄さんの提案を望んでいた。
『よし、じゃあ決まりだな』
そしてお兄さんも、そんな皆を見てニッコリとした笑顔をゆっくりと浮かべていたのだ。
だが、お兄さんの提案は一つの別れも伴うものであった。
だが、お兄さんの提案は一つの別れも伴うものであった。
『ごめんな、皆で住むことは出来ないんだよ。番のところへ行かないといけないんだ』
子れいむが番を得ておちびちゃんを生むためには、両親や姉妹とは別の場所へ行かなければならないというのだ。
そのことに子れいむを含めた皆が不満を覚えなかった訳ではない。しかし、
そのことに子れいむを含めた皆が不満を覚えなかった訳ではない。しかし、
『皆はもう立派なゆっくりだ。ちょっと早いひとり立ちのようなものだよ。それに大丈夫、戻って来れないわけじゃないんだ。
番を得ておちびちゃんを生んで、そしてよりゆっくりとしたゆっくりになって帰ってくればいいんだよ』
番を得ておちびちゃんを生んで、そしてよりゆっくりとしたゆっくりになって帰ってくればいいんだよ』
その言葉に皆が納得した。そうだ、これは永遠の別れではない、むしろよりゆっくりとした未来への過程なのだ、と。
『それじゃあ、番を探してきてあげるよ。でもさすがに全員の分を一度には無理があるからね。少しだけ時期がズレちゃうけど、立派な君達なら我慢できるだろ?』
そしてそれから、お兄さんが皆の番を見つけてきてはそこに連れて行ってくれるようになった。
『さあ、今回はまりさ、君の番を見つけられたよ』
『ゆ~!!まりさのおよめさんのれいむ!はやくあいたいよ!たのしみだよぉ~!!』
『ゆ~!!まりさのおよめさんのれいむ!はやくあいたいよ!たのしみだよぉ~!!』
お兄さんが言うには、見つけた番が誰にピッタリなのかは運しだいらしい。そのため、妹達の方が先に番を見つけたりしていた。
『まりさいってくるよ!みんな、ゆっくりしていってね!』
『ゆっくりしていってね!まりさ!!』
『ゆっくりしていってね!まりさ!!』
お兄さんに連れられていく妹達を、子れいむは内心羨ましく思いながら、でも長女として祝福しながら見送っていた。
そうして日々が過ぎていき、子れいむの体が亜成体と呼ばれるくらいのサイズになったころ、とうとう子れいむの番が見つかった。
そして番の元に子れいむが行くその日、
そうして日々が過ぎていき、子れいむの体が亜成体と呼ばれるくらいのサイズになったころ、とうとう子れいむの番が見つかった。
そして番の元に子れいむが行くその日、
「おかあさん・・・・・・おとうさん・・・・・・」
「ゆっぐ、ゆぐ・・・おぢびじゃん、げんぎでねぇ・・・ひっぐゆっぐ」
「おちびはまりさのじまんのおちびなんだぜ・・・むこうでも、ゆっくりするんだぜ」
「「おね”ぇちゃん、ゆっくりして”ね・・・ひっぐ」」
「おちびはまりさのじまんのおちびなんだぜ・・・むこうでも、ゆっくりするんだぜ」
「「おね”ぇちゃん、ゆっくりして”ね・・・ひっぐ」」
子れいむは両親と別れの挨拶をしていた。
やはり別れは辛いもので、母れいむは嗚咽を漏らし、父まりさは気丈に振舞っているが涙目だ。
やはり別れは辛いもので、母れいむは嗚咽を漏らし、父まりさは気丈に振舞っているが涙目だ。
「おがあざん、おどうざん、いままでゆっぐりありがどう、ひっぐ、れいむ”ゆっぐりしにいぐよ、ゆっぐ」
子れいむもそれにつられ、つい声が度持ってしまっていた。子れいむ自身、今まで何度も妹達を見送っており何度も別れを経験していたのに止めることは出来なかった。
まだ番が見つからずにいる姉妹達も、皆涙目になりながらも一生懸命笑顔で子れいむを送り出そうとしている。
まだ番が見つからずにいる姉妹達も、皆涙目になりながらも一生懸命笑顔で子れいむを送り出そうとしている。
「もういいか?いくぞ」
「ゆん”、おにいざんも、ありがどう、ひっぐ」
「ゆん”、おにいざんも、ありがどう、ひっぐ」
お兄さんが子れいむをゲージへと入れて持ち上げる。とうとう別れの時だ。
「お”ぢびちゃん、ゆっぐりしでいってねぇ!!」
「ゆっぐりするんだぜぇ!」
「「おねえじゃああん!!」」
「みんなも、ゆっくりじでいってねぇ!!!」
「ゆっぐりするんだぜぇ!」
「「おねえじゃああん!!」」
「みんなも、ゆっくりじでいってねぇ!!!」
皆の声を受けながら飼い主のおにいさんにつれられて、子れいむはとうとうそれまで住み慣れた世界に別れを告げて新たな天地へと旅立った。
幸せな家庭を築き上げることを夢見て、希望を胸に抱きながら。
幸せな家庭を築き上げることを夢見て、希望を胸に抱きながら。
・
・
・
・
・
「ほいっと」
「ゆ?おにいさん、もうついたの?」
「ゆ?おにいさん、もうついたの?」
だがその子れいむの決意に反して、お兄さんは子れいむを別の部屋に運ぶだけだった。
聞いていた話だと別のお家へと行くことになっていたはずなのだが、これはどういうことだろう?
聞いていた話だと別のお家へと行くことになっていたはずなのだが、これはどういうことだろう?
「ゆ?ゆ?おにいさん?」
「なぁ、れいむ。これちょっと見てくれないか?」
「なぁ、れいむ。これちょっと見てくれないか?」
疑問に思った子れいむがお兄さんに声をかけるが、それを無視してお兄さんは何かを取り出して子れいむの前に置く。
「ゆ?なに、これ?おまんじゅうさん?」
「・・・やっぱり初見じゃ分からないか」
「・・・やっぱり初見じゃ分からないか」
れいむの前に置かれたのは、いっぱい針が刺され所々が破けたり焦げたりしている薄気味悪いおまんじゅう、に見えるものであった。
「じゃ、次はこれ見てくれるか、れいむ」
「ゆ?」
「ゆ?」
お兄さんは次に何やらリモコンを取り出して操作する。すると、その部屋に取り付けられていた大型テレビ、それがブゥンと音を立てて起動し映像を映し出し始めた。
画面に映し出されたのは、一面がタイル張りになっていて無機質で寒々しい様子を見せる、そんな何もない箱の風景だ。
画面に映し出されたのは、一面がタイル張りになっていて無機質で寒々しい様子を見せる、そんな何もない箱の風景だ。
『おしょらをとんゆべぇ!?・・・・・・ゆぅぅぅ、いちゃいいぃ!』
そしてその箱の中に小さな生まれたてらしき1匹のまりしゃが、まるで放り込まれたかのように映り込んだ。
「ゆ?あれ?このまりさ・・・」
画面に映っているまりしゃ、それに子れいむは見覚えがあった。それもそのはず、そのまりしゃは
「れいむのかわいいいもうとのまりさ・・・・・・?」
子れいむの妹のまりしゃなのだから。
そのまりしゃと子れいむは、かつて母体の中でお互いに頬を擦り寄せ合って温もりを確かめ合った仲だ。見間違えるはずがない。
だが映っているのが妹のまりしゃだということは分かっても、何故映されているのかは子れいむには分からない。
その時、画面から
そのまりしゃと子れいむは、かつて母体の中でお互いに頬を擦り寄せ合って温もりを確かめ合った仲だ。見間違えるはずがない。
だが映っているのが妹のまりしゃだということは分かっても、何故映されているのかは子れいむには分からない。
その時、画面から
『一日目開始』
「ゆ?だ、だれ?」
「ゆ?だ、だれ?」
まりしゃとは別の声がした。
そしてその声と同時に、画面外から手が伸びてくる。それは極普通の人間の手、しかし持っているものは普通ではなかった。
そしてその声と同時に、画面外から手が伸びてくる。それは極普通の人間の手、しかし持っているものは普通ではなかった。
『メニュー、針刺し』
その手には鋭い針が握られており、その金属特有の光沢を鈍く出していたのだ。
針を握った手はまるで獲物を狙っている蛇のようにまっすぐにまりしゃの方へと進んでいく。
針を握った手はまるで獲物を狙っている蛇のようにまっすぐにまりしゃの方へと進んでいく。
『ゆぴゃああぁぁん!!いたいよぉ!だれかまりしゃをぺーろぺーりょしてよぉ!!』
そしてそのまま落ちた時の痛みに泣くまりしゃ目掛けて、
『一回目』
"ぶすっ"
『ゆぴいいいぃぃぃぃぃ!!?!?』
"ぶすっ"
『ゆぴいいいぃぃぃぃぃ!!?!?』
針をそのもち肌へと突き刺した。
その後に手は素早く針を抜いたが、まりしゃには刺されたことによりクッキリと穴が出来ている。
その後に手は素早く針を抜いたが、まりしゃには刺されたことによりクッキリと穴が出来ている。
「なにこれええええぇぇぇ!?」
突然の妹まりしゃへの暴行、その衝撃映像に画面を見ていた子れいむも絶叫してしまう。
だが映像はそれで終わりではなく、針を持った手は再び
だが映像はそれで終わりではなく、針を持った手は再び
『二回目』
"ぶすっ"
『いちゃあぁぁぁぁ!!!?』
"ぶすっ"
『いちゃあぁぁぁぁ!!!?』
「ひぃっ!?」
その声と共にまりしゃへと針を突き刺した。そして続けざまに
『三回目』
"ぷつっ"
『ゆっぴいいいぃぃぃいぃぃぃ!!!』
『四回目』
"ヅッ"
『ゆぎいいいいぃぃぃぃぃぃ!?』
『五回目』
”ぶすっ”
『ぴぃっ!!?ゆぅぅぅぅぅぅ!!』
"ぷつっ"
『ゆっぴいいいぃぃぃいぃぃぃ!!!』
『四回目』
"ヅッ"
『ゆぎいいいいぃぃぃぃぃぃ!?』
『五回目』
”ぶすっ”
『ぴぃっ!!?ゆぅぅぅぅぅぅ!!』
「ゆあ、ゆあああ・・・・・・・・・」
次々にまりしゃへと針を突き刺していった。
画面に映る手は無機質に抜いては刺しを繰り返しており、その度にまりしゃの弾力に富んだスベスベお肌に黒い穴が開けられていく。
しかも手は狙ってやっているのだろう、刺す場所は肌だけであり、目などの器官を破壊しないようにしている。
画面に映る手は無機質に抜いては刺しを繰り返しており、その度にまりしゃの弾力に富んだスベスベお肌に黒い穴が開けられていく。
しかも手は狙ってやっているのだろう、刺す場所は肌だけであり、目などの器官を破壊しないようにしている。
『六回目』 "ぶっ"
『ゆぴいぃぃ!!』
『七回目』 "ザスッ"
『いあああぁぁぁぁ!?』
『八回目』 "ズッ"
『やめえええぇぇ!?!?』
『九回目』 "ぶす"
『にゃんでえええぇぇぇぇ!!!』
『十回目』 "ザクッ"
『やじゃやじゃあああぁぁぁぁぁぁ!?!?』
『ゆぴいぃぃ!!』
『七回目』 "ザスッ"
『いあああぁぁぁぁ!?』
『八回目』 "ズッ"
『やめえええぇぇ!?!?』
『九回目』 "ぶす"
『にゃんでえええぇぇぇぇ!!!』
『十回目』 "ザクッ"
『やじゃやじゃあああぁぁぁぁぁぁ!?!?』
まるで機械か何かのように手は容赦なくまりしゃの肌を刺し続けていく。画面にはまりしゃの悲鳴と、声と、針が肌を貫通する僅かな音のみが響いている。
そして、
そして、
『一日目、終了』
その声と同時にようやく手の動きが止まった。
『ゆひっ・・・ゆひっ・・・』 ぴくっぴくっ
だがその時には画面に映るまりしゃの体は穴だらけになっていた。体が微かに動いていなければ死んでいるようにも見える、ゆっくりできない傷だ。
そのまりしゃを映している画面はしかし、そこで映像が一旦切れて真っ暗になってしまった。
そのまりしゃを映している画面はしかし、そこで映像が一旦切れて真っ暗になってしまった。
「ゆえ?・・・ゆ?なに?・・・これ??なんで?ゆ?・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
今まで幸せで優しさに満ちた日常を過ごしてきた子れいむには、映像で起こったことは理解の範囲外であった。
思考が現実に追いつかず、混乱して何も言う事ができずにいる。お兄さんはそんな子れいむの様子を見ながら、しかし何も言わない。それどころか、
思考が現実に追いつかず、混乱して何も言う事ができずにいる。お兄さんはそんな子れいむの様子を見ながら、しかし何も言わない。それどころか、
「・・・・・・」
『ゆぅぅ・・・ゆぅうぅ・・・』
『ゆぅぅ・・・ゆぅうぅ・・・』
再びリモコンを操作して、画面に別の映像を映し出し始めた。
再び映った画面、そこには先ほどのまりしゃが眠っている。その体は穴こそ塞がれているものの、所々に痕を残しており痛々しいものだ。
さらに、
再び映った画面、そこには先ほどのまりしゃが眠っている。その体は穴こそ塞がれているものの、所々に痕を残しており痛々しいものだ。
さらに、
『ゆぅぅ・・・おきゃしゃん、おちょうしゃん・・・・・・みんにゃぁ・・・・ひっく・・・ゆぅぅ・・・・』
まりしゃは魘されていた。まりしゃがいる箱は他のゆっくりが居らず、床や壁も一面がタイル張りで冷たく硬そうなものだ。
そこはまりしゃが胎内で思っていた世界から程遠く、愛も優しさも無いゆっくりできない場所だ。
酷い目に遭ったというのにそれを慰めてくれる温もりが一切ない事に、まりしゃは涙を流して悲しんでいる。
そこはまりしゃが胎内で思っていた世界から程遠く、愛も優しさも無いゆっくりできない場所だ。
酷い目に遭ったというのにそれを慰めてくれる温もりが一切ない事に、まりしゃは涙を流して悲しんでいる。
そんな悲しみにくれるまりしゃ、そこに
『二日目開始、肌焼き』
「ゆぅぅぅぅ!!?まりさぁ!!にげてぇぇ!!」
「ゆぅぅぅぅ!!?まりさぁ!!にげてぇぇ!!」
画面外から再び先ほどの手が、今度は半田ごてを持って現れた。
半田ごてのことは子れいむは知らなかったが、先ほどの映像からゆっくりできないものを感じ取り、思わず逃げるように叫んでしまう。
だがもちろん映像に言ってもまりしゃに聞こえるハズが無く、まりしゃは涙を流しながら眠り続けている。
そして手はそのまま眠っているまりしゃの方へと伸びていき
半田ごてのことは子れいむは知らなかったが、先ほどの映像からゆっくりできないものを感じ取り、思わず逃げるように叫んでしまう。
だがもちろん映像に言ってもまりしゃに聞こえるハズが無く、まりしゃは涙を流しながら眠り続けている。
そして手はそのまま眠っているまりしゃの方へと伸びていき
『一回目』
"ジュッ"
『・・・・!!?!!?!?!?』
"ジュッ"
『・・・・!!?!!?!?!?』
「あ、あああ・・・・あぁぁぁああぁ・・・・・・・」
再び、子れいむの見ている画面内で惨劇が繰り広げられた。
手が持つ半田ごては針の時と同じように何の躊躇も無くまりしゃの肌に押し当てられる。
手が持つ半田ごては針の時と同じように何の躊躇も無くまりしゃの肌に押し当てられる。
『ゆっぴいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!』
その途端、あまりの熱さにまりしゃが飛び起きて泣き叫び始める。その肌にはハッキリと焼かれた痕が出来ており、痛々しい。
『あちゅいいいぃ!いちゃいいいぃぃ!!』
『二回目』
"ジュッ"
『ぴぃぃぃぃ!!』
"ジュッ"
『ぴぃぃぃぃ!!』
「や、やめ・・・・・・やめてあげてよぉぉ!!まりさがゆっくりできないよぉ!!」
火傷の痛みに転げまわるまりしゃを、手は決して逃がさず的確に半田ごてを押し当てていく。
子れいむが必死にまりしゃを助けようと跳ね回り、手に止めるように懇願するが
子れいむが必死にまりしゃを助けようと跳ね回り、手に止めるように懇願するが
『三回目』
"じゅうううぅうぅぅぅ"
『ーーーーーーー!!!!!!!???』
"じゅうううぅうぅぅぅ"
『ーーーーーーー!!!!!!!???』
「やめてあげてったらぁぁぁぁぁ!!!やべでぇぇぇぇぇぇ!!!ゆっぐりできないいいいぃぃぃぃ!!!!」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
その行為は何の意味もない。
ただまりしゃが焼かれていく映像を見せ付けられ、それを止めるように言うという滑稽な姿を見せるだけだ。
その後は先ほどの映像の焼き直しであった。手は何の感慨も見せずにまりしゃに半田ごてを押し当て、その度にまりしゃに火傷が増えていく。
そして
ただまりしゃが焼かれていく映像を見せ付けられ、それを止めるように言うという滑稽な姿を見せるだけだ。
その後は先ほどの映像の焼き直しであった。手は何の感慨も見せずにまりしゃに半田ごてを押し当て、その度にまりしゃに火傷が増えていく。
そして
『二日目、終了』
『ゅ・・・・・・・・ゅ”・・・・・・・・』
『ゅ・・・・・・・・ゅ”・・・・・・・・』
「ゆぁ・・・・ぁ・・・・まりさ・・・・が・・・・・・」
その言葉とともに、焦げ焦げになったまりしゃを映していた画面が再び真っ暗に変わった。
だがやはり
だがやはり
『三日目開始、皮剥ぎ』
「やだあああぁぁぁ!!もうやめでったらああああああぁぁぁぁ!!」
三度映像が画面に映し出された。
・
・
・
・
・
映像はその後何回分もあった。内容はどれもまりしゃが酷い虐待を受けるものばかりで、ゆっくりできない様子を映している。
そして映像が再生されるたびに虐待はエスカレートしており、まりしゃに残る傷跡は増えていきしだいに変貌していく。
そして映像が再生されるたびに虐待はエスカレートしており、まりしゃに残る傷跡は増えていきしだいに変貌していく。
"ビリビリビリッ"
『まりしゃの!まりしゃのおぼうし!!やめてええぇぇぇ!!!・・・・・・あ、ああああぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・』
『まりしゃの!まりしゃのおぼうし!!やめてええぇぇぇ!!!・・・・・・あ、ああああぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・』
まりしゃのキレイだったお帽子が目の前で汚され、泣き叫ぶまりしゃの目の前でじっくりと見せ付けるように破かれた。
『ひっく・・・おぼうち・・・まりちゃの・・・おぼうちぃ・・・・・・ひっく・・・・』
『ゆぇ?な、ないしゅるの?おめめしゃんに・・・やめちぇ・・・や、やめてぇぇぇぇ!!?』 ぶすっ
泣き暮れるまりしゃ、その涙で潤むお目目が片方くりぬかれ、潰される。
『まりちゃの・・・おめみぇが・・・ゆひっ!?いじゃあああぁぁぁぁぁ!!?しみるううぅぅぅぅ!!じみいぃぃいみみみ”み”!?!?!?!?』
ポッカリと空いたそのお目目の痕に、刷り込むようにタップリと塩が塗りこまれる。
"べきっ がごっ"
『ぎがっ!?ごっ!!ふぉふ!?!?・・・・しゃふぇれにゃ!?』
『ぎがっ!?ごっ!!ふぉふ!?!?・・・・しゃふぇれにゃ!?』
歯を一本一本へし折られ、引き抜かれていく。
"ぶちぶちっぶちっ"
『ゆぶぅ!!ゆ”・・・・』
『ゆぶぅ!!ゆ”・・・・』
髪もまだらになるように引っ張りぬかれ、醜い痕を残していく。
"ジューーーーーーー"
『ゆ”!・・・・ゆ”ぅぅぅぅぅぅぅううううう”う”う”!!!!』
『ゆ”!・・・・ゆ”ぅぅぅぅぅぅぅううううう”う”う”!!!!』
半田ごてにより、今度はまりしゃのまむまむが焦げるまで焼かれていく。
"ぐりっぐりぐりっ ぶちっ"
『・・・・ゅ”!・・・・・・・・ゅ”っ!!・・・・・・・・』
『・・・・ゅ”!・・・・・・・・ゅ”っ!!・・・・・・・・』
残ったぺにぺにも、ゆっくりじっくりと捻じ切られてしまう。
そして、
『最終日、終了』
『・・・・・ュ・・・・』
『・・・・・ュ・・・・』
「ゆぁ・・・・・・あ、ぁぁ・・・・まりさ・・・?」
そう画面内で言われた時、まりちゃの姿は変わり果てていた。
まりちゃの体は度重なる暴行による傷跡が無数につき、ゆっくりとは思えぬ姿に変貌している。
子れいむ自身も映像で徐々に変化していく様子を見ていなければ、それがまりちゃだとは分からなかっただろう。
まりちゃの体は度重なる暴行による傷跡が無数につき、ゆっくりとは思えぬ姿に変貌している。
子れいむ自身も映像で徐々に変化していく様子を見ていなければ、それがまりちゃだとは分からなかっただろう。
「そ、そんな・・・まさ、か?・・・」
そしてそのまりちゃを、子れいむは実際に見ていた。それはあまりに酷すぎて同じゆっくりだと理解できなかった物体。
「ま、まり・・・さ?」
「・・・・・・ュ”・・・」
「・・・・・・ュ”・・・」
お兄さんに見せられ、子れいむがおまんじゅうと言った、それであった。
そんなあまりの事実に呆然としてしまう子れいむに、お兄さんがついに口を開き話し始める。
そんなあまりの事実に呆然としてしまう子れいむに、お兄さんがついに口を開き話し始める。
「れいむ」
「おにいさん、まりさが・・・まりさが、こんな・・・」
「おにいさん、まりさが・・・まりさが、こんな・・・」
「俺はね、大の甘党なんだよ」
だがそれは子れいむが聞きたい事からかけ離れたものであった。
「おにい、さん?そうじゃなくて・・・まりさ・・・が、れいむのいもうとの、まりさが・・・・・・」
「昔っから甘いものが大好きでね、友人から冗談で『お前はゆっくりかよ!』って言われたこともあるぐらいだ」
お兄さんは子れいむの事を意図的に無視して話し続ける。
「そして君達ゆっくりの中身は、餡子。俺の大好きな大好きな、と~っても大好きな甘々だ。
しかも残飯を食べて餡子へと変えてくれるし、ポンポン増えてもくれる便利な機能付き。おやつにピッタリだ」
「ゆ?ゆゆゆゆゆ??」
しかも残飯を食べて餡子へと変えてくれるし、ポンポン増えてもくれる便利な機能付き。おやつにピッタリだ」
「ゆ?ゆゆゆゆゆ??」
お兄さんにそれまで感じたことのないゆっくりできない雰囲気が漂いはじめる。
「で、ゆっくりを美味しく食べるには虐待という味付けが最適なんだけど、最近ちょっと凝り始めていてね。
虐待開始時期を少しずつずらして味の変化を見ているんだよ。君の姉妹も『味付け』済みだよ、いやぁ食べるときが楽しみだな!」
「ゆえ?お、おにいさん?」
「精神的なものも込みでやっていてね。映像を見せたのもその一環だ。自分がどうなっていくのか知った場合の味を試してみたくてね」
「おにい、おにいさ・・・」
虐待開始時期を少しずつずらして味の変化を見ているんだよ。君の姉妹も『味付け』済みだよ、いやぁ食べるときが楽しみだな!」
「ゆえ?お、おにいさん?」
「精神的なものも込みでやっていてね。映像を見せたのもその一環だ。自分がどうなっていくのか知った場合の味を試してみたくてね」
「おにい、おにいさ・・・」
ゆっくりできない予感が、子れいむの全身を舐めるように駆け上っていく。
なんで?どうして?れいむはさっきまで、幸せで愛に溢れてゆっくりできるゆートピアに居たはずなのに!!これからももっとゆっくりできるはずなのに!!
今はそれが遠い過去に思えてならない。今すぐあの世界に帰りたい。お母さんやお父さん、妹達とまたゆっくりしたい!!
なんで?どうして?れいむはさっきまで、幸せで愛に溢れてゆっくりできるゆートピアに居たはずなのに!!これからももっとゆっくりできるはずなのに!!
今はそれが遠い過去に思えてならない。今すぐあの世界に帰りたい。お母さんやお父さん、妹達とまたゆっくりしたい!!
「れいむ、安心しろ。大丈夫だ」
「ゆあ、あぁ・・・」
「ゆあ、あぁ・・・」
お兄さんの顔はいつものゆっくりとした笑顔だ。だがしかし、子れいむはもはやそれを信じられない。
「美味しくするのが目的だから、ちゃんとお前は全部食べてやるよ。残したりはしないからな!」
「ゆぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?」
「ゆぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?」
お兄さんの手が、画面に映っていた恐ろしい手が、子れいむの視界を覆った・・・
・
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・
「ゆふぅ!ゆふぅ!まりさぁ!!」
「れいむぅぅぅぅ!!」
「おー、またやってんなぁ」
「れいむぅぅぅぅ!!」
「おー、またやってんなぁ」
子供達が皆『巣立った』後、親れいむと親まりさは寂しさを埋めるように再びすっきりをしている。
それを飼い主のお兄さんは優しい眼で見守っている。
それを飼い主のお兄さんは優しい眼で見守っている。
「次もたくさん頼むぞ、俺のかわいいゆっくり(饅頭生産機)たち」
「「すすすっきりーーーー!!!!」」
飼いゆっくりはゆん生を安全に過ごすことが可能だ。
だが、可能というだけで確実ではない。一部では虐待用として野良よりも不幸なゆん生を送るものもいる。
その点、このケースの番は幸せだった。何しろ、自分達も子供達も、皆が幸せに生きていると思えているのだから。
だが、可能というだけで確実ではない。一部では虐待用として野良よりも不幸なゆん生を送るものもいる。
その点、このケースの番は幸せだった。何しろ、自分達も子供達も、皆が幸せに生きていると思えているのだから。
「(でも最近こいつらゲス行為が見られ始めたよなぁ・・・次はこいつらも食って新しいの買うかな?)」
もっとも、それもいつまで続くかは分からないのだが。
飼いゆっくりがどのようなゆん生を送ることになるか、それは飼い主の性質によって決まると言っていい。
そこには当のゆっくり自身の意思や想い、考えなどが挟まれることなど無い。
そこには当のゆっくり自身の意思や想い、考えなどが挟まれることなど無い。
なぜなら彼女たちは飼いゆっくり
人のために生き、人のために奉仕することを課せられた、そんな存在なのだから。
人のために生き、人のために奉仕することを課せられた、そんな存在なのだから。
では野良ゆっくりでも飼いゆっくりでも無いゆっくり、つまり野生のゆっくりの場合はどうだろうか?
当たり前だが順風満帆とはいかない。野生なら恵みがあるとも、危険が無いとも限らないのだから。
だが、それでもゆっくりはその環境に適応し、生き抜いている。
だが、それでもゆっくりはその環境に適応し、生き抜いている。
~続~
後書き
上手くいかないな
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