ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko4455 いつキスしてもいいように歯を磨くのだ
最終更新:
ankoss
-
view
『いつキスしてもいいように歯を磨くのだ』 9KB
小ネタ 愛情 不運 誤解 飼いゆ 都会 現代 兵庫あき ←ここに名を置くとタグみたい!
小ネタ 愛情 不運 誤解 飼いゆ 都会 現代 兵庫あき ←ここに名を置くとタグみたい!
#16
親愛なるT君へ
貴方の誤解をときたくて筆をとりました。上手く説明できる自信がないので、出来事を淡々と
最初から語ることにしました。長くなるかもしれませんが、最後まで読んでいただけると
幸いです。
最初から語ることにしました。長くなるかもしれませんが、最後まで読んでいただけると
幸いです。
*
「にんげんさんはどうしてまいにち はをみがくんだぜ?」
うちの銀バッジまりさは俺が毎朝、毎晩歯を磨くことに疑問を持ったようだ。
俺は洗面台に写った俺の写像越しに鏡の奥のまりさに向けて語りかける。
俺は洗面台に写った俺の写像越しに鏡の奥のまりさに向けて語りかける。
「いつキスしてもいいように人は歯を磨くのさ」
「・・・にんげんさんはそんなにいっつもちゅっちゅ
することばっか かんがえてるのかぜ?」
することばっか かんがえてるのかぜ?」
「あぁ、そうだよ。まりさも磨く?」
「ゆんやぁー、まりさはまだおこちゃまだから、
きっすさんには まぁーだ はやいんだぜぇ?」
きっすさんには まぁーだ はやいんだぜぇ?」
まぁまぁそう言わずに。明日まりさ用の歯ブラシを買ってくるよ、と俺は軽く請け負った。
最初、スニーカーを磨くときの小ぶりなデッキブラシを買ってきたら、まりさのやつ、
びびって逃げてしまったよ。馬の背毛でできた、おっそろしくゴリゴリとしたブラシだったし。
あいつ等の歯はなんといっても砂糖菓子に毛が生えたようなものだしなぁ、ちょっと反省して
お子様用の柔らかめの歯ブラシを買ってきて、週に2、3度俺の気が向いたときに磨いて
やっている。
最初、スニーカーを磨くときの小ぶりなデッキブラシを買ってきたら、まりさのやつ、
びびって逃げてしまったよ。馬の背毛でできた、おっそろしくゴリゴリとしたブラシだったし。
あいつ等の歯はなんといっても砂糖菓子に毛が生えたようなものだしなぁ、ちょっと反省して
お子様用の柔らかめの歯ブラシを買ってきて、週に2、3度俺の気が向いたときに磨いて
やっている。
女友達が神ノ戸へ遊びに来て、俺のマンションに泊まっていくという。寝袋を放ってよこしたら、
回し蹴りされた。俺がソファで寝袋、客は、特に女性はベッドというのが常識だったらしい。
俺はどうも常識に疎い。
その人は大学時代のサークルの友人で、合宿で雑魚寝してもなにも発展しなかった相手。
多分こっちのことを草食系の無害なにんげんと見ている。
もしくは、せっかくお膳立てしてやってるのに手も出せないヘタレ、かな。
回し蹴りされた。俺がソファで寝袋、客は、特に女性はベッドというのが常識だったらしい。
俺はどうも常識に疎い。
その人は大学時代のサークルの友人で、合宿で雑魚寝してもなにも発展しなかった相手。
多分こっちのことを草食系の無害なにんげんと見ている。
もしくは、せっかくお膳立てしてやってるのに手も出せないヘタレ、かな。
彼女が帰っていった後、偶然か故意か洗面台には口紅が一本置き忘れられていた。
ルージュの伝言なんてユーミンにあったな。ジブリのアニメで覚えた、初めての大人っぽい曲。
ルージュで伝言を残すという手はあるようだけど、ルージュ自体を残すことに何か遂行的な意味が
秘められているのだろうか?などと艶っぽいことを全然艶っぽくない言葉で考えてみる。
ルージュの伝言なんてユーミンにあったな。ジブリのアニメで覚えた、初めての大人っぽい曲。
ルージュで伝言を残すという手はあるようだけど、ルージュ自体を残すことに何か遂行的な意味が
秘められているのだろうか?などと艶っぽいことを全然艶っぽくない言葉で考えてみる。
結局そいつはまりさにやることにした。良いおもちゃになるだろう。
「ゆわぁぁー、ぺかぺかしてるんだぜ、
ぐーるぐーるすると のーびのーびなんだぜー♪
ゆんゆん、やんっ!」
ぐーるぐーるすると のーびのーびなんだぜー♪
ゆんゆん、やんっ!」
口に咥えて、器用にべろさんでぐるぐる回しているようで、思いの他、気に入ってくれたようだ。
これがお化粧道具で、男を惑わすためのオンナの小道具だ、なんて想像もしてないんだろうな。
コカコーラの瓶が空から降ってきたのを、なにかの宝物のように錯覚してしまうブッシュマンを
思い出した。本来の用法を知らずに無邪気に楽しむゆっくりの愚かな姿はいつ見ても心が和む。
ゆぷっ、ゆぷぷぷっ。
おっめ、「まりさはおこちゃまっ!」とか、てめーで言ってたじゃん?なーにお化粧道具で
遊んじゃってんの?げらげらげらげらっ。
いたいけな子どもに風船だよー、といってコンドームさんを膨らませたものを公園で配るときの、
あの尻がむずむずとするような快感にぶるぶると腰を震わせながら、俺はまりさを横眼で愛でる。
これがお化粧道具で、男を惑わすためのオンナの小道具だ、なんて想像もしてないんだろうな。
コカコーラの瓶が空から降ってきたのを、なにかの宝物のように錯覚してしまうブッシュマンを
思い出した。本来の用法を知らずに無邪気に楽しむゆっくりの愚かな姿はいつ見ても心が和む。
ゆぷっ、ゆぷぷぷっ。
おっめ、「まりさはおこちゃまっ!」とか、てめーで言ってたじゃん?なーにお化粧道具で
遊んじゃってんの?げらげらげらげらっ。
いたいけな子どもに風船だよー、といってコンドームさんを膨らませたものを公園で配るときの、
あの尻がむずむずとするような快感にぶるぶると腰を震わせながら、俺はまりさを横眼で愛でる。
ある休日の昼下がり。
「ゆっふーん、まりさ、このぺかぺかさんのしんのつかいかたを
さとってしまったんだぜ?てんっさいすぎるのぜー!」
「みるのぜ~」
「ゆっふーん、まりさ、このぺかぺかさんのしんのつかいかたを
さとってしまったんだぜ?てんっさいすぎるのぜー!」
「みるのぜ~」
そこには壁一面に落書きの跡が。かっこいい三角お帽子を被ったかっこいいまりさの自画像と
おぼしきものから覚えたての平仮名で書けるだけの言葉までがマンションの壁を埋め尽くしていた。
お、おちんぽ、だとぉ?まりさぁ、おっめ、ギザエロス!・・・・
あぁ、さんぽと書きたかったのだな。
「さ」と「ち」はにんげんの子どもでもよく間違える。
おぼしきものから覚えたての平仮名で書けるだけの言葉までがマンションの壁を埋め尽くしていた。
お、おちんぽ、だとぉ?まりさぁ、おっめ、ギザエロス!・・・・
あぁ、さんぽと書きたかったのだな。
「さ」と「ち」はにんげんの子どもでもよく間違える。
「おにいちん♂ と おちんぽ」って・・・。「たのしいな♪」って。絶対誤解されるわッ。
やれやれ。俺は浅くためいきをつく。
きょうの「おちんぽ」、もとい「おさんぽ」はなしだ。俺はまりさに冷たく言い放った。
きょうの「おちんぽ」、もとい「おさんぽ」はなしだ。俺はまりさに冷たく言い放った。
あっぶねー、いま危うくHENTAIお兄さんと間違われるところだった。
きょうの「おちんぽ」は なし、って!
毎日ゆナホとして使用し、何だったら一日くわえられないことが逆にお仕置きって、いったい
ゆっくりと、どんな関係性築いちゃってるのぉぉーー!!
という話だ。
きょうの「おちんぽ」は なし、って!
毎日ゆナホとして使用し、何だったら一日くわえられないことが逆にお仕置きって、いったい
ゆっくりと、どんな関係性築いちゃってるのぉぉーー!!
という話だ。
その休日はまるまる壁の汚れ落としに費やされた。が、どうにもならず結局、壁紙を一部屋丸ごと
張り替えることになった。
張り替えることになった。
俺はまりさに語りかける。
「いつか、なんでにんげんさんは毎日歯を磨くの?って聞いてきたことがあったな。まじめに
ちゃんと答える。
「本当はさ、いつ死んでもいいように身を清めているんだ。戦場に行く前に武士がふんどしを
"さら"のに替えるようなものだな。
「ゆっくりから見たら頑丈なにんげんさんだって、いつ、外で不慮の事故にあって死ぬかわからない。
そんなとき うんこパンツだったら、恥ずかしいだろ?だからさ、外で運命の女性にいつ会っても、
逆にこっちからいつでも運命的な ぶちゅーをかませるくらいの身の清め方を常にしておくわけさ。
いつセックルに、いや、すっきりになだれ込むかわからないから爪も2~3日にいっぺんは切ってさ、
爪先もやすりで磨いて調えたりするわけだよ。
「ましてゆっくりはもっと死にやすくてもっと死にたがりなんだから、いつ死んでもいいような
身支度は普段から考えておいた方がいいんでないかい?」
ちゃんと答える。
「本当はさ、いつ死んでもいいように身を清めているんだ。戦場に行く前に武士がふんどしを
"さら"のに替えるようなものだな。
「ゆっくりから見たら頑丈なにんげんさんだって、いつ、外で不慮の事故にあって死ぬかわからない。
そんなとき うんこパンツだったら、恥ずかしいだろ?だからさ、外で運命の女性にいつ会っても、
逆にこっちからいつでも運命的な ぶちゅーをかませるくらいの身の清め方を常にしておくわけさ。
いつセックルに、いや、すっきりになだれ込むかわからないから爪も2~3日にいっぺんは切ってさ、
爪先もやすりで磨いて調えたりするわけだよ。
「ましてゆっくりはもっと死にやすくてもっと死にたがりなんだから、いつ死んでもいいような
身支度は普段から考えておいた方がいいんでないかい?」
あぐらをかいた股ぐらにまりさをすっぽりと収めながら、父親が娘の歯を優しく磨くように1本1本
丁寧にブラッシングする。そんなとき俺が話すのは、子どものときに母親から枕元で聞かされた
御伽ばなしの再現だったり、今日みたいな本音トークだったりする。まりさの方は馬の耳に念仏と
いうか豚に真珠というか気持ちよさげに「ゆっゆーん♪」などと鼻唄を歌いながらすっかり
夢見心地だ。
丁寧にブラッシングする。そんなとき俺が話すのは、子どものときに母親から枕元で聞かされた
御伽ばなしの再現だったり、今日みたいな本音トークだったりする。まりさの方は馬の耳に念仏と
いうか豚に真珠というか気持ちよさげに「ゆっゆーん♪」などと鼻唄を歌いながらすっかり
夢見心地だ。
そんなある日。まりさが「まりさ、きんバッジをめざすんだぜ、ゆっふーん!」
などと言ってきた。向上心のある奴は俺は嫌いじゃない。俺もそんなに暇な身じゃないが、勉強に
付き合ってやろうと思った。
小学校低学年くらいの読み書きそろばん能力は最低必要とされる金バッジ試験の勉強はなかなか
まりさには難しそうだった。
などと言ってきた。向上心のある奴は俺は嫌いじゃない。俺もそんなに暇な身じゃないが、勉強に
付き合ってやろうと思った。
小学校低学年くらいの読み書きそろばん能力は最低必要とされる金バッジ試験の勉強はなかなか
まりさには難しそうだった。
まりさが特に力を入れていたのが「読み・書き」の部分だった。誰かラブレターでも書きたい相手でも
できたんだろうか。すっかり色気づいてきたものだ。そのうち、うす汚い野良れいむでもつれてきて、
できたんだろうか。すっかり色気づいてきたものだ。そのうち、うす汚い野良れいむでもつれてきて、
「「ここを『まりさと』『れいむの』ゆっくりぷれいすにするよっ!」」
なーんてお家宣言してくれちゃったりするのだろうか。
飼いゆっくりが番を欲しがったら別れ時、とは誰かの金言だったような気がするが多分そうなの
だろうな。これまでいい夢見させてくれて、まりさ、本当にサンキューな。
飼いゆっくりが番を欲しがったら別れ時、とは誰かの金言だったような気がするが多分そうなの
だろうな。これまでいい夢見させてくれて、まりさ、本当にサンキューな。
そんな勉強の日々が続く中、気分転換に俺はまりさを連れて久しぶりに近所の公園へ散歩に行った。
国道を渡らないといけなくて、ちょっと難儀だなぁ、てか危険だなぁとは普段から思っていた。
俺はまりさを一ゆんで遊ばせると、公園のベンチに腰掛けて読みさしの文庫本に没頭する。
そこへタイヤのスリップ音と車のブレーキ音が遠くから俺の耳に飛び込んできた。鈍く どんっと
なにかをはねたときのような衝撃音がとても不吉な感じだった。
俺は公園から駆け出して走り寄る。そこで見たのは、ファミリータイプのワンボックスカーが
急いで現場を立ち去っていく場面と、俺のペットの無残な姿だった。
国道を渡らないといけなくて、ちょっと難儀だなぁ、てか危険だなぁとは普段から思っていた。
俺はまりさを一ゆんで遊ばせると、公園のベンチに腰掛けて読みさしの文庫本に没頭する。
そこへタイヤのスリップ音と車のブレーキ音が遠くから俺の耳に飛び込んできた。鈍く どんっと
なにかをはねたときのような衝撃音がとても不吉な感じだった。
俺は公園から駆け出して走り寄る。そこで見たのは、ファミリータイプのワンボックスカーが
急いで現場を立ち去っていく場面と、俺のペットの無残な姿だった。
「まりさのゆっくりハウスの下にお手紙さんがあるんだぜ・・・、それを・・」
ゆっくりニックに行くまでもなく。これが致命傷であることはもうなんとなくわかっていた。
身体全体のデッサンが崩れたように斜めに全体がひしゃげていて、特に損傷が激しかったのが
身体の中心線付近である。べっこりと奥にめりこんでいて、身体の歪みはそこから末端まで
走っているかのようだった。なにか大事な器官が圧迫されて徐々にすべてが壊死していくような、
そんな印象を受けた。
身体全体のデッサンが崩れたように斜めに全体がひしゃげていて、特に損傷が激しかったのが
身体の中心線付近である。べっこりと奥にめりこんでいて、身体の歪みはそこから末端まで
走っているかのようだった。なにか大事な器官が圧迫されて徐々にすべてが壊死していくような、
そんな印象を受けた。
俺は手に持った缶のオレンジジュースを空しく地面に転がるゆっくりに垂れ流しながら、いつまでも
地べたにへたり込んでいた。誰かがゆっくりニックへの"うー急車"を手配してくれたようだった。
地べたにへたり込んでいた。誰かがゆっくりニックへの"うー急車"を手配してくれたようだった。
茫然自失していた、よく覚えていない1週間あまりがあっという間に過ぎ去って俺はいま、お部屋の
整理と後片づけをしている。
部屋に置いていても気がめいる一方なので、今度の週末のフリーマーケットにでも出してしまおうかと
まりさの使っていた、折りたたみ式のゆっくりハウスを持ち上げたときのことだ。はらりと手紙が
零れ落ちた。
整理と後片づけをしている。
部屋に置いていても気がめいる一方なので、今度の週末のフリーマーケットにでも出してしまおうかと
まりさの使っていた、折りたたみ式のゆっくりハウスを持ち上げたときのことだ。はらりと手紙が
零れ落ちた。
「お兄ちんへ 10月11日
まりち、い書ょを書いてみたんだぜっ
お兄ちん、これまでよくしてくれて
ありがとーちんなんだぜ!
まりち、い書ょを書いてみたんだぜっ
お兄ちん、これまでよくしてくれて
ありがとーちんなんだぜ!
どんなふうにお礼をしたらいいか
まりち、よっく考えてみたのぜ
まりち、よっく考えてみたのぜ
お兄ちんはいっつも、おにゃの子とさゅー
することばっか考えてたのぜ。だから
まりち、はづかしいけど、さゅっさゅの
印(しるし)をのこしたのぜ~
いん
まりちより」
することばっか考えてたのぜ。だから
まりち、はづかしいけど、さゅっさゅの
印(しるし)をのこしたのぜ~
いん
まりちより」
最後にキスマークのおまけまで付いている。生前のある日、まりさが志村○んのバカ殿みたいに
ちょこんとおちょぼ口に唇の模様をつけていたことがあって、あいつらあんなにデカい口を
してるのに、なんだってまたこんなちっさな唇を描いたのかな、と疑問に思いながら、
クレンジングで落としてやった日のことが記憶の淵に蘇ってくる。あぁ、こういうことだったのか。
相変わらず、「さ」と「ち」は間違えている。漢字まじりの文が書けるまで上達したのに、これ
ばかりは最後まで直らなかったな。
ちょこんとおちょぼ口に唇の模様をつけていたことがあって、あいつらあんなにデカい口を
してるのに、なんだってまたこんなちっさな唇を描いたのかな、と疑問に思いながら、
クレンジングで落としてやった日のことが記憶の淵に蘇ってくる。あぁ、こういうことだったのか。
相変わらず、「さ」と「ち」は間違えている。漢字まじりの文が書けるまで上達したのに、これ
ばかりは最後まで直らなかったな。
どこでこんな小技を覚えたのだろう。
いつのまにかまりさは大人のレディーに成長していたのだなぁと思うと自然と頬を涙が伝った。
気づくと俺は遺書の、まりさの印にそっと唇を重ねていた。
いつのまにかまりさは大人のレディーに成長していたのだなぁと思うと自然と頬を涙が伝った。
気づくと俺は遺書の、まりさの印にそっと唇を重ねていた。
ばさっ。なにかスーパーのビニール袋が落ちるような音がした。嫌な予感がして振り返ると
貴方が立っていたね。自室にいるとき俺はよく鍵を閉め忘れる。
貴方が立っていたね。自室にいるとき俺はよく鍵を閉め忘れる。
「いやっ、ごめん。連絡もなしに突然来ちゃって。このまえのお礼に鍋でも振舞おうかなー、
とか思って、また出張でこっちに寄る機会があったからさぁ、柄にもなく白滝とか白菜とか
つみれ団子とかお肉とか焼き豆腐とかいっぱい買い込んできてしまったよ、ははっ。
ごめん、急な用事を思い出したから、これは君が一人で処分してくれないか。あと、ほんっと、
なにも見てないんだからねっ。・・・また電話する」
とか思って、また出張でこっちに寄る機会があったからさぁ、柄にもなく白滝とか白菜とか
つみれ団子とかお肉とか焼き豆腐とかいっぱい買い込んできてしまったよ、ははっ。
ごめん、急な用事を思い出したから、これは君が一人で処分してくれないか。あと、ほんっと、
なにも見てないんだからねっ。・・・また電話する」
ばたん、かつかつっ。ヒールの音が遠ざかっていく。なにかのフラグが折れる音を聞いた気がした。
大の辛党で、甘いものなんか口が受けつけないって人だってさぁ、目の前でゆっくりが
腹をすかせた自分のために「さぁ、お食べなさい!」ってやってくれたら、礼儀として
一口くらいは喰うだろ?それがひとの道というかマナーだよな。
腹をすかせた自分のために「さぁ、お食べなさい!」ってやってくれたら、礼儀として
一口くらいは喰うだろ?それがひとの道というかマナーだよな。
だからぁー、あれは誤解なんだよぉー。
お願いだから、着信拒否とメール受信拒否は解除してくれないだろうか。
ワープロでもPCでもなく珍しくペンをとって書いたので、いつもと調子がずれていたらごめん。
貴方からの連絡を待つ。
お願いだから、着信拒否とメール受信拒否は解除してくれないだろうか。
ワープロでもPCでもなく珍しくペンをとって書いたので、いつもと調子がずれていたらごめん。
貴方からの連絡を待つ。
貴方の変わらぬ友人より
了)
【近作】
anko4450 リセットさん
anko4442-4 上山ノ手高校古典部・1(前)~(後)
虫愛づる男(おのこ)のはなし/しゅごれいむっ!/週末の円紫さん
anko4450 リセットさん
anko4442-4 上山ノ手高校古典部・1(前)~(後)
虫愛づる男(おのこ)のはなし/しゅごれいむっ!/週末の円紫さん
【書いた人】兵庫あき