ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1236 ある中華料理人の3倍返し
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ankoss
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ある中華料理人の3倍返し
・小ネタで時期ネタその2、甘味処 ゆうか~聖戦の巻~の続きになります
・この所人間の会話ばっかりだったからゆっくり分多めにした・・・つもり
・俺設定満載です、ご注意下さい
・希少種優遇してます、これもご注意を
・自分みたいな底辺作家の底の底に居る奴がコンペになんて出せる訳がないでしょぉおおおおおおおおおおorz
参加は・・・どうしよう--;
―――3月7日
俺は今・・・悩んでいる。
何故かと聞いてくる奴はいないけど勝手に答えよう、ホワイトデーのお返しで悩んでる。
先月は姉さんの飼いゆっくりのゆうか(胴付)からチョコを貰ってしまった・・・
しかも甘い物が苦手な俺向けにカカオ99%
義理にしては手が込んでたな・・・
流石は姉さんが教育しただけはある・・・。
ってな訳でお返しをするべく今、悩んでいる・・・。
まあ元々頭を使うのは苦手な方だし、ただ考えるよりも試行錯誤してみよう。
今回はその練習の為にゆっくりを用意した
子れいむ、子まりさ、子ありす、子ぱちゅりーの計4匹。
水槽の中に突っ込んで寝かせていたが今さっき起きた様だ・・・。
「きょきょきゃりゃだしぇくしょじじい!」
「はやきゅまりしゃをだしゅにょじぇ!」
「ちょきゃいはにゃあみゃあみゃがちゃべちゃいわ!」
「ぱちぇちゃちをおきょらちぇるとひどいめにあうわよ!」
うん、見事なゲスだ。
さそかし美味しく料理されてくれるであろうよ・・・。
じゃ、まずは・・・れいむから逝くか。
俺は水槽から子れいむを掴み出した。
「おしょりゃをちょんじぇりゅみちゃーい」
そうか、良かったな。
「やいじじい、しゃっしゃちょあみゃあみゃよこちぇ!」
言い切った途端かよ・・・
まあいいだろう、トマトジュースでも飲みな。
と言って俺はラー油をスポイトで子れいむの頭に1滴垂らしてやった。
「あちゃみゃじゃにゃくっちぇおくちにいれ・・・がら゛ぁああああああああああああ!」
何で頭に垂らしたのに辛いって分かるんだこいつ等は・・・
全身で味が分かるとかありえねーだろ・・・。
5分後・・・
「がら゛い゛ぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
余程辛かったのかまだ俺の手の上でウネウネ悶えてやがる・・・
正直・・・キモい。
あまりにキモいからもう少し痛ぶってやるか。
引き続きスポイトのラー油を今度は子れいむの右目に1滴垂らす。
「がぁあああああああああああああ!れいみゅのおべべがあぁあああああああああ!!」
ほれ、次は引っくり返して足?の部分。
「でいびゅにょあんよがああああああああああああああああああああづいぃぃぃぃいいいいい!!」
そのまま90度回して尻の穴。
「でい゛びゅにょあにゃりゅぎゃあああああああああああああああああ!!!」
また引っくり返して逆の穴。
「みゃみゅみゃみゅぎゃやげぢゃうぅうううううううううううううううううう!!!!」
位置はそのままお待ちかねの口の中。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛・・・」
「あ゛っ・・・ゆ゛ぁっ・・・」
ふむ・・・ま、こんだけ痛ぶっときゃそれなりに甘くなっただろ。
んじゃ、試作開始と行きますか。
んーとまず鍋に少量のサラダ油を入れ火を付けて、鍋全体に油が馴染んだら一旦捨てる。
今度はその鍋にラー油を少々、温まったらニンニク、ショウガ、長ネギのみじん切り、そして(以下省略
よし、出来た。
名づけて〔辣椒慢地零無(ゆっくりれいむのチリソース炒め)〕・・・ってちっがーう!
お返しのお菓子を作る筈が何やってんだ俺は!
まあ作っちまった物はしょうがない。
責任持って食うか・・・。
モグモグ・・・
・・・あまっ!
何じゃこりゃ・・・チリソースが滅茶苦茶甘くなってるぞオイ!
これじゃチリソースじゃなくてシロップだ!
まさかゆっくりの効果で・・・
いや、まさかな・・・。
今度こそはお菓子を作ろうと今度は子まりさの頭を掴んで出した。
「おしょりゃをちょんじぇりゅみちゃーい」
はいはい、そうですかい。
「やいじじい、はやきゅまりしゃにあみゃあみゃをよきょしゅにょじぇ!」
やっぱりこうなるのか・・・
どいつもこいつも同じ反応で味気ないな・・・。
まあいい、とりあえずこいつはまずぼうしを奪うのが基本だったっけな
とりあえずぼうしを取ってフライにしてやろう。
「まりしゃにょおぼうしきゃえしぇぇえええええええええ!!」
はいはい、ちょっと待ってな。
まずぼうしを溶き卵と醤油、片栗粉を混ぜた物を付けて・・・っと
鍋にラー油をはってカラッと揚げる。
ジュワァアアアアアアアアアアアア・・・
「まりしゃにょだんでぃーにゃおぼうしがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
この大きさなら1分も揚げれば十分だな
引き上げて油を切ってはい、終わり。
「ま・・・まりしゃにょ・・・おぼうし・・・」
ほれどうした?
しっかり舐めないとおぼうしは元に戻らないぞ?
「ゆ・・・ぺーろぺーろ、がらぁーーーーーーーー!」
そりゃ辛いだろうな・・・ラー油だし。
10分後・・・
「ぺーろぺーろ、がらぁぁぁぁぁぁぁぁ!ぺーろぺーろ・・・がら゛い゛よ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
さっきから同じ事の繰り返し・・・
もう俺が手を出すまでもなく勝手に自滅してくれるだろう。
30分後・・・
「ぺーろ・・・ぺー・・・もっちょ・・・ゆっ・・・」
おっと、今死なれては困るんだ。
どうせ死ぬんだけど死ぬんなら鍋の中で死んでくれ。
急ぎオレンジジュースを辛うじて死なないぐらいに回復するまでかける。
「んー・・・しゅっきりー!」
よし、持ち直した。
じゃあ早速お前は料理されてくれ。
「じょぼじじぇじょんにゃぎょぢょいうにょー!」
まず子まりさに軽く振り塩。
「やめちぇー!どくまきゃにゃいじぇーー!」
すぐさま高温の鍋で頭とケツの両面を焼く。
ジュゥゥゥゥゥゥ・・・
「あちゅい!あ゛ぢゅい゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
子まりさを一旦避けて・・・
鍋にひき肉、長ネギとショウガのみじん切りを入れて炒めて豆板醤とトリガラスープ
ふつふつ煮立って来たら子まりさを(以下省略
良し、完成!
名づけて〔麻婆慢地毬差(ゆっくりまりさのマーボーまんじゅう)〕・・・ってウォイ!
また俺って奴は何やってんだよ・・・
しかも今使った豆板醤はこの前試しに仕入れたジェロキアで作った奴じゃねぇか・・・。
まあ・・・やっちまったもんは仕方がない
こいつも食うか・・・モグモグ
・・・めっちゃあまっ!
え?何で?ありえんだろ!
まさかこの豆板醤失敗作・・・?
試しに使った豆板醤を舐めてみる・・・うん、辛い。
鍋に残った麻婆醤を舐めてみる・・・うぇっ、甘い。
ゆっくりとはここまで辛味を殺すのか・・・
この無駄な主張と存在感・・・恐るべし。
残り2匹か・・・
良く考えてみたらデザートが淋しい中華しか作れない俺がお菓子作りをしてるのも何か滑稽に思えてきたな・・・。
ん?
お菓子・・・そうだ!
中華にはアレがあったじゃないか!
次こそは成功させるべくまず子ぱちゅりーを水槽から引っ張り出す。
「おしょ・・・エレエレエレ・・・」
おっと勿体無い!
まだ吐いて貰う訳にはいかんから口に詰めとけ。
んーっと・・・あ、ガムテープでいいか。
ビーッ・・・ペタリ。
「むぐ、むぐぅうううううううううううううううう!」
ついでだ、逃げられない様に足?にも貼っとこう
何か膨れてきてるけど痛ぶる必要なくなったっぽいしいっか。
「ぶぅ、んぶぅうううううううううううううううううううううう!!」
まず薄力粉と強力粉をふるいに掛けて・・・
サラダ油と卵を軽く混ぜて・・・っと。
この2つを捏ね合わせある程度まとまってきたらお待ちかね
ぱちゅりーのクリームを・・・全部でいっか。
・・・あれ?目がなくなってそこからクリームが漏れてる。
足じゃなくて目元に貼っておくべきだったか・・・
まあいいや、口のガムテープ剥がして続きを作るか。
バリッ
「い゛っ・・・うああああああああああああああ!」
いけね・・・ほっぺの部分まで剥がしちまった。
歯が剥き出しになっちまったけど・・・ま、いっか。(ギューーーっ)
「あ゛ーっ!あ゛ぁ゛ーーーーーーーーーーーーーーーー!」
ニュルッ・・・ポトッ・・ボトッ
うーむ・・・キモい!
よくもまあ姉さんは毎日毎日こういう事やってられるよなぁ・・・。
「あ゛・・・あ・・・」
おっと、もう出ないみたいだな・・・
んじゃこの子ぱちゅりーの残骸はゴミ箱へ。
ポイッ、ストン
良し、ストライク!
んじゃ改めて・・・
これらを耳たぶほどの固さになるまでこねたら少し寝かして・・・
その間に中に包む餡の準備をするか。
今回はあくまでも試作だからな・・・
黒ゴマだけでいいか。
それと忘れちゃいけないのはコイツだ。
水槽から最後の1匹・・・ありすを引っ張り出す。
「やめちぇ!ありしゅにしゃわりゃにゃいじぇ!」
ほう・・・こいつは反応が違うのか
最後の最後でいい物が見れた・・・気がする。
「やみぇりょきょにょいにゃきゃみょにょ!ありしゅをじょーしゅりゅにょ!」
どうすると言われてもなあ・・・
美味しく料理するとしか答えられん。
えっと確かこう上下を擦ってやれば・・・
「やみぇ・・・やぁ・・・あ・・・んっほぉおおおおおおおおおお!」
・・・確かまだ子供なんだよなこいつ
前に見た成体のまりさよりも立派な物持ってやがる・・・恐ろしい。
んっと、次はこの生えてきた物を果物ナイフでみじん切りにしてっと・・・
トトトトトトトトトトト・・・
「い゛だぁああああああああああああああああ!
や゛み゛ぇ、や゛み゛ぇじぇえええええええええええええええ!
ありじゅにょべにべにぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!」
みじん切りにしたら黒ゴマと合わせて・・・
別のボウルにカスタードクリームを出しておく・・・っと。
「あ゛ぶぁ、ぶぅうぇえええええええええええええええええええええええっ!
も・・・っちょ・・・ゆっ・・・おえええええええええええええええええ!」
ん、もう出ないな
んじゃこれもゴミ箱へ・・・
ポイッ、ストン
それじゃ寝かせてた生地を餃子やワンタンの皮と同じ方法で伸ばした物と少し厚めの丸形の台の2種類用意して
丸型の台の上にカスタードクリームと黒ゴマとぺにぺにのみじん切りを混ぜ入れ
薄めに伸ばした生地を被せて(以下省略
良し出来た!
名づけて〔慢地有派中月餅(ゆっくりありすとぱちゅりーのカスタードげっぺい)〕
今度こそお菓子が出来た!
バンザーイ!
だがしかし・・・不味けりゃ渡せないからどk・・・もとい、味見はしないとな。
モグモグ・・・
・・・
なんつーか・・・期待ハズレな味だなオイ
おっかしーな
ちゃんと覚えた通りに作ったのに。
「何やってんの?」
ってうわぁ!
何だ・・・姉さんか、驚かせないでくれよ。
「驚いたのはこっちだっての・・・で、何やってたの?」
いや、まあ、その・・・
「(ジー)!はっはぁーそういう事」
う・・・バレた。
「とりあえず口止め料代わりにその月餅1個貰うわよ」
ああ、はいはい、どうぞどうぞ
「モグモグ・・・うん、悪くはない」
そりゃどおも。
「でも多分絶対ゆうかには渡せないでしょうね」
う・・・
是非ともその理由をお教え願いたい。
「答えは簡単、ゆうかは赤ゆの頃からずっと私の作ったデザートを食べて育ったから」
・・・ごもっともなお答えで。
やっぱ俺の付け焼刃程度のお菓子じゃ通じないか・・・。
期待ハズレな味に感じたのもそのせいだな、きっと・・・。
「何もお菓子会社の陰謀に乗らないでも無難に花屋に貢献したら?
その方が簡単だし安上がりよ、あんたの場合」
・・・ご忠告感謝致しますオネエサマ。
「感謝するなら何か私のブログに乗せるに足る情報ない?ここの所更新してなかったからそろそろ何か欲しいのよ」
ああ、それなら・・・
これ食ってみ。
先程作ったマーボー饅頭とチリソース炒めを出す・・・
バキッ!!
その瞬間、姉さんにアッパーカットをお見舞いされた。
「あんたねぇ・・・私が辛いの苦手だって知ってるでしょ!」
イタタ・・・
それは知ってるよ、知ってるからこそこれを出したんだよ!
「・・・どういう事?」
説明は後だ、とにかく食ってみてくれよ。
姉さんは仕方がないと言ってしぶしぶ食べ始めた・・・。
そして一言こう言った。
「何・・・これ?すごく甘いんだけど?
どう見ても・・・ってか匂いもしっかり辛そうなのに」
ああ、良かった・・・
俺の味覚が狂った訳じゃなくて・・・。
とりあえず俺はどうしてこうなったかを説明した。
「・・・それ、本当なんでしょうね?」
おいおい・・・嘘ついて俺に何の得があるんだよ?
多分これは誰も知らないと思うぞ・・・
やろうともしないだろうし。
「でしょうね・・・あんたの手違いに感謝するわ」
そいつはどうも・・・
じゃあそろそろ片付けて寝るとするかな。
「そうね、私もこの事ブログに書いたら寝るわ・・・あ、掃除もちゃんとしなさいよ?」
・・・へいへい。
―――3月13日
花屋に行ったはいいが金が足りなかったので野生の花、もしくは苗でも探そうと俺は山へ行った。
山菜を集めてた爺さんの話によれば五合目まで登ったあたりに花が沢山咲いた野原があるという・・・
その言葉を信じて来たのはいいんだが・・・
「むーちゃむーちゃ」
「ちあわちぇー!」
「むししゃんまっちぇー!」
「んめっ!これうんめっ!」
「みんなおなかいっぱいになった?」
・・・どうやらここに野良ゆっくりが住み着いてほぼ全滅した様だ。
いるのはれいむ、子れいむ3、まりさ・・・か。
ここまで来たのに手ぶらかと思うと何ともやるせない気分になる・・・。
「ゆゆ?あんなところにじじいがいるよ!」
「ほんちょじゃ!」
「じじい、あみゃあみゃよこちぇ!」
「はやきゅしちぇにぇ、くじゅはきりゃいじゃよ!」
ふむふむ・・・れいむ、子れいむは全部ゲスか
「みんななにいってるの!ゆっくりしないでにんげんさんにあやまってね!ころころされちゃうよ!」
まりさは普通なのか・・・。
「なにいってるのぉー!まりさこそゆっくりしてないでそのじじいをやっつけてね!」
『しょーじゃしょーじゃ!!』
というゆっくり共のやり取りを無視して俺はまりさを掴んで持ち上げ、目線を合わせた。
「おそらをとんでるみたーい!」
そうか、良かったな。
じゃあ俺の話を聞いてくれ。
「ゆ?ゆゆ?にんげんさんたすけてぇえええええええええええええ!」
落ち着け、別に取って食う訳じゃない
お前に少し話があるんだよ。
「ゆ?おはなし?」
「なにやってるのまりさ!さっさとそのじじいをやっつけろぉおおおおおおおおおおおお!」
ズドンっ!
お前は黙ってろ!
「おぞらをどんでるみだ(ドシン)っぶぇ!!」
『お、おきゃーしゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!』
れいむの眉間に蹴りをかまして吹っ飛ばす、子れいむは親れいむを追って行った。
これで静かに話が出来る・・・。
「あの・・・にんげんさん、おはなしって?」
ん?ああ・・・そうだった。
お前にいくつか質問をしたい。
まず1つ目、お前は何であんなゲスと番になったんだ?
「なりたくってなったわけじゃないんだよ・・・
あのれいむはいやがるまりさをおいつめてむりやりスッキリーさせられたんだよ・・・」
ああ、要するに逆レイポゥで規制事実を作らされたのか・・・
それはご愁傷様だ。
それじゃ2つ目
ここに花が沢山咲いていなかったか?
「ここにきたばかりのころにはいっぱいはえてたよ・・・
でもれいむとおちびちゃんがたくさんたべちゃった・・・
なんどもやめさせようとしたんだけど・・・まりさはかりがへたでみんなをゆっくりさせられなかったから・・・」
ああ、良く見ればぼうしにバッチの跡があった・・・
つまりお前は元飼いゆって訳か。
「うん、ぎんバッチさんをつけてたことがあるよ」
で、散歩中だか不法侵入された家の中だかでれいむに襲われてお前は捨てられた・・・と?
「・・・・・・・・・・うん」
ああ・・・嫌な事思い出させちまってスマン
じゃあこれが最後の質問だ、ここ以外で花が沢山咲いてる所を知らないか?
「このやまにはここいがいにおはなさんがあるばしょはないよ・・・」
そっか・・・
つまり残ってる花はれいむを蹴り飛ばした方向に咲いてるあれだけか・・・
聞きたい事を教えてもらった礼をしなきゃいけないな・・・
なあ、お前・・・飼いゆっくりに戻りたくはないか?
「もどれるんならもどりたいよ・・・でもまりさはすてられちゃったし」
勿論同じ飼い主の所って訳にはいかないが・・・他にお前を飼ってくれそうな奴を探してやるよ。
「ほ・・・ほんとうに?」
ああ、しかもあのれいむは二度とお前の前に現れないオマケ付きでな。
「あ、ありがとうにんげんさん!」
さってと、じゃあ無駄足かと思った腹いせにれいむと子れいむを潰すか。
蹴り飛ばしたれいむの所へ向かうとまだ気絶しているれいむを必死に舐めている子れいむの姿があった。
と、言う訳でお前等はこの野原の肥料になって貰うぞ。
『でょぼじでぇじょんやきょちょいうにょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!』
さて、親れいむの方はまだ大口開けて気絶してやがるな・・・
その間に準備をするか。
俺はポケットから山菜取りをしてた爺さんから貰ったねずみ花火を出した。
最近この山の中には猪が出るらしく一定の間隔でこのねずみ花火に火を付けて投げると猪が逃げるらしい・・・
他にもロケット花火とか火薬の匂いと大きい音が出る物なら何でも使えるそうだ
ま、俺は猪ぐらいなら素手で何とかなるけどね。
ありったけのねずみ花火に火を付けて親れいむの口の中にほおり投げて・・・っと。
シュゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・パンッ!パンッ!パパパパパパンっ!
「ゆ゛!が!っび!ぐ!ヴェ!あ゛!がぁ!びぃ!ヴォエ!あ!げ!ご!ヴァ!んっ!っぴぃ!」
『お、おきゃーしゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!』
パパンっと音がする度に面白いぐらいに鳴きやがる・・・
うーむ・・・何か虐待鬼井山の気持ちが少しだけ分かった気がする。
ついでに何故か鞄に入ってた爆竹も使うか
しかもこの爆竹は中国でお祝いによく鳴らす特注品、街中で鳴らせば近所迷惑間違いなしの一品だ。
爆竹に火を付けて再び親れいむの口の中に突っ込んで・・っと。
シュゥゥゥゥゥゥゥ・・・
パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ・・・
「あ゛がぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
やべぇ・・・かなり楽しいかも
こいつらが叫ぶ度に日々のストレスが消えていく様だ・・・
こんな事なら倉庫に眠ったまんまの爆竹も持ってくりゃ良かったな。
「あ゛・・・あ゛っ・・・」
うっわ・・・口の中真っ黒焦げ
もうまともに喋れないなこりゃ・・・。
目も飛び出して頬も穴だらけ
こいつはもう放っといても勝手に肥料になるだろ。
さて、子れいむは・・・
『・・・』
どうやら爆竹の音で気絶したらしい・・・
餡も少し吐いてやがる。
よし、楽しい工作といこう!
まず気絶してる子れいむ2匹を親れいむの目の代わりに突っ込んで
グイグイ・・・
よし、入った。
少々眉間に横線入ってあんこが出てるけどまあ平気だろ。
残った子れいむは・・・ケツの穴にでも入れとくか。
ズボッ
良し、飾りがはみ出してるけどいいだろ。
10分後、こいつらを埋めるべく穴を掘っていたら子れいむ共が目を覚ました。
「んっ・・・みゅ・・・ありぇ?」
「ふぁああ・・・ゆっきゅりおき・・・ありぇ?」
おはよう、生ゴミ。
「れいみゅはにゃみゃぎょみじゃにゃい!」
「にゃんじぇうごけにゃいにょおおおおおおおおおおお!」
いいや、お前等は生ゴミだ。
何故なら今から俺が埋めるから。
動けない理由はな、お前等はお袋さんの目の代わりになったからだ。
「にゃんじぇしょんにゃきょちょしゅりゅにょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
「きょれじゃにょーびにょーびできにゃいでちょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
やっぱりゲスの子はゲスか・・・
最早何の躊躇もない、即埋める。
およそ70cm程の深さに掘った穴にれいむを投げ入れた。
「じゃしぇー!きょきょきゃりゃじゃしぇぇーーーー!」
「きゃわいいれいみゅをちゃしゅけりょぉおおおおおおおおおお!」
あー五月蝿い。
お、手頃な石がありやがった。
俺は漬物石サイズの石を子れいむ共に目掛けて投げ捨てた。
「しゃっしゃちょ・・・ッブェ!」
「はやきゅし・・・ブフェッ!」
ふう・・・静かになった。
さ、埋めよう。
5分後、埋め終わった俺は良さそうな花を探し出したが殆どが食いかけだったり枯れ始めていたり・・・
諦めかけた時まりさが花の種を見つけてくれたのでそれをゆうかに渡す事にして下山した。
そして山のふもとに到着した時に山菜を取ってた爺さんに会った。
そしてその爺さんがまりさを世話をしてくれるというのでまりさを引き渡した。
これでまりさとの約束は守れた訳だ・・・良かった良かった。
―――3月24日・夜:お兄さんの部屋
どうしてこうなった・・・
部屋の入り口で三つ指ついたゆうかがかしこまって顔を赤くしながら俺を見る。
何故か俺まで正座をしてる・・・足痺れた。
「ふつつかものですが・・・」
いや、ちょっと待て、何でそうなる?
「もぉ、お兄さんったら・・・分かってる癖に///」
え・・・?
そう言ってゆうかが取り出したのはおよそ七分咲きの花が生えた植木鉢・・・
まさか俺が渡した花の種?
「そうですよ・・・そしてこの花が・・・お兄さんの返事・・・ですよね///」
返事って何の事だ?
って聞ける雰囲気でもないよな・・・
ただ黙ってゆうかの話を聞く・・・。
「本当は種を見た時点で気がつくべきでした・・・これがアネモネの花だって事に」
アネモネ・・・
!!?
「だから私も改めて・・・」
そうだ・・・
前に姉さんに無理矢理、花言葉を暗記させられた事がある・・・
アネモネの花言葉は真実・・・そして・・・!
ゆうかが植木鉢を両手で俺の前に出し、頬を染めた満面の笑みでただ一言・・・こう言った。
「私も・・・あなたを愛します!」
~~Fin~~
・後書きっぽい何か
今日18時から急遽出張・・・orz
時期ネタ書いたはいいけど1週間は帰ってこれないので遅いよりは早い方がいいだろうと今投下
色んな意見頂ければ幸いです
byマーラーあき
過去書いた物
(省略)
・ふたば系ゆっくりいじめ 1005 16匹の子まりさ10/16
・ふたば系ゆっくりいじめ 1027 小ネタの寄せ集め~スパイスボックス~
・ふたば系ゆっくりいじめ 1044 ある場での密談
・小ネタで時期ネタその2、甘味処 ゆうか~聖戦の巻~の続きになります
・この所人間の会話ばっかりだったからゆっくり分多めにした・・・つもり
・俺設定満載です、ご注意下さい
・希少種優遇してます、これもご注意を
・自分みたいな底辺作家の底の底に居る奴がコンペになんて出せる訳がないでしょぉおおおおおおおおおおorz
参加は・・・どうしよう--;
―――3月7日
俺は今・・・悩んでいる。
何故かと聞いてくる奴はいないけど勝手に答えよう、ホワイトデーのお返しで悩んでる。
先月は姉さんの飼いゆっくりのゆうか(胴付)からチョコを貰ってしまった・・・
しかも甘い物が苦手な俺向けにカカオ99%
義理にしては手が込んでたな・・・
流石は姉さんが教育しただけはある・・・。
ってな訳でお返しをするべく今、悩んでいる・・・。
まあ元々頭を使うのは苦手な方だし、ただ考えるよりも試行錯誤してみよう。
今回はその練習の為にゆっくりを用意した
子れいむ、子まりさ、子ありす、子ぱちゅりーの計4匹。
水槽の中に突っ込んで寝かせていたが今さっき起きた様だ・・・。
「きょきょきゃりゃだしぇくしょじじい!」
「はやきゅまりしゃをだしゅにょじぇ!」
「ちょきゃいはにゃあみゃあみゃがちゃべちゃいわ!」
「ぱちぇちゃちをおきょらちぇるとひどいめにあうわよ!」
うん、見事なゲスだ。
さそかし美味しく料理されてくれるであろうよ・・・。
じゃ、まずは・・・れいむから逝くか。
俺は水槽から子れいむを掴み出した。
「おしょりゃをちょんじぇりゅみちゃーい」
そうか、良かったな。
「やいじじい、しゃっしゃちょあみゃあみゃよこちぇ!」
言い切った途端かよ・・・
まあいいだろう、トマトジュースでも飲みな。
と言って俺はラー油をスポイトで子れいむの頭に1滴垂らしてやった。
「あちゃみゃじゃにゃくっちぇおくちにいれ・・・がら゛ぁああああああああああああ!」
何で頭に垂らしたのに辛いって分かるんだこいつ等は・・・
全身で味が分かるとかありえねーだろ・・・。
5分後・・・
「がら゛い゛ぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
余程辛かったのかまだ俺の手の上でウネウネ悶えてやがる・・・
正直・・・キモい。
あまりにキモいからもう少し痛ぶってやるか。
引き続きスポイトのラー油を今度は子れいむの右目に1滴垂らす。
「がぁあああああああああああああ!れいみゅのおべべがあぁあああああああああ!!」
ほれ、次は引っくり返して足?の部分。
「でいびゅにょあんよがああああああああああああああああああああづいぃぃぃぃいいいいい!!」
そのまま90度回して尻の穴。
「でい゛びゅにょあにゃりゅぎゃあああああああああああああああああ!!!」
また引っくり返して逆の穴。
「みゃみゅみゃみゅぎゃやげぢゃうぅうううううううううううううううううう!!!!」
位置はそのままお待ちかねの口の中。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛・・・」
「あ゛っ・・・ゆ゛ぁっ・・・」
ふむ・・・ま、こんだけ痛ぶっときゃそれなりに甘くなっただろ。
んじゃ、試作開始と行きますか。
んーとまず鍋に少量のサラダ油を入れ火を付けて、鍋全体に油が馴染んだら一旦捨てる。
今度はその鍋にラー油を少々、温まったらニンニク、ショウガ、長ネギのみじん切り、そして(以下省略
よし、出来た。
名づけて〔辣椒慢地零無(ゆっくりれいむのチリソース炒め)〕・・・ってちっがーう!
お返しのお菓子を作る筈が何やってんだ俺は!
まあ作っちまった物はしょうがない。
責任持って食うか・・・。
モグモグ・・・
・・・あまっ!
何じゃこりゃ・・・チリソースが滅茶苦茶甘くなってるぞオイ!
これじゃチリソースじゃなくてシロップだ!
まさかゆっくりの効果で・・・
いや、まさかな・・・。
今度こそはお菓子を作ろうと今度は子まりさの頭を掴んで出した。
「おしょりゃをちょんじぇりゅみちゃーい」
はいはい、そうですかい。
「やいじじい、はやきゅまりしゃにあみゃあみゃをよきょしゅにょじぇ!」
やっぱりこうなるのか・・・
どいつもこいつも同じ反応で味気ないな・・・。
まあいい、とりあえずこいつはまずぼうしを奪うのが基本だったっけな
とりあえずぼうしを取ってフライにしてやろう。
「まりしゃにょおぼうしきゃえしぇぇえええええええええ!!」
はいはい、ちょっと待ってな。
まずぼうしを溶き卵と醤油、片栗粉を混ぜた物を付けて・・・っと
鍋にラー油をはってカラッと揚げる。
ジュワァアアアアアアアアアアアア・・・
「まりしゃにょだんでぃーにゃおぼうしがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
この大きさなら1分も揚げれば十分だな
引き上げて油を切ってはい、終わり。
「ま・・・まりしゃにょ・・・おぼうし・・・」
ほれどうした?
しっかり舐めないとおぼうしは元に戻らないぞ?
「ゆ・・・ぺーろぺーろ、がらぁーーーーーーーー!」
そりゃ辛いだろうな・・・ラー油だし。
10分後・・・
「ぺーろぺーろ、がらぁぁぁぁぁぁぁぁ!ぺーろぺーろ・・・がら゛い゛よ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
さっきから同じ事の繰り返し・・・
もう俺が手を出すまでもなく勝手に自滅してくれるだろう。
30分後・・・
「ぺーろ・・・ぺー・・・もっちょ・・・ゆっ・・・」
おっと、今死なれては困るんだ。
どうせ死ぬんだけど死ぬんなら鍋の中で死んでくれ。
急ぎオレンジジュースを辛うじて死なないぐらいに回復するまでかける。
「んー・・・しゅっきりー!」
よし、持ち直した。
じゃあ早速お前は料理されてくれ。
「じょぼじじぇじょんにゃぎょぢょいうにょー!」
まず子まりさに軽く振り塩。
「やめちぇー!どくまきゃにゃいじぇーー!」
すぐさま高温の鍋で頭とケツの両面を焼く。
ジュゥゥゥゥゥゥ・・・
「あちゅい!あ゛ぢゅい゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
子まりさを一旦避けて・・・
鍋にひき肉、長ネギとショウガのみじん切りを入れて炒めて豆板醤とトリガラスープ
ふつふつ煮立って来たら子まりさを(以下省略
良し、完成!
名づけて〔麻婆慢地毬差(ゆっくりまりさのマーボーまんじゅう)〕・・・ってウォイ!
また俺って奴は何やってんだよ・・・
しかも今使った豆板醤はこの前試しに仕入れたジェロキアで作った奴じゃねぇか・・・。
まあ・・・やっちまったもんは仕方がない
こいつも食うか・・・モグモグ
・・・めっちゃあまっ!
え?何で?ありえんだろ!
まさかこの豆板醤失敗作・・・?
試しに使った豆板醤を舐めてみる・・・うん、辛い。
鍋に残った麻婆醤を舐めてみる・・・うぇっ、甘い。
ゆっくりとはここまで辛味を殺すのか・・・
この無駄な主張と存在感・・・恐るべし。
残り2匹か・・・
良く考えてみたらデザートが淋しい中華しか作れない俺がお菓子作りをしてるのも何か滑稽に思えてきたな・・・。
ん?
お菓子・・・そうだ!
中華にはアレがあったじゃないか!
次こそは成功させるべくまず子ぱちゅりーを水槽から引っ張り出す。
「おしょ・・・エレエレエレ・・・」
おっと勿体無い!
まだ吐いて貰う訳にはいかんから口に詰めとけ。
んーっと・・・あ、ガムテープでいいか。
ビーッ・・・ペタリ。
「むぐ、むぐぅうううううううううううううううう!」
ついでだ、逃げられない様に足?にも貼っとこう
何か膨れてきてるけど痛ぶる必要なくなったっぽいしいっか。
「ぶぅ、んぶぅうううううううううううううううううううううう!!」
まず薄力粉と強力粉をふるいに掛けて・・・
サラダ油と卵を軽く混ぜて・・・っと。
この2つを捏ね合わせある程度まとまってきたらお待ちかね
ぱちゅりーのクリームを・・・全部でいっか。
・・・あれ?目がなくなってそこからクリームが漏れてる。
足じゃなくて目元に貼っておくべきだったか・・・
まあいいや、口のガムテープ剥がして続きを作るか。
バリッ
「い゛っ・・・うああああああああああああああ!」
いけね・・・ほっぺの部分まで剥がしちまった。
歯が剥き出しになっちまったけど・・・ま、いっか。(ギューーーっ)
「あ゛ーっ!あ゛ぁ゛ーーーーーーーーーーーーーーーー!」
ニュルッ・・・ポトッ・・ボトッ
うーむ・・・キモい!
よくもまあ姉さんは毎日毎日こういう事やってられるよなぁ・・・。
「あ゛・・・あ・・・」
おっと、もう出ないみたいだな・・・
んじゃこの子ぱちゅりーの残骸はゴミ箱へ。
ポイッ、ストン
良し、ストライク!
んじゃ改めて・・・
これらを耳たぶほどの固さになるまでこねたら少し寝かして・・・
その間に中に包む餡の準備をするか。
今回はあくまでも試作だからな・・・
黒ゴマだけでいいか。
それと忘れちゃいけないのはコイツだ。
水槽から最後の1匹・・・ありすを引っ張り出す。
「やめちぇ!ありしゅにしゃわりゃにゃいじぇ!」
ほう・・・こいつは反応が違うのか
最後の最後でいい物が見れた・・・気がする。
「やみぇりょきょにょいにゃきゃみょにょ!ありしゅをじょーしゅりゅにょ!」
どうすると言われてもなあ・・・
美味しく料理するとしか答えられん。
えっと確かこう上下を擦ってやれば・・・
「やみぇ・・・やぁ・・・あ・・・んっほぉおおおおおおおおおお!」
・・・確かまだ子供なんだよなこいつ
前に見た成体のまりさよりも立派な物持ってやがる・・・恐ろしい。
んっと、次はこの生えてきた物を果物ナイフでみじん切りにしてっと・・・
トトトトトトトトトトト・・・
「い゛だぁああああああああああああああああ!
や゛み゛ぇ、や゛み゛ぇじぇえええええええええええええええ!
ありじゅにょべにべにぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!」
みじん切りにしたら黒ゴマと合わせて・・・
別のボウルにカスタードクリームを出しておく・・・っと。
「あ゛ぶぁ、ぶぅうぇえええええええええええええええええええええええっ!
も・・・っちょ・・・ゆっ・・・おえええええええええええええええええ!」
ん、もう出ないな
んじゃこれもゴミ箱へ・・・
ポイッ、ストン
それじゃ寝かせてた生地を餃子やワンタンの皮と同じ方法で伸ばした物と少し厚めの丸形の台の2種類用意して
丸型の台の上にカスタードクリームと黒ゴマとぺにぺにのみじん切りを混ぜ入れ
薄めに伸ばした生地を被せて(以下省略
良し出来た!
名づけて〔慢地有派中月餅(ゆっくりありすとぱちゅりーのカスタードげっぺい)〕
今度こそお菓子が出来た!
バンザーイ!
だがしかし・・・不味けりゃ渡せないからどk・・・もとい、味見はしないとな。
モグモグ・・・
・・・
なんつーか・・・期待ハズレな味だなオイ
おっかしーな
ちゃんと覚えた通りに作ったのに。
「何やってんの?」
ってうわぁ!
何だ・・・姉さんか、驚かせないでくれよ。
「驚いたのはこっちだっての・・・で、何やってたの?」
いや、まあ、その・・・
「(ジー)!はっはぁーそういう事」
う・・・バレた。
「とりあえず口止め料代わりにその月餅1個貰うわよ」
ああ、はいはい、どうぞどうぞ
「モグモグ・・・うん、悪くはない」
そりゃどおも。
「でも多分絶対ゆうかには渡せないでしょうね」
う・・・
是非ともその理由をお教え願いたい。
「答えは簡単、ゆうかは赤ゆの頃からずっと私の作ったデザートを食べて育ったから」
・・・ごもっともなお答えで。
やっぱ俺の付け焼刃程度のお菓子じゃ通じないか・・・。
期待ハズレな味に感じたのもそのせいだな、きっと・・・。
「何もお菓子会社の陰謀に乗らないでも無難に花屋に貢献したら?
その方が簡単だし安上がりよ、あんたの場合」
・・・ご忠告感謝致しますオネエサマ。
「感謝するなら何か私のブログに乗せるに足る情報ない?ここの所更新してなかったからそろそろ何か欲しいのよ」
ああ、それなら・・・
これ食ってみ。
先程作ったマーボー饅頭とチリソース炒めを出す・・・
バキッ!!
その瞬間、姉さんにアッパーカットをお見舞いされた。
「あんたねぇ・・・私が辛いの苦手だって知ってるでしょ!」
イタタ・・・
それは知ってるよ、知ってるからこそこれを出したんだよ!
「・・・どういう事?」
説明は後だ、とにかく食ってみてくれよ。
姉さんは仕方がないと言ってしぶしぶ食べ始めた・・・。
そして一言こう言った。
「何・・・これ?すごく甘いんだけど?
どう見ても・・・ってか匂いもしっかり辛そうなのに」
ああ、良かった・・・
俺の味覚が狂った訳じゃなくて・・・。
とりあえず俺はどうしてこうなったかを説明した。
「・・・それ、本当なんでしょうね?」
おいおい・・・嘘ついて俺に何の得があるんだよ?
多分これは誰も知らないと思うぞ・・・
やろうともしないだろうし。
「でしょうね・・・あんたの手違いに感謝するわ」
そいつはどうも・・・
じゃあそろそろ片付けて寝るとするかな。
「そうね、私もこの事ブログに書いたら寝るわ・・・あ、掃除もちゃんとしなさいよ?」
・・・へいへい。
―――3月13日
花屋に行ったはいいが金が足りなかったので野生の花、もしくは苗でも探そうと俺は山へ行った。
山菜を集めてた爺さんの話によれば五合目まで登ったあたりに花が沢山咲いた野原があるという・・・
その言葉を信じて来たのはいいんだが・・・
「むーちゃむーちゃ」
「ちあわちぇー!」
「むししゃんまっちぇー!」
「んめっ!これうんめっ!」
「みんなおなかいっぱいになった?」
・・・どうやらここに野良ゆっくりが住み着いてほぼ全滅した様だ。
いるのはれいむ、子れいむ3、まりさ・・・か。
ここまで来たのに手ぶらかと思うと何ともやるせない気分になる・・・。
「ゆゆ?あんなところにじじいがいるよ!」
「ほんちょじゃ!」
「じじい、あみゃあみゃよこちぇ!」
「はやきゅしちぇにぇ、くじゅはきりゃいじゃよ!」
ふむふむ・・・れいむ、子れいむは全部ゲスか
「みんななにいってるの!ゆっくりしないでにんげんさんにあやまってね!ころころされちゃうよ!」
まりさは普通なのか・・・。
「なにいってるのぉー!まりさこそゆっくりしてないでそのじじいをやっつけてね!」
『しょーじゃしょーじゃ!!』
というゆっくり共のやり取りを無視して俺はまりさを掴んで持ち上げ、目線を合わせた。
「おそらをとんでるみたーい!」
そうか、良かったな。
じゃあ俺の話を聞いてくれ。
「ゆ?ゆゆ?にんげんさんたすけてぇえええええええええええええ!」
落ち着け、別に取って食う訳じゃない
お前に少し話があるんだよ。
「ゆ?おはなし?」
「なにやってるのまりさ!さっさとそのじじいをやっつけろぉおおおおおおおおおおおお!」
ズドンっ!
お前は黙ってろ!
「おぞらをどんでるみだ(ドシン)っぶぇ!!」
『お、おきゃーしゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!』
れいむの眉間に蹴りをかまして吹っ飛ばす、子れいむは親れいむを追って行った。
これで静かに話が出来る・・・。
「あの・・・にんげんさん、おはなしって?」
ん?ああ・・・そうだった。
お前にいくつか質問をしたい。
まず1つ目、お前は何であんなゲスと番になったんだ?
「なりたくってなったわけじゃないんだよ・・・
あのれいむはいやがるまりさをおいつめてむりやりスッキリーさせられたんだよ・・・」
ああ、要するに逆レイポゥで規制事実を作らされたのか・・・
それはご愁傷様だ。
それじゃ2つ目
ここに花が沢山咲いていなかったか?
「ここにきたばかりのころにはいっぱいはえてたよ・・・
でもれいむとおちびちゃんがたくさんたべちゃった・・・
なんどもやめさせようとしたんだけど・・・まりさはかりがへたでみんなをゆっくりさせられなかったから・・・」
ああ、良く見ればぼうしにバッチの跡があった・・・
つまりお前は元飼いゆって訳か。
「うん、ぎんバッチさんをつけてたことがあるよ」
で、散歩中だか不法侵入された家の中だかでれいむに襲われてお前は捨てられた・・・と?
「・・・・・・・・・・うん」
ああ・・・嫌な事思い出させちまってスマン
じゃあこれが最後の質問だ、ここ以外で花が沢山咲いてる所を知らないか?
「このやまにはここいがいにおはなさんがあるばしょはないよ・・・」
そっか・・・
つまり残ってる花はれいむを蹴り飛ばした方向に咲いてるあれだけか・・・
聞きたい事を教えてもらった礼をしなきゃいけないな・・・
なあ、お前・・・飼いゆっくりに戻りたくはないか?
「もどれるんならもどりたいよ・・・でもまりさはすてられちゃったし」
勿論同じ飼い主の所って訳にはいかないが・・・他にお前を飼ってくれそうな奴を探してやるよ。
「ほ・・・ほんとうに?」
ああ、しかもあのれいむは二度とお前の前に現れないオマケ付きでな。
「あ、ありがとうにんげんさん!」
さってと、じゃあ無駄足かと思った腹いせにれいむと子れいむを潰すか。
蹴り飛ばしたれいむの所へ向かうとまだ気絶しているれいむを必死に舐めている子れいむの姿があった。
と、言う訳でお前等はこの野原の肥料になって貰うぞ。
『でょぼじでぇじょんやきょちょいうにょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!』
さて、親れいむの方はまだ大口開けて気絶してやがるな・・・
その間に準備をするか。
俺はポケットから山菜取りをしてた爺さんから貰ったねずみ花火を出した。
最近この山の中には猪が出るらしく一定の間隔でこのねずみ花火に火を付けて投げると猪が逃げるらしい・・・
他にもロケット花火とか火薬の匂いと大きい音が出る物なら何でも使えるそうだ
ま、俺は猪ぐらいなら素手で何とかなるけどね。
ありったけのねずみ花火に火を付けて親れいむの口の中にほおり投げて・・・っと。
シュゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・パンッ!パンッ!パパパパパパンっ!
「ゆ゛!が!っび!ぐ!ヴェ!あ゛!がぁ!びぃ!ヴォエ!あ!げ!ご!ヴァ!んっ!っぴぃ!」
『お、おきゃーしゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!』
パパンっと音がする度に面白いぐらいに鳴きやがる・・・
うーむ・・・何か虐待鬼井山の気持ちが少しだけ分かった気がする。
ついでに何故か鞄に入ってた爆竹も使うか
しかもこの爆竹は中国でお祝いによく鳴らす特注品、街中で鳴らせば近所迷惑間違いなしの一品だ。
爆竹に火を付けて再び親れいむの口の中に突っ込んで・・っと。
シュゥゥゥゥゥゥゥ・・・
パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ・・・
「あ゛がぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
やべぇ・・・かなり楽しいかも
こいつらが叫ぶ度に日々のストレスが消えていく様だ・・・
こんな事なら倉庫に眠ったまんまの爆竹も持ってくりゃ良かったな。
「あ゛・・・あ゛っ・・・」
うっわ・・・口の中真っ黒焦げ
もうまともに喋れないなこりゃ・・・。
目も飛び出して頬も穴だらけ
こいつはもう放っといても勝手に肥料になるだろ。
さて、子れいむは・・・
『・・・』
どうやら爆竹の音で気絶したらしい・・・
餡も少し吐いてやがる。
よし、楽しい工作といこう!
まず気絶してる子れいむ2匹を親れいむの目の代わりに突っ込んで
グイグイ・・・
よし、入った。
少々眉間に横線入ってあんこが出てるけどまあ平気だろ。
残った子れいむは・・・ケツの穴にでも入れとくか。
ズボッ
良し、飾りがはみ出してるけどいいだろ。
10分後、こいつらを埋めるべく穴を掘っていたら子れいむ共が目を覚ました。
「んっ・・・みゅ・・・ありぇ?」
「ふぁああ・・・ゆっきゅりおき・・・ありぇ?」
おはよう、生ゴミ。
「れいみゅはにゃみゃぎょみじゃにゃい!」
「にゃんじぇうごけにゃいにょおおおおおおおおおおお!」
いいや、お前等は生ゴミだ。
何故なら今から俺が埋めるから。
動けない理由はな、お前等はお袋さんの目の代わりになったからだ。
「にゃんじぇしょんにゃきょちょしゅりゅにょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
「きょれじゃにょーびにょーびできにゃいでちょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
やっぱりゲスの子はゲスか・・・
最早何の躊躇もない、即埋める。
およそ70cm程の深さに掘った穴にれいむを投げ入れた。
「じゃしぇー!きょきょきゃりゃじゃしぇぇーーーー!」
「きゃわいいれいみゅをちゃしゅけりょぉおおおおおおおおおお!」
あー五月蝿い。
お、手頃な石がありやがった。
俺は漬物石サイズの石を子れいむ共に目掛けて投げ捨てた。
「しゃっしゃちょ・・・ッブェ!」
「はやきゅし・・・ブフェッ!」
ふう・・・静かになった。
さ、埋めよう。
5分後、埋め終わった俺は良さそうな花を探し出したが殆どが食いかけだったり枯れ始めていたり・・・
諦めかけた時まりさが花の種を見つけてくれたのでそれをゆうかに渡す事にして下山した。
そして山のふもとに到着した時に山菜を取ってた爺さんに会った。
そしてその爺さんがまりさを世話をしてくれるというのでまりさを引き渡した。
これでまりさとの約束は守れた訳だ・・・良かった良かった。
―――3月24日・夜:お兄さんの部屋
どうしてこうなった・・・
部屋の入り口で三つ指ついたゆうかがかしこまって顔を赤くしながら俺を見る。
何故か俺まで正座をしてる・・・足痺れた。
「ふつつかものですが・・・」
いや、ちょっと待て、何でそうなる?
「もぉ、お兄さんったら・・・分かってる癖に///」
え・・・?
そう言ってゆうかが取り出したのはおよそ七分咲きの花が生えた植木鉢・・・
まさか俺が渡した花の種?
「そうですよ・・・そしてこの花が・・・お兄さんの返事・・・ですよね///」
返事って何の事だ?
って聞ける雰囲気でもないよな・・・
ただ黙ってゆうかの話を聞く・・・。
「本当は種を見た時点で気がつくべきでした・・・これがアネモネの花だって事に」
アネモネ・・・
!!?
「だから私も改めて・・・」
そうだ・・・
前に姉さんに無理矢理、花言葉を暗記させられた事がある・・・
アネモネの花言葉は真実・・・そして・・・!
ゆうかが植木鉢を両手で俺の前に出し、頬を染めた満面の笑みでただ一言・・・こう言った。
「私も・・・あなたを愛します!」
~~Fin~~
・後書きっぽい何か
今日18時から急遽出張・・・orz
時期ネタ書いたはいいけど1週間は帰ってこれないので遅いよりは早い方がいいだろうと今投下
色んな意見頂ければ幸いです
byマーラーあき
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(省略)
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