ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1165 ある場での密談
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ankoss
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ある場での密談
・懲りずに小ネタです、しかも俺設定満載・・・
・続く物より1発こっきりの方がウケがいい様な・・・気のせいか?
・〔鬼〕の付く苗字が浮かばない・・・ネタも浮かばねぇorz
・前半部分に保護団体の会話があります・・・嫌な方は飛ばして問題ありませんです
―――某所・会議室
今、ここには一人の・・・およそ中年であろう男がいた
真っ白なスーツ、真っ黒なネクタイ・・・
そして真っ白な髪をして、その両手の指には色とりどりの豪華な指輪がはめられていた。
ガチャ・・・
そして今度は大よそ真逆の・・・
真っ黒な髪とスーツに真っ白なネクタイをした青年が一人入ってきた。
「報告します・・・良い方と悪い方どちらからが宜しいでしょうか?」
白いスーツの男は椅子に座り答える。
「・・・ムゥ、では悪い方からだ」
「畏まりました」
青年はそう言うと軽く咳払いをし、報告を始める・・・。
「まず・・・この前ゆっくり民家襲撃事件があった○○町の支部ですが
その襲ったゆっくり・・・れいむとドスまりさを捨てたのが○○町支部の会長、副会長という事実が判明されてしまいまして
これ以上あの場に留まるのは逆効果であると判断し、今月中には撤退させる事になりました。」
白いスーツの男は苦虫を噛んだ様な顔をした・・・。
「ムゥ・・・仕方がない・・・か その町を担当してたのは確か・・・」
「□×重工の社長と専務、およびその婦人方です」
「では、撤退と同時に□×重工への資金供給を絶て!
2ヶ月以内には倒産に追い込ませろ」
「分かりました、では次に・・・」
白いスーツの男は頭に〔?〕を浮かべるみたいに不思議そうな顔をして聞く。
「ちょっと待て、悪い報告はまだあるのか?」
それに対し黒いスーツの男は・・・
「ございます、悪い報告は後2つ程・・・」
と、平然と述べた。
白いスーツの男はポケットから胡桃を出し、握りだした・・・。
「(コリコリ)まったく・・・(コリコリ)お前が有能でなければこの瞬間クビにしてやりたいぞ」
だが黒いスーツの男は何事もなくこう返した。
「誉め言葉と受け取っておきます
それと、定時には帰りたいんでサクッと進めて宜しいですか?」
「(ゴリゴリ・・・バキッ!)・・・ウム、続けろ」
「では次の報告です
先程警視庁から来た情報で・・・こっちから資金を流していた警視長が明日、辞職される事になりました」
「(モグモグ)・・・その警視長の定年はまだ先だった筈だが?」
「先に述べましたゆっくり民家襲撃事件の時、その前のゆっくり車襲撃事件の時に何の対処もさせなかった事が世間にバレた様で・・・
流石に無能な警視総監でも見過ごせなくなったのでしょう」
「(モグモグ・・・ゴクン)そうか・・・ならば仕方があるまい」
「一応私の独断で天下り出来ない様に根回ししておきましたが?」
白いスーツの男は再び胡桃を出して握り始めた。
「(コリコリ)十分だ、それと以降はこっちの情報を漏らさせない様監視を置いておけ
それと、新たにこちらの手駒となりそうな物をリストアップしろ」
「分かりました」
「(ゴリゴリ・・・バキッ)では最後の悪い事を聞こうか・・・(パクッ)お前も食うか?(モグモグ)」
「では最後の悪い事を・・・あ、クルミは歯に詰まるのでいりません」
「そうか・・・(ゴクン)」
「では最後の悪い事の報告です
○○町から生まれたゲス専門ゆっくり駆除施設の事ですが・・・
やたらと起動に乗ってしまったらしく・・・来月の頭に□×町、△○町、○×町に支部を設けるとの事です」
白いスーツの男は顔面蒼白となって・・・
「なん・・・だと・・・」
とだけ返した。
逆に黒いスーツの男は平然と続ける。
「先にも述べた2つの事件を解決したのを皮切りに今じゃウチよりも発言力がありますからね・・・地域限定ですけど。
しかも支部を立てる予定とかいう場所にはウチの支部はないですからね・・・
妨害しようと思っても手が出せません」
それに対しワナワナとしつつ・・・
「電気止めるとか備品の搬入を遅らせるとか色々あるだろ!」
でもってやっぱり平然と・・・
「無駄です、電気は金が大幅に動きますし・・・あの連中、備品は虐待鬼井山しかいない運送会社に用意させてますから」
白いスーツの男は脱力して・・・
「そう・・・か、仕方がない・・・か」
黒いスーツの男は多少疲れた顔をしつつ・・・
「そうですね・・・」
とだけ答えた。
10分後・・・
白いスーツの男はお茶を用意して飲みだした・・・
少し落ち着いてきたようである。
「では良い報告を聞こうか」
黒いスーツの男はやっと話せると深呼吸をして報告した。
「では報告します・・・
@@建設、※※運送、#%デパート、$$銀行、÷×出版の5社が新たにこちらへ協賛したいと申し出て来ました
先月相次ぐ不況で抜けた××観光と○△製薬の穴を埋めるには十分かと・・・」
お茶を飲み干した白いスーツの男はやや笑顔となった。
「ホォ・・・確か$$銀行は某総合格闘技団体のスポンサーもやっていたな」
それでも平然と続けるのが黒いスーツの男。
「ええ、相撲のスポンサーをやってた○△製薬が抜けてしまいましたがそれを補うに足りるかと・・・」
白いスーツの男は上機嫌となり再びお茶を入れ始めた。
「ウンウン・・・で、次は?」
黒いスーツの男は申し訳なさそうな顔をして一言。
「ございません」
ガシャーン・・・
と急須が床に落ちて割れた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
黒いスーツの男は何時の間にか用意していたチリトリと箒で急須の破片を集めながら言った。
「ですから報告はこれで終わりです、良い報告はあれだけです」
パリーン・・・
今度は湯飲み茶碗を握りつぶした。
握りつぶした手から血が流れている・・・。
「もっとこう・・・ないものか?
鬼井山が全滅しましたとか胴付希少種の量産に成功しましたとか!」
割れた湯飲み茶碗の破片も集め、何時の間にか手にしていた救急箱で白いスーツの男の手を治療しながら言う・・・。
「前者はまずありえません・・・虐待鬼井山がいるからこそ、この組織も成り立っているんですから・・・
後者も難しいでしょう・・・未だに未知の部分が多数ありますし」
手の治療を終えた黒いスーツの男は部屋を出ようとして・・・その時
「あ、忘れてました・・・
例の研究室から実験の成果を試したいと連絡がありましたが・・・どうしますか?」
包帯を巻いたのと反対の手で湯飲み茶碗を持ちお茶を飲んでいた白いスーツの男は・・・
「そうだな・・・では今夜ここに来るように言ってくれ
丁度廃棄する奴が来るからな」
「分かりました、では時間ですので私はこのまま帰宅します」
「あ、ああ・・・ご苦労さん」
バタン・・・
白いスーツの男は懐から葉巻を取り出し、吸い始めた。
「フゥー・・・アイツは本っ当に優秀なんだがなぁ・・・
定時に帰りたがるのとあの無表情さえなければもっと良いんだが・・・」
やがて葉巻の長さが半分ぐらいになった時・・・
「あ、もう一つあった・・・
目の前で煙草吸うと物凄い形相で怒るんだよな・・・あいつ」
ここまで聞いた大半の者はクビにすればいいのにと思うが出来なかった・・・
それだけ優秀で代わりとなれる者が居なかったからである。
―――その日の夜
白いスーツの男の前に1人の男と2つの箱が届いた。
「良く来てくれたな、博士」
白衣を着た博士と呼ばれる男も返す。
「今回は実験の機会を与えてくれて感謝しますよ、社長・・・
それとも保護団体会長と呼んだ方がいいですか?」
白いスーツの男は苦笑いをしつつ返す。
「どちらでも・・・好きな方で構わん
では早速成果を見せて頂こうか?」
そして2人は地下室へと移動した。
そして地下室に到着し、白いスーツの男は一つの箱を引っくり返した。
「おそら(ドスンッ)ヴォッ!」
その中からは保護団体のシンボルとしていたれいむが出てきた。
「いったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああい!!」
やがて白いスーツの男が呟く。
「よう、目ぇ覚めたか?」
「なにするの!れいむとってもいたかったんよ!だからおわびのあまあ(ズドム)ッブァァァァ!!」
男はそのまま無言でれいむを蹴飛ばした・・・
そのままれいむは顔面が壁に当たり前歯が砕け、破片が歯茎にめり込んだ・・・。
「あ゛・・・っがぁ・・・」
そのままれいむのもみあげを握り、持ち上げ話をする。
「い゛だい゛ぃぃぃぃぃぃ!ピコピコさんもちあげないでぇぇぇぇぇぇぇ!
れいむはえらばれたゆっくりなんだよ!
なのにこんなことしていいわけないでしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「おわび・・・ねぇ(ズン!!)」
れいむの眉間に拳を叩き込み、話を続ける。
「っぎゃ、ぐぎぃぃぃぃぃぃぃ!!」
「それはこっちのセリフだこの生ゴミが!
選ばれた?違うだろ!(ズン!)「っぐぎぃぃぃぃぃ!」
〔俺が〕選んでやったんだ!(ズドン!)「っがぁぁぁぁ!!」
そんな事も分からないのか?(ブンッ、ビターン!)」
男はそのままれいむを床に叩き付け、今度は髪を掴んで持ち上げた。
「あ゛、っが・・・」
「最初に言った筈だ・・・お前が生きていたいなら俺の言う通りにしろと。
お前ごときの代わりは腐る程いるってな!」
今度は葉巻に火を付け、更に話を続ける。
「フゥー・・・「ッゲホッ!ゴホッ!」
にも関わらず・・・だ!「ッヒ・・・!」
お前は昨日、新しいポスターの為の撮影で何をした?
我侭言いたい放題、シャッターの瞬間にうんうんしーしー、1枚撮っただけで腹減ったあまあまよこせだぁ?
(ズドム!)「ッブェェェ!!」ふざけるな!(ブンッ!ビッターン!!)」
再びれいむは床に叩きつけらた・・・そしてれいむの体は指輪で穴が開き、少量のあんこが漏れていた。
そして男はれいむの傍でしゃがみ、懐から写真を出した。
「何なんだこの写真は?え?
ゲス丸出し、品性のカケラもありゃしねぇ!
こんなのでポスター作ったら宣伝どころかたちまちウチが潰れちまうよ!」
ビリッ、ビリリーッ!
とれいむの目の前で写真を破き、ライターで火を付けれいむの頭に乗せた。
「あ゛あ゛ーーーーーあ゛づいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!れ゛いむ゛のぎゅーでぃぐるながみざんがぁぁぁぁぁぁ!!!」
火が消えた頃に男は葉巻を灰皿に捨て、れいむに一言だけ言い放った。
「俺の話はこれで終わり、同時にお前のゆん生も今日で終わりだ・・・
何か言い残す事はあるか?聞くだけ聞いてやる」
れいむはうつむきながら・・・ようやく一言だけ漏らした。
「・・・・・・・・どぼじで・・・」
「あ?」
「どぼじでぞんなごどずるのぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
「何がだ?」
「おにいさんはほごだんたいのひとなんでしょぉおおおおおおおおおおおおお!
なのになんで・・・どぼじでれいむをいじめるのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおお!!」
男は再び葉巻に火を付け語り出した。
「フゥー・・・いいだろう、冥土の土産に教えてやる
もっとも、理解なんざ出来ないだろうがな」
「俺がゆっくり保護団体を設立したのはな、お前等ゴミ饅頭を保護する為じゃねぇ
多くの企業団体に協力をあおいで俺の懐を膨らませる為だ!
それにお前等の愛好家ってのは金持ちが多くってな、ちょっと寄付を頼んだだけ平社員40人分の給料がポンと出て来やがるし
町で募金集めてみればあっと言う間に100万だ、真面目に働くのが馬鹿馬鹿しくなるぜ・・・」
れいむには当然理解出来る筈もなく、ただただ混乱している・・・。
「あ・・・え・・・」
男は一呼吸置いて・・・簡単にしてこう言った。
「つまり・・・だ、お前等ゴミ饅頭は保護される為に居るんじゃない
俺の金儲けの道具になる為に居るんだ!」
「そんな・・・ぞんな・・・」
「やっと分かったか?
つまりもう金を集められなくなったお前は用無しだ、潔く死んでくれ」
話が終わった時、れいむは涙目で命乞いをした・・・。
「おねがいいまず!れいむまだじにだぐないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!
ガッゴイイまりざどズッギリーして、だぐざんのおぢびぢゃんどゆっぐりじだいんでずぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
普通ならこんな命乞いを聞く耳は持たない・・・だが・・・
「フゥー・・・いいだろう」
「ゆ゛っぐ・・・ゆ゛っ・・・え゛?」
「お望み通りまりさとスッキリーさせてやろうと言ったんだ」
「ほ・・・ほんとうに?」
「俺は人は騙すが嘘はつかん・・・じゃあ博士、例の奴を」
「やれやれ、やっと出番ですか・・・」
そう言って博士と呼ばれた男はもう一つの箱から1匹のゆっくりを出した。
箱から出てきたのは・・・れいむが望んだまりさだった。
れいむはそれまでに受けた痛みも忘れてまりさに近づき・・・
「ゆ!れいむはれいむだよ!ゆっくりしていってね!」
と、お決まりの挨拶をした。
「・・・・・・・・・・」
だがまりさは何も答えなかった・・・。
「ゆゆ?どうしたのまりさ?ゆっくりしていってね!」
「・・・・・・・・・・」
それでもまりさは何も答えない・・・
「なんだかゆっくりしてないまりさだよ・・・おにいさん、れいむはほかのまり・・・っぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
れいむが後ろを向いた瞬間・・・まりさはれいむを、まるでれいぱーの様に犯し始めた。
「まりさ!ゆっくりしないでやめてね!こんなばーじんろすとはいやだよ!ゆっくりりかいしてね!」
「・・・・・・」
それでも、まりさは何も話さない・・・
そもそもがれいむの声が聞こえているのかどうかも怪しかった。
「だめだよまりさ!こんなスッキリーはいやだよ!ゆっくり・・・スッキリー!」
何だかんだと言いつつれいむはスッキリーした・・・
そして頭から茎が生えて、3匹の赤ゆが実った。
「ひっく・・・ゆっぐ・・・ひどいよまりさ・・・」
れいむはまりさの仕打ちに泣きながらまりさを睨む・・・
だが・・・
「・・・・・・・」
それでも、まりさが喋る事はない・・・
やがて一部始終を見ていた男と博士が口を開く。
「どうだい博士、実験の結果は?」
「フム・・・半分成功・・・って所ですかね
母体と同じゆっくりがいないというのはどうも・・・」
その言葉に反応したれいむが思わず男に尋ねる。
「ヒック・・・ヒッ・・・じっけん?」
「まあ何だ、その頭の饅頭見てみれば分かる」
「おちびちゃんを・・・・・・・・・・・・・・え?」
れいむは自分の目を疑った・・・
茎に実った赤ゆ・・・まりさが2匹
そしてもう1匹はれいむでなければならない・・・だが・・・
実っていたのはれいむではなく・・・ありすであった。
「どぼじで・・・どぼじでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
無理矢理とはいえれいむは確かにまりさとスッキリーをした。
なら生まれてくる赤ちゃんはれいむとまりさでなければならない筈である
だが実際に実ったのはまりさとありす・・・
れいむは1匹もいなかった・・・。
「それについては私から説明しましょう」
博士と呼ばれた男がれいむの前にまりさを抱えてやって来た。
「実は私はゆっくり生態学の傍ら新種の開発に没頭しておりましてね
このまりさはそのプロトタイプなんですよ・・・」
そしてまりさのぼうしを取る・・・そのぼうしの下には数多くの縫合の跡があった。
「ヒ・・・」
「こいつは見た目こそ普通のまりさなのですが・・・
中身はまりさのこしあんと一緒にありすのカスタードクリームが入っているんです。
名付けて〔れいぱーまりす〕・・・どうです?」
そして再びぼうしを被せ、まりさを箱にしまい話を続ける。
「まあ、生きてはいますがスッキリーの事しか頭にないし
2種類の餡子を混ぜた副作用なのでしょうか・・・言葉を話す事が出来なくなってしまいましてね
物は試しにと子作りさせようにも最初のあなたみたいに誰もが嫌がってしまいまして・・・
そんな時にあなたが処分されると聞いて、こうして協力して貰った・・・という訳です」
そして今度は白いスーツの男が質問をする。
「なあ博士・・・発想はいいんだが何でまたそんなのを?」
「決まっているでしょう?胴付ゆっくり量産計画の一環です!」
博士は堂々と言った。
「ごくまれにですが・・・例えばれいむとまりさの間にさなえが生まれる事がありますよね?
それでふと思いついたんです・・・
もう1種類の異なる遺伝餡を同時に導入出来れば希少種が生まれる確立が上がるんじゃないかと!
そして同じ希少種同士でスッキリーさせ続ければ胴付が生まれる可能性も上がるであろうと!
そうすれば安月給の私でも胴付ゆゆこと同棲出来るだろうと!!」
男は半ば呆れながらこう言った・・・。
「・・・まあ、胴付ゆっくりを量産できるかもしれんのならこれからも資金方面の協力はする、頑張ってくれ」
博士はそれを聞き・・・
「ありがとうございます!近い内には必ず成功させてみせましょう!
では研究結果の報告もしなければいけないのでその赤ゆは貰って行きますね!
それでは失礼致しました!」
れいむから茎を引きちぎり、何処からか出した砂糖水の入ったペットボトルに入れてさっさと帰った。
男はれいむを見る・・・
「あは・・・あはは・・・あ・・・は・・・」
そしてまた呆れながら・・・
「やっぱりこいつにゃ難しすぎたみたいだな・・・頭の中身がパンクしてやがる」
男はこうなってはつまらないと・・・一思いに踏み、れいむは潰れてそのゆん生を終えた。
そして同じ建物のこの男の専用の部屋・・・
男はグラスに酒を注ぎ飲み始める。
「ッグ、ッグ、ップハー・・・
今日は悪い報告ばかりだったが・・・まあ資金が増えた事とあの実験の経過を知れただけで良しとしよう」
「(そうだ・・・本当はゆっくりの保護も、金だってどうでもいい・・・
俺はただゆっくりを虐待する権利を独り占めしたい・・・それだけだ!
その為にはもっと金が・・・信用が必要だ・・・
クックック・・・馬鹿な金持ち共め、もっと俺に金を出せ・・・もっとゆっくりを可愛がれ!
全てはこの・・・俺の為にな!)」
―――とあるアパートの部屋の前
ピンポーン・・・
「はいはい、どちら様で?」
「こちらデビル、今日の潜入調査の報告に来た」
「・・・こちらオーガー、了解だ、今鍵を開ける」
ガチャ・・・
ドアが開くと同時に表にいた男は部屋の中に入る。
この男は保護団体の会長の秘書をしていた黒いスーツの男である。
「おーす、お疲れー!」
「まあ一杯やれや」
部屋の中には秘書と入り口を開けた男の他に2人の男がいた。
そして秘書はせっせとネクタイを外し、ビールをかっ食らった。
「ッグッグッグ・・・ッパアー、生き返ったぁぁぁぁ!」
「ほれほれ、もっと飲みな」
そう言いながら缶ビールの追加が箱で詰まれる。
「あ、そうだ・・・○○町の情報を漏らしたの誰だ?
まだ時期じゃないって言っただろ!」
その言葉に反応したのは缶ビールの箱を運んで来た男であった。
「スマン、ブログに乗せるネタがなかったからつい・・・」
「ったく・・・もう少し待ってれば手遅れになって保護団体の経済に大打撃を与えられたのによ・・・」
その言葉に入り口を開けた男が・・・
「まあいいじゃねぇか、次からは気を付ければよ・・・それよりお前、会長の尻尾は掴めたか?」
「ッグ、ッグ、ッグ・・・ッパァ・・・ああ、専用の虐待部屋があるのまでは分かったんだが・・・
あの野郎・・・肝心のゆ虐をしやがらねえからなぁ・・・」
そして最後の1人がツマミを持って来ながら聞く。
「なあ、これまでに判明してる寄付金の横領とかだけじゃあ駄目なのか?」
「ッゴッゴッゴ・・・ップハ、駄目駄目、それだけじゃあの保護団体の解散には追い込めねぇよ
せいぜい会長が捕まって辞任してそれでお仕舞い、副会長が後を継いで組織がそのまま残るだろよ」
「まあ何にせよ、もう少し潜入し続ける必要はあるだろう・・・俺たちと、全国の虐待鬼井山の為にもな」
「ッグッグッグッグッグ・・・ップハー、ああ、そのつもりだ」
そう・・・
この男達は虐待鬼井山・・・
堂々とゆっくりを虐待する為、今日も明日も保護団体の癌を探る・・・
保護団体が解散するその日まで・・・戦いは終わらない。
~~Fin~~
・後書きという名の反省文m(_ _)m
前半部分は自分で書いておきながらいーらいーらしてました、はい
もう二度と保護団体の話は書きません、ゴメンナサイ
今回限りです、本当に!
でも話の端々に出てくる可能性はあります・・・
てんこの様に生きてみたいマーラーあきでした。
過去書いた物
(省略)
・ふたば系ゆっくりいじめ 961 山岳救助レンジャー部隊 〔冷覇〕
・ふたば系ゆっくりいじめ 1005 16匹の子まりさ10/16
・ふたば系ゆっくりいじめ 1027 小ネタの寄せ集め~スパイスボックス~
・懲りずに小ネタです、しかも俺設定満載・・・
・続く物より1発こっきりの方がウケがいい様な・・・気のせいか?
・〔鬼〕の付く苗字が浮かばない・・・ネタも浮かばねぇorz
・前半部分に保護団体の会話があります・・・嫌な方は飛ばして問題ありませんです
―――某所・会議室
今、ここには一人の・・・およそ中年であろう男がいた
真っ白なスーツ、真っ黒なネクタイ・・・
そして真っ白な髪をして、その両手の指には色とりどりの豪華な指輪がはめられていた。
ガチャ・・・
そして今度は大よそ真逆の・・・
真っ黒な髪とスーツに真っ白なネクタイをした青年が一人入ってきた。
「報告します・・・良い方と悪い方どちらからが宜しいでしょうか?」
白いスーツの男は椅子に座り答える。
「・・・ムゥ、では悪い方からだ」
「畏まりました」
青年はそう言うと軽く咳払いをし、報告を始める・・・。
「まず・・・この前ゆっくり民家襲撃事件があった○○町の支部ですが
その襲ったゆっくり・・・れいむとドスまりさを捨てたのが○○町支部の会長、副会長という事実が判明されてしまいまして
これ以上あの場に留まるのは逆効果であると判断し、今月中には撤退させる事になりました。」
白いスーツの男は苦虫を噛んだ様な顔をした・・・。
「ムゥ・・・仕方がない・・・か その町を担当してたのは確か・・・」
「□×重工の社長と専務、およびその婦人方です」
「では、撤退と同時に□×重工への資金供給を絶て!
2ヶ月以内には倒産に追い込ませろ」
「分かりました、では次に・・・」
白いスーツの男は頭に〔?〕を浮かべるみたいに不思議そうな顔をして聞く。
「ちょっと待て、悪い報告はまだあるのか?」
それに対し黒いスーツの男は・・・
「ございます、悪い報告は後2つ程・・・」
と、平然と述べた。
白いスーツの男はポケットから胡桃を出し、握りだした・・・。
「(コリコリ)まったく・・・(コリコリ)お前が有能でなければこの瞬間クビにしてやりたいぞ」
だが黒いスーツの男は何事もなくこう返した。
「誉め言葉と受け取っておきます
それと、定時には帰りたいんでサクッと進めて宜しいですか?」
「(ゴリゴリ・・・バキッ!)・・・ウム、続けろ」
「では次の報告です
先程警視庁から来た情報で・・・こっちから資金を流していた警視長が明日、辞職される事になりました」
「(モグモグ)・・・その警視長の定年はまだ先だった筈だが?」
「先に述べましたゆっくり民家襲撃事件の時、その前のゆっくり車襲撃事件の時に何の対処もさせなかった事が世間にバレた様で・・・
流石に無能な警視総監でも見過ごせなくなったのでしょう」
「(モグモグ・・・ゴクン)そうか・・・ならば仕方があるまい」
「一応私の独断で天下り出来ない様に根回ししておきましたが?」
白いスーツの男は再び胡桃を出して握り始めた。
「(コリコリ)十分だ、それと以降はこっちの情報を漏らさせない様監視を置いておけ
それと、新たにこちらの手駒となりそうな物をリストアップしろ」
「分かりました」
「(ゴリゴリ・・・バキッ)では最後の悪い事を聞こうか・・・(パクッ)お前も食うか?(モグモグ)」
「では最後の悪い事を・・・あ、クルミは歯に詰まるのでいりません」
「そうか・・・(ゴクン)」
「では最後の悪い事の報告です
○○町から生まれたゲス専門ゆっくり駆除施設の事ですが・・・
やたらと起動に乗ってしまったらしく・・・来月の頭に□×町、△○町、○×町に支部を設けるとの事です」
白いスーツの男は顔面蒼白となって・・・
「なん・・・だと・・・」
とだけ返した。
逆に黒いスーツの男は平然と続ける。
「先にも述べた2つの事件を解決したのを皮切りに今じゃウチよりも発言力がありますからね・・・地域限定ですけど。
しかも支部を立てる予定とかいう場所にはウチの支部はないですからね・・・
妨害しようと思っても手が出せません」
それに対しワナワナとしつつ・・・
「電気止めるとか備品の搬入を遅らせるとか色々あるだろ!」
でもってやっぱり平然と・・・
「無駄です、電気は金が大幅に動きますし・・・あの連中、備品は虐待鬼井山しかいない運送会社に用意させてますから」
白いスーツの男は脱力して・・・
「そう・・・か、仕方がない・・・か」
黒いスーツの男は多少疲れた顔をしつつ・・・
「そうですね・・・」
とだけ答えた。
10分後・・・
白いスーツの男はお茶を用意して飲みだした・・・
少し落ち着いてきたようである。
「では良い報告を聞こうか」
黒いスーツの男はやっと話せると深呼吸をして報告した。
「では報告します・・・
@@建設、※※運送、#%デパート、$$銀行、÷×出版の5社が新たにこちらへ協賛したいと申し出て来ました
先月相次ぐ不況で抜けた××観光と○△製薬の穴を埋めるには十分かと・・・」
お茶を飲み干した白いスーツの男はやや笑顔となった。
「ホォ・・・確か$$銀行は某総合格闘技団体のスポンサーもやっていたな」
それでも平然と続けるのが黒いスーツの男。
「ええ、相撲のスポンサーをやってた○△製薬が抜けてしまいましたがそれを補うに足りるかと・・・」
白いスーツの男は上機嫌となり再びお茶を入れ始めた。
「ウンウン・・・で、次は?」
黒いスーツの男は申し訳なさそうな顔をして一言。
「ございません」
ガシャーン・・・
と急須が床に落ちて割れた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
黒いスーツの男は何時の間にか用意していたチリトリと箒で急須の破片を集めながら言った。
「ですから報告はこれで終わりです、良い報告はあれだけです」
パリーン・・・
今度は湯飲み茶碗を握りつぶした。
握りつぶした手から血が流れている・・・。
「もっとこう・・・ないものか?
鬼井山が全滅しましたとか胴付希少種の量産に成功しましたとか!」
割れた湯飲み茶碗の破片も集め、何時の間にか手にしていた救急箱で白いスーツの男の手を治療しながら言う・・・。
「前者はまずありえません・・・虐待鬼井山がいるからこそ、この組織も成り立っているんですから・・・
後者も難しいでしょう・・・未だに未知の部分が多数ありますし」
手の治療を終えた黒いスーツの男は部屋を出ようとして・・・その時
「あ、忘れてました・・・
例の研究室から実験の成果を試したいと連絡がありましたが・・・どうしますか?」
包帯を巻いたのと反対の手で湯飲み茶碗を持ちお茶を飲んでいた白いスーツの男は・・・
「そうだな・・・では今夜ここに来るように言ってくれ
丁度廃棄する奴が来るからな」
「分かりました、では時間ですので私はこのまま帰宅します」
「あ、ああ・・・ご苦労さん」
バタン・・・
白いスーツの男は懐から葉巻を取り出し、吸い始めた。
「フゥー・・・アイツは本っ当に優秀なんだがなぁ・・・
定時に帰りたがるのとあの無表情さえなければもっと良いんだが・・・」
やがて葉巻の長さが半分ぐらいになった時・・・
「あ、もう一つあった・・・
目の前で煙草吸うと物凄い形相で怒るんだよな・・・あいつ」
ここまで聞いた大半の者はクビにすればいいのにと思うが出来なかった・・・
それだけ優秀で代わりとなれる者が居なかったからである。
―――その日の夜
白いスーツの男の前に1人の男と2つの箱が届いた。
「良く来てくれたな、博士」
白衣を着た博士と呼ばれる男も返す。
「今回は実験の機会を与えてくれて感謝しますよ、社長・・・
それとも保護団体会長と呼んだ方がいいですか?」
白いスーツの男は苦笑いをしつつ返す。
「どちらでも・・・好きな方で構わん
では早速成果を見せて頂こうか?」
そして2人は地下室へと移動した。
そして地下室に到着し、白いスーツの男は一つの箱を引っくり返した。
「おそら(ドスンッ)ヴォッ!」
その中からは保護団体のシンボルとしていたれいむが出てきた。
「いったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああい!!」
やがて白いスーツの男が呟く。
「よう、目ぇ覚めたか?」
「なにするの!れいむとってもいたかったんよ!だからおわびのあまあ(ズドム)ッブァァァァ!!」
男はそのまま無言でれいむを蹴飛ばした・・・
そのままれいむは顔面が壁に当たり前歯が砕け、破片が歯茎にめり込んだ・・・。
「あ゛・・・っがぁ・・・」
そのままれいむのもみあげを握り、持ち上げ話をする。
「い゛だい゛ぃぃぃぃぃぃ!ピコピコさんもちあげないでぇぇぇぇぇぇぇ!
れいむはえらばれたゆっくりなんだよ!
なのにこんなことしていいわけないでしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「おわび・・・ねぇ(ズン!!)」
れいむの眉間に拳を叩き込み、話を続ける。
「っぎゃ、ぐぎぃぃぃぃぃぃぃ!!」
「それはこっちのセリフだこの生ゴミが!
選ばれた?違うだろ!(ズン!)「っぐぎぃぃぃぃぃ!」
〔俺が〕選んでやったんだ!(ズドン!)「っがぁぁぁぁ!!」
そんな事も分からないのか?(ブンッ、ビターン!)」
男はそのままれいむを床に叩き付け、今度は髪を掴んで持ち上げた。
「あ゛、っが・・・」
「最初に言った筈だ・・・お前が生きていたいなら俺の言う通りにしろと。
お前ごときの代わりは腐る程いるってな!」
今度は葉巻に火を付け、更に話を続ける。
「フゥー・・・「ッゲホッ!ゴホッ!」
にも関わらず・・・だ!「ッヒ・・・!」
お前は昨日、新しいポスターの為の撮影で何をした?
我侭言いたい放題、シャッターの瞬間にうんうんしーしー、1枚撮っただけで腹減ったあまあまよこせだぁ?
(ズドム!)「ッブェェェ!!」ふざけるな!(ブンッ!ビッターン!!)」
再びれいむは床に叩きつけらた・・・そしてれいむの体は指輪で穴が開き、少量のあんこが漏れていた。
そして男はれいむの傍でしゃがみ、懐から写真を出した。
「何なんだこの写真は?え?
ゲス丸出し、品性のカケラもありゃしねぇ!
こんなのでポスター作ったら宣伝どころかたちまちウチが潰れちまうよ!」
ビリッ、ビリリーッ!
とれいむの目の前で写真を破き、ライターで火を付けれいむの頭に乗せた。
「あ゛あ゛ーーーーーあ゛づいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!れ゛いむ゛のぎゅーでぃぐるながみざんがぁぁぁぁぁぁ!!!」
火が消えた頃に男は葉巻を灰皿に捨て、れいむに一言だけ言い放った。
「俺の話はこれで終わり、同時にお前のゆん生も今日で終わりだ・・・
何か言い残す事はあるか?聞くだけ聞いてやる」
れいむはうつむきながら・・・ようやく一言だけ漏らした。
「・・・・・・・・どぼじで・・・」
「あ?」
「どぼじでぞんなごどずるのぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
「何がだ?」
「おにいさんはほごだんたいのひとなんでしょぉおおおおおおおおおおおおお!
なのになんで・・・どぼじでれいむをいじめるのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおお!!」
男は再び葉巻に火を付け語り出した。
「フゥー・・・いいだろう、冥土の土産に教えてやる
もっとも、理解なんざ出来ないだろうがな」
「俺がゆっくり保護団体を設立したのはな、お前等ゴミ饅頭を保護する為じゃねぇ
多くの企業団体に協力をあおいで俺の懐を膨らませる為だ!
それにお前等の愛好家ってのは金持ちが多くってな、ちょっと寄付を頼んだだけ平社員40人分の給料がポンと出て来やがるし
町で募金集めてみればあっと言う間に100万だ、真面目に働くのが馬鹿馬鹿しくなるぜ・・・」
れいむには当然理解出来る筈もなく、ただただ混乱している・・・。
「あ・・・え・・・」
男は一呼吸置いて・・・簡単にしてこう言った。
「つまり・・・だ、お前等ゴミ饅頭は保護される為に居るんじゃない
俺の金儲けの道具になる為に居るんだ!」
「そんな・・・ぞんな・・・」
「やっと分かったか?
つまりもう金を集められなくなったお前は用無しだ、潔く死んでくれ」
話が終わった時、れいむは涙目で命乞いをした・・・。
「おねがいいまず!れいむまだじにだぐないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!
ガッゴイイまりざどズッギリーして、だぐざんのおぢびぢゃんどゆっぐりじだいんでずぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
普通ならこんな命乞いを聞く耳は持たない・・・だが・・・
「フゥー・・・いいだろう」
「ゆ゛っぐ・・・ゆ゛っ・・・え゛?」
「お望み通りまりさとスッキリーさせてやろうと言ったんだ」
「ほ・・・ほんとうに?」
「俺は人は騙すが嘘はつかん・・・じゃあ博士、例の奴を」
「やれやれ、やっと出番ですか・・・」
そう言って博士と呼ばれた男はもう一つの箱から1匹のゆっくりを出した。
箱から出てきたのは・・・れいむが望んだまりさだった。
れいむはそれまでに受けた痛みも忘れてまりさに近づき・・・
「ゆ!れいむはれいむだよ!ゆっくりしていってね!」
と、お決まりの挨拶をした。
「・・・・・・・・・・」
だがまりさは何も答えなかった・・・。
「ゆゆ?どうしたのまりさ?ゆっくりしていってね!」
「・・・・・・・・・・」
それでもまりさは何も答えない・・・
「なんだかゆっくりしてないまりさだよ・・・おにいさん、れいむはほかのまり・・・っぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
れいむが後ろを向いた瞬間・・・まりさはれいむを、まるでれいぱーの様に犯し始めた。
「まりさ!ゆっくりしないでやめてね!こんなばーじんろすとはいやだよ!ゆっくりりかいしてね!」
「・・・・・・」
それでも、まりさは何も話さない・・・
そもそもがれいむの声が聞こえているのかどうかも怪しかった。
「だめだよまりさ!こんなスッキリーはいやだよ!ゆっくり・・・スッキリー!」
何だかんだと言いつつれいむはスッキリーした・・・
そして頭から茎が生えて、3匹の赤ゆが実った。
「ひっく・・・ゆっぐ・・・ひどいよまりさ・・・」
れいむはまりさの仕打ちに泣きながらまりさを睨む・・・
だが・・・
「・・・・・・・」
それでも、まりさが喋る事はない・・・
やがて一部始終を見ていた男と博士が口を開く。
「どうだい博士、実験の結果は?」
「フム・・・半分成功・・・って所ですかね
母体と同じゆっくりがいないというのはどうも・・・」
その言葉に反応したれいむが思わず男に尋ねる。
「ヒック・・・ヒッ・・・じっけん?」
「まあ何だ、その頭の饅頭見てみれば分かる」
「おちびちゃんを・・・・・・・・・・・・・・え?」
れいむは自分の目を疑った・・・
茎に実った赤ゆ・・・まりさが2匹
そしてもう1匹はれいむでなければならない・・・だが・・・
実っていたのはれいむではなく・・・ありすであった。
「どぼじで・・・どぼじでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
無理矢理とはいえれいむは確かにまりさとスッキリーをした。
なら生まれてくる赤ちゃんはれいむとまりさでなければならない筈である
だが実際に実ったのはまりさとありす・・・
れいむは1匹もいなかった・・・。
「それについては私から説明しましょう」
博士と呼ばれた男がれいむの前にまりさを抱えてやって来た。
「実は私はゆっくり生態学の傍ら新種の開発に没頭しておりましてね
このまりさはそのプロトタイプなんですよ・・・」
そしてまりさのぼうしを取る・・・そのぼうしの下には数多くの縫合の跡があった。
「ヒ・・・」
「こいつは見た目こそ普通のまりさなのですが・・・
中身はまりさのこしあんと一緒にありすのカスタードクリームが入っているんです。
名付けて〔れいぱーまりす〕・・・どうです?」
そして再びぼうしを被せ、まりさを箱にしまい話を続ける。
「まあ、生きてはいますがスッキリーの事しか頭にないし
2種類の餡子を混ぜた副作用なのでしょうか・・・言葉を話す事が出来なくなってしまいましてね
物は試しにと子作りさせようにも最初のあなたみたいに誰もが嫌がってしまいまして・・・
そんな時にあなたが処分されると聞いて、こうして協力して貰った・・・という訳です」
そして今度は白いスーツの男が質問をする。
「なあ博士・・・発想はいいんだが何でまたそんなのを?」
「決まっているでしょう?胴付ゆっくり量産計画の一環です!」
博士は堂々と言った。
「ごくまれにですが・・・例えばれいむとまりさの間にさなえが生まれる事がありますよね?
それでふと思いついたんです・・・
もう1種類の異なる遺伝餡を同時に導入出来れば希少種が生まれる確立が上がるんじゃないかと!
そして同じ希少種同士でスッキリーさせ続ければ胴付が生まれる可能性も上がるであろうと!
そうすれば安月給の私でも胴付ゆゆこと同棲出来るだろうと!!」
男は半ば呆れながらこう言った・・・。
「・・・まあ、胴付ゆっくりを量産できるかもしれんのならこれからも資金方面の協力はする、頑張ってくれ」
博士はそれを聞き・・・
「ありがとうございます!近い内には必ず成功させてみせましょう!
では研究結果の報告もしなければいけないのでその赤ゆは貰って行きますね!
それでは失礼致しました!」
れいむから茎を引きちぎり、何処からか出した砂糖水の入ったペットボトルに入れてさっさと帰った。
男はれいむを見る・・・
「あは・・・あはは・・・あ・・・は・・・」
そしてまた呆れながら・・・
「やっぱりこいつにゃ難しすぎたみたいだな・・・頭の中身がパンクしてやがる」
男はこうなってはつまらないと・・・一思いに踏み、れいむは潰れてそのゆん生を終えた。
そして同じ建物のこの男の専用の部屋・・・
男はグラスに酒を注ぎ飲み始める。
「ッグ、ッグ、ップハー・・・
今日は悪い報告ばかりだったが・・・まあ資金が増えた事とあの実験の経過を知れただけで良しとしよう」
「(そうだ・・・本当はゆっくりの保護も、金だってどうでもいい・・・
俺はただゆっくりを虐待する権利を独り占めしたい・・・それだけだ!
その為にはもっと金が・・・信用が必要だ・・・
クックック・・・馬鹿な金持ち共め、もっと俺に金を出せ・・・もっとゆっくりを可愛がれ!
全てはこの・・・俺の為にな!)」
―――とあるアパートの部屋の前
ピンポーン・・・
「はいはい、どちら様で?」
「こちらデビル、今日の潜入調査の報告に来た」
「・・・こちらオーガー、了解だ、今鍵を開ける」
ガチャ・・・
ドアが開くと同時に表にいた男は部屋の中に入る。
この男は保護団体の会長の秘書をしていた黒いスーツの男である。
「おーす、お疲れー!」
「まあ一杯やれや」
部屋の中には秘書と入り口を開けた男の他に2人の男がいた。
そして秘書はせっせとネクタイを外し、ビールをかっ食らった。
「ッグッグッグ・・・ッパアー、生き返ったぁぁぁぁ!」
「ほれほれ、もっと飲みな」
そう言いながら缶ビールの追加が箱で詰まれる。
「あ、そうだ・・・○○町の情報を漏らしたの誰だ?
まだ時期じゃないって言っただろ!」
その言葉に反応したのは缶ビールの箱を運んで来た男であった。
「スマン、ブログに乗せるネタがなかったからつい・・・」
「ったく・・・もう少し待ってれば手遅れになって保護団体の経済に大打撃を与えられたのによ・・・」
その言葉に入り口を開けた男が・・・
「まあいいじゃねぇか、次からは気を付ければよ・・・それよりお前、会長の尻尾は掴めたか?」
「ッグ、ッグ、ッグ・・・ッパァ・・・ああ、専用の虐待部屋があるのまでは分かったんだが・・・
あの野郎・・・肝心のゆ虐をしやがらねえからなぁ・・・」
そして最後の1人がツマミを持って来ながら聞く。
「なあ、これまでに判明してる寄付金の横領とかだけじゃあ駄目なのか?」
「ッゴッゴッゴ・・・ップハ、駄目駄目、それだけじゃあの保護団体の解散には追い込めねぇよ
せいぜい会長が捕まって辞任してそれでお仕舞い、副会長が後を継いで組織がそのまま残るだろよ」
「まあ何にせよ、もう少し潜入し続ける必要はあるだろう・・・俺たちと、全国の虐待鬼井山の為にもな」
「ッグッグッグッグッグ・・・ップハー、ああ、そのつもりだ」
そう・・・
この男達は虐待鬼井山・・・
堂々とゆっくりを虐待する為、今日も明日も保護団体の癌を探る・・・
保護団体が解散するその日まで・・・戦いは終わらない。
~~Fin~~
・後書きという名の反省文m(_ _)m
前半部分は自分で書いておきながらいーらいーらしてました、はい
もう二度と保護団体の話は書きません、ゴメンナサイ
今回限りです、本当に!
でも話の端々に出てくる可能性はあります・・・
てんこの様に生きてみたいマーラーあきでした。
過去書いた物
(省略)
・ふたば系ゆっくりいじめ 961 山岳救助レンジャー部隊 〔冷覇〕
・ふたば系ゆっくりいじめ 1005 16匹の子まりさ10/16
・ふたば系ゆっくりいじめ 1027 小ネタの寄せ集め~スパイスボックス~