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「デルフリンガーの憂鬱」(2009/07/15 (水) 22:24:10) の最新版変更点
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よお。オメーら。元気か?
なんだか最近、平行世界での扱いの悪い気がするデルフリンガー様だぜ。
……まあ、平行世界が広いからって、この世界の俺様ほど扱いが悪いやつもいねーだろーけどなあ。これだけは自信があるぜ、ハッハッハッ。
……言ってて空しくなってきたぜ畜生。
と言うのも、俺の今の相棒は、強い。
どのくらい強いっかーってーと……ギーシュとかっていうドットメイジを、ガンダールヴ抜きでフルボッコにしちまう程だ。突っ込みどころ色々多いけど。
しかも自前の武器をしっかり持ってるもんだから、伝説の剣の俺様でも霞む霞む。やっぱり突っ込みどころ色々多いけど。
勝負は勿論完勝。フーケだろーがワルドだろーが5万だろーが7万だろーが関係ない。ゴーレムは粉砕するし、遍在はなぎ倒すし、数でかかられても平然と撃退しちまうんだもの……おでれーたなんてもんじゃねえぜ。
何が困ったって、強すぎるのさ。そのすべての戦いの時、俺様使ってもらった記憶がないんだぜ。
鞘に収まりっぱなしなもんで、会話する機会すらねえ……下手すりゃ周りの連中全員、俺様がインテリジェンスソードだってこと忘れてるかもしんねえ。いや、絶対忘れてる。
ハルケギニア中に轟いてるぜ。相棒の名前は。『異国の武器を揮う伝説の使い魔』ってな。
まああれだ……ここまで影が薄いと、かえって諦めがつくってもんよ。
考えかたかえりゃあ、相棒の戦いを特等席で見れるんだからな。少なくとも相棒自身はちょくちょく俺に話しかけてくれるし、なれりゃあ慣れたで結構快適だ。
相棒が持ってる、異国の武器の中に『仕込んで』もらったしな。使われねーけど。
「ば、馬鹿な……!?」
今、俺様の目の前では、ガリア王ジョゼフが真っ青になって恐れおののいていやがる。奴の部下も、使い魔も、全部相棒が叩きのめしちまったからなあ。
あん? エルフの反射魔法??
そんなもん、相棒が問題にするかよ。
「武器を手にしていながら、それを使わずに、ここまで……!」
いや、盛り上がってるところ悪いが、相棒は手を抜いたとかそういう積もりないから。
しかし、強すぎるのも考えもんだーね。
一応最終決戦のはずなのに、相棒手傷一つ負ってねーし、娘っこたちにいたっては出番すらねーし。後ろのほうでいじけてるぞ。
「私って……私って……」
「る、ルイズ! 大丈夫よ! ほら、あそこの彼はアナタの使い魔なんだし、これはあなたの手柄であって……」
「お……おのれ!! ガンダールヴ!! このままでは……終わらん!!!!
終わらんぞぉぉぉぉぉぉっ!!!!」
戦力が圧倒的過ぎて、理解できなかったのか。したくなかったのか。
ジョゼフは杖を振り上げて、相棒を攻撃しようとした。多分、間合いが離れてるからどうにかなると思ったんだろうが……
どっこいそうは問屋が下ろさねえ。相棒にゃあ距離の概念なんてなきに等しいんだからな。
「死ね!!!! ガンダールヴ!!!!」
叫びながら杖を突きつけるジョゼフに対し、相棒が動いた!
#aa(){ ∧_∧ トンファーキ~ック!
_( ´Д`)
/ ) ドゴォォォ _ /
∩ / ,イ 、 ノ/ ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
| | / / | ( 〈 ∵. ・( 〈__ > ゛ 、_←ジョゼフ
| | | | ヽ ー=- ̄ ̄=_、 (/ , ´ノ \
| | | | `iー__=―_ ;, / / /
| |ニ(!、) =_二__ ̄_=;, / / ,'
∪ / / / /| |
/ / !、_/ / 〉
/ _/ |_/
ヽ、_ヽ
}
「おフゥ!?」
いや、まあ、なんだ。
トンファー置きっぱなし式ブレーンバスター!!
#aa(){ \\\\ \\ ヾ
__,,-‐‐'' -- 、_ ,, -‐‐ 、 ヾ/^\_
._,,-‐''´ . `ヽ、_/ ヽ \/ ,,_ \
,r'´ __ /⌒ヽ \/ / __ ̄
| iー--‐‐''i ̄l `ヽ、 / ,,!ー-\ ,,/  ̄ .__,,\
.| 〉 ! | ヾ/ ノ| ヽ、,,_ ノー'' ̄  ̄←ジョゼフ
| | .! .| ( '' .ヽ >>1 ヽ
.ノ _,〉 . ノ 〉 ( 、Ц ,\ `ヽ、
(/ / `-' ∨ ̄∨/ /( 、Ц, )`ー‐ --r''リ
⊂ニ○ニニニニニ⊃ < 〈 ヽ、∨ ̄∨` ー‐ -- '´ >
}
「げふぅ!?」
今更いう事じゃねえんだろーけどよ。
#aa(){
∧_∧ トンファーわき見!
_( ´Д` )
/ )
∩ / ,イ 、 ノ/ ドゴォォォ _ /
| | / / | (〈 ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
| | | | | } ∵. ・( 〈__ > ゛ 、_←ジョゼフ
| | | | ヽ ヽ (/ , ´
| |ニ(!、) \ \ / / / \
∪ / ゝ ) / / ,'
/ / { | / /| |
/ _/ | |_ !、_/ / 〉
ヽ、_ヽ {_ ___ゝ |_/
}
「あふぉっ!?」
あえて言わせてくれや。
#aa(){
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ――――
| ヽ
| ━━━┻ l
| l
\_ ____/
 ̄ ―――――――
∧_∧:::
( ´Д`):::::
/ 丶' ヽ::::: 思い出のトンファー!
/ ヽ / /::::
/ /へ ヘ/ /:::::
/ \ ヾミ /|:::
(__/| \___ノ/::::::
/ /:::::::: ドゴォォォ _ /
/ y )::: ∧ ∧―= ̄ `ヽ,
/ / /::: ∵. ・( 〈__ > ゛ 、_
(/ , ´ ←ジョゼフ
/ / / \
/ / ,'
/ /| |
!、_/ / 〉
|_/
}
「ぶげらっ!?」
なあ相棒
トンファー漢字テスト!
#aa(){ ∧_∧
三 _( ´Д`)!
三 / \
∩ / ,イ 、 ノ\  ̄´| ̄(、!) ̄| ドゴォォォ _ /
| | / / | |  ̄ .|. 怒 | ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
| | | | | } |. | ∵. ・( 〈__ > ゛ 、_ ←ジョゼフ
| | | | ヽ ヽ |. 号 | (/ , ´ノ \
| |ニ(!、) \ \ ノ___ノ / / /
∪ 三 / ゝ ) / / ,'
三 / / { | / /| |
三 / _/ | |_ !、_/ / 〉
ヽ、_ヽ {_ ___ゝ |_/
}
「あべしっ!!」
ぶっちゃけ、相棒の技って。
トンファー足のしびれ!
#aa(){ ドゴォォォ _ /
∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
∵. ・( 〈__ > ゛ 、_←ジョゼフ
, -ー-,,_ (/ , ´ノ \
/ . `ヽ / / / \
/ 、( ) / / ,'
./ :| ∨ ̄∨i: / /| |
从. `ー--、:| |: :| |: !、_/ / 〉
. Σ(、`ーー、ィ }:| |: :| |: |_/
Y `ー、、___/ :ヽ_つ: :ヽ_つ: ⊂○ニニニ⊃
}
「ひでぶっ!?」
……武器っつーかトンファー関係ねーだろ。
こうして、ガリア王ジョゼフを一方的にフルボッコにした相棒は、さらにその名声を高める事になったのだった。
『異郷の武器を揮う伝説の使い魔』ねえ……
まあ、なんちゅーか、伝説の真相なんてこんなもんだよ。
……最後くらいは、仕込みトンファー使ってほしかったよ、相棒。
よお。オメーら。元気か?
なんだか最近、平行世界での扱いの悪い気がするデルフリンガー様だぜ。
……まあ、平行世界が広いからって、この世界の俺様ほど扱いが悪いやつもいねーだろーけどなあ。これだけは自信があるぜ、ハッハッハッ。
……言ってて空しくなってきたぜ畜生。
と言うのも、俺の今の相棒は、強い。
どのくらい強いっかーってーと……ギーシュとかっていうドットメイジを、ガンダールヴ抜きでフルボッコにしちまう程だ。突っ込みどころ色々多いけど。
しかも自前の武器をしっかり持ってるもんだから、伝説の剣の俺様でも霞む霞む。やっぱり突っ込みどころ色々多いけど。
勝負は勿論完勝。フーケだろーがワルドだろーが5万だろーが7万だろーが関係ない。ゴーレムは粉砕するし、遍在はなぎ倒すし、数でかかられても平然と撃退しちまうんだもの……おでれーたなんてもんじゃねえぜ。
何が困ったって、強すぎるのさ。そのすべての戦いの時、俺様使ってもらった記憶がないんだぜ。
鞘に収まりっぱなしなもんで、会話する機会すらねえ……下手すりゃ周りの連中全員、俺様がインテリジェンスソードだってこと忘れてるかもしんねえ。いや、絶対忘れてる。
ハルケギニア中に轟いてるぜ。相棒の名前は。『異国の武器を揮う伝説の使い魔』ってな。
まああれだ……ここまで影が薄いと、かえって諦めがつくってもんよ。
考えかたかえりゃあ、相棒の戦いを特等席で見れるんだからな。少なくとも相棒自身はちょくちょく俺に話しかけてくれるし、なれりゃあ慣れたで結構快適だ。
相棒が持ってる、異国の武器の中に『仕込んで』もらったしな。使われねーけど。
「ば、馬鹿な……!?」
今、俺様の目の前では、ガリア王ジョゼフが真っ青になって恐れおののいていやがる。奴の部下も、使い魔も、全部相棒が叩きのめしちまったからなあ。
あん? エルフの反射魔法??
そんなもん、相棒が問題にするかよ。
「武器を手にしていながら、それを使わずに、ここまで……!」
いや、盛り上がってるところ悪いが、相棒は手を抜いたとかそういう積もりないから。
しかし、強すぎるのも考えもんだーね。
一応最終決戦のはずなのに、相棒手傷一つ負ってねーし、娘っこたちにいたっては出番すらねーし。後ろのほうでいじけてるぞ。
「私って……私って……」
「る、ルイズ! 大丈夫よ! ほら、あそこの彼はアナタの使い魔なんだし、これはあなたの手柄であって……」
「お……おのれ!! ガンダールヴ!! このままでは……終わらん!!!!
終わらんぞぉぉぉぉぉぉっ!!!!」
戦力が圧倒的過ぎて、理解できなかったのか。したくなかったのか。
ジョゼフは杖を振り上げて、相棒を攻撃しようとした。多分、間合いが離れてるからどうにかなると思ったんだろうが……
どっこいそうは問屋が下ろさねえ。相棒にゃあ距離の概念なんてなきに等しいんだからな。
「死ね!!!! ガンダールヴ!!!!」
叫びながら杖を突きつけるジョゼフに対し、相棒が動いた!
#aa(){
∧_∧ トンファーキ~ック!
_( ´Д`)
/ ) ドゴォォォ _ /
∩ / ,イ 、 ノ/ ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
| | / / | ( 〈 ∵. ・( 〈__ > ゛ 、_←ジョゼフ
| | | | ヽ ー=- ̄ ̄=_、 (/ , ´ノ \
| | | | `iー__=―_ ;, / / /
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∪ / / / /| |
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ヽ、_ヽ
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「おフゥ!?」
いや、まあ、なんだ。
トンファー置きっぱなし式ブレーンバスター!!
#aa(){
\\\\ \\ ヾ
__,,-‐‐'' -- 、_ ,, -‐‐ 、 ヾ/^\_
._,,-‐''´ . `ヽ、_/ ヽ \/ ,,_ \
,r'´ __ /⌒ヽ \/ / __ ̄
| iー--‐‐''i ̄l `ヽ、 / ,,!ー-\ ,,/  ̄ .__,,\
.| 〉 ! | ヾ/ ノ| ヽ、,,_ ノー'' ̄  ̄←ジョゼフ
| | .! .| ( '' .ヽ >>1 ヽ
.ノ _,〉 . ノ 〉 ( 、Ц ,\ `ヽ、
(/ / `-' ∨ ̄∨/ /( 、Ц, )`ー‐ --r''リ
⊂ニ○ニニニニニ⊃ < 〈 ヽ、∨ ̄∨` ー‐ -- '´ >
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「げふぅ!?」
今更いう事じゃねえんだろーけどよ。
#asciiart(){{
∧_∧ トンファーわき見!
_( ´Д` )
/ )
∩ / ,イ 、 ノ/ ドゴォォォ _ /
| | / / | (〈 ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
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「あふぉっ!?」
あえて言わせてくれや。
#aa(){{
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ――――
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| ━━━┻ l
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/ 丶' ヽ::::: 思い出のトンファー!
/ ヽ / /::::
/ /へ ヘ/ /:::::
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(__/| \___ノ/::::::
/ /:::::::: ドゴォォォ _ /
/ y )::: ∧ ∧―= ̄ `ヽ,
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(/ , ´ ←ジョゼフ
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「ぶげらっ!?」
なあ相棒
トンファー漢字テスト!
#aa(){{
∧_∧
三 _( ´Д`)!
三 / \
∩ / ,イ 、 ノ\  ̄´| ̄(、!) ̄| ドゴォォォ _ /
| | / / | |  ̄ .|. 怒 | ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
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| | | | ヽ ヽ |. 号 | (/ , ´ノ \
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∪ 三 / ゝ ) / / ,'
三 / / { | / /| |
三 / _/ | |_ !、_/ / 〉
ヽ、_ヽ {_ ___ゝ |_/
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「あべしっ!!」
ぶっちゃけ、相棒の技って。
トンファー足のしびれ!
#aa(){{
ドゴォォォ _ /
∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
∵. ・( 〈__ > ゛ 、_←ジョゼフ
, -ー-,,_ (/ , ´ノ \
/ . `ヽ / / / \
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从. `ー--、:| |: :| |: !、_/ / 〉
. Σ(、`ーー、ィ }:| |: :| |: |_/
Y `ー、、___/ :ヽ_つ: :ヽ_つ: ⊂○ニニニ⊃
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「ひでぶっ!?」
……武器っつーかトンファー関係ねーだろ。
こうして、ガリア王ジョゼフを一方的にフルボッコにした相棒は、さらにその名声を高める事になったのだった。
『異郷の武器を揮う伝説の使い魔』ねえ……
まあ、なんちゅーか、伝説の真相なんてこんなもんだよ。
……最後くらいは、仕込みトンファー使ってほしかったよ、相棒。
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