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  • あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ
  • 魔術士オーフェン使い魔編-3

あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

魔術士オーフェン使い魔編-3

最終更新:2007年07月31日 15:00

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だれでも歓迎! 編集
 朝、日が昇るか昇るぼらないかといった早朝に、オーフェンは目覚めた。
 普段なら昼間で寝てるのが常なのだが、昨日は二度も寝たせいで(うち一回は気絶なのだが)今日は早く起きたのだ。
「やっぱり夢じゃないか」
 藁のベットの上で呟く。もしかしたらという淡い希望もこれで完璧に打ち砕かれた。
 やることもないし、二度寝でもしようと寝返りをうつ。すると床に放置されたルイズの下着が目に飛び込んできた。
 数秒黙考した後、オーフェンは溜息をついて起き上がり、ルイズの下着を手にとって部屋を出て行った。


「しっかし広いなここは。案内用の地図かなにかはないのかよ」
 部屋を出て数分、オーフェンはさっそく道に迷っていた。何しろ学生寮とはいえその大きさはかなりのものである。
 とはいえ水場なら、一番下の階に行けば間違いなくあるだろうと単純に考え、とにかく階段を見つけ次第、下りてみる。
 すると予想通り水場はすぐに見つかった。
 やはりというかなんというか、トトカンタにあるような水道ではなく井戸を使ったもののようだ。この世界の文明レベルはあまり発達してはいないらしい。
 近くに洗濯板などの道具があったので勝手に借りることにする。そして下着を水で満たしたバケツの中に放り込むと、一心不乱に洗濯板でゴシゴシと擦る。
(なんだか懐かしいなあこういうの。昔を思いだすぜ)
 実の所、オーフェンはこの使い魔の仕事にさほど不満は持ってはいなかった。元々自炊していたのだからこの程度の家事など慣れたものだし、数年前、塔を飛び出したばかりの頃にやっていた仕事に比べると、衣食住が保証されている実に簡単な仕事だ。もっともトトカンタに居着いてからは仕事自体を碌にしていないような気がしたが、まあその辺は全部社会が悪いのである。きっとそうだ。
(ま、辺境の武装強盗団の用心棒なんかより悪い仕事があるなんて思えないけどな)
 そんな事を考えながらやっていると、洗濯はあっさり終わった。元々大した量でもなかったのだ。時間に直せば十分もたってはいまい。
 オーフェンは洗った下着をひとつに丸めると空中へと放り投げた。そして間髪入れずに呪文を唱える。
「我は築く太陽の尖塔」
 ボンっという爆発音のような音がして空中の洗濯物が一抱えほどの火球に包まれる。唐突に出現した火球は発生してから一秒足らずでこれまた唐突に消えた。そして落下してきた洗濯物をオーフェンは片手で受け止めた。
 丸まっていた洗濯物を広げてみる。それらは見事に乾いていた。
「ま、こんなもんかな」
 小さく呟く。
 もうここには用はない。さっさと道具を片付けて帰ろうとしたその時だった。
「あれ?どなたですか?」
 誰もいないと思っていたときに、いきなり声をかけられると大抵の人間はギョッとする物だ。そしてそれはオーフェンも例外ではない。
 慌てて振り返ると水場の入り口に一人の少女が立っていた。メイドの格好をした黒髪の少女である。格好からしてここで働く使用人なのだろうか。
「俺か?俺はえ~と」
 咄嗟に答えようとしたオーフェンだったが、うまい答えが見つからない。昨日使い魔として呼び出された黒魔術士です、と馬鹿正直に答えたら正気を疑われるかもしれない。
 そんな風にオーフェンが答えに窮していると、いつのまにかメイドの視線が自分ではなく自分が脇に抱えた洗濯物に向けられている事に気がついた。女物の下着の洗濯物に。
 早朝、学生の寮。見慣れない目つきの悪い黒ずくめの男。しかも女物の下着を小脇に抱えている。それらの情報を結び付け、総合的に判断した少女は震える声で答えを出した。
「ひょっとして……下着泥棒さんですか?」
「違う!!」
 さすがにそれは全力で否定した



「なぁんだ。貴方が噂のミス・ヴァリエールが呼び出した使い魔さんだったんですね」
「そういうことだ。で、これはあくまで洗濯を頼まれただけだ。さらに言うなら女の下着を盗むんだったら、もっといい女の下着を盗んでるよ。あんな子供の下着盗んだところで金を出して買うような物好きはいないさ」
「売り払うのが前提なんですか……。でもいけませんよ、そんな事を言ったら。ミス・ヴァリエールはその…胸などが控えめなのを気にしてらっしゃるようですから」
「どうせなら胸と一緒に性格の方も控えめになってもらいたいもんだがね」
 数分後、すぐに誤解は解けて、二人は水場で談笑していた。
やはり彼女はここで働くメイドだったらしい。ちなみに彼女は魔法使いではなくただの平民ということだ。
 あの後慌てて自分の境遇を喋ったら、あっさりと彼女はこちらの言い分を信じてくれた。自分では知らなかった事だが、ルイズが目つきの悪いチンピラを呼び出したというのは学園内で噂になっていたらしい。この手の閉鎖空間は娯楽が限られているから噂が回るのはさぞ早かったことだろう。結局素直に馬鹿正直に答えるのが正解だったというわけである。
「ところで、人がいなかったから勝手に道具を使わせてもらったが、よかったのか?どうせこれからもあいつにこき使われるだろうから、またちょくちょく使わせてもらいたいんだが」
「ええ。かまいませんよ。ここは学生さんも利用する場合もありますから道具を勝手に使っても問題ありません。ほかにも何かあれば遠慮なく言ってくださいね」
「ああ、ありがとう。助かるよ。それじゃ俺はこの辺で。もうそろそろうちのうるさい御主人様を起こしに行かなきゃならないからな」
「まあ、ごめんなさい。つい話し込んでしまったようですね。……私もそろそろ行かないと」
「おう、それじゃあな。助かったよ」
 礼を言って水場の入り口に向かう。すると背後から少女が声をかけてきた。
「オーフェンさん!」
「ん?」
くるりと振り返ると少女は満面の笑顔を浮かべて、
「私、シエスタって言います!これからよろしくお願いしますね、オーフェンさん!」
「……ああ、こちらこそな」
 片手を上げて彼女に答え、今度こそ水場を出て行く。
(シエスタか。いい子じゃねえか。うちの御主人様もちっとは見習ってくれないもんかね()
 まあアレにはそんな期待するだけ無駄というものか。

 道順は記憶していたので部屋に帰る際迷う事はなかった。洗濯したものをベットの上に放り出すと、未だに眠ってるルイズを起こしにかかる。まだ時間的に早いような気がするが、何時に起こしたらいいのかわからないため早いうちに起こしたほうがいいだろうと思ったからだ。
「おい、おきろルイズ」
 まずは無難に声をかけてみる。しかし反応はない。
 ならばとばかりにベシベシとルイズの頬を叩きはじめる。
「起きろルイズ!寝るな、寝たら死ぬぞ!」
 ついでに意味もなく叫んでみる。頬を叩かれた叩かれたルイズはさすがにうめき始めて目を覚まそうとする。その瞬間を見逃さず、オーフェンは素早くベットのシーツを引っ張り上げた!
「ぎゃわん!?」
 当然の結果としてシーツを剥ぎ取られたルイズはベットから落下した。顔からもろに床に落下して悲鳴を上げる。
「何とか凍死の危機は免れたか。いや、危ないところだった。まさに間一髪という所だったな」
「何がよっ!?」
 なにか重大な危機を乗り切ったような表情で意味もなく額の汗を腕で拭う仕草をしているオーフェンに、ばね仕掛けの人形のような勢いで飛び上がったルイズが噛み付てきた。
 それに対してオーフェンはフッとニヒルな笑みを浮かべて、
「礼ならいらんぞ」
「だだだだ、誰が礼を言ってるのよ!?ていうか朝っぱらアンタいきなりなにするのよ!危うく朝から臨死体験するとこだったじゃない!アンタ私に恨みでもあるの!?」
「まあ、腐るほど」
「あるの!?」
 きっぱりと答えられたルイズが目を白黒させる。
「うむ、まあ具体的に言えば拉致監禁されていいようにこき使われてるところかな。しかも無給で」
「う、ううう~。だからそれに関しては私だってやりたくてやったわけじゃ……」
 いきなり弱腰になったルイズを無視すると、オーフェンはベットの上に置いた洗濯した下着をルイズに向かって放り投げた。
「まあ、下らん冗談はこの辺にして起きたならさっさと着替えて顔を洗ってこい。そんだけ喚けるって事は目も覚めただろ」
「……ええ。誰かさんのおかげでね」
 ようやくからかわれたと気づいたルイズがどす黒いとしか言いようない表情と声色で答えてくる。
「でも次はないわよ?今度こんなことしたら許さないんだからね」
「わかった。次からは水をぶっ掛ける事にする」
「そーゆーのをやめろって言ってんのよ!」
「ぬう。水が駄目となると後は……濡れタオル?」
「その考えから離れなさいよ!?普通に起こせばいいの!」
「しかしそれだと俺の意趣返しができないし」
「しなくていいの!……アンタいい加減にしないと朝食抜きにするわよ?」
「ぐっ、なんて卑劣な真似を……。仕方がねえ、今日はこの辺で勘弁しといてやるか」
「そりゃ私のセリフだあぁぁぁぁぁ!」
 とうとう飛び掛ってきたので、さすがにからかうのはこの辺りでやめておく。
 ちなみにその後ルイズを何とか落ちつかせ、なだめて静めるのに十数分かかった。

「な、なんか朝からえらく疲れたわね……」
 ぐったりとした様子でルイズが呟いた。さきほどから鞭を持って暴れまわっていたので当然といえば当然である。
「体力がないんだよ。まあ貴族のお嬢様にそんなこと言っても仕方ねえけどな」
「別に体力なんていらないもん。メイジなんだからそんなもの必要ないんだから」
「しかし、俺の姉とかは魔術士なんだが、素手で大猿を半殺しにしてたぞ?」
「……その人魔法なんて必要ないんじゃない?」
「……言われてみればその通りのような気がする」
 思わずしみじみとうなずいてしまうが、窓から朝日が差し込んできているのを見て、気を取り直す。
「おい、そろそろ時間なんじゃないのか?今日も授業あるんだろ?」
「そ、そうだったわね。んもう、せっかく早起きしたのにあんたのせいで遅刻するとこだったじゃない」
 時間を盛大に無駄にしたのは彼女が暴れ回っていたせいなのだが、それは言わないでおく。
「服とって」
「そら」
 椅子にかけてあった服を放り投げてやる。
「そうじゃないわ。着替えさせてってことよ」
「おいおい、男に着替えさせるのか?」
「それ以前にあんたは使い魔じゃない。貴族ってのはね、下僕がいるときは自分で着替えたりしないものなの」
 オーフェンは溜息をつくと彼女の着替えを手伝い始めた。もとよりロリコンの気はないので彼女の裸など見ても何の感慨も沸かない。
(それにしても本当に幼児体型だな……。見ているこちらが悲しくなってくるぐらいだ。……いや、そうでもないな。一つだけ見所があるところがある)
 そんな事を考えながら着替えを手伝っていると、自分の体の一点を見つめているオーフェンの視線に気がついたのだろうか。ルイズがその視線から自分の体を両腕で隠すようにして尋ねてくる。
「ちょっと、あんたさっきからどこ見てるのよ?」
「いや、いい鎖骨してるなと思ってな」



 なぜか部屋から追い出された。これからは着替えの手伝いはしなくていいらしい。
「褒めたつもりだったんだがなあ」
 壁にを背を預け、腕組みをした状態で呟く。
 なぜ彼女が怒ったのか理解できない。自分としては最大級の褒め言葉だったのだが。やはりあの年頃の少女の考える事はわからない。
 そんな事を考えているとルイズの部屋のすぐ隣の部屋の扉ががちゃりと音を立てて開き、中から燃えるような赤い髪と褐色の肌を持つ大人びた雰囲気とスタイルを持の少女が現れる。
「……あら?」
 彼女はこちらを見ると少し吃驚したような表情になり、そしてすぐににっこりと笑った。
「おはよう。もしかしてルイズに呼び出された使い魔というのはあなた?」
「……ああ。そうだが」
 どこか憮然とした表情でオーフェンは答えた。隣の部屋から出てきたと言う事は彼女もおそらく貴族なのだろう。
 あのメイドの言うとおり自分のことはこの学院内でそれなりに有名になっているようだ。いちいち自己紹介の手間が省けるのはありがたいが、知らない人間に自分のことを知られているというのはあまりいい気分にはならない。それを彼女も悟ったのか笑いながら謝ってくる。
「ごめんなさいね。あまりにも噂通りだったものだからついつい確認しちゃったのよ。」「その噂の内容を是非とも聞かせてもらいたいが……まあ聞かない方がいいんだろうな」 諦め半分に呟く。すると着替えを終えたルイズが扉を開けて外にでてきた。そして赤毛の女を見るなり凍りつく。
「キュッ、キュルケ!?」
 それに対してキュルケは余裕たっぷりの笑顔を見せて、
「おはようルイズ」
 と返した。ルイズも顔をしかめると嫌そうに挨拶を返す。
「おはよう、キュルケ。朝から人の使い魔にちょっかい出さないでくれる?」
「別に出してないわよ。ちょっと挨拶してただけだもの。ねえ?」
 ねえ?と言われても困るのでオーフェンは腕組みをしたまま肩を竦めた。
「それにしても本当に人間なのね!さすがね!さすがはゼロのルイズだわ!平民を召喚するなんて前代未聞よ!あっはっはっ!」
 その馬鹿にしきった口調にルイズの頬が朱に染まる。そんなルイズの様子をニヤニヤと眺めながらキュルケは続けた。
「実は私も昨日使い魔を召喚したのよ。勿論人間じゃないわよ?」
「あっそう」
 ひくついた表情のままでルイズが答える。爆発一歩、いや二歩手前と言ったところか。
「どうせ使い魔にするならこういうのがいいわよね~。フレイム!いらっしゃい!」
 キュルケの呼び声に答えて、彼女の部屋から何か巨大なモノが現れる。
 それを一言で言うのなら赤い巨大蜥蜴である。大きさは虎ほどもある。しかもよく見ると尻尾が燃えている。
「……何だこりゃ?」
 始めて見る異世界の幻獣の姿に度肝を抜かれたオーフェンが呟く。
「あら?貴方サラマンダーを見るのは初めて?」
「……ああ。できれば一生見ずに済ませたかったが」
 半ば呆然としたままオーフェンが答える。幻獣だのなんだのがいるとは聞いていたがまさかこんなに早く見る事になるとは思わなかったのだ。
「ていうかこれ放し飼いにしてていいのか?人とか食ったりしないだろうな?
「失礼ね。うちのフレイムはそんなことしないわよ。私の命令にはちゃんと従ういい子なんだから」
 言いながら巨大な火トカゲの頭を愛しげに撫で回す。火トカゲは気持ちよさそうに目を細めた。
「どう?ルイズこのフレイムの立派な尻尾!これは間違いなく火竜山脈のサラマンダーよ!好事家に見せたら値段なんかつかないわよ?」
 ルイズは苦虫をかみ殺したような表情で
「そ、そうそれはよかったわね。あんた火の属性だもんね」
「ええ、あたしの属性にぴったりの使い魔よ。ささやかに燃える微熱にぴったりのね」
 言って髪をかきあげて得意げに胸を張る。ルイズも負けじと胸を張り返すが、モデル並のスタイルを持つキュルケと比べるといかんせん、サイズが違いすぎた。
(格差ってのはどこにでもあるんだな)
 そんな事を思っているとキュルケがこちらを向いてくる
「あなた名前は?」
「オーフェンだ」
「変わった名前ね?」
「よく言われるよ」
「そうなの?じゃあ、お先に失礼」
 そう言うとキュルケはフレイムを従え、颯爽と去っていく。性格から外見まで何から何までルイズとは正反対の女だった。

「なんなのよ、あの女!自分が火竜山脈のサラマンダーを呼び出したからって見せ付けてくれちゃって!あの女がサラマンダーでなんで私がアンタなのよ!」
 キュルケがいなくなるや否や、ルイズが喚き始めた。
 オーフェンは呆れて、
「自分で呼び出しといてそれはねえだろ」
「うるさいわね!メイジの実力を見るには使い魔を見ろって言われてるのよ!?あの女はサラマンダーを呼び出したってのに!大体あの女は私より胸でかいし、男子に人気あるし、使い魔はわたしのよりも立派だしで何から何まで気に入らないのよ!」
(ようするに仲が悪いんだな)
 オーフェンは納得した。もっとも心底憎みあってると言うわけでもないらしい。あの程度なら悪友と言った程度だろう。
「そんなに気を落とす必要はないぞ。確かにあの女と比べると性格もスタイルもメイジとしての才能とやらも劣ってるぽいが……」
 そこまで言ってルイズが殺気を込めた視線を送っているのに気がついて、オーフェンは慌てて続きを言った。
「お前にもあの女に勝っているところはある」
「……ほんと?」
 疑わしげに聞き返してくる。
「ああ」
 こればかりは本当なので、オーフェンは力強く頷いた。
「じゃあ聞くけど、私のどこがあの女に勝っているの」
「やはり鎖骨だな。お前のはへし折りたくなるようないい鎖骨だ」
「いい加減そのネタから離れなさいよ!!っていうか何?あんた私の鎖骨へし折りたかったの!?」
「まあイエスかノーかで答えると時々イエスではあるな」
「時々なの!?」
 ルイズは両手で自分の胸を隠すようにして(実際には鎖骨なのだろうが)オーフェンから離れる。
「あんた、もしかして変な性癖持ってないでしょうね?若い女をなぶり殺した後、鎖骨を抜き取って部屋に飾るとかそーゆーの」
「人を勝手に殺人鬼にするんじゃねえ!そんな高尚な、いや猟奇的な趣味なんぞ持っとらんわい!」
「どうだか。怪しいわ」
「失礼な女だな。人がせっかく褒めてやったと言うのに」
「肉食動物にお前うまそうだな、なんていわれても嬉しくなんかないわよ」
 ぶつぶつと言いながらオーフェンに背を向けて、先ほどキュルケが消えていった方向へと歩いていく。
「おい、どこに行くんだ?」
「あんたもついてきなさい。これから朝食だから」
 オーフェンは小さく口笛を吹いた。ようやく飯にありつけるというわけだ。
 そういえばキュルケが気にある事を言っていた。
 ゼロのルイズ。これはなんて意味だろう?そういえば召喚されたときも周りの連中が言っていたような気がする。
(まあ、どうでもいいか。あとで本人に聞けばいいし。そんな事より飯だ飯だ)
 この世界に来て初めて浮かれながら、オーフェンはルイズの後をついて行った。
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