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  • ゼロと電流-16

あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

ゼロと電流-16

最終更新:2010年06月21日 17:53

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 ――ルイズがトリステインに戻った後の魔法学院 


「ラ・ロシェールの手前で道に迷いました」

 堂々とギーシュは言い放ったのだ。
 学院長室で。
 皆の目の前で。

「ミスタ・グラモン。もう一度言ってみなさい」
「ですから、道に迷ったんです」

 コルベールは天を仰いだ。
 何故、この子達はアルビオンまで行ったのか。手前のラ・ロシェールまでという約束ではなかったか。
 その問いへのギーシュの返事がこれである。
 ラ・ロシェールに向かっているとばかり思っていたら、いつの間にか道に迷っていて、気がつくとアルビオンだった。
 仕方ないので、たまたま見つけたルイズを連れて帰ってきた、と。
 ギーシュの後ろでは、タバサが涼しげな顔で、モンモランシーはすっかり消沈して、そしてキュルケが不満そうに立っている。
 四人は、ルイズを連れ帰ってそのまま学院長室にやってきたのだ。
 学院長室で待っていたのはオールドオスマンだけではない。
 コルベール、ギトー、シュヴルーズ、アンナマリー。学園でのそれぞれの系統のトップ。一部の者には四天王と呼ばれている四教師が待っていた。
 なるほど、単純な叱責では済まないのだな、とキュルケは考えた。もともと、こうなるんじゃないかという予想と覚悟はしていたのだが。
 そのときは、トリステイン生粋の貴族であるギーシュとモンモランシー、訳ありのタバサには累を及ばさぬよう、自分が全部ひっかぶって退学しようと考えていた。
自分はゲルマニア貴族である。トリステインで放校されたなどと、却って箔がつくというモノだ。
 ところが。
 ところが、である。
 コルベールの質問に真っ先に口を開いたのがギーシュだったのだ。
 しかもだ。

「道に迷ったんです」

 こんな言い訳があるか。
 道に迷って、どうしてシルフィードで空を飛ぶのか。ヴェルダンデで地下に潜るのか。
 いや、馬鹿な言い訳はいい。馬鹿すぎて面白すぎる。キュルケも嫌いではない。
 だから、それはいい。
 ギーシュが口火を切ったのも、まあ、仕方がない。
 またどうせ、薔薇の役目だの何だの言い出すのだろう。女の中の男一人がどうしたこうしたというのだろう。それもいい。
 気に入らないのは別のことだ。

「僕が道に迷って、三人を巻き込んでしまいました」

 ギーシュは抗弁する。
 コルベールは頭を抱え、ギトーは呆れたように溜息を。そしてシュヴルーズはなにやら考え込んでいる。
 オスマンとアンナマリーは笑っていた。

「何がおかしいんですか」

 コルベールが言うと、二人はますます面白がる顔になり、

「面白いじゃないかね。道に迷ったなんて」
「うむ。なかなかそうは言えんぞ」
「二人とも、楽しそうで何よりですが、ここは締めるべきではないですか?」

 コルベールの言に頷くギトー。

「ケジメは必要ですな」
「なに、道に迷うなんて、良くあることじゃないかね。あんたらだってそうじゃないかね、コル坊もギすけも」
「な」
「ギすけ!?」

 アンナマリーは、一見オスマンと同年代に見える老婆である。学園では、オスマンの同級生だったのではないかとも言われている。
 彼女の水メイジとしてのその実力は、学園で怪我をした者なら皆知っている。そしてコルベールとギトーも、別の意味で彼女の実力はよく知っている。 
 少なくとも、自分たちと匹敵する力を持っているのだ。彼女は。 

「正しく迷ったと思うけどね、私は」

 コルベールとギトーは顔を見合わせた。
 正直二人とも、ギーシュ達は良くやったと思っている。しかし、これを認めてはいけないと言うこともよくわかっている。

「あんたらだって、相当迷ってきたろうに。若いのは迷ってこそじゃないかね」

 コルベールは無言で俯く。確かに、思うところはある。過ちのない人生ではない。それどころか、自分の過ちに比べればギーシュの過ちのなんと爽やかなことか。
 同じくギトーも、考え込んでいた。

「どうだい、疾風のギトーさん。いやさ、銀貨兄弟のほうが懐かしくて良いかい?」

 ぐっ、と息を呑むギトー。
 なんで、この同僚は自分の若い自分の過ちを知っているのか。
 いや、それほど有名だったのかあれは。

「ミス・アンナマリー、それは一体どういう意味ですの?」

 周囲の気配に気付かないキュルケではない。早速アンナマリーの援護に食いついた。

「それがミス・ツェルプストー、古い話で……」

 要はギトーの若い頃の放埒である。
 才気ある風系統メイジ二人と組んで、銀貨兄弟と称して義兄弟の杯を交わして遊び回っていたのだ。
 それぞれの風呪文によって形良く削った銀貨が、三人のシンボルだったらしい。だから、銀貨三兄弟。
 その当時から、ギトーの二つ名は「疾風」。後の二人は「旋風」と「烈風」。
 銀貨旋風、銀貨烈風、銀貨疾風と名乗って、無頼に驀進し流離っていた若き日々なのである。
 因みに、「烈風」を名乗った次兄が謎のメイジに「烈風は一人で充分」と叩きのめされたのが解散の原因らしい。 

「ミス・アンナマリー、貴女の言いたいことはわかった。だから昔の話を蒸し返すのは止めてくれないか」
「わかればよろしい」

 口を噤むアンナマリーと、悔しがるキュルケ。勿論一旦噤んだ口を易々と開くアンナマリーではない。
 が、それはそれとして、キュルケはギーシュを押しのけるように前に立つ。

「ミスタ・グラモンは嘘をついています」
「え」

 ぽかん、と口を開くギーシュ。目を開くタバサ。モンモランシーの消沈ッぷりは変わらない。

「ちょ、ちょっと待ちたまえ、君は何を言うつもりなんだい? 僕が道に迷って君たちを……」
「つ、ま、り!」

 キュルケははっきりと一語一語を区切りながら、半ば叫んでいるように強調する。

「こう言いたいわけ? キュルケもタバサもモンモランシーも、自分の意志なんて持たずに貴方の口車に騙されてホイホイついて行ってた馬鹿共だって」

 ふむ、とオスマンが呟いた。
 ギーシュは一瞬言葉に詰まり、そして口を開き、またもや言葉を途絶えさせる。

「私たちは、ミスタ・コルベールや学院長から見ると確かに馬鹿かも知れないわ。だけど、これだけは言えるわ。
アルビオンへ行ったのはミスタ・グラモンのせいじゃない。私たちは……」
「自分の意志で迷子になりました!」

 キュルケの言葉に被せるようにモンモランシーが顔を上げ、叫ぶ。

「自分の意志って……それは迷子なのかね」
「迷子に間違いない」

 コルベールの呟きのような問いかけに、タバサがきっぱりと答えた。


 ――ルイズがアルビオンへ向かっている頃のアルビオン


 シエスタは、右手の痛みで目を覚ました。
 目の前に広がっているのは流れる星の川のような金髪。
 唇には温かい、そして甘い感触。
 キスだ、と気付いたときには少女の顔は既に離れていた。

「ごめんなさい」

 落ち着いたところで頭を下げるのは金髪の少女。
 頭を下げられたところで、シエスタには何が起こったのか全くわからない。
 自分はタルブに里帰りしていたことは覚えている。
 久しぶりに祖父の形見であるオートバイ、マシンホークに跨っていたことも。
 マシンホークで人気のない森の中を走ろうとしたとき、それは起きたのだ。
 突如現れる鏡のようなもの。回避も間に合わず激突する、と思ったシエスタは思わず目を閉じる。
 気がつくと、少女が目の前にいた。
 サモン・サーヴァントとコントラクト・サーヴァントだと、少女は説明し、突然召喚してしまったことを詫びる。
 まさか普通の人間が現れるとは思わず、それでも練習していたとおり、あたふたとコントラクト・サーヴァントまで済ませてしまったと。
 聞き覚えのある言葉に、シエスタはポカンと口を開く。
 サモン・サーヴァント。それは、ルイズ様がザボーガーを召喚した魔法ではなかったか。
 確かに、マシンザボーガーを初めて見たときにはマシンホークとの類似を感じたのだけれど。
 だから、ついルイズ様に村の秘密に関することを教えてしまったのだけれど。
 もっとも、村の秘密とは厳密には「今現在マシンホークがタルブにあること」であり、昔あったことは近辺では有名な話なので今更隠しようはないのだけれど。
 今では、タルブにあると公式に認められている物は「昔、マシンホークに乗ってタルブを訪れた人が置いていった、異常に精密な絵」だけである。
因みに、ザボーガーの元いた世界では「写真」と呼ばれているモノだ。
 マシンホークに乗っていた青年がタルブに居着いたことも、マシンホークが未だにタルブに存在していることも秘密なのだ。
 すると、サモンサーヴァントとはマシンを召喚する呪文なのか。
 いや、それはない。
 シルフィードやフレイム、ロビン、ヴェルダンデ。いくつでも反例はある。逆に、ザボーガーやホークが極めて希なのだ。

「私、ティファニアって言うの。貴女は?」
「私はシエスタです」

 当たり障りのない自己紹介。
 初めて会う相手だが、不思議と危険は感じない。
 さらに今いる場所と召喚先の確認。
 何故、ティファニアはシエスタを召喚したのか。
 情報交換が終わると、ティファニアは再び頭を下げる。
 もし望まないのなら、この場から去っていってもらっても一向に構わないと。
 ただ、友達が欲しかっただけ。
 大事な姉がいない間、一緒にいられる相手が欲しかっただけ。
 子供達とは違う、対等な話し相手が欲しかっただけ。
 そして実際に召喚されたシエスタを見、言葉を交わして初めて気付く身勝手さ。
 自分は自分のためだけに、見ず知らずの他人をその人の生活から切り離したのだ。
 そんなティファニアに、シエスタは優しく言う。
ゆっくりお話しましょう、と。
 本当にここがアルビオンならば、シエスタにとってはマシンホークで帰れない距離ではない。それほどの慌てる問題ではないのだ。 
 ラ・ロシェールへと降りるときだけ、船に乗ればいい。
 いや、それよりも、
 シェスタには気になっていた。
 ザボーガーとホークには、どんな共通点があるのだろう。見た目だけなのか、それともそれ以上なのか。
 少なくとも、両方とも召喚されたのだから。
 それとも、今召喚されたのは自分で、マシンホークがオマケなのだろうか。


 ――ルイズがアルビオンから脱出した頃のアルビオン


「司令官」
「どうしたね、ワルド君」
「ウェールズが死んだようです」
「ほう、ならば」
「次は貴方ですよ」
「は?」

 ワルドの遍在が、クロムウェルの胸を貫いていた。
 驚愕と不審の表情のまま崩れ落ちる最高司令官。その視線は、最後にシェフィールドに向けられていた。

「……な、何故」
「ああ、悪く思わないでね。貴方、邪魔なの」
「じゃ……ま?」
「安心なさい、貴方が新生アルビオンの王であることは認めてあげる。そうでないと、ガリアの王は納得しないのよ」
「さて、手筈通りと行こうか」

 フーケはあらかじめ準備してあった偽の「アンドバリの指輪」を取り出し、倒れたクロムウェルの指にはめる。
 そして、本物を抜き取ると、遍在のワルドにそれを渡す。
 数刻もしない内に姿を見せる本物のワルド。片手が失われている姿にフーケは動揺するが、それまで黙っていたシェフィールドは不意に口を開く。

「無理するくらいなら、私がもらうけど?」
「君に知識はあれど魔力はない。指輪の制御は無理だという結論が出ていたはずでは?」
「片腕から血を流しきった男よりはマシだと思うけどねぇ」
「見損なわないでもらおうか」

 片腕で器用に指輪をはめたワルドは、その手をクロムウェルの遺体に向かってかざす。
何事もなかったかのように立ち上がる姿をに、フーケは嫌悪感を隠そうともしない。

「ご気分はいかがです、アルビオン王よ」
「ん、ワルド君か。いや、いつも通りだよ。勿論、王になったことによる高揚はあると認めるがね」
「それは当然でしょう。では早速、城へと」
「ああ、そして戦の終わったことを告げねばならないね」
「ええ。民を安堵させるのも、王の努めですから」
「そうでしょう、では、ミス・サウスゴータ。これよりは貴方が王を補佐したまえ」

 それも予定通りだ。
 フーケ、いや、マチルダは頷いた。
 マチルダは臨時の司令官室を出ると、数人の騎士を呼び、王の周囲を固めさせる。そして一度だけワルドに振り向くと、そのまま背を向けて出て行く。

「で、どうすんだい」

 その姿を見送ったシェフィールドが尋ねる。

「予定通りだ。レコン・キスタは勝利し、傀儡である王が生まれたとガリアに伝えれば良い」
「守りに徹して、決してトリステインには攻め込まない。無能がどれだけ促しても絶対に攻め込まない、専守防衛に徹する。そうだね?」
「勿論、ガリアにも攻め込むことはない。それは安心してくれて良い。我々から諸国を攻めることはない」
「目的はなんだい?」

 これで何度目の質問だろうか。
 ガリア、いや、ジョゼフを裏切ると決めた日から何度目の問いか。
 ワルドという男が信用できるとは思っていない。しかし、この流れは確かに自分にも有利なものだ。
 父すら、弟すら殺した王がいる。
 王は娘を殺すのを躊躇うだろうか? 姪を殺すことを躊躇うだろうか?
 答えは否だ。
 ただ、イザベラは守りたいモノがあるだけ。二つの命を守りたいだけ。
 そのためには、一つの国を敵に回さなければならないのだ。
 味方はいない。
 自分が守ろうとするもう一つの命すら、今は自分の敵なのだから。

「理由など気にすることはないだろう。今は、双方の利益になっているのだから」
「今は、ね」
「邪魔になる、と思うのなら叩きつぶせばいい」
「はっ。よく言うね。簡単に叩きつぶされる気もない癖に」
「切り札の一つや二つ、仮にもガリアの王女が持っていないとは思っていないよ」
「精々期待しとくんだね」
「もちろんだ」

 この後、アルビオン王国は神聖アルビオン共和国と名を改める。
 初代皇帝オリヴァー・クロムウェルは即位とともに専守防衛を宣言。相互不干渉を他国に求めるのだった。


 ――地球


 父、大門勇の完成させた犯罪捜査ロボット・ザボーガーを駆使して悪の組織、秘密殺人強盗機関Σ団を壊滅させた秘密刑事大門豊。
 彼はその後、古代ドラゴーン人の神とも呼ばれた魔神三ッ首率いる謎の恐竜軍団との戦いにも勝利を収めた。
その戦いによって魔神三ッ首とザボーガーは、魔神の秘密基地で壮絶な爆発の最後を遂げたはずだった。

「どうもおかしなことがあってね」

 Σ団、そして恐竜軍団との戦いをともに勝ち抜いた中野刑事がその日姿を見せたのは、魔神秘密基地の爆発後の調査結果を告げるためだった。

「竜面隊や王女メザ、悪魔ハットの遺体は発見され、検死に回された」

 最初から、竜の顔をした恐竜軍団の兵士たち、そして三ッ首の巫女と呼ばれた謎の女、人間を裏切って三ッ首に従った元科学者である。

「そこにもおかしい点があるが、先に大門君が気になっていることからだな」

 大門は頷いた。
 気になることというのは他でもない、ザボーガーのことである。実は、この調査の数日前に奇妙な事件が起こっている。
 大門の自宅に安置されていたはずのザボーガーヘルメットが消え失せたのだ。
同時に、マシンバッハの搭乗者であった松江健の手元からも、バッハ用のヘルメットが消えたという連絡があった。
 さらに、恐竜軍団との戦いの前に大門との因縁の決着を付けた秋月玄が、マシンホークとともに行方不明となっているのだ。
 ここまでの状況が揃えば、爆発後に埋まっているはずのザボーガー、正確にはマシンバッハと合体したストロングザボーガーが気になるのは当然だろう。
 しかし、中野刑事は言う。

「ストロングザボーガーは破片一つ見つかっていない、それに……」

 さらなる言葉に、大門は色を失った。

「魔神三ッ首のモノと思われる遺体も見つかってはいないんだ」
「どういうことです! 中野さん!」
「調査は続けている。もしかすると、ダイモニウムを含んだ爆発で文字通り木っ端微塵なのかも知れない」
「しかし、そんなことが……」

 唇を噛みしめる大門は、すぐに別の事実に気付いた。

「王女メザと悪魔ハットの遺体のおかしい点とは?」
「ああ、正確にはメザのほうだが、大門君、メザの髪の色を覚えているかい?」
「ええ。紫色でした」
「それが、薬品によるモノらしい」
「髪を染めていた?」
「いや、内服薬の影響だ。どうやら、ある種の精神に作用する薬、もしかすると彼女は洗脳されていたのかもしれない。それに……」

 言いよどむ中野を、大門は詰問する。

「はっきり言ってくださいよ。多少の無茶は慣れてます」
「ああ……もしかすると、彼女は人間でないのかも知れない。すくなくとも我々の知っている人種ではない」
「どういうことです?」
「彼女の髪の色は、知られている限りの人類にはいない。青だったんだ」
「青い髪?」


 同じ頃、トリステイン魔法学院の背後に広がる森の中で……

「……きゅい。なんだか、とても嫌な予感がするの。お姉さま、気を付けるの。シルフィたちはね、ドラゴーンの伝説を知ってるの。
とっても怖い三ッ首の竜がいるの……語ることすらはばかられる……」


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