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  • ウルトラ5番目の使い魔、第三部-62b

あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

ウルトラ5番目の使い魔、第三部-62b

最終更新:2017年09月14日 23:24

匿名ユーザー

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  • ウルトラ5番目の使い魔


「おお、これだこれだ。これさえあれば、どんな敵も恐れるに足らずだ。フフ、フハハハ!」
 森の中に横たわる機械の巨人、侵略兵器獣ワンゼット。それはかつてデハドー星人が地球侵略のため送り込んできたロボット怪獣であり、ウルトラマンダイナを正面から完封するほどの強さを持っている。
 ミジー星人たちは、地球でいろいろあってワンゼットをコントロールする手段を手に入れ、ダイナにとどめを刺す寸前まで追い込んだことがあった。が、やっぱり最後のツメが甘く、ワンゼットはレボリュームウェーブで消滅させられ、ミジー星人たちもその後、逃亡生活の末にワンゼットと同じく時空を超えてこの世界に流れ着いてしまった。
 以来、ミジー星人。というかドルチェンコは、このワンゼットさえ再起動させられれば、ハルケギニアを征服できるとして野望の火を絶やさずにいた。その点、アスカの危機感は正しかったことになる。
 もっとも、起動できたらの話であるが。
「コケが生え始めてますねぇ。コレ、相当長いこと放置してたみたいですね」
 宇宙人が、もはやカムフラージュせずとも森に同化しかけているワンゼットのボディを眺めて言った。
 ミジー星人たちは返す言葉もない。それはそうだ、そんな簡単に直せるんだったらデハドー星人の面子にも関わるだろう。ミジー星人も高度な科学力を持つとはいえ、工場も資材もまともに揃えられないこのハルケギニアでは機械を自作することなんて、砂漠で米を作るくらいに難しい。
 ドルチェンコは、ポケットから携帯のストラップについている人形くらいのサイズのロボットを取り出し、ぐぬぬと悔しそうにつぶやいた。
「この、超小型戦闘用メカニックモンスター・ぽちガラオンⅡさえ、完成すればワンゼットを再起動させられるのに。ぐぬぬぬぬぬ」
 ワンゼットは完全な自律型のロボットではなく、実はデハドー星人のアンドロイドによって操られる搭乗型のロボットなのだ。ミジー星人たちは以前、ぽちガラオンをワンゼットの内部に潜入させて暴れさせることによって、もののはずみでワンゼットのコントロール権を奪うことに成功した。つまり、もう一度ワンゼットの内部にぽちガラオンを送り込めればワンゼットを起動させられるかもしれないのだ。
 もっともその隣で、ウドチェンコとカマチェンコがひそひそと囁きあっていた。
「ほんとはワンゼットの中に、前のぽちガラオンが残ってるはずだから、コントローラーだけ作ればいいはずなんだよねえ」
「ノリと勢いで作ったから、前のやつの作り方を覚えてないなんてやーよねえ。アタシたちのお給料もほとんど突っ込んでるのに失敗ばかりだし、だからジェシカちゃんがいつも怒るのよ」
 つまりは、物理的な制約にプラスしてドルチェンコのマヌケが原因でいまだにワンゼットは動かせていなかったのだ。
 しかし、今ここでワンゼットを動かせなければミジー星人たちの進退は極まる。ドルチェンコは、ウドチェンコとカマチェンコに向かって力強く言った。
「あきらめるな! まだ方法はある」
「どんな?」
 頼もしく言い切ったドルチェンコに、ウドチェンコとカマチェンコが視線を送る。するとドルチェンコは宇宙人の前に膝をついて。
「お願いします」
 と、土下座した。
「ダメだこりゃ!」
 盛大にズッこけるウドチェンコとカマチェンコ。宇宙人もこれは予想していなかったのか、ガクっと腰の力が抜けたようであるが、なんとか立ち止まって答えた。
「ウフフフ、あら素直な人ですね。でも、身の程をわきまえている人は好きですよ。では、約束してもらえますか? あなた方のウルトラマンへのリベンジには手を貸しますが、そのタイミングは私に任せてもらうとね」
「わかったわかった。あんたの言うとおりにする、だから力を貸してくれ。ほらお前たちも、このとおりだ」
「お願いします」
 ミジー星人三人組の土下座は、滑稽と言うか哀れを感じさせるものであった。しかし、その卑屈な態度は宇宙人の優越心を非常に満足させ、彼はうんうんとうなづくと言った。
「よろしい。では、あなたがたの願いをかなえてあげましょう。このロボットを、私の修理で使いやすく直してあげましょう」
「おお、できるのか!」
「もちろん、生き物をよみがえらせることもロボットを直すことも変わりありません。簡単なものですよ」
 自信たっぷりな態度は嘘ではない。ある程度以上に力を持つ宇宙人にとって、倒された怪獣やロボットを同じ区分で復活させるのは別に珍しいことではないのだ。
 怪獣は生き物で、ロボットは作り物。これらは一見するとまったく別のものに思われる。しかし、かの怪獣墓場にはどういうわけかロボットの幽霊(?)も漂っており、キングジョーやビルガモの幽霊(?)もいるという意味のわからない状況が実際に起きているのだ。
 まさに宇宙にはまだまだ謎と神秘が数多い。そして、宇宙人はワンゼットの前に立つと、ミジー星人たちに向かって告げた。
「では復元を始めましょう。ただ私の力も無限ではないので、ちょっとイメージ力を貸していただきますよ。あなた方の、ウルトラマンに対する復讐心を強くイメージしてくださいね」
「わかった! ようし、つもりにつもったダイナへの恨み。お前たち、いくぞ!」
「ラジャー!」
 ミジー星人の三人は、スクラムを組んでダイナへの恨みを強くイメージしだした。
 思えば、はじめて地球にやってきたときにガラオンの製造工場を見つかってしまったのが運の尽き、あれさえなければ全長四百メートルにもなる完全体ガラオンで地球なんか簡単に侵略できるはずだった。
 だが頭だけしかできてないところで出撃するハメになり、ウルトラマンダイナにやられてしまった。
 おのれダイナ、ガラオンさえ完璧であったなら!
 その次はなんとか逃げ切れたガラオンを使ってダイナを追い詰めたが、あと一歩のところでエネルギー切れで負けてしまった。
 おのれおのれダイナ、ガラオンさえエネルギー切れにならなかったら!
 それからは、SUPER GUTSに捕まって、よりによってダイナを手助けするはめになってしまった。
 おのれおのれおのれダイナ、ガラオンさえあったならお前なんて!
 ミジー星人たち三人の(八割がたドルチェンコの)怨念がパワーとなり、その力を使って宇宙人はワンゼットに復活パワーを注ぎ込む。
 まばゆい光がワンゼットを包み、その光が晴れたとき、そこには雄々しく立つワンゼットの雄姿が……なかった。
「えっ?」
「あら?」
「こ、これは」
「あれまあ」
 四者四様の驚きよう。彼らの前にそびえたっていたのは、怒り、泣き、笑いの三つの顔を持つ頭だけの巨大ロボット、そうつまり。

「ガラオン!?」

 ミジー星人の三人は、懐かしく見間違えるはずもない、その個性的なフォルムに目が釘付けになった。
 これはいったいどういうことだ? ワンゼットを復活させるはずだったのに、なんでガラオンがいるんだ?
 目を丸くしているミジー星人たち。しかし宇宙人は、しばらく考え込んでいたが、ふと手を叩くとおもしろそうに言った。
「そうか、イメージしているときにあなた方はこのロボットのことばかり考えていたんでしょう。だからイメージが反映されてこうなっちゃったんですねぇ。いやあ失敗失敗」
 予想外の出来事にも関わらず、愉快そうに笑う宇宙人。
 なぜなら、この宇宙人にとってミジー星人たちの進退ごときは別にどうでもいい問題だった。目的のために騒ぎを起こす必要はあるが、自分が動いてウルトラマンたちを怒らせるより、自分と関係があるかどうかわからない使い捨ての手駒として一度でも働いてもらえればそれで十分。どうせウルトラマンたちを倒そうなどとは、この星では考えていない。
 とりあえず、ミジー星人たちは言いなりにできる。思えばワンゼットの復元に失敗したのも、考えようによってはいいことかもしれない。こんなマヌケな格好のロボットでは、いくらミジー星人がアホでも何もできないだろう。
「他人の生殺与奪を好きにできるということほど楽しいものはないですねえ」
 ミジー星人たちに聞こえないよう、声を抑えて宇宙人はつぶやいた。後はこいつらをハルケギニアの官憲に捕まらないよう保護してやる振りをしつつ、いくつか考えてある策に組み込んで適当に暴れてもらえれば、後は野となれ山となれで知ったことではない。
 しかし、宇宙人はミジー星人たちの”小物っぷり”を甘く見すぎていた。
「あら? あの人たちは?」
 ふと、隣を見た宇宙人はいつの間にかミジー星人の三人がいなくなっているのに気付いた。
 そして、どこに? という疑問の解消に、彼の努力は必要とされなかった。なぜなら、彼の眼前で、ガラオンが猛烈なエンジン音をとどろかせて動き出したからである。

「なっ! あ、あなたたち!」

 宇宙人は、ガラオンの起こす振動と排気ガスの勢いで吹き飛ばされかけながらも、動き出したガラオンに向かって叫んだ。
 もちろん、動かしているのはミジー星人たち三人に他ならない。
「すっごーい! エネルギーが、前のガラオンのときの何十倍もあるわ。これなら、いくら動き続けたってへっちゃらそうよ」
「パワーもだぞ。こりゃ、スーパーガラオンって呼んでもいいな。でも、いったいどうしたんだろう?」
「フフ、どうやらワンゼットがガラオンに再構築されたときに、そのジェネレーターなどはそのまま組み込まれたようだな。だが、我々にはガラオンのほうがむしろ合っている。ようし、いくぞお前たち!」
「ラジャー!」
 ドルチェンコの指示で、カマチェンコとウドチェンコが操縦用の吊り輪を掴む。そしてガラオンは、怒りの表情を向けて、トリスタニアの方向へとドタドタドタと進撃を始めた。
 当然、唖然と見ていた宇宙人は激怒して叫ぶ。
「待ちなさいあなたたち! いったいどこへ行こうというのですか!」
 それに対して、ガラオンからドルチェンコの声がスピーカーで響く。
「フハハハ、聞かなくてもわかることよ。いまこそダイナに積もり積もった恨みを晴らすのだ!」
「なんですって! およしなさい! 今、余計な騒ぎを起こしても何のメリットもありません。戦いを挑むタイミングは、私にまかせる約束だったではないですか!」
「ダイナのことを一番よく知っているのは我々だ。ガラオンで出ていけば、奴は必ず現れる。ほかのウルトラマンが出てきても、このパワーアップしたガラオンなら敵ではないわ」
「そのロボットを修復してあげたのは私でしょう。恩人を裏切るのですか?」
「君の修理のおかげで使いやすくしてくれてありがとう」
「使いやすくしたぁ!?」
 さすがにこの時点で宇宙人もキレた。彼は自分がミジー星人たちの性格を見誤っていたことに、いまさらながら気が付いた。頭が良くて計画を立てて動く人間は、その場の勢いで考えなしに動くアホの思考を理解できない。
 いくらなんでもここまでアホな宇宙人はいないだろうと思っていた。しかしいた、もっとも珍獣を発見して喜ぶ趣味は彼にはなかったが。
 ガラオンは土煙をあげながら、その不格好な見た目からは信じられないほどの速さで走っていく。
 まずい、このままではせっかく手間をかけて作り変えた舞台を台無しにされかねない。しかし、この宇宙人にはガラオンを力づくで止められるほどの戦闘力はなかった。
「ええい、仕方ありません! こうなったら、怪獣墓場から連れてきた星人か怪獣に止めてもらいましょう。計画が遅れてしまいますが、この際は仕方ない……ん?」
 そのとき、宇宙人のもとに、その怪獣墓場から連れてきた宇宙人のひとりからのコールが届いた。
 忙しい時に電話がかかってきたのと同じ不愉快さで、宇宙人はそのコールを無視しようかと思ったが、残っていた理性を総動員させて通話に応じることにした。
「なんですか? 今こちらは忙しいんですが……はい? なんですって」
 思念波での通信に応じて、相手の言葉を聞いたとき、宇宙人は思わず聞き返さずにはいられなかった。なぜなら、それは凶報というレベルではない問題を彼に叩きつけるものだったのだ。
「ちょっ! もう我慢できないって、怪獣墓場から連れ出してきたからまだ全然経ってないでしょう! ウルトラマンさえ倒せば文句ないだろうって、私はそういうつもりであなた方を連れ出したわけではって……切りやがりましたね!」
 一方的に通話を切られ、宇宙人は言葉遣いを荒げながら地団太を踏んだがどうしようもなかった。
 まったく、よりにもよってこんなときに。怪獣墓場で眠っていた怪獣や宇宙人の中から、ウルトラ戦士に恨みを持っていて、比較的実力のあるものを連れてきたつもりだったが、こんなに早く勝手な行動を起こすものが出るとは思わなかった。
 いや、冷静になって考えたら、アレを連れてきたのは間違いだった。宇宙ストリートファイトのチャンピオンだというから連れてきたが、あんなバカっぽい奴を信用するべきじゃなかった。
 頭のいい奴は割と簡単に従わせられる。しかし、バカを従わせることの難しさと偉大さを、彼は初めて痛感したのだった。
 後悔で思わず頭を抱えてしまった彼を、明け始めた朝の太陽が慰めるように照らし出していた。

 そして、新しい一日が始まる。

 夜のとばりが去り、トリスタニアは雲の少ない好天に恵まれて、実に爽やかな朝を迎えた。
 澄み切った空気を風が運び、家々の屋根の上では小鳥たちが歌を歌う。王宮では、バルコニーでアンリエッタ女王(仮)が、なぜか悲しそうな表情で朝焼けに涙を流していた。
 魅惑の妖精亭も、そろそろ夜なべの客に酒の代わりに水を渡して店じまいをする時間が近づいてきている。
 が、そんな平和な朝も、トリスタニア全域に伝わる馬鹿でかい足音によって中断を余儀なくされた。
「うわっはっは! 出てこいウルトラマンダイナーっ!」
 猛進するガラオンがトリスタニアの大通りを驀進する。トリスタニアの通りは、怪獣が現れたときに備えてかなり広く作り直されているのは以前に述べたとおりだが、それでもガラオンほどの巨体が走り回る轟音は、どんな寝坊助も夢の国から引きずり出して窓を開けて外を見させるパワーを秘めていた。
「なっ、なんだありゃ!」
 トリスタニアの市民たちは、貴族、平民をとらずにあっけにとられた。
 そりゃそうだ、街中を怪獣とさえ呼べないような奇妙奇天烈な物体が驀進していく。早朝なので大通りにはほとんど人通りはなく、引かれる人間はいなかったものの、ガラオンは早くもトリスタニア全体の注目を浴びていた。
 唯一、魅惑の妖精亭でだけはジェシカやスカロンがため息をついている。
「ドルちゃんたち、ほんとに困った人たちなんだから」
 しかし、呆然とする一般人とは別に、軍隊は怪獣らしきもの出現の報を受けて動き始め、そしてミジー星人たちのお目当てであるダイナことアスカも、カリーヌに借りているチクトンネ街の仮宿でベッドから叩き出されていた。
「あいつら、またあんなもん出してきやがって」
 アスカにとって、見慣れたというより見飽きた姿のガラオンは懐かしさを呼ぶものではなかった。むしろミジー星人がらみでいい思い出のないアスカは早々にリーフラッシャーを取り出した。
「朝メシもまだだってのに、ちっとは人の迷惑を考えやがれ。ようし、すぐにスクラップにしてやるぜ」
 しかし、リーフラッシャーを掲げ、ダイナーッと叫ぶことで変身しようとした、その瞬間だった。アスカの耳に、別方向から悲鳴のような叫びが響いてきたのだ。
「おい空を見ろ! なんか降ってくるぞ!」
 アスカも思わず空を見上げ、そして青い空をバックにして垂直に落下してくるトーテムポールのような巨大なそれを見て絶句した。
 別の怪獣!? それは重力に引かれて落下してくると、街中に轟音をあげて着地した。
 今度はなんだ! 驚く人々は、派手な石柱に手足がついたような変な怪獣を見て思った。踊るような姿で停止しているそいつの胴体には、怒り、笑い、無表情の順で縦に顔がついており、アスカも初めて見るそいつが何者なのかと戸惑う。
 そしてそいつは、顔の額についているランプを光らせながらしゃべり始めた。

「久しぶりのシャバだジャジャ! ウルトラマンメビウスにやられた恨み、今日こそ晴らしてやるでジャジャ!」
「ぼくちんたちは蘇ったでシュラ。もうこの際はメビウスでなくてもいいでシュラ。この世界のウルトラマンたちを片っ端から倒して、ぼくちんたちの名前を再び全宇宙に響かせてやるでシュラ!」
「ではまずは、このチンケな街をぶっ壊して、ウルトラマンどもを引きずり出してやるでイン! 久しぶりに思いっきり暴れるでイン!」

 やっぱり凶悪怪獣だったか! 人々はうろたえ、アスカはそうはさせないと今度こそ変身しようとする。
 しかし、そのときであった。ガラオンが突進の勢いのままに、そいつの真正面に飛び出してきたのである。

「うわわわわわ! ぶつかるぶつかる! ブレーキ、ブレーキッ!」

 ドルチェンコが悲鳴をあげ、ガラオンはキキーッと音を鳴らしながら急ブレーキをかけた。
 減速し、地面をひっかきながらガラオンはそいつの寸前で停止した。
 そして……

「……?」
「……?」

 突然に目の前に現れた同士、二体はお互いを見つめあった。
 固まったように動かず、見つめあう縦一列の顔と横一列の顔。

「怪しい奴!」

 かくて、トリスタニアの民に永遠に語り継がれる戦いが、ここに始まる。


 続く






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